the brilliant green

登録日:2011/06/12(日) 02:41:55
更新日:2022/08/18 Thu 13:08:31
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『the brilliant green』とは日本のバンドである。

98年に大ブレイクすると瞬く間に人気アーティストとなり90年代後半のJ-POP及びロックシーンを支えたバンド。

00年代に入ってからはバンド活動⇔ソロ活動を交互に行いつつも度々オリコンTOP20入りするなどシーンにおいては根強い人気を誇っている。
事実YUIや大塚愛が影響を受けたアーティストとして公言するなど影響力は高い。


〇簡単な略歴
95年に高校の同級生だった奥田と松井がライブハウスで川瀬をスカウトし結成。

97年に1stシングル『Bye Bye Mr. Mug』でメジャーデビュー。
当時は英語の歌詞で歌っていてそれが後のソロ活動などでも生かされた。
98年に発売した3rdシングル『There will be love there-愛のある場所-』がドラマ「ラブ・アゲイン」の主題歌になりオリコン1位を記録。
その後1stフルアルバム『the brilliant green』がミリオンヒットを記録するなど一躍人気アーティストになる。


翌年5thシングル『そのスピードで』までシングルアルバム通じて4作連続1位を記録(セールスと順位を見るとこの時が最大のピーク)。
その後1位を獲得することはなかったがシングルカットを除けばシングルは全てTOP10、アルバム2作連続2位と実力を証明した。



しかし、2001年ボーカル川瀬のソロ活動開始により1度目の活動休止をする。

翌年活動を再開したもののわずか1年で川瀬のソロ活動再開により2度目の活動休止。
この間に川瀬と奥田が結婚し夫婦となる。


それから4年続いたソロ活動を経てデビュー10周年にあたる2007年活動を再開。
復活シングル『stand by me』で5年振りにTOP10ヒットを記録し、
翌年はベストアルバムを発売し9年振りのオリコン1位を記録しシーンに再度人気と実力を証明。



したかのように思えたがまたしても川瀬のソロ活動再開により3度目の活動休止。

レコード会社移籍を経て2010年2年振りに活動再開をするも同年5月松井が脱退し現在に至る。


上記のようにソロ活動とバンド活動を繰り返しているのだが川瀬のソロ活動の作曲の大半は奥田であることが2007年に発覚したため完全なソロ活動ではない。
ちなみに松井もツアーギタリストにいた。
(ソロと言っていいのかコレ…)


〇メンバー
◆川瀬智子(ボーカル)
バンドの顔。
基本インドア派だったり。
バンド結成前はセレクトショップの店長だった。
2000年にレオナルド・ディカプリオにハマったと思えば数ヶ月後自身が主題歌を担当したパワーパフガールズにハマったりと個性の強い女性である。
しかし、ファッションセンスに関しては高くソロ活動時含めて女性の関心を得ている。
見掛けによらずかつては酒も飲みタバコも吸っていたが97年に禁酒、2000年に禁煙した。

ソロ活動に関して
川瀬は2つのソロ活動を行なっていて設定では多少面識のある2つの人格とのこと(PVでしばしば共演した)。


Tommy februaly6
2001年に始動したソロ。
80年代のダンスビートをベースとしており伊達眼鏡がトレードマーク(本人の視力は2001年当時2.0)。
眼鏡をかけている理由はスタッフとの旅行中「ソロをやるならどんなのがいい?」と話したところ「まずは曲より見た目で勝負すれば?」と言われたことが発端。
仲のよいGRAPEVINEのメンバーからはバンドよりあってると言われたとか。

アニヲタ的には2004年の劇場版ポケットモンスターと言えば思い出すだろう(PVでは電気ネズミとも共演した)。

こちらも女性から高い指示を受け2002年頃笑っていいともがトで始まる有名人は?と若い女性に聞いた際上位にランクインした。


Tommy heavenly6
アメリカよりのロックミュージックをベースとしたfebrualy6の暗黒面

メイクや服装など至るところに黒を使用しているのが特徴。
こちらは下妻物語の主題歌が代表曲。

アニメ関連ではソウルイーター機動戦士ガンダム00銀魂の初代OPなど幅広い作品で曲を提供している。


〇奥田俊介(ベース)
バンドの作曲担当で川瀬の夫。
川瀬の愛称Tommyの発端でもある。
大ブレイクした98年から外見があまり変わらない(顔が少し丸くなったくらい)。


元メンバー
〇松井亮(ギター)
ソロ活動としてアニメ版BECKのEDを担当したmeistarがある。
ソロ活動や初期の楽曲を聴く限りブリットポップの影響が強い。
奥田とは対照的に髪型が変わるとかなり印象が違う(モヒカンやスキンヘッドなど)。
2010年5月に突如脱退した。



◆代表曲
〇There will be love there-愛のある場所-
ドラマ「ラブアゲイン」の主題歌でありバンドを一躍有名にした楽曲。徐々に順位が上がり1位を獲得した。
PVでは最初にギターを弾く川瀬の姿が印象深い。

〇冷たい花
2作連続1位を記録した楽曲。
前作とは打って変わってメロディ・歌詞・PV全て暗い。

〇そのスピードで
月9ドラマ「Over Time-オーバー・タイム-」の主題歌。
最後にシングル1位を記録した楽曲ではあるが実はこの週の本当の1位は宇多田ヒカルである。

〇長いため息のように
前作でタイアップしたドラマの挿入曲。
イントロからどこか懐かしさを感じさせるメロディ。

〇CALL MY NAME
2ndアルバムからのシングルカット。
アルバム版は英語。シングル版は日本語でありポップとロックの中間点の曲。

〇angel song-イヴの鐘-
1度目の活動休止前ラストシングルでドラマ「真夏のメリークリスマス」の主題歌。
スローな曲だが途中のギターソロは聴きごたえあり。

〇Forever to me~終わりなき悲しみ~
1度目の活動再開時に発売したシングルでドラマ「眠れぬ夜を抱いて」の主題歌。
今作はメロディやPVが復活シングルとは思えないぐらい暗い印象である(ドラマもミステリアスな内容だった)。

〇Stand by me
2度目の活動再開時に発売したシングル。
ドラマ版「探偵学園Q」の挿入曲であり謎解きの途中なんかで使われた。
今回はブリグリらしいサウンドに仕上がっている。

〇Ash like snow
機動戦士ガンダム00 1st Season後期OP曲。
ブリグリとは思えないハードな曲のため当初Tommy heavenly6の曲とファンから言われた(00 1期の2クール目の展開を考えればこの曲調は正解だった)。

余談だがジャケットのハロとSONY恒例の特典アニメグッズがあるため00視聴者でないブリグリファンには少々買いづらい仕様…

〇LIKE YESTERDAY
3度目の活動再開時に発売したシングルであり3人時代ラストシングルでもある。
ブリグリファンからは賛否両論だった前作とは違い2000年までのような楽曲に仕上がっている。
この曲からレーベルを移籍したためiTunesストアで販売されるようになった。



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最終更新:2022年08月18日 13:08