バギー(ドラえもん)

登録日 :2010/09/16 (木) 21:34:09
更新日 : 2017/07/30 Sun 19:42:20
所要時間 :約 6 分で読めます




映画『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』に登場したドラえもんのひみつ道具。
ドラえもん映画のゲストキャラクターとしては珍しいひみつ道具のキャラクター。

海底の平原を快速(時速800km)で移動し、海溝を飛び越える。
また、高度なAIを搭載し、非常に人間くさい。
劇中では臆病で嫌みたらしい性格が目立ち、例え危険があったとしても、訊かれなければ教えない、
海底でテキオー灯が切れかかり、絶体絶命のスネ夫とジャイアンに他人事のように

『ニンゲンナンテ、イバッテテモ、コウナルト、ダラシナイ、モノ、デスネ』

と冷たく言い放つ。

他にもすねて命令を無視、一人?だけ安全な所に逃げるなど問題行動が目立ち、ドラえもんでさえ呆れるほどであった。

また、自分を乱暴に扱ったスネ夫とジャイアンには露骨に嫌悪感を表している。
先のスネ夫とジャイアンが絶体絶命の危機にさらされた際、責任感からドラえもんがバギーを処分してしまおうと考える。
開き直ったバギーだったが、しずかちゃんがバギーは道具としてスネ夫とジャイアンのむちゃくちゃな要求に従っただけだと主張し庇う。

それ以降、しずかちゃんに懐き、甘えたり、彼女のお願いには素直に従うようになった。


以下ネタバレ

(脳内ボイスは田口トモロヲで)








そして、物語の終盤、鬼岩城に突入したのび太達は敵の圧倒的な戦力に追いつめられていく。

ドラえもんの道具でさえ対応しきれず、エネルギー切れや疲労のために次々と仲間が倒れていく。
そして、先に囮になって捕らわれていたしずかちゃんの首が跳ねられようとしていた……
その時、ズタボロに傷ついたドラえもんがポセイドンの前に突入。しかし…傷ついた彼はそのまま倒れてしまう。

駆け寄るしずかちゃん。彼女は絶望した…。部屋中にポセイドンの高笑いが響き渡った。

『もうおしまいなのね。なにもかも終わり…。草も木も残らない。死の世界になっちゃうのね…』

しずかちゃんは諦めと絶望の涙を流した…。









と、その時だった






『ナイテルノ…?シズカサン』

『誰…?』

『ナカナイデ。ボク、シズカサンノタメナラ、ナンデモ、スル』

『誰と話しておる?』

『ボクトダ!』



なんと、しずかちゃんに涙を流させたポセイドンにバギーは激怒し、ポケットの中から飛び出したのだった。

『な、なんだこやつは?!』

『コイツダネ、シズカサンヲ、ナカセタ、ノハ!』

突撃するバギー、慌てて攻撃するポセイドン。
バギーの体からは火が上がり始めた。

『バギーちゃん!』

だがバギーは怯むことなくポセイドンの中へと突っ込んだ。

『うわぁぁ!!何をする!やめんかぁぁ!!』

『バギーちゃぁぁぁん!!!』


バギーはポセイドンを巻き込んで大爆発を起こし、鬼岩城の全てを停止させた。
まさに漢である。


しずかちゃんは言った…。

『私、忘れないわ。バギーちゃんのこと…』

しずかちゃんとドラえもん達は彼の勇気を胸に刻むのだった…。

無茶しやがって…( ;ω;)


大山のぶ代ら声優陣は、ドラえもんで一番印象に残ったキャラとしてバギーを挙げており、
のぶ代氏が著書した『ぼく、ドラえもんでした』でも「みんな、このシーンで泣いてました」と書かれた。









なお、ファミコンソフトとして発売された『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』のイベントでバギーちゃんは蘇ります。 タイムふろしきで。
これを原作レイプと見るか、蘇って良かったと受け取るかはプレイヤー次第。

しかし、折角蘇ったのに しずかちゃんと再会することはなかった。
バギー涙目。



ツイキシュウセイヲシタノハオマエカ!!

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