ディノクライシス

登録日 :2011/07/10 (日) 23:41:39
更新日 : 2015/07/30 Thu 03:54:23
所要時間 :約 6 分で読めます




カプコンから1999年に発売されたプレイステーション用ソフト。

バイオハザードシリーズのエンジンが用いられているが、こちらはゾンビではなく恐竜との戦いが特徴。

今作では恐竜の怖さを強調した作風になっており、弾数の少なさや容易に押し負ける恐竜の頑強さもあり、かなりの追いつめられた感が味わえる。


【バイオハザードとの違い】

  • 移動
バイオより早く180°ターンが取り入れられた。
また構えている時も移動できる。

  • アイテムボックス
各所に緊急BOXと呼ばれるアイテムボックスがあるが、開けるにはプラグというアイテムを規定量使わなければならない。
緑(回復アイテムのみ)、赤(弾薬のみ)、黄(両方)の3種があり、それぞれに応じたアイテムが入っている。
同色のボックスのみ繋がっている(緑に入れたアイテムを他の場所の緑から出すことはできるが、赤や黄からは取り出せない)。

  • DDK
あるドアはDDKと呼ばれるシステムによりロックがかかっている。
開けるにはそのドアに対応した暗号ディスクと入力ディスクを使い、ヒントにそった暗号を入力することで開けられる。

  • 連打イベント
ムービー中にピンチになった時にレバガチャすることでピンチを脱することができる。
失敗するとダメージを受けたり、死んだりする。

  • コンティニュー
死んでも一定数まではそのエリアに入ったとこからリトライできる。
蘇生薬を持っていればコンティニュー数を消費しないで復活できる。

  • 出血ダメージ
特定の攻撃を受けると出血状態になり、体力が減る。一定時間経過するか、止血剤などで治る。
バイオの毒みたいなもん。

  • 調合
調合で回復薬や麻酔弾を作ったり強化したりすることができる。


【ストーリー】

近未来。
完全なクリーンエネルギー「サードエナジー」を研究をしていた科学者が実験中の事故で死亡した。

しかし3年後、ボルジニア共和国の極秘軍事プロジェクトを探っていたエージェントから、3年前に死亡したはずの科学者がサードエナジーの研究をしているとの情報が入る。

政府は博士奪還のため直属のスパイチームを、彼がいる軍事施設があるアイビス島へ派遣する。
それはエリートのエージェントたちにとっていつも通りの仕事のはずだったが……


【登場人物】

  • レジーナ
主人公。エリート特殊工作員だが経歴については不明なところも多い。
身が軽く潜入術に長けており、武器の扱いも得意。
クールな性格で時折皮肉めいたところもある。
格好がエロい。(隠しを含める)
「なっ…何の冗談よ」

  • ゲイル
レジーナと共に参加した工作員でチームのリーダー格。
百戦錬磨のベテランだが、冷徹な性格で、どんな時でも任務を最優先する。それが仲間だけでなく時には自分の命を犠牲にすることになろうとも。
マッチョマンらしく彼の案はごり押しが多い。戦闘を強いられる危険なルートだが時間短縮にはなる。
「…殺すぞ」

  • リック
レジーナのチームメイト。
軽口をたたく黒人だが、仲間を大切にする人情派。
ハッキングや医療、大型機械の操縦などマルチなスペシャリスト。
彼の案は比較的安全だが謎解きがあったり時間がかかったりする。
「悪いな、俺はボーイスカウトなんだ」

  • エドワード・カーク
3年前に事故死したはずの若き天才科学者。
究極のクリーンエネルギーであるサードエナジー理論を提唱し研究していた。
自分の研究しか頭の中にない自己中心的な性格。
周りの人間を見下して信用しない高慢な性格のため、周囲の研究者からも嫌われていた。
自分の発明が社会にどんな影響を及ぼすかも考えないマッドサイエンティストだが、銃を向けられると大人しく従う小心者でもある。

  • クーパー
ゆっくりした結果がこれだよ!!!

  • トム
先に潜入し、カーク博士発見の情報を伝えてきたエージェント。
恐竜によって負傷し、遅かれ早かれ死亡する。
まあ用があるのはこいつが持ってるディスクだし。


【恐竜】

  • ヴェロキラプトル
某映画で有名になったあの恐竜。
飛びかかりや噛みつき、尻尾振り回しなど多彩な攻撃を持つ。
さらに死んだふりまでする狡猾なところもある。
終盤は強くなった青ラプトルも出てくる。

  • コンプソグナトゥス
通称コンピー。
最弱だが集団で襲いかかる。
倒しても出てくる時もあるので、相手するだけ弾の無駄。

  • プテラノドン
言わずとしれた翼竜。
舞い降りて突撃したり、倒れたところを吊り上げて落としたりする。
飛んでいて弾を当てにくいので無視推奨。
レジーナが行動できる範囲外を飛んでいるときに麻酔弾を食らうと転落死する。

  • テリジノサウルス
爪の攻撃が強力なパワー型の恐竜。
できれば猛毒弾などで早くにけりをつけたい。
現在は草食恐竜と考えられているが、この頃は詳細不明だったので肉食恐竜扱い。

  • ティラノサウルス
ご存知暴君。
要所要所で出てくるボスキャラ。
ほとんどの場合、ショットガンやグレネードガンしか効果がないほど頑丈。
当たっただけでダメージを受け、食いつかれたら即死。


【武器】

  • ハンドガン
グロック34(改造後は35)。
ぶっちゃけ豆鉄砲。ただでさえ弾が手に入らないのに1匹倒すのに滅茶苦茶消費する。
改造しても弱い。40S&W弾を使ってようやくラプトルと渡り合えるレベル。
レーザーシャッターがあるとこで遭遇した時に弾を持ってたら使うくらい。ほとんど持ってないけどね。

  • ショットガン
PA3(改造後はSPAS12)。
SG弾(散弾)、スラッグ弾、麻酔弾(強さに応じて一定時間眠らせる)、猛毒弾(即死)の4種の弾を使い分けるこのゲームの主力。
ショットガンらしく近距離だと威力が上がる。
フル改造すると某恐竜映画に出てきたのと同じモデルになる。

  • グレネードガン
H&K HK69。
威力の高いグレネード弾と、3つに炸裂するヒート弾がある。
1発撃つごとに装填するため、とにかく遠距離から使いたい。
改造すると3発まで装填できるようになる。
4周目以降は無限グレネード弾が使える。


ナイフとかは無いので弾切れに注意。


【その他】

マルチエンディング方式であり、エンディングは3つ。
2つは選択肢にそった行動をとるだけだが、2つ目の選択肢を選んで本来のルートとは違う行動をとると3つ目のエンディングになる。

コスチュームチェンジはアーミー、バトルスーツ、原始人風のコスがクリアするごとに追加される。
原始人風は武器も骨とかシーラカンスの化石とかそれっぽくなるが、カークまで骨のハンドガンを持っているのはご愛嬌。

クリア後は規定の時間内に全恐竜を倒して脱出するミニゲームがプレイできる。


このゲームはバイオと比べてもアクションゲームにしては非常に謎解きが多い。
なぜならスタッフの中に、本当は謎解き推理ゲームを作りたいスタッフがいたから。
それを見た上層部が「そんなに作りたいなら作ってみろ」とそのスタッフに許可を出して、作られたのが『逆転裁判』である。
逆転裁判4には設定としてボルジニアが出てくる。同じ国かは不明だが)



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