42

登録日:2011/12/14(水) 10:43:10
更新日:2023/02/04 Sat 00:06:43
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42とは、
生命、宇宙、その他もろもろについての究極の疑問(the Answer to the Ultimate Question of life, the universe and everything)
に対する
答えである。




























42である。

イギリスの最高級バカSF小説として名高い「銀河ヒッチハイク・ガイド」に登場するスーパーコンピュータ「ディープ・ソート」が750万年かけて算出した、
生命、宇宙、その他もろもろについての深遠なる答え――――


それが42。間違いなく42
Wikipediaにも載ってます。
アンサイクロペディアにも載ってます。
あのGoogle先生も42って言ってるから間違いない。

まず試しに「生命、宇宙、すべての答え」でググってみてください。


《作中での簡単な経緯》
※当然ネタバレを含みます。


そもそも、42という答えを算出したディープ・ソートというコンピュータは、地球で1番賢い生命体が開発したものである。
(ちなみに人間は3番目。)

宇宙の真理を追求するのに飽き飽きした彼らは、凄まじく性能の高いコンピュータを作り、それに『究極の疑問』を尋ねることで真理を導出させようとしたのである。

これを解決すべくディープ・ソートは750万年の計算に耽り、そして――

(以下引用)


「わかりました」ディープ・ソートは言った。「深遠なる疑問の答えは……」

「答えは……!」

「生命、宇宙、その他もろもろの答えは……」とディープ・ソート。

「答えは……!」

「答えは……」
ディープ・ソートは言い、また口をつぐんだ。

「答えは……!」

「答えは……」

「答えは……!!!……?」



「四十二です」
ディープ・ソートは、はてしない威厳をこめ、あくまで落ち着きはらって答えた。






……なぜ42なのか。
その辺は作品を読んでもさっぱり分からない。
が、その「意味不明さ」こそが宇宙の真理なのかもしれない。



《ネタ》
(特に海外で)この小説自体かなりメジャーなため、様々な場所でネタとして愛されている。

前述のGoogleの検索結果もその1つ。
つまり「ディープ・ソートが750万年もかけて出した答えを、Googleの電卓機能は1秒未満で出せます!」というプログラマの遊び心。
作中でもディープ・ソートが、Google(的なコンピュータ)の低性能を皮肉るシーンがある為、それに対するジョークだと思われる。

他にもwikipediaとかにこれでもかと羅列してあるので参照ください。

最近のだと、日本ディズニーアニメ「ファイアボール」の第一話にも関連したネタが出てきた。


追記・修正をお願いします。




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42

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最終更新:2023年02月04日 00:06