リース(聖剣伝説3)

登録日:2012/04/09(月) 23:54:04
更新日:2023/07/17 Mon 20:16:29
所要時間:約 6 分で読めます






お母様……。

お父様やみんなをよろしくお願いします。

私はエリオットを必ず助け出します……。





リースとは、ゲーム『聖剣伝説3』の登場人物。
6人の主人公のうちの1人。

■概要

年齢:16歳
身長:167cm
体重:54kg
武器:槍
CV:小松未可子(『LORD of VERMILION』客演以降)

風の王国ローラントの王女にして、国家を守るアマゾネス軍のリーダーを務める少女。
父はローラント国王のジョスターであり、母ミネルバはリースの弟エリオットを産んですぐに他界してしまっている。

幼くして母を亡くしている為、エリオットに対しては姉として、時には母として接する優しさを持つ。
少女としてのあどけなさを残しながらも、アマゾネスのリーダーを務めることから責任感も強く、意志も強いしっかり者である。
反面、融通が利かないところがあり、頑固な面もある。
同じく王女でありながら奔放なアンジェラとは正反対の生真面目な性格である。

大きな翼のような飾りの付いた兜と、額に付いているクリスタルのような装飾具が特徴。
正確には額に付いているのではなく兜の一部であり、よく見ると額からは浮いていることがわかる。
基本となるアマゾネスクラスの衣装は全身緑色でまとめられている。

アマゾネスというと無骨でガタイのいいキャラクターを想像しがちだが、リースはかなり華奢な体型で、衣装もワンピースを鎧に落とし込んだような可愛らしさも残るものとなっている。
実際、開発当初はアマゾネスということでもっと男勝りなキャラクターをイメージして制作していたという。
だが、結城信輝氏のイラストが細身で可憐であったこともあり、ディレクターの手でお嬢様然としたキャラクターとなり、口調も丁寧語に寄せられている。
尤も性格の方はアマゾネスらしく脳筋気味でありあり、SFC版では敵対する人間に対して即座に武器を抜く事多数。
後述で説明するリメイク版でのステータスの事もあり半分狙っている。しかし彼女は御淑やかで優しいだけの娘ではないのだ。


【旅立ち】

風の回廊で仲間達と魔物を退治し、*1城へと帰還したリースは魔物の増加と風が泣いていることに不安を感じていた。
そんなある日、エリオットに武術の稽古をつける時間がやってきたが、普段側をついて離れないエリオットがいないことに気付く。

ちょうどその頃エリオットは、手品師を名乗る2人組とともに難攻不落のローラント城の要とも言える風をコントロールする部屋にいた。
手品師は言葉巧みに風を止めようとエリオットをけしかけるが、エリオットは戸惑うばかり。
そんなエリオットに痺れを切らした手品師は強引に風を止めてしまう。彼らの正体はナバールの忍者であった。

リースが部屋へとかけつけたが時すでに遅し。風という守りを失ったローラントはナバールの侵攻を受けてしまう。
王の間へとエリオットとともに急ぐリース。
しかし急ぐあまりエリオットがつまづいている(リメイク版では敵に口を塞がれて捕まってしまう)ことにも気付かず、エリオットはナバールの忍者達に攫われてしまう。*2

息を切らしながら辿り着いた王の間でリースが見たものは、今にも事切れそうな父ジョスターの姿であった。
エリオットを頼む、そう残してこの世を去った父と侵攻を受けて燃え上がり廃墟となった城に背を向け涙を振り払う。
ナバールに攫われた弟エリオットの救出と、ローラントの再興を胸に秘めてリースは旅立ちを決意し山を下りていった。



上述の通り生真面目な性格であり、普段は優しくおしとやかで理性的だが、怒らせると怖い。
商業都市バイゼルのブラックマーケットでエリオットを売ったという奴隷商人に殺気を剥き出しにして詰め寄ったり、
ローラントの麓にありナバールに占拠された漁港パロでは街をうろつくナバール兵に武器を構える等、愛する弟や国を想うあまり頭に血が上り仲間達に制止されることもある。


ローラント城奪回の際にホークアイとの絡みがあり、リースがパーティにいてホークアイがいない場合と、ホークアイがパーティにいてリースがいない場合とでそれぞれ異なるイベントが起きる。*3
リメイク版でもほぼ同じやりとりで再現されている。


■性能

【初期ステータス】

オリジナル版
力:5
素早さ:5
体力:4
知性:3
精神:3
運:3

アマゾネスのリーダーらしく高い攻撃力を誇る。また、武器が槍ということもありリーチも長い。
他のキャラクターに比べ、飛び抜けた能力はないもののバランスの取れた能力値となっており、攻撃役としても補助役としても使いやすい。
シャルロットと並ぶ初心者向けキャラクター。

リメイク版(A〜E評価、Aが最高)
力:C
守:C
知性:D
精神:C
運:B

SFC版同様バランスの良さが光るものの、攻撃力はSFC版より若干抑え気味となっている。
ただ、育成による基礎ステータスの伸びしろは他のキャラよりも多い為、育成次第ではそこらの男どもよりも攻守が高くなっている事もままある。
また、3D化されたことで槍のリーチがSFC版よりも感じられるようになっている。
どちらかと言うと物理系キャラなのでしょうがないのだが、女性陣で一番低い知性Dという値は一部でネタにされた。意外と脳筋思考なので合ってるっちゃ合ってるけど

通常弱攻撃は正面への突きでありリーチが長いため、密集している複数の敵に当たりやすい他、
こちらを狙ってくる敵を待ち受け先制攻撃を少し入れてからローリングで避ける場合のリスクが他キャラよりも低くなっている。
ダッシュ攻撃は薙ぎ払いで攻撃範囲が広く、こちらから積極的に仕掛ける局面では攻撃の1段目はこちらを出す機会が多くなるだろう。
通常強攻撃は飛び串刺しで発生が遅く隙も大きいと癖が強く当てづらい。
広範囲攻撃は範囲が広めでリーチも長いため敵の間合いの外から当てていけるので、使いやすい。
序盤はガチガチの殴り合いよりも間合いを生かして広範囲攻撃の先端を当てるように戦うことを意識したい。
クラス2以降で解禁される、弱弱弱強の突進攻撃が突きを主力とする槍らしく高性能。
突きの始めから終わりまで攻撃判定があるうえ敵を貫通する性質があり、うまく狙えばターゲットを変えつつ複数を串刺しにできる。
これらを駆使することで乱戦に非常に強くなれる一方、突きはリーチが長い反面横の判定が薄いため
敵をしっかりカメラ中央に捉えるか、ロックオンをうまく切り替えていく必要がある。
大雑把に使いやすい薙ぎとポテンシャルの高い突きのどちらでも戦って行ける、初心者から上級者まで幅広く対応できるキャラクター。

各クラスの性能

【クラス1】

  • アマゾネス
必殺技:旋風槍

男勝りの槍さばきで敵を倒す女戦士。
攻撃は単発だが威力はデュランに次ぐ。
魔法は覚えないため、隙の少ない必殺技で只管攻撃する役目。
必殺技の旋風槍は、頭上で槍を回転させて前方に突き刺す技。

敵のギャルビーが槍を使い、時折旋風槍を使用する。
上位種がワルキューレ→ヴァナディースと進化する点を踏まえると、
彼女(?)がアマゾネスに相当するモンスターであると言える。

リメイク版ではどのステータスを上げても万遍なくスキルを覚えられるが、
特に状態異常を受けると攻撃力が上がる「不屈」と、
クリティカル率を10%上げる「クリティカルアップ」が特徴。
必殺技は頭上で槍を回転させて前方に進んでいく緑色の竜巻を発生させ、最後に突撃するようになった。
竜巻は吸い込み性能があり、また発生地点においてリースの前方170度程度の敵に当たる。
戦闘開始時に最前列に立つプレイヤーに群がってくる敵を一網打尽にでき、
竜巻は空中の敵も吸い込めるうえヒット数が5回と多いためアーマー剥がしにも有効。
無敵のまま静止→突進というモーションから、避けきれない攻撃を躱す緊急回避としても使いやすい。
クラス1の必殺技の中では最もポテンシャルの高い技と言えるだろう。
さらに消費SPの一部を還元する「ペイバック」を習得するため、SP効率も高い。

【クラス2】

  • ワルキューレ【光】
必殺技:真空波動槍

自分自身の秘められた力を引き出す戦乙女。
敵全体に通る必殺技に加え、味方の各種能力を高める「~アップ」系の魔法を覚える。
非常に有用であり、ボス戦の難易度が下がるが、アイテムで代用できてしまうのが難点。
アイテムの所持枠が空く点を活かしたい。

リメイク版ではアップ系魔法に加えて装備するだけで味方全体の攻撃力がアップするアビリティ「攻撃アップオール」、戦闘終了時に味方全体のHPを7%回復する「エンドヒール」、回復アイテムの効果を20%アップさせる「アイテムアップ」と近接キャラのサポーターとして役立つアビリティを習得する。
特にエンドヒールは高性能で、雑魚戦でのHP回復がほぼ不要になるほど。
シャルロットや光デュラン・ケヴィンがいないパーティでは役に立つだろう。

必殺技は振り回した槍から真空波を放つ。
リメイク版では前方へと円形の衝撃波を5回放つ。
上手く直線状に敵を誘導すれば纏めて攻撃できるが移動速度が早い相手やボスなどは攻撃範囲外へと逃げやすいので注意。

ギャルビーの上位種であるレディビーが、単体への能力アップ魔法と真空波動槍を使用する。
かなりの割合で自分へパワーアップを使う為、その後に真空波動槍を使われると結構痛い。

  • ルーンメイデン【闇】
必殺技:飛天槍

純潔を保つ事で戦闘能力を引き出す女戦士。
光のクラスと同様敵全体に通る必殺技に加えあちらとは反対に、敵の能力を下げる「~ダウン」系の魔法を覚える。
弱体化魔法は原則アイテムで代用できないため、パワーアップアイテムと組み合わせ、より大きなダメージを与えられるようになる。
ただし、敵のカウンターを誘発する場合もあるので使う相手に注意。
必殺技は大ジャンプして頭上から槍を刺す。全体攻撃で、敵の数だけ刺すのでテンポはやや遅い。

リメイク版での必殺技は大ジャンプの後に急降下で攻撃を行うが、攻撃をした際に自身中心の円範囲の衝撃波を起こす。
敵を複数巻き込めるので初動の位置取りは大切に行う事。レベル2必殺技の中では範囲が広くボスによっては青いゲージが表示された際に出現した
ターゲットの全てに当てることも可能。
アビリティ面では有用なものがワルキューレに比べて乏しいが、その分育成ポイントを力や守に振り分けられる為、物理アタッカーとしての面ではこちらの方が向いている。


ゴブリンロードが単体への能力ダウン魔法を使ってくるが、下位のゴブリンを呼ぶ、ハンドアックスを使ってくるなど他の戦法は大きく異なる。

【クラス3】

  • ヴァナディース【光光】
必殺技:光弾槍

天から光を降らせ、周囲に恵みをもたらす豊穣の女神。
このクラスになる為には「ブリーシンガメン」が必要となる。
リースのクラス3で唯一必殺技が全体攻撃であり、最終的に攻撃力は全クラスで最も高くなる。
更に敵にダメージを与えなおかつチビっ子*4にして無力化させる召喚魔法・フレイアを覚える。
だが無力化させると経験値がほぼ得られなくなる為注意。
なお、ヴァナディースとは女神フレイアの別名のこと。
必殺技は槍を画面外に投げた直後、槍型の光が雨霰と降り注ぐ全体攻撃。

リメイク版では必殺技はオリジナル版同様攻撃範囲が広く使いやすい。
さらに必殺技使用時に自分に全てのアップ系とライフブースターがかかる「天啓」のアビリティを習得する為、必殺メインで運用したいところだが、肝心のSPが増えるアビリティが乏しい為にプレイヤー側でのテコ入れが必要になってくる。
一方で、オリジナル版で高かった攻撃力は控えめにされ、代わりに防御の基礎ステータス(特に魔法防御)が高めになっているタンク系クラスへと変貌している。挑発が無いのであまり活かしきれないのが難点だが。
強化魔法は単体対象だが、使用時自分にも強化がかかる「ダブルアップ」や、ランダムで他の強化が追加される「ランダムアップ」といったアビリティを習得するのでそれでフォローしよう。

レディビー系最上位種のクインビーがこのクラスに相当。
能力アップは単体のままだが、自身にパワーアップ→光弾槍の必殺コンボは頻度こそ少ないが出されるとワンキルされる危険性も。
リメイク版では(他の敵もそうだが)距離を取れば光弾槍は避けられるようになった。
…が、範囲が自身を中心に広範囲なため集団で現れたときはやっぱり地獄を見る。


  • スターランサー【光闇】
必殺技:流星衝

星の力と輝きを宿す槍を携える冷たく清らかな乙女。
このクラスになる為には「明星のクサリ」が必要となる。
ただでさえ有用な強化魔法を味方全体にかけることができるようになった。
その為このクラスがパーティーにいるだけで雑魚戦でお手軽に強化できて、ボス戦もちまちまと3回ずつ単体強化アイテムを使う手間がなくなる。
召喚魔法・マルドゥークもダメージに加え沈黙追加(必殺技も封印できる)のため強力な反撃が猛威を振るうこのゲームではかなり使いやすい。

リメイク版でも全体強化はもちろん、リメイクでは時間で切れてしまうようになった各種強化を専用アビリティで戦闘中永続化できるうえ、装備するだけで味方全体の対応ステータスがアップするアビリティ「○○アップオール(攻撃はⅡ)」を習得するとやはり便利なクラス。
一方で召喚は範囲が余り大きくない自分中心円の上に発生が早いわけでもないのでいまいち扱いづらい。おまけに沈黙付与は没収。しかも範囲を活かして雑魚散らしに使おうにも召喚魔法はアーマー削り値が低いためアーマー持ちモンスターにはほぼ効かないという3重苦。
弱い頃に使うと蛸殴りにされ易いし強い頃には必殺技のほうが手っ取り早いという何とも悲しみを背負った事になっている。

必殺技は2体の分身を出して交錯させる様に突撃させた後、本体が大ジャンプして槍の一撃を見舞う。
リメイク版では相手をロックして演出に入る大技。
確実にボスにダメージが入る上に拘束時間中は味方が殴ってくれるのでダメージ的に美味しい。
大ジャンプしてからの一撃が見た目通りの範囲攻撃になっているので雑魚戦でもボス戦でも使えるだろう。


  • ドラゴンマスター【闇光】
必殺技:竜牙槍

ドラゴンと共に戦う内にその力を身につけた竜騎士。
このクラスになる為には「騎竜のクサリ」が必要となる。
攻撃力が最も低く必殺技は単体、弱体化魔法も単体のままとなぜか最も扱いが悪いクラス。
召喚魔法・ヨルムンガンドはダメージ+毒付与とダメージ的には最も大きいのが救いか。
ただし呼び出すヨルムンガンドはドラゴンというより蛇である。
必殺技は竜のオーラのようなものを纏っているかの勢いで往復突撃する。

リメイク版ではクラス3の中で力が一番高くなる事や、HP100%の時攻撃力を20%アップの専用アビリティを取得する等、攻撃面での強化が目立つ。
弱体化は単体のままだが、かけた弱化と反対の強化が自身にかかる「リバースアップ」のアビリティを習得する。
「召喚SP+」や「ダウンSP+」といったSP関連のアビリティを習得し、弱化とリバースアップによる自身の強化をしながらSPをため、必殺技を主体に戦うクラスとしてデザインされている。
リースを物理アタッカーとして自分で操作したい人にオススメのクラス。

必殺技は前方直線の範囲をした攻撃でドラゴンを前方に三連発でぶっ放す。
威力が高く上手くいけば3HITするがロック技では無いので敵も回避可能。
更に横の範囲がいまいち狭いのも難がある。
そのかわり奥行きは各キャラの全必殺技の中でも屈指の長さを誇る。
上記の通りロック技では無いので動き回るボス戦では使うタイミングはよく計る事、回避されSP300が無駄になる事もある。

ヨルムンガンドは第9版の甲鱗のワームに似ている。


  • フェンリルナイト【闇闇】
必殺技:百花乱舞

神をも飲み込む魔狼の名を持つ闇の騎士。
このクラスになる為には「グレイプニル」が必要となる。
弱体化魔法を敵全体にかけられるようになった。
必殺技は単体だが、攻撃力はヴァナディースに引けを取らない。
召喚魔法は唯一ダメージのみの効果。
呼び出すのはさりげなく『2』からの続投組であるラミアンナーガ。
だがスターランサーが大人気のためかいまいち影が薄い。ファウナッハさんェ…。

リメイク版では全体弱化はもちろん、リメイクでは時間で切れてしまうようになった各種弱化を専用アビリティで戦闘中永続化できるうえ「ダウンSP+」でSPもたまる便利なクラス。
一方召喚魔法は自分中心円の範囲の上に発生が早いわけでもないのでいまいち扱いづらい。
弱い頃に使うと蛸殴りにされ易いし強い頃には必殺技のほうが手っ取り早いという何とも悲しみを背負った事になっている。
…上でも全く同じ説明してるがどのクラス3でもシステムの変化に伴いリメイク版の召喚魔法はいまいちな感じが強い。
特に雑魚戦でCPUが戦闘の終わり際に使って盛大に空ぶるケースが見受けられるので、うざったいようなら作戦でMPを使わないようにしておくといい。

必殺技は爆裂を引き起こす程の苛烈な槍の乱舞を放つ。
リメイク版でも敵単体をやっためたらに突きまくるロック式乱舞技。
やっぱり攻撃の最中は味方が殴ってくれるので作戦は攻撃重視にしとくとダメージ効率が良くなるだろう。

ゴブリンロードの最上位種であるビーストマスターが、全体への能力ダウン魔法を使用。
他にもゴブリン特有の獣耳の頭巾やフェンリルならぬケルベロスを呼ぶなど、どことなくこのクラスを意識した点が見られる。

【クラス4】

  • ミーティア【光】
必殺技:天星槍

リメイク版のクリア後要素として追加されたクラス4、こちらは光。
名前の由来はさしずめ天に輝く一番星を意識したのだろうか。

装備するだけで味方全体の対応ステータスをより多くアップするアビリティ「○○アップオールⅡ(攻撃はⅢ)」を習得する、いるだけでサポートとして役立つクラス。
召喚魔法の消費MPと威力を引き上げる「アンリミテッド」を習得するが、上述の通りリメイクの召喚はちょっと使いづらいので活用は難しいかも。
専用アビリティは必殺技使用時味方全員のHPを10%回復する「救済の光」。
必殺技は光の竜巻とその後の流星落としで広範囲を殲滅する豪華版光弾槍といったところ。
リースをサポーターとして起用するならスターランサー経由でミーティアにするといいだろう。


  • フレースヴェルグ【闇】
必殺技:煌鷲槍

こちらは闇のクラス4。
名前の由来は北欧神話に登場する鷲の姿をした巨人で「死体を呑み込む者」を意味する。この場合だと闇版ワルキューレのような感じさえする。

上記の「アンリミテッド」に加えて「召喚魔法MPセーブ」を習得するので、ここまでやれば召喚もある程度頼りにはなる。
防御力が大きく低下するが攻撃力が大きく上がる「アタッカーⅡ」もあるので、リースを自操作で攻撃に回すならドラゴンマスター経由、弱化サポーターとして使うならフェンリルナイト経由でフレースヴェルグにするといい。
専用アビリティは必殺技使用時ランダムな味方一人のSPを35%増加する「神鳥の飛翔」。

必殺技は光の翼を生やして敵1体に槍の乱舞をお見舞いした後、落雷でとどめを刺すロック技。
落雷である程度の範囲を攻撃可能だが、技の演出が長いため狙って当てることは難しくロック技としての存在感の方が大きい。





……とまぁ、真面目な説明はここまでにしよう。

このキャラクターを語る上で欠かせないことがある。


それがファンからの人気(特に同人界)である。


その人気は聖剣伝説3の主人公の中でもずば抜けており、
おっぱいタンクトップと並び、世の男子どもの精を絞り取ってきたスクウェアの誇る同人誌エースである。
とばっちりで弟もショタ・男の娘系のネタにされてしまっている。

風になびく金髪とリボン、父や国を失い、弟をさらわれた不遇な生い立ち、華奢で薄幸そうな見た目、
優しくしっかり者ながら激情もちらつかせる性格、太ももを露出したアマゾネスの服装……。

これらの要素が大きなお友達の琴線に触れた為か、純愛ものにせよ悪堕ちものにせよ触手ものにせよ多種多様に乱れた姿を描かれた。
発売から20年以上経た今でもその人気は健在であり、未だに彼女が主人公の同人誌が発行されている。
そしてその内容は大抵凌辱か痴女であり純愛は非常に稀。なんかかわいそうっすね

公式イラストではもう一方のヒロインのアンジェラと対をなす貧乳スレンダー体型。だれかわすれてないでちか?
キャラデザの結城信輝氏は当初貧乳としてデザインしたがスクウェア側から「もっと乳を豊かにしなさい」とお達しが出たらしい。
しかし結城氏も譲らず結局微増にとどまったようである。
だがその発展途上なサイズが逆にイイ。


なお、攻略本にはクラス3の光と闇クラスのイラストが描かれているが、これがまたエロい
ヴァナディースは純白の手袋に黄金の鎧からちらりと覗く胸の谷間
そして茶色のタイツを履いた太ももがもう……

フェンリルナイトはワイルドに胸元の見える赤いビキニ好戦的な表情
そしてすらりと伸びた脚線美がもう……!


……ふぅ


だが何故か薄い本やエロ系のファンアートではアンジェラ以上のダイナマイトバディにされている。
これはそういった体型の方がエロスに対する適性が高いからという、悲しい男のといういきものの サガに由来するのかもしれない。



リメイクや移植版ではキャラデザが変わってしまうのでは?と心配されていたが、デザイナーは結城氏から変更されたもののキャラデザは殆ど変わらなかった。だがソーシャルゲームなどの外部出演やNintendo Switch移植の「聖剣伝説コレクション」のイラストでは、バストサイズが上がっているのだった・・・

2020年4月24日、聖剣伝説3のリメイク版がPC/PS4/Switch向けに発売されることが決まったが、グラフィックは3D化されており、モデルは現行のHACCANのイラストベースで作成されている。
発表された情報によって、クラスチェンジでキャラクターの衣装も変更されることが確定しており、クラス2のワルキューレ、ルーンメイデンともになかなか同人作家を喜ばせそうなデザインである。
クラス3のヴァナディースやフェンリルナイトも無事結城氏のデザインを基にしたものが採用され、イラスト化されていなかったスターランサーやドラゴンマスターも新規にデザインされている。
新規のクラス4もプリーツスカートが可愛らしいミーティアと、フェンリルナイトから露出度を引き継ぎつつ名前通り羽飾り主体のデザインをされたフレースヴェルグと色んな意味で悩ましい。

リボンをなびかせながら真面目に追記・修正をお願いします。

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最終更新:2023年07月17日 20:16

*1 こちらが倒されると仲間達が復活させてくれる

*2 操作出来るようになったら先程の部屋に戻るとエリオットを攫われた事に自らを責める場面が入る

*3 2人ともパーティにいる場合は特殊なイベントは起きない

*4 敵にチビッ子効果を使うとレベル1のかいがらハンターに変化させる。当然ながら序盤のラビ並に弱い。