ブラックゴースト(黒い幽霊団)

登録日:2010/05/18(火) 03:10:22
更新日:2023/10/30 Mon 15:53:52
所要時間:約 7 分で読めます





ブラックゴースト(黒い幽霊団)漫画サイボーグ009』に登場する悪の組織。
サイボーグ戦士達の生みの親であり、最大の敵である。



兵器製造企業や銀行家などの戦争によって利益を得る組織や団体が資金を出して設立した、世界中に戦争とをもたらす「死の商人」。



紛争中の国家とその反対勢力に武器や兵士を送りこみ、戦争を続けさせることにより、利益をあげている。
軍需産業を営む一方で民族運動や反政府運動を影から操り、世界情勢をも操る巨大組織であり、
その技術力はサイボーグ兵士開発やレーザー兵器の製造、ロボット技術の軍事転用……と大変高くアメリカ、ソ連をも上回る。

最終目標は彼等が開発した商品(サイボーグ兵士)により核戦争による人類の滅亡を回避した形で、
アメリカとソ連の全面戦争を引き起こし、両国が疲弊し、指導力を失った所で世界を掌握し、管理(支配)することである。



拠点は世界各地に点在し、本拠地は地下帝国ヨミにある。


◆幹部

・スカール

CV:若本規夫(平成アニメ版)
ブラックゴースト最高幹部で表向きの首領。
来るべき宇宙戦争に備えた「未来戦計画」を提唱、サイボーグ開発を実行した。

ドクロを連想させるヘルメットに黒いマントを身につけているサイボーグ。
「誕生編」から「地下帝国ヨミ編」でデザインが変わっており、この間にさらなる改造を受けていたようだ。
加速装置を装備し、取り外し可能な両腕にヤリ、口からは溶解液、ベルトのバックルからレーザーを発射する。
ヨミ編の時点で生身の部分はほとんど残っておらず、自らの頭脳を身体の中に移植してあり、頭が無くても行動できる。
最後は魔人像内部で009と激しい戦いを繰り広げるが、魔人像内部のメカを傷付けたために処刑された。



アニメ版『スカルマン』ではラストに主人公がブレイン・ギア(略すとブラックゴーストと同じB・Gになる)の手により、
改造された後の声を若本氏があてていたこと、ヒロインの霧子が抱き抱えていたジョーそっくりの赤ちゃん、
などサイボーグ009とつながりを匂わせている部分があるため、

スカルマン=スカール様

という考察がある。
しかし、ドラマCDでは暴走しまくってキャラクターが崩壊している。
音響監督があの岩浪美和だからね、仕方ないね。

「あ~ぅ、あ~ぅ、テステステ~ス。本日は晴天なり本日は晴天なり。天気晴朗なれど波高し波高し。う~む、今日もマーベラスな声だわさぁ」

「よぉ~うし、皆の衆! 達者かYO~~~ゥ!!」

「ぼんぼらぼっちぃ~~ぼんぼんぼん!」

CDは「しーでー」、DVDは「でーぶいでー」と発言する。


・バン・ボグート

CV:石塚運昇(平成アニメ版)
「地下帝国ヨミ編」で登場したブラックゴースト最高幹部。
表向きの立場は日本企業の社長。地下帝国ヨミでプワ=ワーク人を支配していた。

加速装置、伸縮する腕、熱戦を発射できる機械の眼球を持ち、
周囲の風景に溶け込める迷彩服を着てサイボーグ戦士抹殺のため襲いかかる。


最後は裏切ったヘレン、ビーナ達姉妹を殺害し、009と目に見えぬ超高速の戦いを挑む。
左腕を失った後に、ビーナの死に激昂する004に加速装置の音を区別され、狙い撃たれて死亡した。

どちらも最高幹部ということで、スカール様とはどっちが偉いのか考察されていたが、平成アニメ版にてスカール>ボグートであると示された。

『スカルマン』中にも同名のキャラが登場するため、前述の世界のつながりを匂わせる。


◆ゼロゼロナンバーサイボーグ


・0010(ゼロゼロテン)/プラス(兄)、マイナス(弟)

CV:二又一成(平成アニメ版)
「暗殺者編」に登場したブラックゴーストにより開発された双子のサイボーグ。
顔は007に似ており、002のような逆立った髪の毛が特徴。常時放電している。
兄が+、弟が-の電極であり009と同等のスペック、同型の加速装置に加え電撃を武器に戦う。
更にスーパーガンでも通じないバリアを張れ、大岩をも電撃で破壊してしまう。
目から電撃を放ち、二人で円弧を描くように高速移動することで円の中心に加速装置でも回避不能な強力な雷を発生させる。
しかし互いが近づき過ぎるとショートするため、一定の距離を取らないと行動できず、触れてしまえば落雷の原理で破壊されてしまう。
そのため、死なない限り兄弟が触れ合うことさえできないという悲しい宿命を持つ。
ブラックゴーストの基地を破壊して逃走した009達の前に弟マイナスが立ちはだかり、最新サイボーグの性能で圧倒。
更にダメ押しにプラスが登場し009を追い詰めるも、001の機転でテレポートされ混乱。
009を追い掛けスピード勝負を仕掛けるも誘導され、お互いがぶつかり合った事で敗れた。

それ以外に水分が多いと本領を発揮できず、大雨の中では電撃が拡散し使えない。特に水中では加速装置も使えなくなる。
平成版アニメでは007達の連係プレイで海に落とされ、あと一歩のところまで追い詰められるも兄+の助けで逆転。
水中であっても強力な電極が二つあれば、放電のエネルギーは集中できるとのこと。
劇中では水中で大爆発を起こし、008達は陸地まで吹っ飛ばされてしまった。
ちなみに赤い方がプラス青い方がマイナス


・0011(ゼロゼロイレブン)

CV:大川透(平成アニメ版)
真っ黒な円形のボディに六本の脚のUFOみたいなやつ。一人称は「わし」(平成版アニメでは「」)
本体側面に多数のビーム砲と粘着弾発射装置を装備した、多脚機動兵器型サイボーグ。
生身の部分は自らの頭脳のみである。平成アニメ版では妻と娘がいると語っていた。

人間離れした醜い姿を心底嫌っており、自身の肉体を取り戻すことを条件に009達に戦いを挑む。
ブラックゴーストが巨悪である事は理解していたが、そんな事よりも自身の体を取り戻したい一心だった。
009達のスーパーガンすらビクともしないボディを誇り、高速移動に飛行能力まで持ちあっという間に全滅寸前まで追い込む。
しかし最終的に窓にある砲弾発射口が弱点であると見破られ敗北、009達を道連れにしようと毒液をまき散らした上に自爆した。
粘着弾は時間が経つほど固まり、包み込まれた物体を圧し潰して破壊する作用がある。
何気にゼロゼロナンバーを初めて全滅寸前まで追い込んだサイボーグだったりする。
たまたま粘着弾を溶かせる006と解毒薬が作れた001が出撃してなかったから助かっただけだった。

・0012(ゼロゼロトゥエルブ)

CV:紗ゆり(平成アニメ版)
洋風の館自体がサイボーグの体という最も異形のサイボーグ。本体はカプセル状の器具に収められた頭脳。ちなみに女性。
屋敷にやってきた侵入者に様々な罠を発動して攻撃。さらに部下として身体障害を機械で補った男達がいる。
平成アニメ版では館内に美しいマダムの姿で現れており、本体のカプセルに収められているのは女性の肉体そのものであった。
部下を使いコズミ博士を誘拐して009達を誘き寄せ、脳神経を狂わせる超音波で苦しめた。
最終的には一瞬の隙を突いた009のスーパーガンでカプセルを破壊され、命乞いをしながら爆発した。

・0013(ゼロゼロサーティーン)/ツトム

CV:伊藤健太郎(平成アニメ版)
少年と巨大ロボットで一つのサイボーグ。最初は0012の配下の一人として登場した。
やや知的障害を患っているかのようなぼーっとした雰囲気の少年が本体。
この少年には009より高性能の加速装置とロボットを操作する通信装置があり、009をも圧倒した。
サーティーンロボと呼ばれる巨大ロボにはステルス迷彩とマッハ1まで出せる加速装置を持つ。

少年はしゃべることが不自由なため、ロボットを通してこれを補っている。
偶然にも009と出会ったことにより、彼との間に友情が芽生えたが……。

平成版では争いを好まぬ木彫りが好きな優しい性格あり、一般人を巻き込むのを恐れて攻撃を渋るシーンがあった。
優しく接してくれたジョーに借りを返す為、捕まえて追い詰めた彼を一度見逃した。
しかし戦いを拒否すれば裏切り者として仕掛けられた爆弾で自爆してしまう事を明かす。
死の間際も親とはぐれた子供のことを心配しており、ジョーに助けるよう頼み、市民を巻き込まぬ市街地に飛び去って爆発。
ロボットから投げ出され自分が助けた子供に看取られながら、永遠の眠りについた。

前期EDではジョー達とお揃いの戦闘服に身をつつんだ彼の姿がある。

◆サイボーグ兵士

・サイボーグマン

隊長CV:置鮎龍太郎(平成アニメ版)
1~19号まで存在するベトナムのゲリラを改造して生まれた量産型サイボーグ。
見た目は全身ダイビングスーツを着たような姿だが、ゴーグルを含め人工皮膚のようなもので外せない。
通常火器程度ではダメージにならず、004のマシンガンハンドをものともしない。
ただし試験量産型らしく、口元から背中まで伸びたエネルギーパイプが破壊されると動けなくなる。
またゼロゼロナンバーズと違い特殊な能力は持ち合わせていない。
平成版アニメにはかつて008のゲリラ時代の戦友であった隊長が登場した。

◆ミュートス・サイボーグ

・アポロン

CV:石田彰(平成アニメ版)
ガイア博士とウラノス博士が開発したミュートス・サイボーグの一人。自分達を「」と自負している。
燃えるような頭をした少年で、加速装置に加えて全身から3000度の高熱を発する。
この高熱を収束させることで6000度の火炎弾や集束ビームとして指先から8000度の熱線を放つ事も可能。
ギリシャ神話をモチーフにして作られており、服装も真っ白なローマ貴族風のマント姿。空飛ぶ馬車を駆る。
非常にプライドが高く、ゼロゼロナンバーを「試作品」「実験動物」と見下している。シスコン
実際その性能は009を軽く凌駕しており、真っ向勝負で彼らに瀕死の重傷を負わせた。
ジョーとの名勝負でかの有名な「あとは、勇気だけだ!」を言わせた存在。
ただし高熱を発した状態で水に浸かると一つ目タイタン状態になり崩壊する。


・ヘレナ/アルテミス

CV:高山みなみ(平成アニメ版)
アポロンの姉にあたるサイボーグ。初代劇場版では彼女が0010として登場した。
木馬型攻撃メカで009と戦うも敗れたが、009は彼女を破壊せず見逃し命を救われる。
その恩義からアポロンとの戦いに敗れて重傷を負った009を助け、ギルモア博士の元へ送り届けた。
最後は009とアポロンの戦いを止めようとしたため、戦いに巻き込まれる形で死んだ。
平成TVシリーズではアルテミスという名前に変えられ、設定も若干変えられている。
ヘレナの見た目は「地下帝国ヨミ編」に登場したヘレンそっくりだった為、視聴者の混乱を避ける為だったそう。
アルテミスは009のような前髪で片目が隠れている青髪の女性で、エネルギー矢を放つ破砕弓を使う。
ヒトは暴力を引き起こす傾向があるために根絶しなければならないと信じており*1、「神」に歯向かう009達に疑問を抱いていた。

・アキレス

頭部が黒豹のサイボーグ。生真面目で軍人的な性格をしていて、正々堂々とした勝負を好む。
加速装置を搭載したサンダル、太陽光を反射することにより熱線を放つシールド、先端から光線を放つ長剣が武器。

・ネレウス

二足歩行のカバの姿を象ったサイボーグで、鼻から発射するミサイルが武器。ただし知能が低い。

・ミノタウロス

頭が牛のサイボーグ。角の間から電撃を放つ。好戦的な性格。

・ポセイドン

巨大な人魚ジジイサイボーグ。水を自由に操る能力がある。

・アトラス

巨大ロボット型サイボーグ。胸部にミサイルを装備し超硬装甲で覆われている。

・ヘラ

超能力を操る女性のサイボーグ。イワンと壮絶なエスパー戦を繰り広げた。

・パン

腰から下がヤギで、頭部に一本角のある子供のサイボーグ。索敵能力に長ける。ただし頭脳も子供。

・ケンタウロス

馬の首から人の上半身が生えた半人半馬の量産型サイボーグ。防弾皮膚と飛行能力を持つ。

この他にも電撃を操るライオン頭のレオーン、ビームを放つ馬頭のヒッポスなどがいる*2

・ハイティーン・ナンバーズ

OVA『サイボーグ009VSデビルマン』に登場した新型サイボーグ軍団。
全員が「アドバンスドカスタム」という特殊仕様であり、加速装置と自己修復装置をデフォで持っている。
自分達こそが最強のサイボーグである事を証明する為にゼロゼロナンバーズに勝負を挑んだ。

・0014(ゼロゼロフォーティーン)/エドワード・アダムス

(CV:細谷佳正
リーダー格でアダムス博士の息子。かつては父と同じく優秀な科学者であったが、実験中の事故により半身不随になる。
これを機に父たるアダムス博士の研究を立証させるため、自らサイボーグとなる事を願い出て改造手術を受けた。
鳥が翼を広げたような両側に逆立った赤毛が特徴。009を上回る加速装置とタフネスを誇る。
キャラクターベースは『幻魔大戦-神話前夜の章-』のルーフ。

・0015(ゼロゼロフィフティーン)/エバ・マリア・パラレス

(CV:寿美菜子
001と似たサイキック能力を持つ少女。デビルマンである明を誘き出すために美樹を連れ去る。
強力なサイコキネシス・テレパシーを使う。キャラクターベースは『移民編』のリナ。

・0016(ゼロゼロシックスティーン)/カイン

本名はジョン・ケーン・スミスというアメリカ人。プラズマミサイルやマイクロキャノンなど全身武器を内蔵し、強固な装甲を持つサイボーグ。
耐久性も高く004の攻撃も豆鉄砲程度のダメージしか与えられない。ただし機械化しすぎてしゃべる事ができない。
キャラクターベースは『鉄面探偵ゲン』のゲンおよび『氷河戦士ガイスラッガー』のオノ・リキ。

・0017(ゼロゼロセブンティーン)/アベル

(CV:田村睦心)
子供のような見た目のサイボーグ。1人だけおそ松くんみたいなギャグ漫画顔
カナダ極秘施設出身で、施設で生み出された人造エスパーを改造して造られた。
性格も子供のように無邪気で残忍。氷の結晶を具現化して操る能力を持つ。
キャラクターベースは『ドンキッコ』のドンキッコ。

・0018(ゼロゼロエイティーン)/セト

(CV:下野紘
エバの弟でエスパー。事故の影響で昏睡状態になっている。
通常の治療で回復できない身体のため、とある改造手術を行うが…?
キャラクターベースは『章太郎のファンタジーワールド・ジュン』のジュン。


◆構成員

・ウラノス博士

ミュートスサイボーグ制作に携わった黒人科学者。ギルモアの当時の同僚。
サイボーグ達を我が子のように扱うので、下記のガイア博士とは折り合いが悪い。平成版アニメには登場しない。

・ガイア博士

ミュートスサイボーグ制作に携わった白人科学者。ギルモアとも同僚で当時から対立していた。
サイボーグには感情は不要と考えているため、部下からの信頼は薄い。

・アダムス博士

アダムス・トイペル。ハイティーン・ナンバーの産みの親で、エドワードの父。ギルモア博士の元同僚。
アドバンスドカスタム以上のサイボーグを開発しようと考え、悪魔と機械を融合させたサイバネティックデーモンを生み出す。
しかし悪魔に利用されていただけであり、成功直後に殺されてしまった。
キャラクターベースは『人造人間キカイダー』のプロフェッサー・ギル

・ビィ

「海の底編」に登場した黒い幽霊団の構成員。サングラスをかけたマドロス(死後)風の男性。
仲間が全滅した潜水艦事故(海底人による攻撃)にも耐えたことからサイボーグ疑惑がある。
海難事故の調査にやってきた同志たちが海底人に皆殺しにされたのに伴い、ジョーと一時的に呉越同舟の状態となる。
しかし海底人が奴隷(海難事故に偽装して拉致された地上人たち)に建造させた巨大海底戦艦を黒い幽霊団に持ち帰ろうとしてジョーを裏切った。
最後は海底人によって水面下に浮上したジョーとの一騎打ちに敗れ死亡。

・ヘレン、ビーナ

「地下帝国ヨミ編」に登場した地底人『プワ=ワーク人』の双子姉妹…と思わせ実は五つ子。姉妹間のみ交信可能なテレパシスト。
最初は009達のスパイとして記憶を消去されたヘレンが送り込まれたが、後に組織を裏切ったが為に処刑されてしまった。

・横山くん(仮名)

ドラマCDでスカール様にボコボコにされたかわいそうな人。
「ぼんぼらぼっち~ぼんぼんぼん!」で殴られる度に眼鏡を落としていたためヒーリングで横山くんと名付けられた。

ブラックゴースト壊滅後はSDFに再就職し、
シリウス小隊隊員として銀河鉄道の平和を守っている。




―[真実]―

ブラックゴーストの開発した新ゼロゼロナンバー、
サイボーグマン、ミュートス・サイボーグとサイボーグ戦士たちとの戦い。


そして崩壊する地下帝国ヨミから飛び立った魔人像内部に飛ばされた009/ジョー。
彼が見たブラックゴーストの正体とは……。

以下ネタバレ










































・総統

魔人像(アレス神像)を象った巨大ロボットで、3つの人間の頭脳(脳髄)がコントロールしている。
魔人ロボには表面からビームを放つ熱線砲機能が備わっている。
脳髄にも先端から熱線を放つ触手型の迎撃装置が付属しており、スカール様をこれで殺害した。
頭脳カプセルを破壊しようにも、スーパーガンさえも弾くほどの強力な電磁バリアが張られている。

ジョーの攻撃により魔人像は宇宙で爆発し、総統もスカール様(遺体)も宇宙の塵となってブラックゴーストは壊滅する。

ただ、この3人組も黒い幽霊団の一部にすぎず、自分たちを滅ぼしても組織は滅亡しないと言い放つ。
ブラックゴースト、その真の正体は「決して消えることのない人間の欲望なのである。
人間の悪が、醜い欲望が作り出した怪物……それこそが「黒い幽霊」の実態だったのだ

事実、生き残った残党が以降も暗躍し(ディノニクス編など)、また別の者達が新たに戦いを起こしていく。
さらに再編成された結果、「ネオ・ブラックゴースト(新・黒い幽霊団)」が生まれることになる。
結局は人間の欲望が尽きる事はなく、「黒い幽霊」は今もどこかで新たに生まれているのだった。


完結編ではブラックゴーストは石ノ森の創作であったように書かれており、ギルモアの回想から似たような組織はいたようである。




「こ、この携帯を離せっ! 離してくれっ! 君一人なら助かるかもしれないじゃないか!」

「そうはいかないよ009。僕らは約束したじゃないか……追記する時は一緒に……と」

「だ、ダメだダメだぁ! ジェット、無駄に電源を使っては……」

「おっと、もう遅い項目編集!」
「ジョー! 君はどこを修正したい?」


「…………」


「あっ、流れ星!」



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最終更新:2023年10月30日 15:53

*1 「黒い幽霊団」の目的は人類に代わりサイボーグによる新しい文明世界を作ることだと教えられていた

*2 原作でも登場したが当時名前は無かった。『サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE』で名前が出ている。