アンジェラ(聖剣伝説3)

登録日:2012/04/26 Thu 03:27:23
更新日:2024/04/24 Wed 10:38:57
所要時間:約 5 分で読めます







もうお城には、帰れない…

これからどうしたらいいんだろう…



アンジェラとは、ゲーム『聖剣伝説3』の登場人物。
6人の主人公のうちの1人。

■概要

年齢:19歳
身長:165cm
体重:48kg
武器:杖
CV:大久保瑠美(リメイク以降)


『魔法王国アルテナ』の王女にして、母に似て艶やかな色気を持つ美女。
王家の娘でありながら、全く魔法が使えないことにコンプレックスを抱いている。
母が自分に対し厳しく接するのも女王の責務だからとわかってはいるのだが、それでも寂しさから、いつもいたずらをしては城内を騒がせ、教育係のホセやヴィクターを悩ませている。それでも19歳でまだ反抗期なのはどうかと
しかし、その潜在魔力は母を凌ぐと言われ、旅の中で精霊の加護を得た彼女は魔法使いとして目覚ましい速さの成長を遂げていく。
ゲーム中ではそれを裏付けるように、あるクラスになると世界を滅ぼす呪文を習得出来る。
高位の聖職者が使うとされる光の魔法も攻撃系ならお手の物であり、闇属性のアンデッドや悪魔に対する殲滅力は本職の聖職者であるシャルロットをも凌ぐ。
寧ろ1番初めにウィル・オ・ウィスプと会う関係上、メインウェポンは専らホーリーボールかセイントビームということもしばしば。

ちなみに、若き日の母ヴァルダは、アルテナに攻めて来た敵に対してキレてアンジェラのように暴走。
雪原には巨大な【凶】字型の炎が浮かび上がり、敵である竜の軍団を一瞬で消し飛ばしてしまった。
そして、祖母は吹雪を起こし敵軍を一瞬凍りつかせて(雪だるま)いる。

なんなんだお前ら一族……。

見た目は色っぽいお姉さんキャラで、衣装もレオタードとかなり過激。
ゲーム内のグラフィックでも強調されたくびれや凹凸が、何ともなまめかしく、要塞都市ジャドでの脱獄イベントでは見張りのビースト兵を色仕掛けで誘い込み、閉じ込めている。
ショタ時代にプレイし、そのまま惚れた子も少なくないはずだ。精通した子もいたとかいなかったとか
だが、リースの異常な人気や、魔法がカウンターの格好の餌食になるシステムから、アンジェラが噛ませ化される二次創作も多い。

雪国であるはずのアルテナでこんな格好をしていることはよくネタにされる。
まあ国内は魔力により暖かく保たれているようなのだが、それにしたってレオタード一枚は中々。
そしてこの格好で雪降る王国の外に放り出されたのだからたまったものではない。そりゃ倒れるわ……と言うか、よく生きてたものである。
リメイク版でも女性陣3人で初めて零下の雪原を訪れた際、シャルロットがプレイヤーの代弁をするかのようにアンジェラ(&リース)の薄着について尋ねる会話が発生する。
ちなみに彼女に限らず、アルテナの女マジシャン達はレオタードにとんがり帽子という組み合わせが制服となっている模様。
例えフォルセナに侵攻する時でも、獣人だらけの月夜の森でルガーにボコられようとも、である。実にけしからん。

親からの愛情に飢えた影響か、性格は勝ち気で自由奔放であり、年齢にそぐわない稚拙な言動も目立つ。
だが、根は繊細で、所々でポツリと弱音を漏らす場面もある。

リメイク版では各地の厳しい環境に愚痴を漏らしたり、
町では情報収集などを仲間に任せて自分は宿屋で休むなどお嬢様育ちでわがままな一面を見せるようになった。
一方で声優さんの演技や投げキッスや笑顔などの可愛らしいモーションにより
「大人っぽいけど子供っぽい」彼女のキャラクターがさらに魅力的に描かれている。
フォルセナ救出後、母国が攻め入ったことに対して申し訳なく思ったり、デュランとケヴィンが互いの腕前を評価し手合わせしたいと語るのを見て、男の友情はいいなと言ったりと成長を感じさせる描写も多い。

【旅立ち】

魔法の源たるマナの突然の減少。それは魔法王国の滅亡を意味する。
それを打開する為にマナの剣を手に入れようとする理の女王ヴァルダは、己が娘の命を犠牲にし禁断の呪法を用いると発言。
恐怖と絶望から絶叫したアンジェラは、魔力の暴走で瞬間移動し、王国の外に倒れていた。
なんとか近隣の村で保護してもらうも、*1自身が反逆者として指名手配中と知る。

どうしようも無くなった時に聞いた、占い師の導きで「聖都ウェンデル」を目指すことにした彼女は、
忍びよる暗殺者の影におびえながら世界の命運巡る旅に出る。

「……行ってみよう……きっと今よりマシなはずよ! 魔法が使えるようになれば、きっといつかお母様も、私をみとめてくれる……必ず……」


【余談】

主人公や仲間にせずNPCにした場合は、ジャド以降出番が最も少なく、行動に謎が多い。*2
デュランを主人公にした場合、終盤アルテナ城にて会う事ができるが、突如現れた事から推測するに旅の途中から城に囚われていたのではないだろうか。
このイベントで、母を救ってくれたデュランにホの字の様子のアンジェラが拝見できる。

主人公のひとりのデュランとは敵対国ということもあり、パーティに二人ともいるとストーリー中で度々衝突する。
基本的にはデュランのデリカシーのない台詞にアンジェラが怒って喧嘩になるのだが。
フォルセナでデュランの家の前でのイベントが起こる頃にはアンジェラがデュランをからかったりする。

また、大体誰に対しても「マナの女神様なら何とかしてくれるはず(要約)」と投げやりな助言しかしないフェアリーであったが、一応彼女に限って言えば「マナストーンの近くには必ず精霊がいるから、彼らの力を借りれば魔法が使えるようになる」と至極真面目なアドバイスをくれる。
初めの精霊であるウィル・オ・ウィスプと出会った際にも「後は『知性』が上がればアンジェラも魔法が使えるようになるはずだよ」と少々メタなフォローまでしてくれる。
この辺りは若干ヒロイン補正のようなものを感じなくもない。

自身、もしくはデュランを主人公にした時、つまり竜帝を倒したルートのエンディングで*3は「魔法よりステキなもの見つけちゃったもんネ!」のセリフの後がパーティーメンバーの編成によって変化する。

パーティにデュランがいる場合
デュラン「ん、何だそれ?・・・何じろじろ見てんだよ。オレの顔に何かついてんのか?」
アンジェラ「へへ~、ヒ・ミ・ツ」

パーティにデュランがおらずケヴィンがいる場合
ケヴィン「ええっ!?な、何?何でオイラの方、見るんだ?」
アンジェラ「へへ~、ヒ・ミ・ツ」

パーティにデュランとケヴィンがおらずホークアイがいる場合
ホークアイ「へえ、何だい、それ!?」
アンジェラ「へへ~、ヒ・ミ・ツ」

パーティに男性キャラがいない場合
アンジェラ「フフ、アンジェラみたいなガキんちょにはわからないかも知れないけどね!」
シャルロット「ほえ?それはなんでちか?うまいもの?」
アンジェラ「へへ~、ヒ・ミ・ツ」

パーティーメンバーの編成でセリフが変わる本作品であるが、エンディングのセリフパターンが4つもあるのはアンジェラのみである。
主人公や仲間にしなかった場合の出番の少なさに対するスタッフなりの贖罪なのかもしれない。
しかし、よりによって「シャルロットみたいなガキんちょ」となるべきところが「アンジェラみたいなガキんちょ」と盛大に誤植されている。

ちなみに開始時のアンジェラは魔法が使えないことに悩んでいたが、実は母も若い頃は使用こそできるが魔力をうまく制御できていなかった。
なのでアンジェラがうまく魔法を使えないのはぶっちゃけ血筋の可能性が高い。

+ アンジェラの出生に関するネタバレ
実はアンジェラの父親は「草原の国フォルセナ」の英雄王リチャード。
つまりアンジェラは2大王国の王家の血を引く、とんでもないVIPだった。(加えて6人で唯一両親が存命である。)

3本編においては
  • 作中でアンジェラの父親について全く触れられない。(他の主人公は孤児であるホークアイを除いて両親の話が作中で出てくる)
  • 英雄王が理の女王をヴァルダと名前で呼んでいる。(3本編にて理の女王を名前で呼ぶのは英雄王のみ
  • アンジェラがパーティにいる場合、ヴァルダに一人娘がいたことにリチャードは驚くが心当たりがあるような態度を取る。
と匂わす場面だけではっきりと描写はされていなかったが、
3の19年前が描かれた『聖剣伝説 HEROES of MANA』において、王位継承前のリチャードとヴァルダが恋人同士であったことが判明する。
なお、19年前だがアンジェラはこの時点では産まれていない。
つまり、ヴァルダはこの時点で妊娠していたということになる。仮にも責任が求められる王族なのにそれでいいのか……

ヴァルダが一人で産んだことは、どうやらリチャードは知らなかったようだ。
彼女が主人公や仲間の場合、フォルセナ人にとっては『生き別れだった国王の一人娘が父の危機を我が身の危険も顧みずに救出した』というカリスマ爆上がり必須の登場となる。
リチャードがあの時点で父娘の名乗りを挙げなかったのは、母親が娘自身のみならず其の父親まで殺そうとしている事実を娘に付きつけたくなかったと同時に、突然現れた有力後継者への政治的対処の為に猶予が欲しかった一面も有ると思われる。

聖剣伝説3本編の描写を見る限り、あの世界の人間の個体群成長率は然程大きいとは考え難い描写がされている。
主要登場人物で3人以上の子供が二次性徴まで育ったのはホークアイの祖父のフレイムカーンだけであるし、そのフレイムカーンの3人の子も末娘のジェシカ以外は若死にが明示されている。
寿命を大幅に縮める覚悟で子を作ったシャルロットの両親は兎も角、リースとデュランの母は第二子出産時、若しくは出産直後に亡くなっている。双方共に、王妃・高級軍人夫人と食に事欠かず、高度な医療も受けられる立場であったにも拘らず。
戦死や産死が派手に描写されている、即ち集団の人口維持に必要な最低数である2人の出産では補い切れない環境で、直前まで戦争状態にあった二国(≒同君連合や合邦が難しい)の後継者候補筆頭であるアンジェラへの命懸けである出産プレッシャーが壮絶なものになるであろう想像は難しくない。


リメイク版ではキャラの顔がよく見えるようになったため、母ヴァルダが紫色の瞳であるのに対して、アンジェラは母とは違う緑色の瞳であるのがわかる。
緑はフォルセナのイメージカラーであり、リチャードも同じ瞳の色である。
また、アンジェラが主人公でパーティにデュランがいない場合、黒曜の騎士がドラゴンズホールでの対決時にアンジェラを見て、魂の輝きからリチャードの存在を感じている。


■性能

【初期ステータス】

力:2
素早さ:2
体力:2
知性:6
精神:5
運:4

魔法の威力に関わる「知性」が全キャラクター中トップ。連動して「魔法防御」も高い。
本作では属性のついた攻撃魔法の大半は彼女だけが習得でき、戦闘では攻撃魔法が主な戦法となる。
魔法の威力は「知性」の数値に影響されるが、光属性等の一部の魔法は「精神」の数値が影響するので、レベルアップは「知性」「精神」「体力」を中心に上げていくとよい。
「精神」の数値も高いので、パーティにシャルロットを入れていない場合は「ポトの油」要員にもなる。

大半の攻撃魔法を覚えられ、敵を一掃できるので心強いが、武器の攻撃力や防御力はシャルロット同様に脆弱。
また、アンジェラを使用する上で注意したい点が、一部のボスと雑魚敵に攻撃魔法や敵が対象の補助魔法、クラス2以降の必殺技を使うと、敵がそれに反応して強力な必殺技や魔法でこちらに反撃してくるルーチンを持つという点
攻撃魔法を主力とするアンジェラにとって、カウンター持ちの敵は不利な相手となり苦戦を強いられる。*4
この点は彼女以外の使い手達と攻撃アイテムの使用も同じなので留意しておきたい。
ストーリーの後半は物理攻撃がインフレし易いので少々肩身は狭いが、ド派手な魔法の演出は見て損は無い。


リメイク版(A〜E評価、Aが最高)
力:E
守:E
知性:A
精神:A
運:C

相変わらずの魔法は最高、物理は最低というわかりやすいステータス。
攻撃モーションも遅く攻撃力も低いため殴り合いは文句なしの最弱。
MPを節約したい場面でなければ殴り合いに参加すべき人材ではない。
シャルロットのような自衛力もないためひたすら後衛に徹するべきだろう。
代わりに魔法が大幅に強化されており、MPさえあれば敵を圧倒することができる。
最序盤はMPがすぐ切れるためかなり弱いが、クラス3以降のアビリティが強力で魔法詠唱時に必要なMP30%分をHPで消費するリンクアビリティ「コンバート」を取得したり、魔法のクルミが買いやすくなってくると欠点が解消されて一気に強くなる晩成型。

ただしパーティーで最も脆いため、ボスの大技などを食らえばまずダウンは免れない。
NPC操作だと「予告が出ている間に離脱する」タイプの攻撃を得意とするボスと致命的に相性が悪いのが難点。
プレイヤー操作だと安全地帯を見つけてひたすら魔法を唱える別ゲー状態になる。
非常に強いが他のどのキャラとも違う立ち回りとなり、プレイ体験としてはかなり変則。

また、アーマー持ちの雑魚は魔法ダメージが通りにくく相性が悪い。
まず強攻撃や必殺技でアーマーを剥がしてから魔法を撃つなどの工夫が必要となる。
詠唱の短い下級魔法を連発してゴリ押すのも手だが。


今回は育成ポイントの箇所によって取得できる魔法の属性が変わってくる(力に振ると炎、運に振ると風、等)ため、
向かうべきダンジョンやボスに応じてポイントの振り直しを駆使するのも重要になってくる。

【クラス1】

  • マジシャン
必殺技:ダブルアタック

初歩的な魔法を使う駆け出しの魔術師。
魔法使いらしく、杖で殴って攻撃する。しかし、攻撃力は他のキャラと比べると弱め。
しかし、ゲームを進めて精霊を仲間にすると基本の攻撃魔法(対象は単体/全体)を覚えられるようになり、そこから本領発揮となる。
習得の早い光や地属性に弱い、ゾンビやニードルバード、チビデビル辺りは格好のカモ。

詠唱破棄のテクニック*5を使うことで魔法が発動するまでの待ち時間をキャンセルできるので、うまく活用したい。

ちなみに、敵としてもマジシャンとその上位種であるウィザードおよびハイウィザードが登場するが、どういうわけか彼ら、上位種になっても下級魔法ばかりで中級・上級魔法をまったく使ってこない。
純粋にステータスが高いので当然魔法の威力は上がってくるのだが、上位の魔法を使わない理由は不明。

リメイク版では振り分けたスキルポイントに応じて魔法を習得できる。
最初に入る精霊はウィスプなので、まずは知性ではなく精神にポイントを回そう。ちなみにSFC版と違いこの段階では火水闇の魔法は習得できない。
アビリティは強攻撃ヒットでMPが回復するリンクアビリティ「アブソーブ」が便利。
強攻撃が複数ヒットするホークアイと特に相性が良いが、ヒールライト使いのシャルロットや光デュラン・ケヴィンにつければ魔法のクルミの節約になるだろう。
一方でアンジェラは強攻撃は基本的に単発かつそもそも近接戦闘自体が苦手のため相性は良くない。『ホーリーボール』のついでに「撃破MP+」で節約するのが現実的なところか。
敵に狙われにくくなる「隠密」をつければ脆さをフォロー可能。
「挑発」を付けたデュランとセット運用すると、積極的に殴りに行っても狙われにくくなるので、序盤でもノーダメージ撃破ボーナスの恩恵に与かりやすい。
必殺技は杖で飛び込みつつ脳天唐竹割りを叩き込み、横殴りで吹き飛ばす。
相手を複数巻き込める上に見た目以上に攻撃範囲が広く自分の後方以外はほぼカバーできる扱い易い技。
ぶっちゃけアンジェラ版十文字斬りであり、特にデルヴァーにクラスチェンジする場合は長くお世話になるだろう。
また相手のアーマーを剥がす場合にも積極的に使って行ける。

【クラス2】

  • ソーサレス(光)
必殺技:ピンクタイフーン

厳しい修行と鍛錬により多くの精霊魔法を使う魔術師。
闇属性以外の中級攻撃魔法(対象は単体のみ)を覚えられる。
必殺技では投げキッスで敵にダメージを与える。敵を魅了する効果はない。

リメイク版での専用アビリティはMP100%時に与ダメージが15%上昇する「マジックバースト」。
こちらは下級魔法の範囲増加版に加え、闇属性以外の中級魔法を覚えられる。
全体的に火力が増強するため、敵の弱点を突いてダメージを稼ぐという動きに磨きがかかる。同属性魔法を連続で唱えるほど威力が上がる「エレメントコンボ」も自然と活用できる。
また戦闘中のMP消費を30%軽減する「特技MPセーブ」、20%の確率でMP消費を0にする「ブレッシング」などMP節約のアビリティも覚えるため継戦能力も向上している。
多種の属性魔法、高い火力、MP燃費向上と欲しい物が一通り揃い、【魔法使い】として基本の形が整う。
ただし、特技の習得がスキルポイント制になった影響でこの時点で全属性の魔法を習得させることは困難。
対神獣などで十全に活躍させたい場合はスキルリセットさせて都度振り直す必要がある。

リメイク版のピンクタイフーンはハートがふわふわと飛んでいき、当たった敵をロックした後に大爆発する範囲攻撃。
ロック付きの単発高威力技のためボス戦でも使いやすい。零距離で使えば弾速の遅さも気にならない。
最後の爆発は範囲攻撃ではあるが見た目ほどは広くはないため狙って巻き込むのは難しい。他の敵にも当たったらラッキーくらいに思っておこう。
なお、NPCに操作を任せていると明後日の方向に飛ばしがち。その上飛んでいったハートが消滅するまで硬直し続けている。
危険なので撃たないように作戦を設定しておいた方がいい。

余談だが、原作版の特技の習得はレベルが1上がるごとに1つずつ覚えていくという仕様であり、
精霊を集めきる前にクラスチェンジしてしまうと習得魔法が渋滞状態になり中位魔法の習得までに時間がかかってしまうという現象が発生する。
例えばジンを入手直後にクラスチェンジするとシェイド・ウンディーネ・サラマンダーの下級魔法→(シェイド以外の)中級魔法という順番になるため全て習得するまでに8レベル上げる必要がある。
最終的に習得できる特技は変わらないし、早くクラスチェンジするほど攻略は楽になるので気にするほどのことではないが。

ニーソのサイズが明らかに合っておらず、ふとももがパッツンパッツンになっている。 モデラーはいい仕事をしている

  • デルヴァー(闇)
必殺技:スターアタック

魔法を役立てることよりも、魔法の力そのものを追い求める魔女。
「ソーサレス」と違い、新たに覚えるのは闇の中級攻撃魔法『ダークフォース』(対象は単体のみ)だけ。
『ダークフォース』他6属性の中級魔法より基本威力が高い。(『セイントビーム』も設定上同格だが威力は「精神」依存)
敵に使えば下記の『デス・スペル』が発動する「ルーンの書」が集められるのもこのクラスの特権。
必殺技は星を飛ばして攻撃する技だが、某コレクターとは無関係である。

リメイク版の専用アビリティは味方が戦闘不能になると自身に魔法攻撃力・魔法防御力アップの効果がかかる「ラース」。
ラース(Wrath)は憤怒を意味し、味方が倒れたことにより怒りでパワーアップする……と書けば様になるが、システム的にはただのマジックアップと同義。
ぶっちゃけてしまえばサハギンのウロコで補えるため、わざわざこれの為に味方を犠牲にするという戦術はコスパが悪すぎる。

魔法発動の際HPを消費して威力が大幅に上げる「ペインマジック」がポイント。デメリットがある分クラス2のアビリティとしては強化効率は高い。
ただし、中級魔法は闇しか習得できないためそれ以外の弱点を狙う場合は 下級魔法をHPを消費して威力を引き上げて放つ という構図になる。
下級魔法の威力が100なのに対し中級魔法は威力200(光闇は250)。「ペインマジック」一つではさすがに倍撃までは上げられないため弱点属性を狙う戦法の場合ソーサレスより火力は劣る。
よって、デルヴァーは敵の弱点なぞ無視して威力の高い『ダークフォース』でゴリ押しするのが答えとなる。 魔法型の脳筋
習得魔法の質とMP効率で劣り、火力も差が付くほどではないためぶっちゃけこの時点ではソーサレスに完敗状態。

必殺技は前方に星を4発飛ばし、とどめに爆発する星を飛ばす。
見た目に反して完全な単体攻撃技。星を投げつけてる進行上に敵がいても当たらないので注意。
複数を攻撃したい場合はダブルアタックを使う事になる。
ピンクタイフーンと違いロック技ではないので外しても攻撃し続けてくれるが、命中率はイマイチ。
判定の大きい巨大ボスには近づかずとも当てやすく長い無敵で回避にも使えるが、NPC操作だと瀕死の敵に撃ったりして一番威力のある最後の星を外しがちとやっぱり使いづらい。

【クラス3】

  • グランデヴィナ(光光)
必殺技:スパイラルロッド
クラスチェンジアイテム:奥義の書

マジシャンからもっとも純粋な成長を遂げた光の大魔術師。
光のクラス2「ソーサレス」で覚えられる中級魔法が敵全体に使用できるようになり、己の分身を生み出して多重魔法攻撃を仕掛ける『ダブルスペル』を覚える。
また、アンジェラのクラス3の中で、物理攻撃力がもっとも強くなる。
公式イラストは若き日の母に似ており、表情も大人しめになっている。
衣装のカラーリングは攻略本共々真っ赤なドレスであるが、ゲーム画面ではなぜか青い衣装を着ている。
必殺技は杖をブーメランのように回転させ、そのまま敵に投げ付けて攻撃する。他の必殺技と比べてちょっと地味。

リメイク版での専用アビリティは戦闘終了時にMPが15%回復する「リフレッシュ」。
ダンジョン攻略時の快適性に特化したアビリティで、道中でのMP回復の必要はほぼなくなる。
各種中級魔法の範囲強化版を覚えるほか、オリジナル魔法『ダブルスペル』を覚える。
範囲強化された『セイントビーム+』は今作の筆頭クラスのぶっ壊れ特技の一つと名高い。
無詠唱で、攻撃発生が早く、威力が高く、範囲が広く、避けられにくく、高密度の連続5ヒットで敵をのけぞらせて足止めもできる。こいつ無敵か。
消費MPは少し気になるが「特技MPセーブ」と「リフレッシュ」で踏み倒せてしまう。
ボス以外への与ダメージを20%上昇させる「強者」に加え、「リフレッシュ」とソーサレスの「マジックバースト」と合わさって雑魚狩りに滅法強い。
防御面では全属性のダメージを軽減する「全属性軽減」、詠唱中の被ダメを30%下げる「スペルフィールドII」で耐久面をある程度補えるようになっている。

ソーサレスから更に火力とMP効率が向上し、中級魔法の広範囲化によって立ち回りも良化している。【魔法使い】として完成したと言っていいだろう。

必殺技は原作同様杖を投げつけるのは同じだが、なんと竜巻を巻き起こし複数の敵に命中するようになっている。
ピンクタイフーンより当てやすいのでSPはこれに使っていこう。

実は「グランデヴィナ」という言葉は存在しない。
本来は「グランドディヴァイナー」なのだが、長すぎて文字数制限に引っかかったため、
英訳担当者に相談してイメージが崩れないよう気をつけた上で削ったとのこと。
実質的に聖剣3の造語となっており、このお陰でグランデヴィナで検索するとアンジェラ埋め尽くしを拝むことができる。眼福。


  • アークメイジ(光闇)
必殺技:ダンシングロッド
クラスチェンジアイテム:秘伝の書

精霊の力を借りて、強力な魔法を行使する最上級魔術師。
グランデヴィナと同じく、上位の攻撃魔法の対象が敵全体に広がるほか、全ての精霊の力を融合して発動する魔法『レインボーダスト』を覚える。
『ダブルスペル』より消費MPが1高く威力も少し高め(最終的にはステータス差でダメージ抜かれるけど)。
原作の性能面で比べるとグランデヴィナとの違いはカラーと必殺技とオリジナル魔法だけと言ってもいい。好みで決めて良い。
必殺技はアンジェラの手の動きに合わせて杖がクネクネと踊り出し、その勢いで敵にすっ飛んで行ってボコボコにする。
鳩時計のような効果音が結構シュール。

リメイク版での専用アビリティはHPが10%以下になるとMPが40%回復する「デスパレート」。
ただし全キャラ1の打たれ弱さは健在なので当てにしようとすると聖杯がみるみる溶けていくので注意。
「聖剣の導き」や「奇跡II」でHP1で耐える姿をよく見ることになるノーフューチャーだと一転して頻繁に発動する。
NFの場合強力なリンクアビリティを封じられ、戦闘中に使えるアイテムの数も制限を受けるため役に立つ。
覚える魔法はグランデヴィナと同じで、唯一違うのはSFC版同様『ダブルスペル』ではなく『レインボーダスト』を覚える点。
範囲が少し狭いが威力は勝る。必殺技と合わせて範囲より威力を重視している趣となっている。SFC版では土水火風の4属性だったが、今回は8属性フルで活用している。
アビリティ面ではグランデヴィナの「強者」と違い、こちらはボスへの与ダメージを20%上昇させる「裁定者」を覚える。
リンクアビリティであるため、他キャラにつけられるうえ引き継ぎもできるという優れもの。自分につけてももちろん強い。
また同じ属性魔法を連続で唱えるたびに威力が10%(累計30%まで)上がる「エレメントコンボII」を覚え弱点属性を突くことでリスクなく高火力を出せる。
MPの自動回復は期待できないが代わりに「特技MPセーブII」を覚える。「特技MPセーブ」と併用すると消費MPを70%も抑えられるようになる。
長期戦でも息切れしにくくなるため便利。

「リフレッシュ」と「強敵」で対雑魚連戦に優れるグランデヴィナに対し、こちらは「特技MPセーブII」と「裁定者」で対ボス戦に秀でる形となっている。

必殺技は杖を飛ばし、ヒットした後ロックして飛び回る杖がひたすら敵を叩き続ける。
ファンシーなエフェクトが出るようになりシュール感は減った。
ロック技なのでボス戦での他キャラの攻撃の援護に使える。


  • ルーンマスター(闇光)
必殺技:10t
クラスチェンジアイテム:ルーンの書

魔法そのものの暗黒面を術に反映させる闇の大魔術師。
本作の中で壊れ性能を持つクラスのひとつ。
敵単体に大ダメージ+ステータス異常にする上級魔法を覚えられ、さらに自分より低いレベルの敵に999のダメージを与える即死魔法『デス・スぺル』を覚える。
シェイドの魔法だが闇耐性の敵にも効き、実はアンジェラがレベル50以上であればラスボスにも通用する。
他の魔法も石化、沈黙、雪だるま、黒焦げ*6と、敵単体を無力化させる能力はピカイチ。
MP補給のクルミか金の女神像さえあれば、例えカウンター持ちだろうとどんどん雑魚敵が片付いていく。
実は、消費MPの少ない石化魔法『ストーンクラウド』でほぼ事足りるのは内緒(敵が石化状態になると即死となるため)。
またデルヴァーで覚えられる『ダークフォース』の対象が敵全体に広がるのはこのクラスだけ。
必殺技は杖を画面外に投げ飛ばして10tの錘に変化させ、敵の頭上に落とす。

リメイク版の固有アビリティは状態異常耐性を30%上げる「加護のルーン」。
全状態異常耐性のアクセサリが存在するため影が薄い。耐性100%であればアビリティや装備枠が1つ空くため有用だったろうが……
代名詞と言える『ストーンクラウド』などの状態異常付与効果のある上級魔法は健在。黒焦げが無事実装されたため、『ブレイズウォール』もちゃんと状態異常付与の効果を得た。よかったね。
威力が目に見えて高くなっており、その威力なんと350。純粋な攻撃魔法としても十分な性能となっている。
もう一つの代名詞である『デス・スペル』は性能変化しており、威力200・自分よりレベルが下の敵に使用した際に確率で即死となっている。
この影響か闇属性無効の相手には即死含め通用しなくなった。しかし吸収の場合はHPを回復させてしまうが即死は発動するという変わった挙動をする。
アンジェラのレベルが高いほど即死率は上昇するが、そこまで行くと最初から他の魔法をぶつけて仕留めた方が早い。でもアーマー持ちの敵を即死させると気持ちいい。
自分より低レベルの相手への与ダメージが20%増加する「アンフェア」がリンクアビリティなため極めて強力。
特に周回時は「マナの愛」で経験値4倍の恩恵が得られるため常にアンフェア状態を維持できる。
もうひとつ、そのまんま「状態異常無効」というリンクアビリティもある。
前述の全状態異常耐性アクセサリは一周につき男女一人分ずつしか手に入らないが、残り一人をアビリティで補うことで全員が状態異常をシャットアウトできる。

状態異常を誘発する上級魔法を覚えるうえに状態異常を受けた敵への与ダメージを上げる「状態異常特効II」、
状態異常の付与率を上げる「状態異常アップオール」と状態異常に関わるアビリティを覚え、状態異常で敵を無力化する性能はアンジェラのクラスで最も強力。
同じく状態異常関連を得意とするホークアイなどと相性が良い。
ただし、ボスに対しては状態異常は無力であるため強みのほとんどが無くなってしまう
SFC版ではアンジェラのクラスの中では一番使いやすいと評されることも多かったが、リメイク版では逆に一番地味な感じに落ち着いてしまっている。

必殺技は少し前方の上空に10tの錘を発生させ、重みと衝撃波で範囲攻撃を行う。
攻撃判定は自身の前方に大きめの円範囲と比較的使いやすい範囲だが発生の遅さが難。
シャルロットの「どか~ん」と同じく自身前方円範囲で一発威力重視かつ発生遅めと見事に似たような性能をしている。

唯一のストッキング着用

  • メイガス(闇闇)
必殺技:ホットショット
クラスチェンジアイテム:禁呪の書

魔法の知識を追い求めるあまり、道を踏み外した破壊の魔女。
太古の昔に世界を滅ぼす直前まで追いやった魔女と同じ力と姿。アンジェラのクラス3の中で「知性」が最高値に達する。
闇クラスは物理攻撃面がより強く成長することが多いが、彼女のみ逆。
新たに覚えるのは光以外の中級魔法(対象は敵単体のみ)と、作中最強の攻撃魔法『エインシャント』。
ちなみに『エインシャント』は一帯に巨大な隕石を落とし爆発を起こす魔法。
城だろうが、ジャングルだろうが、フラミーの背中で使おうがお構い無し。更に言うとあの紅蓮の魔導師や竜帝の切り札もこの魔法。そりゃ世界も滅ぶわ。
公式イラストでは、マントの下に鋼鉄のビスチェパンツというかほぼ股間隠し同然の紐パンと、高い露出度のイケイケ女王様なアンジェラが描かれている。挑発的な目つきと微笑みがM心を震わせる。

「フフッ、こっちこっち」チュッ

必殺技は構えた杖の先から銃弾の如く火の玉が飛び出し、敵に4連射を撃ち込む。

リメイク版での固有アビリティは味方が戦闘不能になると30秒間魔法攻撃力が20%上昇する「ソウルハント」。
デルヴァーの「ラース」もあるので味方が倒れるとただでさえ高い火力が大幅に跳ね上がる。それでもやっぱりわざわざ狙うほどではないが。
リメイク版最大のバランスブレイカー
エインシャントは威力600と今作でも最強を誇っており、ダメージキャップが無くなったためその威力を存分に発揮できる環境になった。
ここに加え、ぶっ壊れアビリティ「ペインマジックオール」が彼女を最強アタッカーたらしめている。
「ペインマジック」同様魔法を使用するとHPを消費して威力を上げるアビリティだが、これが「生存している人数分」適用される。つまり、全員のほんの少しのHPと引き換えに威力が90%アップするのである。
90%というのは他のアビリティとは隔絶した倍率であり、ただでさえ高いアンジェラの火力がとてつもないことになってしまう。
雑魚はもちろんの事、ボスであっても2~3発で蒸発する。アンジェラの『エインシャント』で地球がヤバい。 脳筋を極めたらこうなった
難点と言えば操作キャラのHPが戦闘中減らないまま勝利することで得られるノーダメージ勝利ボーナスの経験値+10%が得られないことぐらいだが、戦闘を速く終わらせて2回戦うほうがよっぽど効率が良いのでデメリットになっていない。
クラス3全体でも最凶クラスのアビリティになっている。
さらに詠唱中90%の確率でのけぞり無効にする「スペルレジスト」まであり、ボスを無理矢理大魔法で押し切ることすら可能。クラス3最強は揺らがないだろう。

ただし注意点もある。
広範囲魔法が『エインシャント』と下級魔法しかないので小回りが利かない。
威力は下がるが燃費と範囲に長ける下級、威力も燃費も効率が良いが範囲が狭い中級、当れば勝ち確だがMPの負担が重く雑魚相手にはオーバーキルすぎる『エインシャント』。
使い分ければどうとでもなるが、いかんせんショートカットは4つまでしか登録できないため煩わしさを感じる場面も多い。
そしてそのエインシャントは詠唱が非常に長く、動きの速い敵には避けられてしまうこともある。アクションが大きいボスは顕著。
動きを見計らって前置きする、味方のロック系の必殺技で捕まえて無理やり当てるなどの工夫が必要。

必殺技は4連射どころじゃない超多段攻撃(低ダメージ)を行いラストに高威力の一撃を叩きこむ。
総ダメージは高いのだが、スターアタックと同様明後日に連射しがちで、フィニッシュの前に隙があるので大ボス以外には基本的にフルヒットは望めない。

なおリメイクにあたって流石に色々マズかったのか、公式イラストから若干パンツの面積が増えた。ちくせう。

【クラス4】

  • ウィッチクィーン(光)
必殺技:ヘブンマリアージュ

あらゆる精霊を従える魔女の王。
リメイク版で追加された光の最終クラス。

固有アビリティは無効属性を無視してダメージを与えられる「エレメントマスター」。
テキストでは無効属性としか書かれていないが半減も無視する。吸収以外は無視できるようになるため対応力が格段に上昇する。
今作のもう一つのバランスブレイカー

アビリティはボス以外への与ダメージ30%アップの「強者II」、ボスへの与ダメージ30%アップの「裁定者II」、
魔法ダメージを無条件で35%アップさせる「リミットブレイクIII」、クリティカル率とダメージをそれぞれ40%アップさせる「クリティカルアップIII」「クリティカルダメージII」
とダメージアップアビリティが目白押し。
「強者II」はリンクアビリティのため、他のメンバーへ渡すこともでき、周回時も活用できる利便性も◎。
「クリティカルアップIII」とクラス3で習得できるアップIIと併用すればクリティカル率が70%近くになる。
「クリティカルダメージII」で与ダメージの期待値が更に伸ばせるため極めて有用。他のメンバーから「○○ブレイク」系を貰えればデバフ役もこなせる。
闇光デュランから「一閃」(クリティカル時ダメージ30%アップ)をもらってくるのも面白い。
また、「半減特効」をつけた場合、「エレメントマスター」で半減を無視した上に特効が乗るため 弱点を突くよりダメージが上になる という現象が起こる。
元々「挑発」を持っているデュランとは好相性だが、ソードマスターとは殊更相性がいい。アンジェラが得しているだけだが。

強力なダメージアップアビリティを得て大きく火力が増したことに加えて「エレメントマスター」のお陰で耐性を気にする必要がほぼ無くなり、元々強力だった『セイントビーム+』がさらに猛威を振るう。
これを撃っているだけで光吸収以外の敵はすべて消し飛んでいく。アーマー持ちの敵でも余裕で押し切れる。
そしてクラス4になって行くことになるいわゆるエクストラダンジョン、その最奥で待ち構える今作最後のボスの第二形態は 光弱点 のため こいつも消し飛ばす
オマケで第一形態で邪魔をしてくるボスのお供らは弱点属性1つで他属性無効という徹底ぶりだが「エレメントマスター」の前ではそんなものは関係ない。
衛星砲セイントビームで地球がヤバい。

クラス3の特徴は残るが、グランデヴィナとアークメイジは基本部分はほぼ同じため差異はそこまで大きくない。
習得魔法も光アンジェラの場合違いは『ダブルスペル』と『レインボーダスト』のみのためほぼ誤差。どっちも使わないし。
グランデヴィナの優位点は「リフレッシュ」「強者」「リミットブレイクII」
アークメイジの優位点は「特技MPセーブII」「裁定者」「エレメントコンボII」
と雑魚戦の快適性重視かボス戦重視かという方向性は変わらない。
引継ぎを意識する場合、対雑魚はウィッチクィーンの「強者II」で事足りるであろうことを考えると「裁定者」のアークメイジの方が利便性は上。MPセーブも汎用性が高い。
特に高難度に挑む場合は対ボスダメージとMPの燃費は重要な要素となる。

必殺技は前方に杖を飛ばし、ヒットした相手をロック。
両手から赤と青の魔法弾を連射し、最後に両方を融合させた巨大な紫の魔法弾を叩き込んで大爆発。
テキストは
 「相反する2属性を高度な技術で合成する
  アンジェラオリジナルの魔法で大ダメージを与える」
となっている。どう見てもメドローアです本当にありがとうございました。25年の間にスクウェアとエニックスも合成されたけど。
発動時、アンジェラは 「アルテナの秘術、 見せてあげる! と叫ぶが、
魔法が使えないアルテナの落ちこぼれであった彼女が国の秘術を使いこなす様は実に感慨深い。


  • スペルキャスター(闇)
必殺技:1000t

魔道を極めし呪文の紡ぎ手。
リメイク版で追加された闇の最終クラス。

固有アビリティは被ダメージ時にMPを3%回復する「グリード」。
Lv70~99のMPで1回の回復量はおおよそ6~9。正直ショボすぎるしそもそもアンジェラは被ダメージを負わないような立ち回りを心掛けるべきだろう。
また、被ダメージ時となっているが「コンバート」や「ペインマジック」系の効果では発動しない。

メイガスのぶっ壊れアビリティの上位版「ペインマジックオールII」が習得可能。
HP5%消費で40%威力アップと消費HP/威力の効率は劣化しているが、与ダメージ120%アップは他のアビリティ4~6個相当というイカれた強化率。
併用すればHP7%×3消費で与ダメージ210%上昇である。こんなんで魔法連発されたらそりゃ世界滅ぶよ……
「撃破ヒールIII」でHP負担のフォローはできるが仲間はボロボロになっていくため結局何らかの対策は必要になる。
自分より低レベルの相手への与ダメージを30%上げる「アンフェアII」も汎用性と効果量ともに優れており強力。
他にも詠唱中ののけぞりを完全無効化する「スペルレジストII」がなんとリンクアビリティ。
つまり引き継ぎ可能。回復役が殴られて中断することがなくなるため非常に強力。


光クラスと異なり、ルーンマスターとメイガスのどちらを経由したかで毛色が大きく異なる。
ルーンマスター経由の場合「アンフェア」併用で実質全ての敵に対してダメージ50%アップ、「ペインマジックオールII」により威力350の上級魔法の火力が大幅に向上する。
ただし、ここまで火力が上がってくると状態異常付与の余地が無くなってくる。結果として状態異常の扱いに長けるというルーンマスターの個性は没化してしまうのが難点と言えば難点。
そしてこの性能だとウィッチクィーンで『セイントビーム+』を振り回した方が強いし早いし楽というのが最大の問題点。
メイガス経由はなんといっても「ペインマジックオール」併用による超火力が目玉。
Wペインマジックオールエインシャントの圧倒的破壊力の前にはすべてが無に帰す
瞬間的なダメージ出力に関しては全キャラクター・全クラスでもぶっちぎり最強。
下級・中級魔法もかなりの火力になるが、魔法を撃つ度に味方全員HP7%ダメージという負担は重く、調子に乗って魔法を乱発しているとあっと言う間に全員瀕死になっているので注意。
知性を全て火力へ振り切っている。 脳筋(インテリジェンス)

リンクアビリティの優秀さではルーンマスターに軍配が上がる。
汎用性の高い「アンフェア」と「状態異常無効」を持つため、周回プレイをする場合は引き継ぎの直前にルーンマスターに変更しておくのも手。

上級魔法(消費19)や古代魔法(消費28)をバンバン撃つことになるが、光クラスと違ってMP節約なんてお行儀の良い概念は持ち合わせていないため非常に燃費が悪い。
「イグニッション」(バトル中5秒毎にMP10回復)や「漆黒の力」(バトル中MP消費しない)でフォローはできるが、ノーフューチャーではそのほとんどを封じられる。
NFではそのピーキーな性能を扱いこなす腕前を問われる。そんなじゃじゃ馬なアンジェラも可愛い。

必殺技は地面を氷結させ、10tの錘を落とす…が、氷に弾かれ失敗。
「これならどう!」と今度は1000tの錘を発生させ、氷ごと敵を砕く。
氷に当たった敵はロックされるうえ、1000tの錘の衝撃波の範囲は広い。
性能うんぬんよりも最初に失敗したところで「もう!」と怒るのが可愛すぎる技。


なお、クラス4になるために各キャラに対応したオーブが必要であり、それらを手に入れる前にボスとの戦闘がある。
デュラン、ケヴィン、アンジェラは一騎打ちとなっている。
デュランとケヴィンはゴリゴリの前衛で殴り合いはお手の物だが、アンジェラは当然別。
普段から操作していたとしても不慣れなシチュエーションでの戦闘となるため苦労させられるだろう。操作慣れしていなかった場合はさもありなん。
光クラスか闇クラスかでボスの行動が若干変化するが、闇の方は大技の隙が大きいため付け入る隙がある。
一方光の方は大技をしっかり避ける必要があるため闇よりも攻めにくい。結果作中屈指の難易度とも言われる。


■小ネタ

プロローグのシーンで彼女が保護された「雪の都エルランド」から、すぐ南に行くと「零下の雪原」がある。
序盤でアルテナから逃げやむを得ずうろついた時とは違い、この時点で現れる敵のレベルは18。間違いなく即死レベル。

本来はストーリーの中盤に来る場所なのだが、ヒット&アウェイを繰り返し敵一体につき最低100回以上の打撃攻撃を与えながら、
ドロップで手に入るコインを集めて進むと、本来中盤で起こるイベントの発生エリアの前の場所まで行く事が出来る。
残念ながら、それより先に進めないように道が閉ざされているが、やり込む自信があるなら試してみるのも一興だ。
その後、しばらくゲームに触れたくなくなるだろうけど……。

リメイク版では雪原へ出ることができなくなっており、これによる事故は発生しなくなった。




追記・修正はホセの説教に聞き飽きてからお願いします。

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最終更新:2024年04月24日 10:38

*1 少し進むか、戦闘不能になるとイベントになる

*2 シャルロットを主人公にして仲間に選択しなかった場合、なんと出番が無い

*3 アンジェラかデュランを主人公にせず仲間に選択した場合、内容が変化する

*4 雑魚敵は魔法で仕留められる圏内まで削ってから使う、一部のボスは特定の属性魔法を使わなければ反撃してこないなど、抜け道があったりする

*5 詠唱中にリングコマンドを開いて少し待つか、アイテムや必殺技を使う、先に放つ別の魔法に重ねたりすればいい。なお、これは敵にも作用する

*6 ただし、「黒焦げ状態」自体が設定ミスなのか、実際に『ブレイズウォール』を使っても敵に状態異常を与える効果はない。その為、純粋な火属性の攻撃魔法となる。