デスノートのルール

登録日:2012/01/11 Wed 22:32:02
更新日:2024/03/12 Tue 16:11:44
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DEATH NOTE』のタイトルでもあり、最重要キーアイテムであるデスノート。
これには複雑なルールが多数存在し、作中及び単行本内で明かされている。


† 代表的なルール †

  • デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ。
    ただし、名前を書かれる人物の顔が、名前を書く者の頭に入っていないと効力は発揮されない。
    名前はフルネームでなければならず、通称や偽名はダメ(例えばLを殺すために「L」「流河旱樹」と書いても無効。)

  • 名前の後に40秒以内に死因を書くと、その通りになる。
    死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。

  • デスノートから切り取ったページや切れ端でもデスノートの効果は有効である。

  • デスノートに一度でも触れれば、そのデスノートに憑いている死神が見えるようになり会話も出来る。

+ How to Use it…
  • このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。
  • 書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。
    ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない。
  • 死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。
  • 死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。

  • このノートは人間界の地に着いた時点から人間界の物となる。
  • 所有者はノートの元の持ち主である死神の姿や声を認知する事ができる。
  • このノートを使った人間は天国にも地獄にも行けない。

  • 死因に心臓麻痺と書いた後、40秒以内に死亡時刻を書けば、心臓麻痺で あっても死の時間を操れ、その時刻は名前を書いてからの40秒以内でも可能である。
  • デスノートに触った人間には、ノートの所有者でなくとも、元持ち主の死神の姿や声が認知できる。

  • デスノートを持っている限り、自分が死ぬまで元持ち主である死神が憑いてまわる。
  • 死神は通常、人間がノートを使った39日以内に使った者の前に姿を現す。
  • デスノートの元持ち主である死神は、そのノートでの死の手伝いや妨げになる行為は基本的にしない。
  • デスノートの使い方や、それを持つ人間に発生する掟を死神が全て説明する義務はない。

  • 死神はデスノートに人間の名前を書く事で自分の寿命を延ばせるが、人間は延ばせない。
  • 自分で自分の寿命をデスノートによって縮める事はできる。
  • デスノートの所有者となった人間は、自分の残された寿命の半分と交換に人間の顔を見るとその人間の名前と寿命の見える死神の眼球をもらう事ができる。
  • 死神は心臓をナイフで刺しても頭を銃で撃ち抜いても殺す事は出来ない。
    しかし、一介の死神は知らない死神の殺し方は存在する。

  • 書き入れる死の状況は、その人間が物理的に可能な事、その人間がやってもおかしくない範囲の行動でなければ実現しない。
  • 死の状況で可能になる事の詳細な範囲は死神にもわからないので、自分で検証し明らかにしていくしかない。

  • デスノートから切り取った1ページやその切れ端でも全て、デスノートの特性が有効である。
  • 文字として残る物であれば、書く道具はノートに直に書き込みさえすれば何でもよい。
    化粧品や血でも構わない。
  • デスノートについて、わからない事は元持ち主の死神でも沢山ある。

  • 死因や死の状況を先に書き、後から名前をその文字の前に書き込んでも有効となる。
    その際、名前を書くまでの有効時間は人間界単位で約19日間。
  • デスノートの所有者以外でも、顔と名前の認識を持って名前を書き込めば、所有者が使う時と同じ効果がある。

  • 生後780日に満たない人間には、デスノートの効果は得られない。
  • 同一人物の顔を名前を思い浮かべ、四度名前を書き間違えると、その人間に対してデスノートは効かなくなる。

  • 死因に「自殺」は有効であり、ほぼ全ての人間に対し、自殺は可能性がある事とされ、「考えもしない事」には入らない。
  • 自殺でも事故死でも、名前を書かれた人間以外の死を直接的に招く様な死に方をさせる事はできない。
    他の人間の死を招く様であれば、名前を書かれた者が第三者の死を招かない状況下で心臓麻痺となる。

  • デスノートに名前、死の時刻、死の状況を書いた後でも、6分40秒以内であれば、死の時刻、死の時刻は何度でも変更できる。
    しかし、もちろん6分40秒以内であっても、変更が可能なのは死んでしまう前である。
  • デスノートに書いた内容を6分40秒以内で変更する場合、まず直したい部分の上に 二本の棒線を引く。
  • 時間や死の時刻は上記のように変更可能であるが、名前を書かれた人間の死は、どんな手段をもっても取り消せない。

  • デスノートを紛失および盗まれた場合、490日以内に再び手にしないと、所有者を失う。
  • 死神の目の取引をした者は、所有者を失うとノートの記憶と共に目の能力を失う。
    その際、半分になった余命は元には戻らない。

  • 所有者は自分のまま、人にデスノートを貸す事は可能である。又貸しも構わない。
  • デスノートを借りた者の方に死神は憑いてこない。死神は、あくまでも所有者に憑く。
    また、借りた者には死神の目の取引はできない。

  • デスノートを貸している時に所有者が死んだ場合、所有者はその時、手にしている者に移る。
  • デスノートを盗まれその盗んだ者に所有者が殺された場合、所有者は自動的にその者に移る。

  • 二冊以上のデスノートに同じ人間の名前が書かれた場合、記してある死亡時刻に関係なく一番先に書かれたものが優先される。
  • 二冊以上のデスノートで名前を書き終える時間の差が0.06秒以内の場合は同時とみなされ、それらのノートに書かれた事は無効となり、名前を書かれた人間は死なない。

  • 死神は必ずデスノートを一冊所有していなければならない。
    その一冊は人間に認識できないし、人間に書き込まれる事も許されない。
  • 死神同士のデスノートの交換や他の死神のノートへの書き込みは、なんら問題ない。

  • 死神は特定の人間に好意を持ち、その人間の寿命を延ばす為にデスノートを使い、人間を殺すと死ぬ。
  • 死んだ死神は消えるが、デスノートは残る。
    そのノートの所有者は通常、次にノートに触れた死神に移るが、死神大王に返上するのが常識とされている。

  • 人間界でデスノートを持った人間同士でも、相手のデスノートに触らなければ、相手に憑いている死神の姿や声は認識できない。
  • 死神は人間に死神の目で見える名前や寿命を教えてはならない。
    これは人間界の混乱を避ける配慮である。

  • 人間界で使われるデスノートには、生きた死神の人間界で人間に使わせるという意識が始めになければならない。
  • その後、人間に憑いた死神が死ぬ事は考えにくいが、死んだ場合、その死神が人間界に持ち込んだデスノートの効力に変化は生じない。

  • 死神の目で人間の名前・寿命を見るには、その人間の顔の左右の半分以上を見なければならず、上下の場合は頭から鼻まで見る必要があり、目より下だけを見ても名前・寿命は見えない。
    また、顔の一部、目・鼻・口等が隠れていても顔全体が見えていれば、名前・寿命を見る事が出来る。
    隠された部分が顔の何%を占めると名前・寿命が見えなくなるかは検証していくしかない。
  • 上記の条件をクリアーしていれば、どんなに過去の物であろうと写真や映像でも名前・寿命を見る事ができるが、写真・映像の場合はその大きさや鮮明度で見えない事がある。
    また、どんなに写実であろうとも顔の絵では名前や寿命は見えない。

  • 死神の目を持った人間は、元の視力に拘わらず、人間界でいう3.6以上の視力になる。

  • デスノートの所有権を失った人間は自分がデスノートを使用した事等の記憶が一切なくなる。
    しかし、ノートを持ってから失うまでの全ての記憶を喪失するのではなく、自分のしてきた行動はデスノートの所有者であった事が絡まない形で残る。

  • 二冊以上のデスノートの所有権を得た人間は、一冊の所有権を失うとその失ったノートに憑いていた死神の姿や声を認知できなくなり死神も離れるが、一冊でも所有している限り、関わった全てのデスノートの記憶は消えない。

  • 死神は無闇に人間界に居てはならない。人間界に居てよい条件は、
    • Ⅰ.自分が所持していたノートを人間に持たせている時。
    • Ⅱ.ノートを渡す人間を物色するのは本来、死神界からするべきではあるが、82時間以内であれば、人間界に居て物色しても構わない。
    • Ⅲ.人間を殺す目的でより深くその個人を観察する場合も、82時間以内でその人間に憑いていれば人間界に居てもよい。

  • 死神は人間にデスノートを直接渡す場合、人間界単位で満6歳に満たない人間にノートを渡してはならない。
  • 満6歳未満の人間に渡してはならないが、人間界に落とし人間界の物になったノートは、何歳の人間に使われようとその効力は同じである。

  • 事故死とだけ書き死の状況を書かない場合は、そこから6分40秒以後、最短で不自然でない事故に遭い、死亡する。
  • 事故死の死の状況は、たとえその時死亡する人間が名前を書かれた者だけであっても、人間界の環境に多大な影響を与え、その事で後に死者が出るような物は「人を巻き込む」事になる為、心臓麻痺となる。

  • デスノートに病死と書き、病名と時間を指定をした場合、その病気の進行に必要なだけの時間指定がされておらず無理が生じると、書き終えてから40秒後に心臓麻痺となる。
  • 病死と書いた場合、病名を書かずに時間指定をすれば、その時間通りに適した病気で死ぬ。
    ただし、デスノートで操れる死の時間は人間界単位で23日以内である。

  • 病死とし、病名は書き死の時間指定をしない場合、その病気で死ぬのに24日以上かかる時は「死の時間を操れるのは23日間」は適用されず、その病気で死ぬのに適した時に死ぬ。
  • 上記の場合でも、死因や死の状況等を書き直せるのは6分40秒以内であり、どんなに先の死であろうとその死の時間を動かす事はできない。

  • 人間界単位で124歳以上の人間をデスノートで殺す事はできない。
  • 残りの寿命が人間界単位で12分以下の人間はデスノートで殺す事はできない。

  • 死神と眼球の取引をし、その目で見える人間の寿命は人間界にあるデスノートに関わっていない人間界での本来の寿命である。
  • また、死神の目で見る事のできる人間の名前は「その人間を殺すのに必要な名前」であり、たとえ戸籍等に名前がなくとも殺すのに必要な名前は見える。

  • デスノートはいくら名前を書いてもページがなくならない。

  • 二冊以上のデスノートを所有した場合、同じ人間の顔を思い浮かべて書き込めば、一冊に名前、もう一冊に死因・死の状況を書いても、その通りになる。
    ゆえに、一冊に死因・死の状況を書き、後からもう一冊に名前というのも有効。
  • 上記を所有権の異なる二人の人間が共同でする事も、互いのノートに触れ合っていれば可能である。

  • デスノートの所有権を失うと、そのデスノートに憑いている死神の姿や声は認知できなくなるが、所有者でないノートに触れた人間には、その持ち主の死神の姿や声が認知され続ける。
  • よって、ノートの所有権のない人間がノートに触れる事で認知した死神は、そのノートの所有権を得て所有権を失わない限り、認知される事になる。

  • デスノートを持った人間を死神界にいる死神が殺す事はできない。
  • デスノートを持った人間を殺す目的で死神が人間界に下り、その人間を殺す事もできない。
  • デスノートを持った人間を殺せるのは、人間界にデスノートを譲渡している死神だけである。

  • デスノートに名前が書き込まれ死ぬ事を避ける為に故意に4度名前を書き間違えて書くと、書き込んだ人間は死ぬ。
  • 故意に4度名前を間違えて書かれた人間は、4度間違えて書かれた事になりデスノートに名前を書かれても死ななくなる事にはならない。

  • 死神にはオス・メスがあるが、人間との生殖行為は許されないし不可能であり、死神同士も交尾はしない。

  • 所有権をなくしたノートの所有権を再び得れば、そのノートに関する記憶が戻る。
    万が一、他にも関わったノートがあれば、関わった全てのノートに関する記憶が戻る。
  • また、所有権を得なくとも、ノートに触れていれば、触れている間のみ記憶は戻る。

  • デスノートの所有権をなくした事で、そのノートに関する記憶がなくなり、再び所有権を得る事か触れる事で記憶が戻るのは、一冊のノートで6回まで。
  • よって、触れたり所有権を得る事で6回記憶を戻し、さらに同じノートを手にした場合、それを使うならば、記憶は戻らない状態で新たに使用する事になる。

  • 死神と眼球の取引をし、その目で見える人間の寿命は、デスノートに左右されない、その人間の人間界での本来の寿命である。
    デスノートで死んだ場合、残っていた寿命が死神に与えられるのである。

  • 死神の目の取引をした人間は、写真等で既に死んでいる人間の顔を見ても、名前も寿命も見えない。

  • 人間界にいた死神が死に、人間界に残されたデスノートは、人間が拾えばその人間のものとなる。
  • しかしこの場合、その死神の姿や声を認知できていた人間でなければ、ノートを見る事も触る事もできない。
  • 可能性として極めて低いが、死神が拾えばその死神の物となる。

  • 死神の目で見る事のできる人間の名前は、「その人間を殺すのに必要な名前」であり、たとえ戸籍等に名前がなくとも、殺すのに必要な名前は見える。

  • デスノートに書いた名前・文字等を消しゴム・インク消し・修正液等で消しても何の意味もなさない。

  • 人間界にデスノートがある事である人間の人生が変わり、デスノートに書かれなくとも本来の寿命より前に死んでしまう事はある。
    それがどんな死に方だろうと、その場合、やはり死神の目には縮んだ寿命ではなく本来の寿命が見える事になる。

  • 死神が自分所有するデスノートを不本意に人間界のものにされている場合、そのノートを取り戻す目的で人間界に居る事は許される。
  • その時、人間界に他にもノートが存在していた場合、人間にそのノートのある場所や所有者を教えてはならない。

  • 死神が自分の所有すべきデスノートを他の死神に騙し取られた等で失った場合、その時ノートに憑く死神から返してもらうしかない。
    憑く死神がいない状態で人間が持っている場合は、一度ノートに触りその人間に憑く死神となり、その人間の最期を見届け他の人間が触る前に取り上げるか、その人間に返してもらわなければならない。

  • 死神は、一度でも顔を見て名前と寿命が分かっている人間ならば死神界の穴からその人間の居場所を知る事ができる。

  • 死神には死神界で定められた掟があり、それを破ると、特級・一級から八級まで九段階の罪があり、三級以上はその罪を課せられた後、死ぬ。
  • たとえば、死神がデスノート以外で人間を殺す事は特級である。

  • デスノートの所有権を、他の人間に移したり放棄したりする事でそのノートに関する記憶などがなくなるのは、実際にノートに名前を書き込み人間を殺した場合であり、所有しただけで名前を書き込んでいない場合はそのノートに関する記憶は消えない。
    しかし、所有した事で認知できていた死神の姿や声は認知できなくなるし、取引をした死神の目も失われる。

  • 死神は寝なくとも死なないし、本来睡眠をとる必要もない。
    死神の睡眠は、人間の睡眠とは明らかに異なり。それは単なる怠けである。
  • 特に人間に譲渡し人間界にいる死神は、そのノートを使った人間の最期を見届けるという理由から怠けるべきではないが掟ではない。

  • 人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで。
    もちろん死神自身が所有するノートはその数に入らない。
    よって、人間にノートを所有させる事で人間界にいていい死神も6匹まで。

  • 一匹の死神が、同時に異なる人間にデスノートを渡していいのは三人まで。
  • デスノートを渡す人間が三人までであれば、たとえば2冊ずつ三人に渡すという様に、一匹の死神が6冊までノートを人間に持たせることは可能である。
  • よって、一人の人間が6冊のノートを使用する事も可能である。

  • 仮に人間界に7冊目のデスノートが存在し人間が使ったとしても、そのノートはなんの効力も持たない。

  • 7冊以上のノートが人間界にある場合、その効力があるのは人間の手に渡った順番が早い6冊である。
  • 1冊が燃える等してノートの効力を失うか、死神が所有したり死神界に持ち帰らなければ、7冊目に効力は生まれない。

  • デスノートの効力を得るには、一人の名前を複数のページにまたがって記してはならない。
  • ただし、そのページの表と裏は1ページとみなされ、たとえば表に苗字、裏に名前という書き方であれば、有効である。

  • デスノートの効力を得るには、一人の名前は同ページに記さなくてはならないが、その名前に関する死因や死の状況は、書き込む者がその記した名前に対する死因や状況と考えて記せば、他のページに記しても有効である。

  • 死因や死の状況を先に記しておき名前を後から記す場合、その名前が複数でも40秒以内に記せば何人でもその死因や状況に不可能がなければその通りになる。
  • 死因は可能だが状況は不可能である名前がある場合、その名前に対しては死因のみが適用され、双方が不可能な名前があればその人間は心臓麻痺となる。

  • 名前を複数記し、最初に名前を記した時から人間界単位で40秒以内にあるひとつの死因を記すだけでも、それが書かれた名前全てに適用される。
  • また、死因を記した後、人間界単位で6分40秒以内にあるひとつの死の状況を記した場合でも、可能な者はその通りに、不可能な者は死因のみ適用される。

  • デスノートで人間界本来の寿命を延ばす直接的な死の設定はできない。
    人間界での本来の寿命より後に、死の時間を設定しても必ずその前に死ぬ。

  • その人間の生死に関わる他の人間の死を操る事で、人間界での本来の寿命が変化し延びる事はある。
  • 上記を死神が、結果として寿命が延びる人間に好意を持って行うと死神は死ぬが、人間がこれをしても死なない。

  • 特定の人間の人間界での本来の寿命を延ばす為の死と意識していなくても、デスノートによる人間の死で、間接的に人間界本来の寿命が延びる人間は発生してくる。


† 偽のルール †

  • このノートに名前を書き込んだ人間は、13日以内に次の名前を書き込まなければ自分が死ぬ。

  • このノートを刻む・焼くなどして使えなくすると、それまでにノートに触れた全ての人間が死ぬ。

夜神月リューク(実写映画版ではレム)に、デスノートの裏表紙に書かせた偽のルール。
当然何の効力もないが、初めてデスノートを見た捜査本部の面々には(ペナルティが重い事もあって)判別できず、
前者の偽ルールに則れば、既に拘束されていた月が死亡していない以上「ノートを使っていない=キラではない」という証明になるため、彼はキラではないと捜査本部の大半が確信したが、
Lはこれを疑っており(特に13日ルール)、どのみち死刑になる犯罪者にノートを使わせる事で本物か確かめようとした(結局実行する前に亡くなったが)。


† マイナーなルール †

せっかくなので本編では触れられなかったルールも記載しよう。

【修正】

シリアスさ重視のこの漫画で誤字脱字はカッコ悪い。
だからこそ修正不可能と思われがちだが、そんな事はない。

デスノートに名前、死の時刻、死の状況を書いた後でも、6分40秒以内であれば死の時刻、死の状況は何度でも変更できる。
しかし、もちろん6分40秒以内でも変更可能なのは死んでしまう前である。

デスノートに書いた内容を6分40秒以内で変更する場合、まず直したい部分の文字の上に2本の棒線を引く。役所の書類かな?
時間や死の状況は上記のように変更可能であるが、名前を書かれた人間の死は、どんな手段をもっても取り消せない。

……が、実写映画版ではこのルールを逆手に取った人物が終盤の展開に大きな影響を及ぼしている。

消しゴム不要!


ちなみに読切版では「デスイレイサー」なる消しゴムのような道具で記述を消す事で対象の死を取り消すことが可能だった。
こちらは火葬などで遺体が失われていない限り、たとえ死んだ後でも生き返る事も出来る。


【殺せないケース】

デスノートを使う場合、書き込む者が対象の顔と名前の両方を知っていないと効力を発揮しないため、
例えば『山田太郎』なんてありふれた名前を書き込んでも、全国の(書き込んだ者と面識がない)山田太郎氏が一斉に不審死するなんてことは起きない。

従って、ノートの特性を知っている者同士でのデスノート争奪戦では、大概死神の眼(顔を見ただけで本名と寿命が分かる)を用いられないように、何らかの方法で顔を隠すことが基本となった。
それを知った上での記念すべき第1話で、幸い渋井丸拓男の名前を一発で当てた月。ダテじゃない。

では……

もし違ったら…?

同一人物の顔を思い浮かべ、4度名前を書き間違えた場合、それ以降正しく名前を書き込まれたとしても、その人間に対してデスノートの効力は発揮されなくなる。
本名でしか殺せないため、「シブイマルタクオ」や「Shibuimaru Takuo」と書いても効き目はない。
相手が外国人であればミドルネームなども全て(その国の言語で)書かねば偽名扱いになる。
韓国人であればハングル*1で、タイ人ならシャム文字で、スラヴ民族ならキリル文字で書かないと恐らくアウトである。
作中には登場しなかったが、アイヌ民族であれば文字すらなく*2、標的がアラブ人であればアラビア語で、しかも右から左に書かねばならなかったと思うと、
本編でデスノートを拾得した者の大半の生活圏が日本語か英語圏で、書く名前もそれらの文字であったのは彼らにとって幸運だったと言えるかもしれない。

なお、必ずしもフルネームで書かなければならないというわけでもないらしく、
例えば本編では月はLの挑発にまんまと乗る形で、Lの替え玉としてTVに出演した「リンド・L・テイラー」の名をアルファベットでそのまま書き殴る、
つまりはミドルネームを省略して名前を書く場面があるのだが、問題なくテイラーはノートの効力で死亡しているため、
彼の両親がミドルネームにアルファベットをそのまま使うようなDQN親でない限り世間で通用する名前なら一部省略しても問題ないようである。
そのため、例を挙げれば著名な画家である「パブロ・ピカソ」は、本名が非常に長い*3のだが、
仮に彼をノートで殺そうとした場合、無論本名で書けば間違いないだろうが、世間で通用している「Pablo Ruiz Picasso」でも効力が及ぶのではないかと推測されている。
本編では言及はなかったが、「澤井・沢井」「渡辺・渡邉」「高田・髙田」などはどこまで別の苗字と認識されるかも興味深いところである。

ちなみに、戸籍がない者は言ってしまえば「(公的な)名前がない」状態であり、ともすれば本人も自らの本名を知らない事もあると考えれば、
普通の人間ならばそのような人をノートで殺す術がないと思われるが、「死神の眼」を用いればそのような人でも殺すために必要な名前が見え、殺せるという。
元々孤児であるLは自身の元の名を知らず、この公的な名前が不明な状態である。


わざとやったら…?

デスノートに名前を書き込まれ死ぬ事を避ける為に故意に名前を間違えて書くと、書き込んだ人間が死ぬ。
故意に名前を4度間違えて書かれた人間は、4度意図せずに間違えて書かれた時と同じようには処理されず、
正しい名前を書き込まれたわけではないので(自分で書き込んだ場合以外は)その場で死ぬことはないが、デスノートに名前を書き込まれても死ななくなる事にはならない。
家族や恋人は違うやり方で守ろう!

デスノートで操れる「死ぬのにかかる時間」は23日以内なので、名前と共に「100年後に突然死ぬ」などと書き込んで延命しようとしても無効となる。
また、書かれた「死ぬのにかかる時間」が23日以内であっても、名前を書かれた当人の寿命がその日数未満しか残っていない場合も無効とされる。
例えば、残りの寿命が5日の人間に対しては6日以上の期間をもって殺そうとする事は出来ず、
その場合は死因を書かなかったのと同じ扱いになり、名前を書かれてから40秒後に心臓麻痺によって死亡することとなる。

他にも、生後780日未満の人間、124歳以上の人間、12分以内に寿命が来る人間にはデスノートの効力は及ばないとされる。


また、「物理的に不可能な現象・手段を用いての死因」を名前と共に書き込んだ場合も、死因を書かなかったのと同じ扱いになり、心臓麻痺で死亡する事になる。
例えば東京にいる人物を「あと2分以内にパリのエッフェル塔の下まで何らかの手段を用いて移動し、エッフェル塔で記念撮影した瞬間死ぬ」と書き込んでも、
物理的に東京から2分以内でパリに移動する事など到底不可能なため、名前を書き込まれた人物は東京で心臓麻痺による死を迎えることになる。

また、その人物が知り得ない事実を引き出そうとしたり、知り得ない情報に基づく言動・行動をさせた上で死なせようとしても同じように無効となり、
作中ではLについて知り得ない犯罪者の名前に『Lの似顔絵を描いて死ぬ』という死因を書いても普通に名前だけを書き込んだ時のように心臓麻痺で死亡し、
Lと日本警察の状況を知らないであろう犯罪者の名前に『「Lが日本警察を疑っているのを知っている」と書き記した後死ぬ』という死因を書いても、やはり心臓麻痺で死亡している。
……ということになっているが、映画『デスノート Light Up New World』の前日譚『デスノート NEW GENERATION』第1話「三島篇・新生」では、
「『私はキラ、デスノートは復活した』と連呼しながら自殺する*4」という方法で死人が出ており、
映画版では『Lが日本警察を~』の実験が行われていないので「知り得ない情報に基づく言動・行動をさせてはいけない」ルールは映画版時空では存在しない可能性がある。

なお、「病死」と書いた場合には、「病気にかかる→病状が悪化する→死亡する」という流れで相応の時間がかかるため、
「10秒後に突然急性肺炎で死ぬ」などの無茶なシナリオを書いた場合にも不可能と見なされ、心臓発作になる。
逆に言えば病死の場合に限り、例外的に上記の「死ぬのにかかる時間が23日以内」の制限から外れる場合もある。

作中で一番の無理難題系死因を挙げるとすれば、
恐田奇一郎 事故死
2003年12月20日 土曜日
花園区三丁目公園東口バス停より
午前11時31分発スペースランド行き南北バスに
弾丸6発の入ったピストルを持って乗り込み、
観客を人質にスペースランドの売り上げを奪おうとするが、
この世のものとは思えぬ幻影を見て、それに向かって全弾を発砲し
バスから飛び降りた所で同日11時45分、事故に遭い死亡
くらいだろう。
デスノートに書いた時刻、死亡予定時刻、書いた内容がいかにアドリブが利くか、などかなり調整が必要だと思われる。
なお、月は彼にデスノートの切れ端を持たせてリュークが見える状態にさせる事でこれを乗り切った。
リュークは普通の人間に見えないとはいえ実際にいる存在であり、「幻影」ではないのだがよく操れたものである。
……一応、上の名前を書かれた男は麻薬中毒者だったため、「幻影」と書いても「本人が幻影を見たと錯覚した」もしくは「実際に幻影(幻覚)を見ていた」と解釈すれば辻褄は合うだろうが。
また、彼以外の第三者がノートの切れ端に手を触れない事も必須条件なのだが、その辺も(悪)運が良かったと言うべきか。

他にも(恐らく知らないであろう)住所に手紙を送ってから死亡したカル=スナイダーに関しても「上述した知り得ない情報に基づく言動・行動にあたらないのか?」という意見もある。


作中では言及されなかったが、「死因や死の直前の行動で他人に危害を加えたり、死なせたりすることはできない」というのも結構重要なルールである。
つまり「(顔や名前の判らない相手を)操った人間に襲わせて殺す」ということは出来ない。
逆に「(顔や名前の判らない相手に)襲われて殺される」状況を作り出す事は可能である。
実際、作中では月は強盗殺人の常習犯を「コンビニ店員にナイフを向けるが、乱闘の際誤って刺し殺される(意訳)」と書いて始末している。
他にも運転士や医師といった他人の命を預かる立場にある人間を殺す際は引っ掛かりやすいのではないだろうか。
それ以外でも作中ではテロリストと手を組んでいた旅客機のパイロットが名前を書かれた際、パイロットは旅客機の着陸直後に心臓麻痺で死亡している。

一方で、デスノートを使わせて他人を殺させる場合は例外なのか、それとも「封筒内の紙に名前を書かせる」という行為自体は他者に危害を加えないためか、
月がレイ・ペンバーを殺した際、デスノートの効力で彼を操り、電車に乗せている間に彼に他のFBI捜査官の名前を、
それぞれの捜査官の顔を思い出させた上で封筒内の(切り離した)デスノートの頁に書かせ、間接的に殺害したことがあった。

実はこのルールの性質上『妊娠している女性はデスノートの効力が及ばないのではないか』という仮説が成立しており、
この仮説の存在が、レイと婚約関係にあった南空ナオミの生存説を後押ししていた。
作中ではその事について明言はされていないので確証は出来ないが、
少なくとも上記の通り対象以外の第三者を巻き込む形で命を落とさせる事が出来ないルールがあるのは確かであり、
消去法で考えれば、
『仮説通り妊婦にはデスノートの効力が及ばないため、名前を書かれた対象はそのまま生存する』
『赤子が無事出産され、母親がいなくとも生存できる状況になった時点でデスノートの効力が発揮され、対象が死亡する』
のどちらかだと思われる。
どちらにせよ、ナオミがレイとの子を身籠っていたとして、上記の仮説を参照した場合、
「出産するまでナオミをデスノートで死なせることはできない」ことになるため、
確認のためとはいえ「自分がキラ」だと自白している都合上、彼女が妊娠していてノートの効力が及ばなければ、
自爆する形で月がキラであることが捜査本部に露呈し、「(キラが)負けたッ!『DEATH NOTE』完!」になっていた。
主人公補正」「物語の都合」と言ってしまえば身も蓋も無いが、つくづく運の良い存在である。

原作では上述の通りあまり触れられず、ファンの間でもナオミ生存説の根拠としてこのルールの存在が挙げられる以外はほぼ言及されなかったが、
実写映画版の前編では対象の名前と共に書く死因にある工夫を凝らす事により、ルールに抵触せずにノートに名前を書いた者に特定の相手を殺害させる事に成功している。

また、映画『Light up the NEW world』では、キラ信奉者の紫苑優輝が予め「即死」と何行かに書いたノートを用意しておき、
死神に標的のマスクを脱がせ*5てその顔を暴かせ、
それを死神の眼で顔を見て対象の名前を確認し、その名前を書き込むという手法で敵を殺している。
これにより、「即死」と書けば40秒の待ち時間すらなくなる点が判明した(『Light up the NEW world』独自設定の可能性も考えられるが)。
まあもっとも、デスノートは「一二の三」での殺し合いには最も向かない凶器である為、この紫苑の苦し紛れの作戦を見て、
二代目竜崎が「ノートが銃に勝てるわけねえだろ!」と明らかに月の末路を皮肉った台詞を吐き捨てていた。


【売買】

デスノートを売り買いしたら


後に発表された本編後の短編作品「aキラ編」で追加されたルール。
「人間界でデスノートの所有権を売買した場合、買った者も売った者も死ぬ」というルール。
あくまでも「殺すための道具」であり、それを商品として扱うのはダメということだろうか。
この追加ルールにより、「死神大王はデスノートのルールを好き勝手に付け加えできる」事が判明した。
一応、「売買が成立した瞬間」にアウトではなく、「売買の成果物に手をつけた瞬間」がアウト判定であるため、買った者はデスノートを受け取らなければ、売った者は代金を手にしなければセーフ。
なお、「ATMから金を引き出した瞬間がアウトなら、ネット通販や家族に一度渡した上で代理購入してもらえばいいのでは?」的な考察もあるが、
そもそもこのルール自体が死神界側が勝手に決めたものなので、人間側の事情など全く考慮していないものである。
そんな抜け穴を利用しようとしても、普通にアウト判定食らって終わりだろう。
あとこのケースでは自分の約束に縛られて追加ルール自体教えてもらえていなかったのでどの道アウトである
ルールの穴を突く頭脳戦を売りにした作品でこの顛末は理不尽さを感じなくもないが、リュークの言う「死神に関わった人間は不幸になる」というのが真理なのだろう。

なお、あくまで「所有権」の売り買いが禁止されているだけなので、「一殺一億円」などで殺害の権利だけ売り買いした場合にどうなるのかは不明。


【運命が変わる】

デスノートに関わった人物は、直接名前を書かれなくても運命が変わったり、それによって寿命が増減したりすることがある。
作中で最もこの影響を受けた人物は弥海砂だろう。

「自身のストーカーに襲われて若くして死ぬ」という運命から、死神・ジェラスが寸前でそのストーカーをデスノートで殺した事で逃れて寿命が延びるも、
その後デスノートの所有者となり、残り寿命の半分という代償を払う「死神の眼の取引」を二度も行った結果、最終的に寿命は当初の約1/4にまで減少している。

なお、海砂を助ける目的で上述のストーカーをデスノートで死なせた死神・ジェラスは消滅しているが、
これは「好意を持った人間の寿命を延ばす目的でデスノートを使用してはならない」という死神のルールに違反したためであり、デスノートのルールとは関係ないため、人間が他人の寿命を延ばす・助ける目的でノートを使用しても問題はない。

また、あくまで「死神が、好意を持った特定の人間を助ける(寿命を延ばす)目的でデスノートを使用する」事がルール違反と見なされるため、
例えば「たまたま目を付けて名前を書いた人間が実はテロを起こす寸前のテロリストで、その者を殺した事で他の人間の命が救われた」などの場合、
名前を書いた死神は別にテロを防ぐ目的もなければ、テロで死ぬはずの人間を助けようと思ったわけでもないので、ジェラスのようになる事はないと思われる。
実際、作中ではレムが月に「Lとワタリの本名を『眼』で見た上でノートに書いてくれ」と依頼された際には、
「別に自分は月に好意など持っていないので、これによって彼を助ける形になっても問題ない(=死神のルールに抵触しない)」として引き受けている*6


【実は】

デスノートは黒ばっかしと思ってるそこの君!

そうでもない。

デスノートには白や赤の表紙の物も稀にあるが、使い方や効力は黒表紙の物と一切変わらない。
実際、2015年に放送された連続ドラマ版に登場した海砂のデスノートは表紙が赤いものになっている他、『Light up the NEW world』に登場した死神・アーマの使うデスノートは表紙がになっている。

また、デスノートは紙片でも効果を発し、何百回ページを切り取っても無限に新しいページが出てくる。
そのため、いくら書いても「しまった! もう広辞苑みたいな厚さになっちゃった!!」などという事にはならない。


他にも、この物語はリュークが人間界にデスノートを落とした事で始まった訳だが、もし彼以外の死神達がデスノートを同時多発的に落としてしまったら、人間界ではノートによる大量殺人鬼が大勢出てきてしまうのか?

結論から言うと、そうとは言えない。

デスノートは人間界には6冊しか存在できないというルールがあり、もし何らかの方法で7冊目以降が人間界に来た場合、それはただのノートとなってしまう。
ただし、これは人間が使う分の話であり、死神が自分で使うノートはその数には入らない。
つまりノート本体を使った殺人は最大6人までしかできない。もちろん、切れ端などを含めれば話は変わってくるが……。

また、基本的にデスノートを落とした死神は、そのデスノートの拾い主が死んだ際に名前を自分のノートに書かなければならない縛りがあるようだが、
これに関しては他のデスノートの効果で拾い主が死んだ場合にも書かなければいけないのか、前述の売買禁止ルールに引っかかって死んだ場合も書かなければいけないのかなど、どこまで厳密なルールなのかは不明。
これに関してはデスノート自体のルールというよりは、死神界の慣習のようなものなのかもしれない。


† 余談 †

ジャンプ公式のお祭り作品である『JUMP ULTIMATE STARS』ではデスノートの効果が「宣告(成立すると一定カウント後に即死)」という状態異常で再現されている。
どこまで真剣に考えるべきかは不明だが、この作品で宣告を無効化できるのはロボットである則巻アラレDr.スランプ アラレちゃん)と吸血鬼であるDIO=ディオ・ブランドージョジョの奇妙な冒険シリーズ)。
また、ヘルプコマで宣告無効を付与できるキャラはウォーズマンキン肉マン)、クリスタルボーイコブラ)などのロボットや、阿弥陀丸(シャーマンキング)などの幽霊に限られているため、原作の世界観ではともかく『JUMP ULTIMATE STARS』では「ロボットや幽霊には効かない」という方向性はある模様。
……しかし、なぜハメ字郎(ピューと吹く!ジャガー)でも宣告無効が付与されるのかはよくわからない。

ちなみに、『空想科学読本』において、どのように殺しているのかを聞かれた際は柳田理科雄氏も対応に困り、
「デスノートはあくまで役所に出す書類みたいなもので、ノートを人間に渡す死神(リュークのような面々)と、運命を上手く操って死亡を実行する死神の2種類がいるのではないだろうか」という結構強引な説を唱えていた*7
まぁこの本で強引な説を出すのは今に始まったことではないし、これが掲載された巻は『科学で解けない超難問!』という名目でまさに科学じゃ説明つかない話題をメインに扱っていたのだが。
柳田氏はこのテーマが決まった時に「絶対デスノート殺到するよ」と思っており、実際大量にデスノートの質問が届いたという。
そして、上記のバスジャックの後事故死の件は「相当の死神が動員されたのではないか」と結論付けられた(挿絵では死神違いで某少年探偵などが描かれていた)。


このノートのルールははっきり言って多過ぎるので記事を追記・修正した人間はありがたいが、13日以内にまた追記・修正しないと自分が死ぬ。

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最終更新:2024年03月12日 16:11

*1 現在の韓国では名前に漢字表記がない人も多いため、戸籍上はハングルでの記載とし、漢字表記は任意となっている。

*2 現在は戸籍を日本語で書くため、デスノートのルール上は「ウフュィホロケウ」「アシリパ」などのアイヌ名ではなく、「碓井ホロケウ」「小蝶辺明日子」と書けば問題ないと思われる

*3 アルファベット表記で「Pablo Diego José Francisco de Paula Juan Nepomuceno María de los Remedios Cipriano de la Santísima Trinidad Ruiz y Picasso」。聖人やピカソの縁者の名前を並べたものだという。

*4 『LNW』においては、デスノート対策本部に属する捜査官以外の民間人はキラが人を殺す方法を知らないので、一般市民に過ぎない被害者が「デスノート」なんて知り得るはずがないのである。

*5 このシーンは原作でシドウが嫌々やった場面のオマージュ。

*6 実際には彼らの名前を書いた事でレムは死神としての死を迎える羽目になったが、これは別段「レムが実は月を好きだった」とかではなく、「Lとワタリを死なせなければ彼女が好意を持つ海砂の命運が尽きてしまう」状況を月がこしらえたためであり、レムは自分にとって邪魔な存在をまとめて排除しようとした月の策略に気付いて原作では「死神を超えている」、実写映画版『the Last name』では「お前こそ本当の悪魔だ」と評している。

*7 この仮説の根拠として、『おそ松くん』において「死神の国に来た6兄弟が『蝋燭の火を消すと死に、火を灯すと生き返る』というギャグ描写があったことから、デスノートの場合も似たように火を消す事で心臓麻痺を引き起こしていたのではないか。死因が記載された場合は現場に死神が赴いて周辺人物を操っていたのではないか」と記載されている。