ツキの月

登録日:2012/01/15 Sun 16:06:05
更新日:2024/04/23 Tue 21:10:05
所要時間:約 5 分で読めます





ツキの月とは、『ドラえもん』のひみつ道具の1つ。
漫画本編では無く、大長編&映画『ドラえもん のび太とアニマル惑星』に登場。
ニムゲの星に連れ去られたロミちゃんを救出する際に使用された。

ゴツゴーシュンギクという身も蓋もない名前の薬草を原料にした三日月型の薬で、飲めば3時間だけ信じられない幸運が訪れる。
その効果は普段ツイてない人間ほど強くなる。

よって、劇中では満場一致でのび太が飲むことになる。


〇ツキの月の効果
  • 広大な禁断の森で星の船が埋まっている場所を一発で探し当てる
  • 偶然星の船に乗って起動させてしまい、そのままニムゲの星へたどり着く
  • ニムゲの見張りに見つかるも、見張りが勝手にすべって転んで気絶したため助かり、その服と銃を奪って変装
  • 明らかに服のサイズが違い、背も低いのに何故かバレない
  • ニムゲのことを聞きまくっているのに何故かバレない。(原作のみ)。
  • ニムゲの部隊に紛れ込んで作業中、隣で作業しているニムゲが情報を勝手にペラペラ喋ってくれる。(原作のみ)。
  • スパイがいることがバレ、他のニムゲと共に並ばされ順番にマスクを取らされそうになるも、直前の男が連邦警察から潜入していた別のスパイで、そっちが捕まったために助かる。
  • 捕らえたスパイの男を牢屋に連れていくと、そこでニムゲに捕まっていたロミちゃんを発見
  • そのゴタゴタで連邦警察のスパイが逃げ、ニムゲが全員そっちを追いかけたため、無事に脱出成功。
  • そのまま星の船で(映画では適当にボタンを押して)アニマル星に帰還
  • 以上を3時間でこなす。 

ただし、帰還直後にツキの月の効果が切れたため、のび太は星の船から降りる時にすべり落ちてしまう。(映画では船に乗ったまま岸にぶつかる)


このようにツキの月さえあれば、星の船を一発で掘り当て、たった1人で、ニムゲの住処を見つけて怪しまれずに潜りこんで、ロミちゃんを探して連れ出して、
無事に帰って来る
というご都合主義な展開が起きても不思議ではないほどの幸運が訪れる。

ツキの月はドラえもんの持つひみつ道具の中でもかなりチートな部類に入るひみつ道具なのである。


ゲームでの登場】
同作を基にしたゲームボーイ専用ソフト『ドラえもん2 アニマル惑星伝説』でも当然、登場。原作通りのび太が飲んでニムゲの星に向かう事になる。

ここまではドラえもん操作となるが、ここでは一時的にのび太を操作することになる。
一般の二ムゲと会話しても「マスクをなくしたのか」「びょうきになるぞ」と逆に心配されたり、本部のことを喋ってくれたりと怪しまれない。

前作『ドラえもん 対決ひみつ道具!!』で、のび太は冒頭とエンディングまで出番がなかったことを考えると、大躍進とも言える扱いだろう。

ちなみに、原料の薬草・ゴツゴーシュンギクは『ドラえもん のび太と緑の巨人伝DS』にも登場し、どうぐレンジで「ひい木」を作り出すのに必要なアイテムとなっている。


追記・修正はツキの月を飲んでからお願いします。

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最終更新:2024年04月23日 21:10