花と奥たん

登録日 :2011/10/22(土) 02:37:57
更新日 : 2016/01/16 Sat 16:25:08
所要時間 :約 3 分で読めます




毎日の食卓には
奥たんの
日常と
夢が
つまってます。






『花と奥たん』はビッグコミックスピリッツで不定期連載されている漫画である。
著者は『最終兵器彼女』の作者である高橋しん。
単行本は2巻が刊行されている。

新婚の奥たんが毎日晩ゴハンを作って愛しい旦那たんの帰りを待つ、ほんわか日常系料理漫画である。










…嘘ではない。



~あらすじ~
ある日、突如として東京に巨大な花が現れた。花の出現に伴う地殻変動で東京は壊滅。密林と化した東京とその周囲は政府により隔離される。

それから一年。
横浜のはずれ、うるわしが丘に住む奥たんは、ミニウサギのPたんと共に、東京から帰らない旦那たんを待ちながら、今日も美味しい晩ゴハンを作るのだった。


~登場人物~
  • 奥たん
新妻。近所の人からの愛称も奥たん。
少し天然が入っており、のんびりしている所が多いのだが、行動力は高い。結果道に迷う。
料理が上手く、手の込んだものを作る。でもタラとスズキの違いは分からない。

  • Pたん
奥たんの飼うミニウサギ。作中では一部、語り手を担う。各話最後の一節はどれも考えさせられるものがある。
単行本ではPたんのうろ覚えレシピが見られる。ウサギらしく、かなりアバウト。


~用語~
東京に出現した花。詳細は不明。調査に向かった自衛隊の殆どは帰ってこない。
植物に影響するのか、巨大南瓜が出来たり、人のいない家屋に大木が生えたりしている。
周囲の作物は汚染の危険があると言われているが、奥たんは普通にその野菜を食べている。

  • 残され主婦
うるわしが丘に残っている主婦の総称。東京から帰らない家族をずっと待っている。
政府に物流を抑えられており、食材に乏しいらしい。
奥たんの一言から、米を作り始めた。



何とも重そうなストーリーがあるが、その実態は断片的にしか語られていない。
あくまで本編は奥たんの日常(主に食材調達)を中心に進んでいく。

一話完結。各話の最後で料理を作ってその話が終わりになる。


様式美的な所があり、ほとんどの話で一部同じ台詞回しが使われたりする。

「奥さん…いいブツあるよ(ハァハァ」
「あ、あたしには主人が…あのっ…」

↑はもはやテンプレ。
挨拶みたいなもんだからな!エロじゃないからな!


また大きな特徴として、終盤、食材等、部分的にカラーを使う事が挙げられる。
言葉では説明しにくいのだが、これが非常に印象的。色彩鮮やかで、目に飛び込んでくる、という表現がまさにそれ。

梅干しの破壊力は絶大。



「奥さん…いい追記・修正あるよ(ハァハァ」
「あ、あたしには主人が…あのっ…」

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