ジャック・ラカン

登録日:2009/11/30(月) 23:18:22
更新日:2024/02/21 Wed 18:35:23
所要時間:約 7 分で読めます




魔法先生ネギま!』の登場人物。

CV:小山力也


ナギの仲間、「紅き翼」のメンバーの一人。元奴隷剣闘士で現在傭兵剣士。決して「両手を挙げろ」という人(中の人的な意味で)ではない。

キャラクターとしての初登場は魔法世界篇だが、修学旅行篇で「紅き翼」の集合写真の一番後ろに映る、という形で姿だけは登場していた。


アーティファクトは「千の顔を持つ英雄」

「千の刃のラカン」
「生けるバグキャラ」
「死なない男」
「不死身バカ」
「つかあのおっさん剣が刺さんねーんだけどマジで」
など数々の異名を持つ伝説の男。「千の刃」が一番通りが良く、有名。

事あるごとに法外に近い金を請求するクセがある。

なお、ナギとの対戦勝敗は498対499である。


ネギ一行が魔法世界に来たとき、メガロメセンブリアで落ち合うはずであったが、だりー、名前が長いなどの理由ですっぽかした
その後、偶然か意図してかは不明だが、グラニクスで合流する。


ネギの第3の師として「闇の魔法(マギア・エレベア)」を授ける(と言っても闇の魔法はエヴァンジェリンのものだが)。
見事習得したネギに稽古をつける。
その後、オスティアの剣闘大会においてネギと闘った。

アーティファクトによる多数の武器を使用して戦うが、実は素手の方が圧倒的に強い。



  • 主な使用技
斬艦剣
秘剣・波乗りラカン
大次元破り
気合防御
羅漢適当に右パンチ
エターナルネギフィーバー
羅漢破裏剣掌
ラカンインパクト
斬魔剣 弐の太刀(今日はお嬢様と初チュー記念日スペシャル)
羅漢萬烈拳
螺旋掌
羅漢大暴投
マギア・エレベア(術式兵装・奈落の業火)

以下はネタ(ギャグ)技である(凄まじいが)
羅漢そよ風爆風拳(そよ風烈風拳)
無音脱がし術

  • アーティファクト
『千の顔を持つ英雄』
(ホ・ヘーロース・メタ・キーリオーン・プロソーポーン)
マスター:ナギ・スプリングフィールド
形状:剣

「複数の剣」ではなく、「如何なる形にも(複数可)自在に姿を変えられる」アーティファクト。全アーティファクト中最強と称される。
異名の「千の刃」の由縁である。
恐らく、仮契約カードに描かれているものが本来の形状。
これによって召喚した大量の剣を雨霰と投げ付けたり、巨大な剣(斬艦剣)を投げ付けたりして戦うのが主な使い方。
場合によっては槍を作ったり義手を作ったりもしていた。


なお、普通の人間(気も魔法も使えない者)の強さを1、ネコを0.5としたとき
ラカンの強さは12000である(自己評価)。
(ちなみに戦車が200、イージス艦が1500、闇魔法習得直後のネギが2200)

作中屈指の実力者であるが、拳闘奴隷時代は剣と盾を持ち戦う普通のレベルであり、当初は何度も死にかけるような戦いをしていた。
そこから絶え間ない努力により、自らの力を作中の絶対的な強さへと昇華させる。その様はネギ曰く「強さに隙がない」、「究極の努力の人」。
なので、本当にチートレベルなのは、最初から現在のラカンと同レベルの強さを誇ったナギの方である。

魔法使いではなく、始動キーも初心者共通の「プラクテ・ピギ・ナル」であるにもかかわらず強力な魔法を発動し、やったことのないマギア・エレベアを実演し、
本来なら死ぬレベルの副作用を「あれはヤバかったぜー」で済ませる等、そのデタラメさがうかがえる。
また、隔離空間を記憶を頼りにぶっつけで再現した空間魔法で破る、大魔法を身一つで防ぐ、全力で投げた剣に跳躍で飛び乗るなど、
普通に無理な事象ですら、すべて「気合い」で何とかしてしまう適当極まる無茶苦茶ぶりも特徴の一つ。

戦闘経験も豊富で、過去に雷の上位精霊と戦った経験からネギの雷天大壮の弱点を初見で見抜き、即対応してのけた。
加えて異常なタフネスの持ち主でもあり、自身の全力を上乗せしたネギのフルパワーの猛攻+体内からの雷槍の完全解放を受けてなお、
頭から血を噴出しつつも全く問題なく立ち上がって見せた(しかも反撃した)。

約束をすっぽかした理由から解るように、性格はかなり適当かつ変態。千雨の前に全裸で現れたり、所々で下ネタを挟んだり、その変態っぷりには暇がない。
そしてやけに技に決めポーズを付けたがるため、ネギにすらバカ扱いされている。
(ちなみに決めポーズをとるのは魔法の原理は自己暗示が元になっているからであり、ラカンの行動はきわめて理にかなっている。
これについてはネギが魔法文化にそれほど親しんでいない未熟さから起こった勘違いである)

拳闘大会でのネギとの戦いの後、舞踏会が行われていた会場を襲撃しようとしていたフェイト・アーウェルンクスの前に現れネギ達に会わせないために戦いを挑む。
作中最上位クラス同士のガチバトルであり、この戦いは非常に熱い。
フェイト自身の力と彼の持つ「造物主の掟(コード・オブ・ザ・ライフメイカー)」の力に翻弄されるも互角以上の戦いを繰り広げるが
魔法世界人を消滅させる「リライト」により四肢を消滅させられてしまう。
しかし前述のアーティファクトにより鎧のような義肢を即座に生み出し戦闘続行。
拳打の嵐を浴びせフェイトを追い詰めるも倒すには至らず、気づいて駆け付けたネギ達の前で消滅した。
この戦いはフェイトの精神にも少なからず影響を与えたようであった。

なおチートぶりはここでも健在で、本来は即霧散するはずのリライトを受けても即消されるわけでもなくしばらくは存在していた。
(霧散したはずの身体を少しの間再構築、そのままネギの頭をド突いて暴走を止めた)
また消滅の直前に今いる明日菜が本人ではない事をネギに伝えた。
その後はネギの精神の中でネギを叱咤激励して登場。
そして最終決戦にて明日菜がグランドマスターキーを使ってリライトを解除する前に、まさかの自力で気合いで復活。何このチート。

その後はノリノリで戦ったりエヴァと漫才したりエヴァの別荘に現れたりした。
生粋の魔法世界人であるため旧世界には通常出てこられないので、この時は義体を使用していた。








ラカン「俺の追記・修正だあ? 取り敢えず1000万ドラクマ払ってからな」
エヴァ「バカ者……現実にドラクマ持ってる日本人はおらんわ」



※ドラクマについての豆知識※

古代ローマ帝国で通用した硬貨で、紀元前500年頃の文献にも載っている。
10ドラクマで、1ヶ月は楽に暮らせる価値があるという。

また、近代ギリシャでも、ユーロに変わる前はドラクマだった。

公式な記録に残る最後のレートは

1$=400ドラクマ
10円=38ドラクマ

である。レートだけ見るとけっこう安い。

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最終更新:2024年02月21日 18:35