ギガンティック・ドライブ(ゲーム)

登録日 :2010/10/11(月) 03:58:58
更新日 : 2017/01/12 Thu 16:10:37
所要時間 :約 8 分で読めます




夢のロボット操縦アクションゲーム
第2弾!!




●1969年 人類初の月面調査。 人類は月へと降り立つ。
だが、月からの帰路、調査隊が謎の死を遂げる。

●1975年 人類初の有人宇宙ステーション建設。

●1976年 ステーションの全乗組員…… 死亡。

●1980年 ネクタル放射線、発見。
ネクタル放射線は宇宙を漂う有害な放射線である。
生命体はネクタル放射線を浴びると例外なく死に至る。
宇宙をさまよい、あらゆる金属を貫通する恐怖の放射線。


……ネクタルがある限り、生物の宇宙進出は不可能であった。


●1981年 宇宙開発計画の無期限延期が決定。
“ネクタルの障壁”がある限り、人類は宇宙に進出する事は無い。
異種生命体が宇宙からやって来る事も無い……。
人類は孤独な存在である。

しかし…。

●2002年 謎の巨大ロボット が地球に飛来。



これは、謎の侵略者“ヴォルガーラ”と人類の明日を懸けた戦いの記録である。




■ギガンティック・ドライブ■
『GIGANTIC DRIVE』はTHE 地球防衛軍シリーズで知られる、サンドロットが開発。
02年にエニックスから発売されたPS2用ソフト。
ジャンルは“ロボット操作アクション”ゲーム。
他、シミュレーション的な要素も含む。

同スタッフが手掛け、99年にヒューマンから発売された「リモートコントロール・ダンディ」の流れを汲む後継的作品で、同作のPS2版リメイク作品とも言える。

自由に破壊可能 な実在スケールの街を舞台に、
コントローラーを操縦桿に見立てたリモコン操作で巨大ロボットを操り、ミッションに従い敵を倒して行くのがゲームの基本。

物語は基本的に一本道だが、プレイヤーの行動により、ストーリーに若干の変化が加わる事もある(後述)。

物語の基本的なノリは、かつて隆盛を迎えた80年代ロボットアニメの“それ”であり、
主人公達の日常に巨大ロボットの居る非日常が密接に絡むと云う形で展開して行く。

ミッションは全53話。
「話」と数える事からも解る様に、1エピソードが1ミッションに換算。
まるで、TVアニメを見る様な感覚で物語が展開される。



【用語解説】

■三千年委員会
人類種を千年後の未来まで存続させる事を目的に結成された。
表向きの名称は「文明保全財団」地上部分の建物はカモフラージュであり、本部は地下数千メートルにある。
“機人”を使い“ヴォルガーラ”との最前線に挑む人類最後の希望。
通称は「財団」。

■機人(KIJIN)
三千年委員会が作り上げた巨大人類(ロボット)。

◆ヴァヴェル(VAVEL)
◆ライオール(LAGUIOLE)
◆グラング(GLLANG)

の3体を操り、プレイヤーはヴォルガーラに挑む事になる。

※「ヴァヴェル」は典型的なスーパーロボットタイプで、
ロケットパンチやブレスト・ファイヤー、スーパー稲妻キックを使用可能。
平均的な能力を持ち、武装も優遇されている。
本作の主役機で“唯一完全なる機人”と呼ばれる。

※「ライオール」は細身のスピードタイプで飛行形態に変形可能。
光学兵器は使い難いが電撃兵器は強力で、パワー不足を補える。
主人公機に選ぶと……一人別格すぎね?

※「グラング」は動きの鈍いパワータイプ。
高速移動可能な戦車形態に変型。
人型時は鈍い為に格闘戦には慣れが必要。
全身に多数の実弾兵器を装備。
その都合上、使うと大抵の場合周りがボロッボロになる。



■ヴォルガーラ(VOLGARA)
ヴォルガーラ星系からやって来た謎の侵略者。
生命体の進出出来ない筈の宇宙から
“何故彼らがやって来る事が可能だったのか?”
と云う秘密は、そのまま全編を通しての謎に直結している。
全高40m以上に達する巨大ロボットを操り、人類に挑む彼らの正体は……。

◆レイバラー(LABORER)
最も多く出て来る最下級の雑魚敵…だが、ナメてると痛い目に遭うだろう。
格闘を強化された“ドリル”火炎砲を装備した“ファイア”等のバリエーションが存在する。


◆ハーリアー(HAULIER)
レイバラーよりも動きは遅いが、装甲、攻撃力が強化されたシリーズ。
レイバラーシリーズの様に見た目には余り変化が無いが、装備により“2”や“サイクロン”等のバリエーションが存在する。


●ダンタリオン(DANTALION)
宇宙怪獣。
見た目以外の特徴は地球防衛軍シリーズのソラスに似る。
非常にパワフルで火まで吐く、正に大怪獣。


◆センチュリオン(CENTURION)
細身で動きが速い上にロケットパンチまで使いこなす難敵。
“戦闘用”の上位種。


■四軍将(WAR LORD)
完全に戦闘に特化された単体種で、四種、四機が存在する。
通常時は使い様が無い為、母船に封印されているが、思わぬ人類の抵抗に遂に地球に降り立つ事になる。
……現在では失われたヴォルガーラの神話に登場する「神」をモチーフとする。

◆岩窟神バロウ(BARROW)
格闘戦に特化。
高い機動力と攻撃力を誇る強敵。
格闘戦では最強。

◆幻神フォー(FORE)
パンチにすら反応する完璧なファントムシステム(後述)を備える。

◆風神フーガ(HOOGER)
毒ガスを撒き散らす迷惑なヤツ。
強力なエネルギーカッターをも装備する。

◆暗黒神ブロゥ(BLOW)
最強の軍将機と呼ばれる。
弾速は遅いもののスキが無く、高威力の重力弾を放つ。


■終末兵器アスモダイ(END ARMS ASMODAI)
本作のラスボス。
反則的な威力のエーテル砲を使用する強力な機体で格闘も強い。
地球で採取した資源で「創造」された。
母船のマザーコンピューター“ディサイダー”が一体化する事で完成する。

※ファントムシステム
“ヴォルガーラ”の空間転移システム。
長距離に使用した場合はただのテレポートだが“ヴォルガーラ”はこれを防衛システムとして使用。
ミサイルやレーザーを感知すると瞬時に少し離れた空間に移動してしまう。
地球人が“ヴォルガーラ”に苦戦を強いられた最大の原因で、有効なのは“機人”による近接戦闘による打撃のみである。




【登場人物】

【主人公】
熱血主人公タイプ。
とあるシーンでは……さすが鈴村健一

  • 月岡涼(CV:千葉進歩)
クールな天才タイプ。

勝ち気なヒロインタイプ。

※三人は同一人物扱いであり、プレイヤーは一人を選びゲームに挑む事になる。
恋愛イベントを除き、物語の分岐も無いのが残念。
劇中での呼称は「理事長」。



【ヒロイン・ライバル】
  • 奈々穂(CV:有島もゆ)
主人公の友人。
薄幸型ロリ系。
生活レベルをわざと落としていく(機人でバイト先を破壊する等)事で意外な出自が明らかになる。
恋愛フラグを立てる場合はエレンを無視しよう。

  • エレン・ブルノーズ(CV:今井由香)
主人公(男)の元フィアンセ。
兵器産業の令嬢だが、親に反発し舞台となる千丈にやって来た。
男言葉で話す、金髪碧眼巨乳のツンデレ。
恋愛フラグを立てたい場合は奈々穂を無視しよう。

  • 蓬莱奏也(CV:小西克幸)
黒いコスチュームに身を包んだ謎の男。
謎の機人ヴァルドルを操る。
主人公(女)で恋愛フラグを立てたい場合はエレンも奈々穂も纏めて無視しよう。

  • 三咲勝(CV:私市淳)
巨大企業・三咲重工の御曹司。
エレンの現在の婚約者。
イヤなヤツと思って会社をわざと破壊し続けると、エレンとの婚約は破棄になるが、最終決戦で助けてくれなくなる。
※割と良いヤツで、最終決戦での件は熱い。



【三千年委員会の関係者】
  • 蓬莱博士(CV:石塚運昇)
所謂マッドな人。
機人の開発者。
第1話で生死不明となるが……。

  • ヘルマン・ウィルツ(CV:小杉十郎太)
ドイツ人科学者。
機人の動力機関である“アルケミック・ドライブ(元素転換機関)”の開発者。
三千年委員会の中核で“ヴォルガーラ”との戦いを指揮する。
口調はクールながら言動が熱い。

  • 京野沙希(CV:浅川悠)
元・財務省出身の鬼の経理部長。
金に厳しいのも、全ては人類の明日の為。
日本政府に報酬を出させる事を約束させたやり手。

  • 木南薫子(CV:雪乃五月)
財団のオペレーター。
美人で優しいが、マンションを壊すと不機嫌になる(挙句に毒を吐く)。



【その他の人々】
  • 番原美香(CV:平松晶子)
突撃レポーター。
実況が燃える。

  • 河崎友絵(CV:紗ゆり)
ニュースキャスター。
被害報告を教えてくれる。

自衛隊員。
戦車部隊の生き残り。
防人の魂を持つ男。

  • 山野武(CV:肥後誠)
黒杉の部下。
転職の夢を持つ。
黒杉とのやり取りは妙に和む。

※他、ゲームにてお確かめ下さい。





【余談】

本作のグラフィックエンジンは後に『THE 地球防衛軍シリーズ』に流用された。
この事が同シリーズの低価格化実現の理由である。





直人「項目は、常にオレと共にある……今こそ追記、修正の時だ!!」

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