ドラム/《打筒》(ぼくらの)

登録日 :2012/02/01(水) 21:55:29
更新日 : 2015/12/20 Sun 20:07:12
所要時間 :約 4 分で読めます




Drum/だづつ

ぼくらの』に登場する敵性怪獣及びトミコローツ。

見た目は太い円柱型をしていてまるでドラム缶。小説版ではさらに捻って《打筒》と呼ばれる。



●ドラム(漫画版・アニメ版)

ココペリの時のを含めて漫画では4番目、アニメでは5番目に現れた敵。
後に国防省から4番目のアルファベット「D」を冠し見た目まんまな『ドラム』の名前が付けられる。
この時のジアースの操縦者はダイチ


◎スリット数
漫画版:14?
アニメ版:15

◎光点の数
漫画版:8?
アニメ版:不明


直立時の全高はジアースと同等以上。若干こちらが高いか。
アニメ版には立ち上がるための腰と脚もあり、これを加算すると更に高くなる。
戦闘時は横倒しになり、胴体を回転させて地面を転がりながら移動する。
側面部分にはカミソリのように鋭い刃が大量にあり、高速回転での体当たりによって敵の装甲をガリガリ削り取る。
漫画版は白系の機体色に四軸のカミソリ刃、アニメ版ではそれが金色で二軸になっている。
ちなみに回転部分は上下2ブロックに分かれており、それぞれを別々の方向に回転させることで戦車よろしく信地旋回が可能。
そのため厳つい見た目に反して意外にも機動性は高い。

攻撃方法は至って単純で、ただ倒れて転がって足下のものを押し潰しながら敵にぶつかるというもの。

アニメ版では顔(スリット)の場所も光点数も不明。漫画版では片方の底面中央にある。

夜明け間近の午前三時、ダイチが暮らす街中に出現した。


  • 漫画での活躍
最初は柱のように立っていたが、民間人の避難完了を待たず横に倒れるとそのまま回転。
ビルも民家もすべて押し潰して進む、極めて原始的な攻撃でジアースに突進をかけた。

素早く反応したジアースがぶつかりにくるが、止まるどころかその手から肩に乗り上げるとジアースの装甲を一気に削る。

地面から浮かされても回っていられるのは、コエムシ曰く「空間に対して回転している」から。
しかし力任せに押さえ込めらるとついに回転を止められてしまい、米俵よろしく肩に担ぎ上げられたまま海まで運ばれていく。

街や人に被害が出ることのないそこに下ろされると、即座に牽制と防御を兼ねて回転。
だがジアースは動じることなくドラムの回転面に腕を突き立て、そこからバリバリとこちらの装甲を剥がされていってしまった。

自らの攻撃を逆に利用されたドラムは、ジアースの持つ圧倒的な力に打ち負かされた。


  • アニメでの活躍
漫画版同様に避難を待たずに街を転がる。なぜか途中で軌道をズラすが、すぐに回り込まれて正面から受け止められた。
回転を続けて抵抗を図るもののジアースに抱え上げられてしまい、そのまま避難が完了したらしい地区まで持っていかれる。

回転で抵抗するとそこに下ろされて戦いは再開するが、
やはり高速回転するドラムの装甲にジアースの腕が突き立てられるとその部分からみるみるうちに装甲を剥がされて敗北した。





●《打筒》(小説版)

10戦目の敵。ぼくらの子ども達が戦う9番目の相手であり、5度目のアウェイ戦。

スリット数:不明
光点の数:不明

見た目については巨大なドラム缶のような円筒形ということからドラムと同型だろう。機体の色は黒。

戦いの場はジアースのアウェイ(《打筒》にとってホーム)の地球。だが核戦争でもあったのか、《打筒》の地球はおよそ地球とは思えないほどに荒廃している。
雲のない空は濁り、ガラスのような地面、草木など影も形もなく、命の光はどこにも見えない。
そんな「終末を迎えた世界」が舞台となった。


  • 作中の活躍
なし。

戦意は欠片もなく、ただ棒立ちしたままジアースの攻撃をよけることもなく一方的に敗れ去った。
もはや地球に守るべきものが何もなくなった状態では、それも当然であろう。

皮肉なことにこの時のジアースは特に強く、貧弱だったはずのレーザー一本で《打筒》の装甲は貫通され、パンチ一つに機体が“弾き飛ばされる”ほど。
そしてあっさりと核を取り出されると、地球最後の生き残りがジアースの手の中でその命を散らした。




なお、この時のジアースの操縦者はカナ。
事情によってコモに協力してもらい操縦者が自分ではないように見せていたが、その事にはウシロを除いた搭乗者全員が気付いていた。




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