ゴキブリ料理

登録日:2012/05/07(月) 12:18:17
更新日:2022/05/12 Thu 20:50:06
所要時間:約 3 分で読めます





ゴキブリ料理とは、昆虫綱シロアリ目に分類される昆虫の内、シロアリを除いたものを調理した料理であり、虫食の一形態。

やはり虫食の中でも特異な存在、少なくともここ日本では不衛生・気色悪いといったイメージが強く、一般常識で考えれば食べようなどと思う人は滅多にいない
しかしながらゴキブリを食べる習慣自体は世界中に存在し、アジア、ヨーロッパ、アメリカと、広い地域で行われている。
また、日本でも昆虫食の一種として、近年注目を集めるようになっている。


■味わい、注意点
食用に養殖され然るべき処理をされたゴキブリは、エビを思わせる味わいで食べられない事は無いとの事。
やはりバッタ類に近縁であるのも手伝い、イナゴに似た味であるらしい。
だが、野生種や家庭に出現するゴキブリはやはり危険な菌をこれでもかと保有しているので、家でエンカウントしたゴキちゃんを何かの弾みで「旨そうだ」とか思っても手出ししないのが無難である。
特に生食は絶対にNG。
また、乳幼児には最大に危険な小児麻痺のウイルスの危険があるので、何でも口に入れてしまう子供からは目を離さない事。

ちなみに、家庭のゴキブリを食べてみた人曰く、「絵の具みたいな味で凄く苦い」との事。
やはり、ゴキブリは毒物なのだ…



ルーイメモ…もとい世界のゴキブリ食

◆日本
ゴキブリを料理として食べる文化こそ無かったが、中国の漢方の影響により黒焼きしたゴキブリを粉末にしたものが寝小便防止になるとして飲まれていた。
現代では、養殖が容易である事から、ゲテモノ料理として出される事があり、真面目に食材としての研究もされている。


◆中国
昔から梅毒や生理不順等に効く漢方として取り扱われており、また、ゴキブリそのものを食べる人も割りといたりする。
素揚げや唐揚げにするのが人気があるようである。
主に食べられるのはミズゴキブリと言うもので、水棲昆虫のゲンゴロウに似ている。
揚げている内に腹が膨らんで破裂する様子が食欲をそそる


◆東南アジア
ベトナムやタイなどで素揚げして食べられる。
飼育が容易でコストも低いので、山盛りにされた揚げゴキブリが客の要望によりグラム売りされていたりする。
また、タイのある民族はゴキブリの卵を集めてフライにしたものが子供のおやつだとか。


イギリス
イギリスの船乗りが船内で見つけたゴキブリを捕らえて生のままペーストにしてパンに塗り食べていたという記録がある。ちなみに小エビのような味らしい。
勿論、船内という食料が限られた空間という事情はあるのだが……。


◆アメリカ
ネイティブアメリカンがゴキブリの煎茶を破傷風の薬になるとして飲んでいたと言う。
また、南米のペルーでもゴキブリを浸けた酒が薬用酒になるとされている。





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最終更新:2022年05月12日 20:50