ショートケーキ

登録日 :2012/04/05(木) 23:42:42
更新日 : 2017/07/17 Mon 20:57:20
所要時間 :約 3 分で読めます




ショートケーキとは洋菓子の一種であり、およそ「ケーキ」と呼ばれるカテゴリーの菓子の代名詞、ステレオタイプとして日本人に認知されている存在である。

日本人が思い付くであろう形はスポンジに白い生クリームとイチゴソースを盛り付け、生のイチゴをデーンと載せた姿であるが、
実は、国ごとにショートケーキのスタイルはかなり違ってくるので、起源たるフランスから順に追って記載していく。



■フランス式ショートケーキ

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ショートケーキの源流になったとされるのはフランスの菓子、フレーズ・バニーユであり、これはイチゴのムースと言った風情の菓子。
アーモンドの香りをつけたスポンジケーキに生クリームやコンポート、更にはイチゴのムースなどを盛り付けたデザートである。
ちなみにフランスにもスポンジ生地のショートケーキは存在し、こちらはフレジェと呼ばれている。



■アメリカ式ショートケーキ

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アメリカでショートケーキと呼ばれるのは上記のようなビスケット生地を生クリームやイチゴで飾りつけた菓子である。
このビスケットはクッキーとパンの中間くらいの感覚で源流はかのメシマズ紳士国のスコーンだと言われている。
日本のショートケーキの直接の源流はこれであり、故に未だにショート(さくさくした)ケーキを名乗っているのである。
ちなみに日本から逆輸入されたショートケーキも存在はする。



■日本のショートケーキ

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日本にショートケーキが伝来したのは明治時代。
上記アメリカのショートケーキを参考にかの不二家が生地をスポンジにしたものを発売したのが現在まで伝わるイチゴのショートケーキの元祖である。
発案者までは定かで無いが「日本人は固いものより柔らかいものの方が高級に感じる」と言うのが、
スポンジのショートケーキ完成のとっかかりだったらしい。
と言われているが、ドイツにエールトベアザーネトルテ(Erdbeertorte)と呼ばれるデコレーションケーキがあり、
苺と生クリームの組み合わせでヴィーナボーデン(ドイツ版スポンジ生地)が使用されている事からこちらをモデルとする説もある。

そして現在、イチゴのショートケーキは日本人にとって最も身近でありながら未だに高級菓子の代名詞として君臨し続けるケーキ界のチャンピオンである。



■バリエーション

◆様々なフルーツのショートケーキ

イチゴだけにとらわれずバナナやキウイ、ブルーベリーなどのショートケーキも存在している。
だが、やはり生クリームに一番合うのは酸味と甘味の釣り合いが見事なイチゴであるのは変わりない。

■チョコレートショートケーキ

生クリームにチョコレート、もしくはココアパウダーを混ぜたもの。
黒の効いた色彩にイチゴの赤が映えると、また白肌のショートケーキとは違う魅力が生まれる。
味わいもチョコレートの甘味、苦味が加わり贅沢である。



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