ブラックゴースト(黒い幽霊団)

登録日 :2010/05/18(火) 03:10:22
更新日 : 2017/07/17 Mon 15:06:48
所要時間 :約 7 分で読めます





ブラックゴースト(黒い幽霊団)は漫画『サイボーグ009』に登場する悪の組織。
サイボーグ戦士達の生みの親であり、最大の敵である。



兵器製造企業や銀行家などの戦争によって利益を得る組織や団体が資金を出して設立した、
世界中に戦争と死をもたらす「死の商人」である。



紛争中の国家とその反対勢力に武器や兵士を送りこみ、
戦争を続けさせることにより、利益をあげている。


軍需産業を営む一方で民族運動や反政府運動を影から操り、世界情勢をも操る巨大組織であり、
その技術力はサイボーグ兵士開発やレーザー兵器の製造、ロボット技術の軍事転用……と大変高くアメリカ、ソ連をも上回る。

最終目標は彼等が開発した商品(サイボーグ兵士)により核戦争による人類の滅亡を回避した形で、
アメリカとソ連の全面戦争を引き起こし、両国が疲弊し、指導力を失った所で世界を掌握し、管理することである。



拠点は世界各地に点在し、本拠地は地下帝国ヨミにある。


―[主な構成員]―
ブラックゴースト最高幹部で来るべき宇宙戦争に備えた「未来戦計画」を提唱、サイボーグ開発を実行した。

ドクロを連想させるヘルメットに黒いマントを身につけているサイボーグ。
「誕生編」から「地下帝国ヨミ編」でデザインが変わっており、この間にさらなる改造を受けていたようだ。
加速装置を装備し、取り外し可能な両腕にヤリ、口からは溶解液、ベルトのバックルからレーザーを発射する。
ヨミ編の時点で生身の部分はほとんど残っておらず、自らの頭脳を身体の中に移植してあり、頭が無くても行動できる。
最後は魔人像内部で009と激しい戦いを繰り広げるが、魔人像内部のメカを傷付けたために処刑された。



アニメ『スカルマン』ではラストに主人公がブレイン・ギア(略すとブラックゴーストと同じB・Gになる)の手により、
改造された後の声を若本氏があてていたこと、ヒロインの霧子が抱き抱えていたジョーそっくりの赤ちゃん、
などサイボーグ009とつながりを匂わせている部分があるため、

スカルマン=スカール様

という考察がある。
しかし、ドラマCDでは暴走しまくってキャラクターが崩壊している。
音響監督があの岩浪美和だからね、仕方ないね。

「あ〜ぅ、あ〜ぅ、テステステ〜ス。本日は晴天なり本日は晴天なり。天気晴朗なれど波高し波高し。う〜む、今日もマーベラスな声だわさぁ」

「よぉ〜うし、皆の衆! 達者かYO〜〜〜ゥ!!」


「ぼんぼらぼっちぃ〜〜ぼんぼんぼん!」

CDは「しーでー」、DVDは「でーぶいでー」と発言する。


  • バン・ボグート
「地下帝国ヨミ編」で登場したブラックゴースト最高幹部。
表向きの立場は日本企業の社長。地下帝国ヨミでプワ=ワーク人を支配していた。

加速装置、伸縮する腕、熱戦を発射できる機械の眼球を持ち、
周囲の風景に溶け込める迷彩服を着てサイボーグ戦士抹殺のため襲いかかる。


最後は裏切ったヘレン、ビーナ達姉妹を殺害し、009と目に見えぬ超高速の戦いを挑む。
左腕を失った後に、ビーナの死に激昂する004に加速装置の音を区別され、狙い撃たれて死亡した。



『スカルマン』中にも同名のキャラが登場するため、前述の世界のつながりを匂わせる。

  • 0010(ゼロゼロテン)/プラス(兄)、マイナス(弟)
「暗殺者編」に登場したブラックゴーストにより開発された双子のサイボーグ。
兄が+、弟が−の電極であり009と同型の加速装置と電撃を武器に戦う。

しかし、近づき過ぎるとショートするため、一定の距離を取らないと行動できず、
死なない限り兄弟が触れ合えることができない悲しい宿命を持つ。


  • 0011(ゼロゼロイレブン)
円形のボディに六本の脚。
本体側面に多数のビーム砲に粘着弾発射装置を装備した多脚機動兵器型サイボーグ。
生身の部分は自らの頭脳のみである。

人間離れした醜い姿を心底嫌っており、
自身の肉体を取り戻すことを条件に009/ジョー達に戦いを挑む。


  • 0012(ゼロゼロトゥエルブ)
洋風の館自体がサイボーグの体という最も異形のサイボーグ。本体はカプセル状の器具に収められた頭脳。
屋敷にやってきた侵入者に様々な罠を発動して攻撃。さらに部下として身体障害を機械で補った男達がいる。
平成アニメ版では館内に美しいマダムの姿で現れており、本体のカプセルに収められているのは女性の肉体そのものであった。


  • 0013(ゼロゼロサーティーン)/ツトム
少年と巨大ロボットで一つのサイボーグ。
少年には009より高性能の加速装置とロボットを操作する通信装置があり、
サーティーンロボと呼ばれる巨大ロボにはステルス迷彩と加速装置を持つ。

少年はしゃべることが不自由なため、ロボットを通してこれを補っている。
偶然にも009と出会ったことにより、彼との間に友情が芽生えたが……。

平成版では争いを好まぬ木彫りが好きな優しい性格あり、一般人を巻き込むのを恐れて攻撃を渋るシーンがあった。


死の間際も親とはぐれた子供のことを心配しており、ジョーに助けるよう頼み、永遠の眠りについた。

前期EDではジョー達とお揃いの戦闘服に身をつつんだ彼の姿がある。


  • サイボーグマン
1〜19号まで存在するベトナムのゲリラを改造して生まれたサイボーグ。
口元から背中まで伸びたパイプが切れると死亡する。

  • アポロン
ガイア博士とウラノス博士が開発したミュートス・サイボーグの一人。
加速装置に加えて全身から3000度の高熱を発する。
なので高熱を発した状態で水に浸かると一つ目タイタン状態になり死ぬ。


  • ヘレナ/アルテミス
アポロンの姉にあたるサイボーグ。009と戦い敗れたが命を救われる。
その恩義からアポロンとの戦いに破れ重傷を追った009を助けた。
最後は009とアポロンの戦いを止めようとしたため、戦いに巻き込まれる形で死んだ。
平成版ではアルテミスという名前に変えられ、設定も若干変えられている。




  • 横山くん(仮名)
ドラマCDでスカール様にボコボコにされたかわいそうな人。
「ぼんぼらぼっち〜ぼんぼんぼん!」で殴られる度に眼鏡を落としていたためヒーリングで横山くんと名付けられた。


ブラックゴースト壊滅後はSDFに再就職し、
シリウス小隊隊員として銀河鉄道の平和を守っている。
ブラックゴーストの開発した新ゼロゼロナンバー、
サイボーグマン、ミュートス・サイボーグとサイボーグ戦士たちとの戦い。


そして崩壊する地下帝国ヨミから飛び立った魔人像内部に飛ばされた009/ジョー。
彼が見たブラックゴーストの正体とは……。

以下ネタバレ










































  • 総統
魔人像を象った巨大ロボットで、3つの人間の頭脳がコントロールしている。
先端から熱戦を放つ触手型の機材で攻撃し、スカール様をこれで殺害した。


その真の正体は「決して消えることのない人間の欲望」である。





ジョーの攻撃により、魔人像は宇宙で爆発し、総統もスカール様も宇宙の塵となってブラックゴーストは壊滅するものの、
生き残った残党が以降も暗躍し(ディノニクス編など)、また別の者達が新たに戦いを起こし、
さらに再編成された結果「ネオ・ブラックゴースト(新・黒い幽霊団)」が生まれることになる。



完結編ではブラックゴーストは石ノ森の創作であったように書かれており、ギルモアの回想から似たような組織はいたようである。




「こ、この携帯を離せっ! 離してくれっ! 君一人なら助かるかもしれないじゃないか!」

「そうはいかないよ009。僕らは約束したじゃないか……追記する時は一緒に……と」

「だ、ダメだダメだぁ! ジェット、無駄に電源を使っては……」

「おっと、もう遅い項目編集!」
「ジョー! 君はどこを修正したい?」


「…………」


「あっ、流れ星!」



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