マハーマユリ

登録日:2010/04/28(水) 22:42:15
更新日:2020/11/20 Fri 19:26:55
所要時間:約 2 分で読めます




孔雀は好きですか? マハーマユリ(マハーマーユーリー)とはインドの女神であり、パーンチャ・ラクシャー(五守護女神)の一柱でもある。

仏教では孔雀明王(くじゃくみょうおう)の名で知られる。

そもそも明王という部類には後ろが大火事でかなり熱そうで有名な『不動明王』や煩悩と愛欲を司る愛染明王、もう存在自体が燃えている軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)など有名所が多数いる中で、

この孔雀明王は美しい。

美しいのだ。女神だし。

さて、マハーマユリの仏名にある孔雀は害虫やコブラなどの毒蛇を食べることから人々の災厄や苦痛を取り除く功徳があるとされ信仰の対象となった。

あの美しさと獰猛さを持つ孔雀をモチーフにした神様が美しくないはずがないではないか。

『悪魔伝書』には
 すべての障害を滅ぼすとされる神。毒蛇を食う孔雀が神格化された存在であると言われる。マハーマユリは仏教の「孔雀明王」のインド名で、毒蛇をはじめ、いっさいの諸毒、畏怖、災難を取り除く神である。これは孔雀の持つ毒蛇を食う性質が神格化されたものである。その姿は孔雀に乗り、蓮華や孔雀の羽を持ち、菩薩のような優美な表情をしているとされ、他の明王のような荒々しい存在とは異なった姿で表されている。また空海の開いた密教において、孔雀明王は釈迦如来を元とする存在であると言われている。人間を教化するために釈迦が変化した姿が彼なのだと言う。
とある。

恋に勉強に日々の生活に、困ったときこのマハーマユリに祈ってみるのもいいかもしれない。


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最終更新:2020年11月20日 19:26