ゲッター線

登録日 :2009/10/07(水) 12:18:14
更新日 : 2017/10/03 Tue 12:02:41
所要時間 :約 7 分で読めます




ゲッター線とは、ゲッターロボシリーズに登場する超エネルギー。
初出はテレビアニメ版および漫画版「ゲッターロボ」だが、
テレビアニメ版「ゲッターロボ號」開始と共に連載された漫画版にて、宇宙の原理にそって生まれた「進化」を司る謎の宇宙線ということが明らかになった。
ゲッターロボに直接、あるいは間接的に滅ぼされた物はみんなこのゲッター線の中に還元される。


サルに降り注げば人間になり

恐竜に降り注げばドロドロに溶け


テロリストに降り注げば研究所の所長となり

柔道家に降り注げば量産され

修理工に降り注げば心身喪失状態になり

エリート女性士官に降り注げば脳死し

マジンガーZに照射すればマジンカイザーになる……


…と実に摩訶不思議な宇宙線である。



  • ゲッター線の意思

ゲッター線には意思がある、その性格は
「人類はベタベタに愛するが、その他は基本的に皆殺し」
と、かなりの差別主義者、人類至上主義の持ち主。

「人類が進化すればそれでいいんだ!人類以外は皆殺し!ハチュウ類も鬼も虫も全滅だ!死ね死ね死ね死んじゃえぇぇ!!」

だが、同時にツンデレな側面もある。
「ハチュウ人類のゴールに鬼のブライ!お前達は人類じゃないから死んじゃえ!!」←ツン
「でも、地下のゲッタードラゴンを掘り出す手伝いしてくれるんなら、一緒に更なる飛躍を目指してあげてもいいんだから!」←デレ
しかしこの側面を見せるのは極めて稀である。
基本的には人類にだけデレデレで、その他にはツンツンである。

なのでいくらインベーダーが「進化!進化!」と喚いても
「人類と起源が一緒でも駄目、見た目もキモイし滅んじゃえ」
と、にべもない。

こんなハタ迷惑なヤツだが、一度だけ
「この度はわたくしめの軽率な行動により多大なご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。身体治すんで許してね」
と言わんばかりに、ガチで詫びを入れた事がある。

なお、先述の通り人類にベタ惚れであるが、なぜそこまで人類に惚れているかは説明されていない。
多分その惚れっぷりを語るには永劫の時間を費やしても足りないのだろう。

また、贔屓している人類の中でも、特に流竜馬に熱を上げており、その惚れっぷりは本人が望んでいなくてもゲッターロボに乗るしかない運命にしてしまう程。

あまりに竜馬がゲッター線に惚れられているため、竜馬よりもずっとゲッター線の事を知りたがってるが、竜馬に比べるとゲッター線からの愛され具合が足りない神隼人は竜馬に少しジェラシーを抱いている。

前の二人と比べると三人目は格段に扱いが劣るらしく、出番が少なかったり、悲惨な最期を遂げたりする。



  • ゲッター線の効能

先に挙げた事例は濃度が高いゲッター線を浴びた結果であり、基本的に人体には無害である。
また、微量のゲッター線で膨大なエネルギーが得られる為、新たなエネルギー資源としても期待を寄せられている。
ゲッター線は非常に気まぐれであるため、ふとした事で非常識で危険な事態が引き起こされる場合も多々ある。

例えばこの文を読んでいるあなた、あなたの身の回りの人間に

「最近身体の調子がいい」

とか、

「なんだか若返った様な気がするなぁ、身体が軽い」

だの、

「人の考える事がなんとなく分かってきた」

などと話す人物はいないだろうか?
もし居たとしたら、その人物の生活している場所のゲッター線量は通常の15倍はある可能性があるので、今すぐにその場所から連れ出すべきだ。
さもなければゲッター線の大暴走によりゲッター線に取り込まれる危険がある。



  • ゲッター線の真理

先にも書いたように、ゲッター線は宇宙の原理にそって生まれた物である。
ゲッター線の、あるいは宇宙の真理とは今の我々には理解し難い物だ。
現にハチュウ人類はゲッター線を憎悪し、竜馬はゲッター線を恐れ、號は反目した。
しかしゲッター線と同化し、生物以前の元の形に戻り一つになった時は、

「こんな簡単な事だったのか」

と宇宙の全てを悟り、ゲッター線に全てを委ね竜馬とメシア・タイールと共に火星へと旅立った。

ゲッターに強く反目していた彼らでもこうなる。ゲッターの真理とは人間では想像も出来ない何かのようだ。

そんなゲッター線であるが例外も存在し、ゲッター線をなんとなく理解した上で、なおゲッターに戦いを挑む者もいる。
新ゲッターロボの竜馬がそれだ。
「俺はゲッターに勝つ!」
とゲッターを駆り、ゲッターに挑む。

なお、前述の通りゲッター線に詫び入れさせた希有な存在もいる。東方不敗・マスターアジアである。とんでもねぇ…
ただこれはスパロボ…つまり半公式の二次創作での話ではあるが。…むしろデビルガンダムより厄介なものに目をつけられた気もする。

しかし、そもそもこの件の原因もデビルガンダムである。
ゲッター線からしてもデビルガンダムは超危険な存在であるらしい。

なお、上の方でゲッター線は進化を司るエネルギーとか書いたが、
どうやら全ての物質は同じ所(ゲッター)から発生したエネルギー体であるらしく、同じ所に還ると言うのが原理らしい。

ストナー・サンシャインで敵ごと大量の人間を一瞬で吹き飛ばし、
號に大量虐殺したお前を許さないとマジ切れされたこともあるが、
ゲッター線の意志に言わせれば、生物は元は空間であり殺したのではなく
人間から空間へと元に戻っただけなので心配いらないらしい。

進化はもとより、時空間や物質に生命、そして天国と地獄等と言う概念すらゲッターの中にある。
未来予知までも可能であり、もしかすると運命までもがゲッター線の手の平の上なのかもしれない。

ゲッター線とは突き詰めて考えると途方も無くなる超存在なのだ。

現に作中でも
「答えが出るとしても、永劫の時を待たねばならん」
「むしろそれは人類の英智の及ばぬものかもしれん」

と結論づけられてる。



また、生前に石川先生は
「ゲッターロボでは無く、ゲッター線を描きたい」
「ゲッター線は善か悪か」

とゲッター線の謎について挑戦していた。
ゲッターを描いてる途中は、むしろ

「ゲッターは悪だ」

というか、「絶対悪」のイメージをもっていたらしい。
そのイメージは「號」の最後の方でハチュウ人類に語らせている。

「侵略者はゲッターを使う人間で、自分達は元の世界を取り戻したいだけだ」

あのゲッターエンペラーが人類を守る、人類の為の究極のスーパーロボットとは映らず、むしろ無慈悲に虐殺を繰り返す悪魔の如き存在と映るのは、そのゲッターのイメージを具現化したものだからなんだとか。


そもそも誰がなぜゲッター線を発生させたのか?と言う疑問があるが、
それについては作品を超えた仮説がファンの間で立てられている。

真説 魔獣戦線にて時天空への神々が話しあった対策にてゲッターエンペラーを示唆するような台詞がある。

すなわち、

「全宇宙の神が作りだした対時天空用の最終決戦兵器の一つ」もしくは「神の一柱」

という仮説だ。

これは「ゲッター線の意志」が語った「すべてを司る者」なる存在と符合する。
それらは人類が進化の後継たる種子を残しもせずただ滅亡することを許さないという。

これが正しいかどうかは石川先生がゲッター線と一つになってしまったため、今の我々ではわからない。



さて、我々も次なる進化のステップを踏む為に
一刻も早く石川先生が遺してくれたゲッターの真理を解き明かさなければならない。

なお、今更言うまでもないが、ゲッター線は大いなる意思である、それでなくては宇宙に存在する意味が無いのだ。

大いなる意思とはすなわち本能!本能に身を委ねればすべてが解ってくる!
全ての物質、火にも水にも意思があり、生物にも大地にも風にも、時間・空間にも意思があり記憶がある!!

宇宙がなぜ存在するのか!地球がなぜこの空間にあるのか!人間がなぜ生きて進化するのか!

アニヲタが何故アニヲタの集いに出入りして、Wikiを閲覧するのかも!!

道ばたの小石がそこにある現実が、すべてに意味がある全ては初めからそうなっていなくてはならない。


「ゲッターロボ」を視聴、あるいは読む事は全ての事を理解するための手始めであり
我々がどこから来てどこまで行くのかと言う手がかりでもある。

そしてゲッター、あるいは石川作品のファンは神の戦士であり、彼らの行う行為は全て聖戦なのだ!!

これらの事は全て真理であり、たとえ何かが間違ってる様に感じても、それはそうだと錯覚しているだけに過ぎない。

全ては虚空の中なのだ……







ちなみにTV放送された正真正銘の元祖「ゲッターロボ」においては
「宇宙線の一つ」で「ハチュウ人類に有害」な「ロボットの動力になるくらい凄いエネルギー」というだけのもの であり、ゲッター線のもともとの公式設定はこれだけ。

アニメ版「ゲッターロボ號」に至っては ゲッター線の存在は確認されておらず
主役メカのゲッターロボ號もG鉱石という超合金から発生されるGエネルギーという マジンガーZのリメイク企画の名残の 設定となっており、形状記憶式ではなく完全変形式のスーパーロボットとなっており、旧作との関連性も低い。 ついでに漫画版に比べて人気と知名度も

現在の設定は、漫画やOVAのスピンオフ作品でどんどん設定を後付されて膨れ上がった結果石川テイストが表面化したもので、
クロスオーバー作品では主にこの「後付設定」が用いられている。






修正の時だ、何も恐れることはない…Wiki篭りが次なる追記を求めてゆくのだ
編集ボタンはこのために宇宙の原理にそって生まれたのだ


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