東方不敗マスター・アジア

登録日 :2010/05/13(木) 12:53:06
更新日 : 2017/10/17 Tue 01:20:00 NEW!
所要時間 :約 7 分で読めます




だぁからお前は阿呆なのだぁ!!


アニメ『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。
CV:秋元羊介


《プロフィール》

生年月日:F.C10年2月22日
年齢:49歳
星座:うお座
身長:193cm
体重:85kg
血液型:AB型
出身:ネオジャパン
搭乗機:ヤマトガンダム、シャッフル・ハート、クーロンガンダム、マスターガンダム
※いずれの機体も師匠の動きを完璧に再現する。

第12回ガンダムファイトの覇者にして、流派東方不敗の創設者。そして、Gガンダム主人公、ドモン・カッシュの師匠である。
紫色の胴着と長い三つ編みにまとめられた白髪が特徴。

かつてはコロニー格闘技の覇者五天王「シャッフル同盟」の頭目"キングオブハート"の称号を持ち、現在はドモンに紋章を継承させている。
全ガンダム作品中最強のパイロットと言われる。(リアルファイト的な意味で)
素手でMSを倒したり、布でビームを弾いたり。
49歳だが、老人やらおじいちゃんと呼ばれたりする。

本名は「シュウジ・クロス」。
根っからの日本人であり、過去の第7回大会ではネオジャパン代表として出場している。(この時の戦友が、後にGガンダム本編に登場する旧シャッフル同盟)
大会自体は当時のネオドイツ代表のカイザーガンダムに完敗している。
その後、同大会にて決勝戦を放棄した罪を問われ、ネオジャパンから国外追放されてしまいネオホンコンに流れ着いた。

初登場は第12話『その名は東方不敗!マスター・アジア見参』。
ドモンとレインに迫ったデスアーミーを体術のみで破壊する、瓦礫ごとデスアーミーを薙ぎ倒す、敵機の銃弾を素手で受け止める、敵の撃つ機銃の弾を足場にするなど、衝撃的な登場を果たした。

ドモンからは非常に慕われており、師弟仲は極めて良好だった模様。
師匠キャラであるがドモンを助けるため狼の群れに飛び込む、腹一杯肉を振る舞うなど、比較的まともな感性の持ち主である。

ドモン以外に対しても気配りがきき、怒っている時以外は非常に優しい好人物。
しかし彼は、その優しさ故に、ガンダムファイト優勝後自分の背後に広がる荒廃した地球と、それを省みることなく安穏と暮らすコロニー民の姿を見て絶望する。



「まだわからんのか!? 何がガンダムファイトだ、何が理想的な戦争よ!」

「我が身を痛めぬ勝利が何をもたらす! 所詮はただのゲームぞ!」



そして自身が不治の病を患っており、もう残された時間が少ないことを悟った彼はデビルガンダムを発見。
圧倒的精神力でデビルガンダムをコントロールしたマスターアジアは、デビルガンダムによる地球の救済を目論むのだった。
後に明かされるが、師匠はDG細胞をマスターガンダムの修復・強化にしか使わず、 その体は一切細胞に侵されていなかった
DG細胞によって延命する道もあったのかもしれないが、それは師匠のプライドが許さなかったのだろう。

敵となってからは悪人然として振る舞いドモンにも厳しい言葉を向けていたが、自然の回復と引き換えに人々を傷つけ愛弟子であるドモンにも拒絶され続けることに時折哀しげな表情を見せることもあった。

ギアナ高地でドモンに敗れた後は、デビルガンダムを復活させるためウォンと手を組む。
なお、ゴッドガンダムに叩きのめされたマスターアジアはDG細胞で作られた影武者であり、本物は一足先にネオホンコンに到着している。
それと同時にキョウジの代わりとなる生体ユニットとしてドモンに目星をつけ、強敵とぶつけドモンを成長させる(本来は自分が生体ユニットになるつもりだったが、上記の通り不治の病に侵されていたためそれは叶わなかった)。
しかしシュバルツたちの犠牲によりデビルガンダムを破壊され野望は潰えてしまった。



第13回ガンダムファイトの最終バトルロイヤル。それは、ドモンと師匠の一対一の最終決戦であった。
ドモンとの語らいの中で自分の過ちに気付くも戦いを止めず、極限にまで闘気を燃やし、 金色の姿 となり、ドモンが膝をついた時には拳を入れて叩き起こし、自分を悪党と呼んでまでドモンを鼓舞する師匠。


「フハハハハ!」

「そこまでか?」

「貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのかぁ!?」

「足を踏ん張り、腰を入れんかぁ! そんな事では、悪党の儂一人倒せんぞ! この馬鹿弟子がぁぁぁぁ!!

「何をしておる? 自ら膝を付くなど、勝負を捨てた者のする事ぞぉぉぉぉ!!」

「立て! 立ってみせい!!」

終盤は石破天驚拳の撃ち合いになるが、ドモンの“石破天驚ゴッドフィンガー”の前に敗れ去る。
マスターガンダム爆発の間際には自身のキング・オブ・ハートの紋章を示し、弟子の成長を祝福した。

そして暁の光に照らされる中、砂浜で最愛の弟子に看取られながら、最期は流派東方不敗の言葉を唱え、穏やかな顔のまま、息を引き取ったのであった。

死後も風雲再起を遣わせたりキョウジやシュバルツと共に窮地に陥ったドモンを激励するなど彼らの勝利を支え続けた。


《流派東方不敗》

東方不敗・マスターアジアが創始した武術。生身で使用するのが基本。
ゆえにドモンと師匠以外は使えない。そもそも真似できない
一応、アレンビーもゴッドフィンガーだけ使える。
あらゆるガンダムファイターやその戦法を差し置いて、最強の流派の名を欲しいままにする。


以下その技

▼演舞


流派!!東方不敗は!!!
王者の風よ!!
全新!!
系列!!
天破!!
侠乱!!
見よ!!東方は紅く燃えている!!!

流派東方不敗の使い手が節目節目に言う言葉。
この時二人は演舞しながら叫び、最後は拳を突き合わせなければいけない。

久々に再会した時、大会演舞に選ばれた時、別れの時などにどうぞ。


▼超級覇王電影弾
自らの周りに光る渦をまとい敵に突撃する。この時ガンダムの顔がパイロットの顔になる。つまり俺がガンダムだ状態。
単独で使う場合と師弟の合体技として使う場合がある。

技が決まったら「爆発!」と叫びながら決めポーズをとる。
初登場時は師匠が弾丸、ドモンが砲台となりデスアーミーを一掃、視聴者を唖然とさせた。

ドモンと師匠の戦いでは二人の超級覇王電影弾が絡み合い超級覇王電影弾の竜巻を起こした。その竜巻の側面にドモンと師匠の顔が無数に浮かび上がるその様は、まるでメリーゴーランドのよう。


▼~フィンガー
使い手の機体によって技が異なる。指先に気を集中し敵の脳神経&電子回路を麻痺させる。場合によっては掴んだ部分をリアルに握り潰す。
当然、生身でも打てる。


▼マスタークロス
自分の腰に巻いた布で、敵機を貫いたりビームを弾いたりできる。
捻れば棒になる。

ドモンもキラルに対して使用したが、その時はサングラスを割る程度であった。
もし師匠がやってたらキラルの首は飛んでいただろう。


▼十二王方牌大車併
気で作った小さな自分の分身で敵を襲う。ゴッドガンダムのゴッドシャドウはその応用。


▼帰山笑紅塵
分身を呼び戻す。これをやるとやらないとではエネルギーの消費が違うらしい。


▼酔舞・再現江湖 デッドリーウェイブ
正拳突きを連発するような動作の後、高速で敵の体を突き抜ける技。
「爆発!」の声と例の決めポーズを合図に、敵は爆散してしまう。


▼石破天驚拳
流派東方不敗最終奥義。かめはめ破を拳で打ち出すイメージ。
壁を壊したり狼を倒したり、使用用途を間違えている感がある。
当然、生身でも撃てる。
使用すると病の身である師匠はかなり疲労するが、それでも生身でビルを蹴り上げれる。


▼石破天驚ゴッドフィンガー
ドモンのオリジナル技。
打ち出した石破天驚拳を開き、対象を握り潰す技。


《風雲再起》

東方不敗の愛馬。以前ガンダムファイトで優勝した際に副賞として貰ったんだそうな。
主が正しい乗り方をせず、自分の上にひたすら直立するのにはさぞ困惑しただろう。
自身を大きくした「モビルホース」を操ることができ、東方不敗の移動手段として活躍した。
馬がパイロットスーツを纏うシーンは衝撃的。
東方不敗の死後、ドモンに受け継がれた。待機状態だと、モビルホースは円盤型である。
なお、ドモンの兄弟子というのはあくまでがんばれ!ドモンくんシリーズでのネタであり、原作アニメにはそんな設定はない。

余談だが、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』のロウ・ギュールの湯呑みには「風雲再起」と書かれている(戸田版漫画などで確認可能)。


《余談》

▼普段着がモビルファイター操縦用のセンサーが縫い込まれた特製のスーツであるため、他のファイターのようなピッチリのスーツは着ない。ルール上服装規定がないorかなり緩く、「自分のMFを動かせればよい」程度の規定しか示されていないため別に反則ではない。
ただしときた版の漫画では胴着にファイティングスーツのアンテナを装着し操縦していた他、島本版の漫画で遠隔操作でマスターガンダムを動かすことになった時はそれ用のヘッドギアを着用していた。


▼名称の由来とメチャクチャさ加減は、武侠小説『笑傲江湖』および上記を原作とした映画『スウォーズマン』の東方不敗から。
元ネタも作中、というか作者が書いた多くの小説の中でも1,2を争うチート。 ただしオカマである。しかも東方先生と同じくらい老けている。
その強烈すぎる個性が危惧されたためかドラマや映画などでは女優が演じていることが多いので、それらのメディアで元ネタの作品を見てもピンと来ないかもしれない。

出演する作品を間違えちゃった御方。


《アニメ以外の活躍》

『SDガンダム GジェネレーションNEO』では単機でWチーム五人を相手に互角以上の戦いを繰り広げた。

以下主な流れ

トロワがミサイルで攪乱→デュオと五飛が挟み撃ち→カトルが上から強襲→ヒイロがツインバスターライフル発射→東方不敗がダークネスフィンガーで防ぐ

というもの。

『ガンダム無双』ではヒイロと仲良くなり、ヒイロに 言葉のドッジボールを経て 流派東方不敗を伝授する。
ヒイロ「流派東方不敗最終奥義、『石破天驚拳』…確かに受け取った」

スパロボでは、文字通り化け物クラスの技能。アムロ以上の能力を誇り、敵としてプレイヤーに絶望を、味方になる場合は興奮を与える。
スーパーロボット大戦R』では、デュミナス一味の手でデビルガンダムのコアユニットにされてしまうものの、条件を満たせばゲッター線の力で復活、味方として参戦する(なお、 あのゲッター線に詫びを入れさせた唯一の存在である )。

なお、2015年現在において使徒とは生身での戦闘はしていない(同じ声の別な人はしたけど・・・)。

また、イベントではないもののスーパーロボット大戦IMPACTにおいては底力と頑固一徹の組み合わせにより経験値泥棒で有名な汚いチート忍者すら 返り討ちにしてしまう という恐ろしい現象まで度々見られる。
彼を経験値&資金泥棒と蔑み、憎悪するプレイヤーも本当に倒されてしまったのを見て唖然としてしまったのではないだろうか。


もはや人間ではない。というか、本当に地球人ではなかったりした時さえあった。

「聞けぇ! わしは、この星の者ではない」
ドモン「・・・!?」
「とは言っても、わしとお前は、全く異なる生物と言うわけではない。わしはダグ星系へ逃れたグループの子孫 そして、お前はムーを築いた者達の子孫 元々は、同じ星に住んでいた種族の子孫なのだ」
ドモン「!?」
「驚いたか? わしも驚いた。あのムーの遺跡で、わしは、わしらの星の古代文字で書かれた記録を見つけたのだ」

なお、こうなった理由は 原作の彼があまりにも人間離れしていたから で、原作のスタッフからは 大絶賛された とか。
どういう事なの……。

ちなみに、S.H.フィギュアーツで立体試作品が制作され、イベントなどで展示されている。
一時期は製品化時の衣服の表現等の問題で開発休止状態だった。
が、魂ネイションのイベントにてさらに改良した試作品が展示されていた。
現在は一般発売中。ボーナスパーツの都合上、ROBOT魂マスターガンダムを一緒に購入すればより楽しめるだろう。

ガンダムシリーズのカードゲーム、GUNDAM WARでは、東方不敗というユニットが存在し、 宇宙 に出撃できる。
このユニットにはセットカードをセットできないのだが…何らかの効果でテキストを無効化する事ができれば、DG細胞に浸食させたりビクトルエンジン付けたりタイヤ付けたりトランザムしたりできる。
さらに最高5人まで場に並ぶ。もはや何でもありである。



追記・修正は地球を慈しみつつお願いします。

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