流竜馬

登録日 :2009/05/26(火) 20:25:30
更新日 : 2017/08/13 Sun 10:06:15
所要時間 :約 6 分で読めます




流竜馬とは『ゲッターロボシリーズ』の登場人物。
CV:神谷明(TVシリーズ)
  石川英郎(OVA三作品)
  稲田徹(ロボットガールズZ)

TVアニメとゲッターロボ・サーガの内、無印ゲッターロボ・G・真の主人公を務め、OVAの新ゲッターロボでも主人公の、言うなればゲッターロボシリーズの顔役とも言えるキャラ。
兜甲児アムロ・レイ等と並ぶロボットアニメ主人公である。

ゲッター線という宇宙規模の超絶ヤンデレに狙われている場合が多い。
見た目も性格も設定も作品によって全く異なるが、本質の『仲間思い』『正義感が強い』『(程度は違うが)運動神経抜群』等といった部分は意外と共通している。


■サーガの竜馬

TV版と同じく、愛称は「リョウ」

TV版との違いは、浅間学園に通ってないとか、剣術じゃなくて空手の人だとかと結構あるが、何よりも性格が違う。

TVの竜馬は好青年だが若さ故に融通が聞かず生固い。
そして負けん気が強く、見方によっては腹黒。更に美人に目が無く、金銭面にもうるさい。
そんな彼はスパロボの影響で、今時のヤングメンからは品行方正な良い人と見られがち。
そんなイメージを逆手にとったネタが出るスパロボWの影響で、今時のヤングメンから更に変な勘違いされがち。

対して漫画版の竜馬はTV版よりもずっとさっぱりしてる。
本人曰く「俺はこう見えても精神は繊細なんだ」
子供にも優しいし、目上の人にはちゃんと敬語も使う。
しかし野犬の首を跳ねたり、問答無用で空手家達(親父の仇討ちともいえるが)を粉砕したりと言った行為や、敵対する者をこっぱみじんにするまで容赦無く攻撃の手を緩めなかったりする影響で、未読のヤングメンには漫画版の竜馬は乱暴者、ともすれば狂人だと思う人も一部いる。

元気「がんばってね!」
竜馬 「頑張るとも!あの子達の未来の為にも!」
と声を大にして宣言する男のどこが狂人なのかと問い詰めたい

「狂ってる漫画の竜馬最高!」などとまるで解ってない事をのたまうハチュウ人類どもを見つけたら、火炎放射器で焼こう。
…まぁ、敷島博士の研究を「少し」異常で済ます主人公が本当にまともなのか、と言われるとちょっと困るが。

後、体育会系だが別に馬鹿でもない。

そんな漫画版竜馬だが、暗い。
いや性格が暗いんじゃなくて境遇が暗い。

父・流一岩に死ぬほど空手をしこまれ、武道を生き甲斐に少年期を過ごす。
作品開始前にそんな父も死に、他に身寄りがないので15歳にして天涯孤独。
生き地獄を見た竜馬の目からすれば、まわりの空手家達はトロフィーを貰うためにダンスをする集まりに過ぎない。
なので全国大会に殴り込みをかけ、全国の猛者達を倒しても空虚な気持ちしか残らなかった

早乙女研究所のスカウトが無ければ空っぽのまま人生を過ごしていただろう。

しかし後々考えるに、この時ゲッターに関わってしまったばかりに数奇な運命を辿ることになるので、どっちが幸せだったのやら。

ゲッター線「やっと見つけた、あたしの思い人…」

無印・G・真とゲッターを駆る。
カンがするどく敵の弱点を付くのがうまい。パイロットとしての腕は超一流で、ゲッターロボの10倍の性能差を誇るゲッターロボGを倒した事も。

「真」で早乙女研究所でのゲッター線大暴走に恐怖を感じ、ゲッターから降りる。
その後は長らく表舞台から遠ざかっていたが、「號」で真ゲッターロボを扱える最後の人間としてすったもんだの末に再びゲッターに乗ることに。

ゲッター線「あたしからは逃げられないんだから…ふふっ♪」

そして最終決戦の後に晴れて(?)竜馬はゲッター線の婿になり、愛の結晶ことゲッターエンペラーで宇宙を侵略する事に。

ゲッター線「やっと一緒になれたね(はぁと)」

ゲッターロボアークにおいては、竜馬本人は回想と言う形と後述の息子の拓馬が見た幻覚にしか出ないものの、竜馬の息子でありゲッターの申し子、流拓馬が主人公として登場し未知との敵と戦うことになった。
親子二代、全てはゲッター線の導きか…


■OVAシリーズの竜馬


誰がどう見ても魔獣戦線」の主人公の来留間慎一(筋骨隆々の体躯、ボロボロの野戦コート、赤いマフラー等)。
漫画版やTV版とは趣きが異なり、かつて「月面十年戦争」と呼ばれた人類vsインベーダーの戦いを終わらせた英雄の一人であり、早乙女博士殺害の罪(冤罪)でA級刑務所に服役している囚人でもある。
年齢は28歳。
性格は、内部に取り込まれた人間ごとインベーダーを焼き払うなど、漫画版よりもやや冷酷味を帯びている。
正義や人々の為と言うよりも、自らの私怨で戦うダークヒーロー。ただしそれは信頼していた隼人や早乙女博士に裏切られ、心がささくれてしまった為。
今作の竜馬は木星の衛星の大きさを「月よりデカい」とポンと答えたり、自分一人でゲッター1をゲッターG並のパワーを持つブラックゲッターに改造したりと、他の竜馬と違って結構インテリ。
主役であるはずの號よりぶっちぎりで目立っているために竜馬が主人公だと思われがちだが、あくまで今作の竜馬は脇役…のはず。

初の声付きでのスパロボ参戦を果たした『第2次Z』破界篇では號から主人公の座を完全に奪ってしまったが忘れよう。(二部構成のシナリオの関係で仕方ないのだが…と思いきや再世篇でもキャラ辞典・スタッフロール共に號より先だった)
ってか、時系列の関係もあり、破界篇・再世篇通して隼人にハメられなかったため、 「善良な市民」 を自称するほど普通に気のいい兄ちゃんになっている。(17歳と本気で喧嘩したりするが)
ゲッターに乗る理由も「熱くなれるから」と新ゲッターロボ版のような事を言っているが、人道的な活動について率先して参加し、それに反対した人物と口論になり、再世篇でそれが自分にブーメランした。
アニメ版や原作漫画版、他OVA同様の正義感と仲間に対する厚い信頼が強調される事となったが、原作で元仲間への復讐に燃えることになる竜馬が精神コマンド「信頼」を覚えるのは皮肉な話である。
何が言いたいかというと、原作の隼人ェ…

第3次Z』にもひき続き登場し、なんと陣代高校の用務員になった。 大貫さんには全く頭が上がらない… なにしでかしたんだか…
すっかり頼れる大人になっている。

V』では、重陽子ミサイルの爆発で新正暦世界へと転移し、ブラックゲッターを修理して戦っていた際にヤマトへと拾われる。
当初は仲間を失うことを恐れるがあまりの無茶に走り、他メンバーと溝があったものの、冥王星基地の調査に際して古代との共闘を経て丸くなっていく(この辺りの経緯はDLC「男達の戦場」参照)
その後も號から早々に真ゲッターを譲られたり、相変わらずスタッフロールやキャラ辞典でも上だったり、完全に主人公として扱われている。
ちなみに、今作では頻繁に戦闘のプロから誘われている(別に変な意味ではなく、今作のマジンガーZの真の力へのカウンターとして、である)。



前作であまりにも目立ち過ぎていた為、ネオでは完全な脇役なのでゲッターには乗らない。

流竜馬は数いるが、その中でも特に高い身体能力を持っている。
ハチュウ人類を素手で撲殺し、上空数百mから地上にダイブしても「ちょっと高かったかな」で済む。
ネオでの衣装は漫画版後期の破戒僧スタイル。



年齢は20歳で特に定職には就いておらず(一応父親から受け継いだ空手道場を経営している事になっているが)、店でツケを連発したり、金をヤクザから借りているなど、私生活では結構なダメ人間。
しかし、「このくらいの方が人間味があっていい」などと言う意見もあり、それが味になっているのかも知れない。
早乙女に巻き込まれる形でゲッターと関わり、達人の覚悟を汲む形でゲッターに乗る。
以降は「ゲッターで暴れると楽しい」みたいな理由でゲッターに乗る。
闘う理由が見つかるのは中盤から。
ラストではシリーズでも珍しい決断をする異色の竜馬。

性格は漫画版よりも粗雑で乱暴、隼人や弁慶の意見にあまり耳を傾けない。
「つるむのは嫌いなんだ」とは本人の弁。
しかし、他のゲッターチームと同じく、心の底では信頼し合っている。
新ゲッターロボでは竜馬が特にゲッター線にブッチ切りで贔屓されているようである。
その容姿は「魔空八犬伝」の主人公の一人、犬山道節がモデルと思われる(外套の中に様々な武器を携行する等)



「てめえにも味あわせてやるぜ!追記・修正の楽しさを嫌って程な!」
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