蘇る緑

登録日:2009/10/07(水) 00:04:47
更新日:2023/08/22 Tue 15:40:29
所要時間:約 3 分で読めます





Ending Theme 蘇る緑



FINAL FANTASY Ⅵ』のエンディングテーマ
作曲は植松伸夫。



ケフカ戦終了後、崩れ行くがれきの塔から仲間達が脱出する時に流れる曲。
この『蘇る緑』は全14キャラのテーマをアレンジし、それがメドレー形式で流れてゆく。

本作はキャラクターそれぞれの個性が強く、各キャラクターのテーマが流れるシーンではそれが良く活かされているため、非常に印象に残るエンディングになっている。


特にセリスのテーマからロックのテーマへの繋ぎ、シャドウのテーマは見事、の一言に尽きる。

ラストに飛空艇に乗ったあとのセッツァーのテーマ、ティナのテーマのアレンジも含まれるため、合計で21分35秒というFF史上屈指の曲の長さを誇る。
そして締めはシリーズお馴染みのFINAL FANTASYのメインテーマ。

ちなみに直前に流れるラスボス戦の曲『妖星乱舞』は17分39秒。
2つ合わせると39分越えという大作。


【 曲順 】


「機械オンチもなんとかなるでゴザルな!」



「…今考えている事の逆が正解だ。」

「でもそれは大きなミステイク。」

「お前の口癖だったな、ダリルよ!」



「俺は兄貴に国を押しつけた訳じゃないぜ。」

「兄貴は国を支える。俺はその兄貴を支える。」

「だから俺は強くなろうとしたんだ。」


モグ

「ぬいぐるみじゃないクポー!」


⑤ウーマロ

「ウガー!」


ゴゴ

セッツァー「ゴゴ!セリスのマネしろ!」


ガウ

「ガウ ちかみち!ちかみち!」



「ロック!!」

「絶対に離さないぞ!絶対に!」



「おとうさん……?」

「ティナよ、お別れだ。この世界から幻獣が消える。幻獣の血をひいたお前ももしかしたら…」

「でも、もし人間として何か大切なものを感じとることができたのなら…」

「お前は人間としてこの世界に…」



「……でもね。本当の似顔絵をおじいちゃんに一度は描いてあげたいの。」



「ビリーよ、もう逃げずに済みそうだ。あたたかく迎えてくれよ。」



「まだまだ。若い者には負けんゾイ!」


最後に、ティナは残された全ての力を使って空を飛び、仲間を助けるために飛空艇を導いた。

そして徐々に力尽き、終には落ちて行ってしまうティナ。

しかし、間一髪の所でセッツァーが操るファルコン号によって助けられる。







ティナ「…ありがとう、セッツァー」

セッツァー「言ったろう、世界最速の船だって」









ゲームの特性上、セリス、エドガー、セッツァーの3人でクリア出来るため、各キャラクターのエピソードには、対象キャラ+3人のみの登場になる。
(ティナは仲間にしなくても駆け付けるため、所々で登場)

エドガーのシーンでマッシュが、セリスのシーンでロックが、リルムのシーンにストラゴスがいないと凄く寂しい気持ちになる。

特に魔大陸でシャドウを見捨てていると………(´;ω;`)

PS版ではいちいちロードしているため、映像と曲が若干ズレるのが残念。


なお、FF6のサウンドトラックは、バイエルレベルにアレンジされたピアノスコアが発売されていたのだが、
この曲はあまりの難度、および長さのため、「バイエルで弾ける」という謳い文句に多いに突っ込みが入ることになった。
というか、戦闘曲の難易度は軒並み「バイエル終了程度」とされているが、どう考えてもツェルニーレベルを超えている。


ちなみにディシディアのEDにおいては曲構成は各ナンバリングのED曲からなるメドレーとなっているのだが、Ⅵからはなぜかカイエンのテーマが組み込まれている。
これは前述した通り蘇る緑の最初の順番でカイエンのテーマが組まれているからだと思われる。
デュオデシムではちゃんとティナのテーマになっている。


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最終更新:2023年08月22日 15:40