クルパーでんぱ

登録日 :2011/04/05(火) 17:23:16
更新日 : 2017/07/02 Sun 20:03:07
所要時間 :約 5 分で読めます




とは、漫画ドラえもんの「クルパーでんぱのまき」に登場したひみつ道具。


◆あらすじ

勉強でも運動でもいつもバカにされるのび太は学校に行きたくないと言い出す。
なんとか学校に行くように説得するママとドラえもんだがまったく聞く耳をもたないのび太。
しかし、セワシが送り込んだ第2の刺客ガチャ子に「バカにされないようにするからいっておいで」と言われ渋々学校へ。

いざ学校についてみると先生やみんなの様子がおかしい。
目は焦点が合っておらず、鼻水は垂らしっぱなし。
あげく「1+1」を 「きっとこれはだいがくのもんだいです」と言い出す始末。

体育でものび太がかけっこで1位。
みんなはのび太を「すごい」と尊敬する。

おかしいと思いながら家に帰ると、ドラえもんとガチャ子が言い争いをしている。
話を聞くとどうやらガチャ子が 「あたまもからだもよわくなるクルパーでんぱ」 を町中に発信したらしい。
ドラえもんはその電波を止めさせようとしていたのだが、気をよくしたのび太が「もう少しこのままで」といったためそのままとなる。

ママやパパに自慢しようとするのび太。
しかしママとパパは「せいぶげきだじょ。バンバン」「あたいくじらをつるの」「あいあい。ごはんでちゅ」等とまるで話にならない。
あげくの果てに「かわりに会社行ってぇ」「ごはんつくってぇ」などといわれのび太は困惑。
ドラえもんに「はやくなおして」と頼むのだった。



…色んな意味でヤバすぎる道具である。
どう考えても 「よわくなる」 とかそういうレベルではない。
ちなみにこの道具を出したガチャ子はこの話を最後に姿を消し、F先生自ら「(ガチャ子の話は)焦点が分裂して全く違った性格の漫画になってしまうのです。 ガチャ子はいなかったことになりました 」とインタビューで話しており、 存在自体 なかったことにされた。

なお、後にも「周囲の人間の能力を下げる」という道具(ビョードーばくだん人間うつしハンディキャップ)は登場したが、
これらはあくまで能力を のび太と同等にする 程度であり、 のび太未満 にする道具はこのクルパーでんぱが唯一である。



◆単行本の話
残念ながら(というか当然だが)今までコミック未収録だったが、藤子・F・不二雄大全集のドラえもん3巻に遂に収録された。流石完全収録。



が、

なんとタイトルが「おかしなでんぱのまき」に変更されセリフの内容も一部変更されている。

公式サイトや本の帯(新しいものはおかしなでんぱに変更されている)にはちゃんと「クルパーでんぱ」とかかれているため、
発売直前に何かしら 一悶着 あったものと考えられる。


なお日テレ版ドラえもん第1話には、この道具が元ネタと思われるひみつ道具「 クルクルパー光線銃 」が登場する。


「ついきだじょ。カキカキ」
「あたいしゅうせいするの」

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