ミゲル・アイマン

登録日:2011/02/11(金) 18:59:34
更新日:2024/02/25 Sun 17:33:48
所要時間:約 4 分で読めます






生意気なんだよ!
ナチュラルがモビルスーツなど!

機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。



◇概要

ザフト軍クルーゼ隊に所属するコーディネイターの青年。19歳。
主な搭乗機:ジンミゲル専用ジン


「いくら装甲がよかろうがぁっ!!」


◇劇中での活躍

ヘリオポリス襲撃に参加した一人であり、本編において主人公キラ・ヤマトが初めて戦闘した相手。

ザフトによる5機の『G』強奪作戦においてジンに搭乗し、作戦をサポートしていたが、
5機中4機は強奪出来たものの、ラスティ・マッケンジーがストライクの強奪に失敗し、白兵戦で戦死したと聞き、
彼に代わって残る『G』のストライクを強奪、あるいは破壊しようとジンで現場に向かう。

当初はコクピットに座っていたマリュー・ラミアスが操縦になれていないなどの影響で満足に動けないストライクを圧倒するが、
そのストライクがフェイズシフト装甲を展開したことで、実体兵装しか持たないジンでは決定打を与えられず、
やがて、マリューからキラに操縦が代わると、パンチでビルに叩きつけられた際の僅かな時間で、キラは戦闘中にもかかわらずストライクのOSを書き換えて最適化。
体勢を立て直すや否や、直前とは動きが劇的に改善されたストライクにより、ミゲルは次第に追い詰められていき、
ついにアーマーシュナイダーを喰らって行動不能となったジンをやむなく放棄・自爆させ、自身はヘリオポリスを脱出した。

その後、ミゲルは再度ストライクの撃墜、あるいは強奪を目的としたザフトの作戦に、別のジンに搭乗して参加。
ミゲルはストライクのPS装甲対策として、今度は大型ビーム兵器“バルルス改”を携えて挑むも、悉く攻撃を弾かれる。
その一方で、ミゲルもソードストライカーを装備していたストライクの繰り出した“マイダスメッサー”を一度は躱してみせたが、
それはビームライフルではなくビームブーメランであったため、反転して後ろから迫って来たそれにジンの脚を破壊され、
それに怯んだ隙に、ソードストライクの主兵装である対艦刀“シュベルトゲベール”で機体を一刀両断され、戦死した。


本編での彼の活躍はここまで*1
もっぱらファーストジーン、後の00コーラサワーと同じ役割を果たしただけ(いずれも立場や作戦内容や後の展開が異なる)だが、彼の人気が凄まじいのは外伝作品やゲームなどの影響であろう。


◇他作品において

■ドラマCD

主要キャラの一人として抜擢。アスランやニコルの先輩として登場。
クルーゼの仮面の下に興味を持っていたことが語られており、これが死亡フラグになったとも。


■SEED MSV、SEED ASTRAY

軍服やパイロットスーツは一般兵の緑服であるが、実戦で戦果を挙げて頭角を現したことで「黄昏の魔弾」という二つ名を付けられ、
専用カラーのカスタムジンを持つエースパイロットといった設定が追加される。

病弱の弟を救う金が必要になり軍に志願した(オフの時は連絡を取り合う弟思いな)お兄さん。
専用機のカラーが『DESTINY』に登場するハイネ・ヴェステンフルスとそっくりなのはミゲルが彼に憧れていたから。

連合軍のエースである『エンデュミオンの鷹』ことムウ・ラ・フラガと交戦し、互角の戦闘を行ったこともある。

『SEED ASTRAY』では、ヘリオポリス襲撃の前に、ある作戦で傭兵部隊『サーペントテール』の叢雲劾と戦闘したことが語られ、
劾のカスタムジンを撃墜するものの、自らの専用ジンも右腕を斬り飛ばされ、さらに間一髪脱出した劾を取り逃がしてしまった。
本編において自身の専用ジンではなく、ノーマルのジンに搭乗していたのは、襲撃までに修理が間に合わなかったため。

そして、本編ではノーマルのジンで作戦に参加し、結果としてキラのストライクに撃墜されてしまったのだが、
「専用機の修理が間に合っていればストライクを強奪できたかもしれない」と言われている。さすがミゲルさんや…。

因みに本人は赤服に少なからず執着があったらしく、ニコルにそれを指摘されていた。


■ガンダムSEED;Re

本編をなぞる形でヘリオポリス襲撃に参加。
再出撃の際にジンアサルトに搭乗するがやはりソードストライクに撃破された。


■ゲーム作品


SEED初のゲーム作品『ガンダムSEED』では一面の中ボスを担当。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II』ではハイネと共演し、
家庭版のPLUSモードでは特殊指令「イグナイテッド」で文字通りignitedを熱唱する(BGMが強制的に変化)という大活躍。

GジェネシリーズではGジェネSEEDだとミゲルでなく一般兵に…
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY~GENERATION of C.E.』では音声がある。
が、ウォーズでは専用アビリティ黄昏の魔弾がある(プロフィールに存在するだけ)
『クロスレイズ』ではハイネ共々念願のボイス収録。フィンガーやトランザムにも対応している。ちなみに、中の人が本職声優じゃない仲間のデカルトもボイスあり。

スパロボシリーズでは西川氏のギャラの問題か、据置作品には登場しない。
SEED初参戦の『第3次α』では只のモブパイロットがミゲルのセリフを言っていた。
声なしの『スパロボJ』で初登場。ヘリオポリスで戦死しないものの、中盤で地球に降り立っても普通のジンに搭乗し、最期は戦死する。
スパロボW』ではミゲル専用ジンに乗り、最後まで生存する
どちらも強さは一般兵に毛が生えた程度。


そして『機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ』ではMSV枠で彼が主役のオープニングムービーが流れた。
専用ジンでタイトルバックを飾ったりモーガンさんと戦闘したりと本編の短い出番を取り戻すかのように動きまわる。
そしてOPに使用された曲、T.M.Revolutionの「Zips」はスペシャルエディションや機動戦士ガンダム Extreme vs.にも使われている。
一度聴いてみて欲しい。
ゲーム内のショップにも店員としてランダムで登場(音声のみ)
新規購入可能なアイテムが解禁されている状態だと

「今日は新曲…じゃなかった、新商品が入ってるぜ」

とプレイヤーを迎えてくれる。
また、ミゲルに関連するアイテムを購入しようとすると確認画面で

「お客さん、お目が高いw」

とノリノリな対応で接客をしてくれる。

ハイネが登場してからは番外編で一緒にコンビを組む描写が多い。
また、CD「REVOLUTION」ではハイネとツーショットを飾っている。




なら追記・修正は俺がする。貴様はそいつを持って先に離脱しろ!

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最終更新:2024年02月25日 17:33

*1 その後はアスランの回想で少し語られることがあった。