両津勘吉

登録日:2012/02/08 Wed 10:24:29
更新日:2024/04/24 Wed 14:14:16
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3月3日生まれ G RYO-II ※主人公です お前のような主人公がいるか お祭り男 こいつおまわりさんです こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 こち亀登場人物項目 せんだみつお みんな大好き やる時はやる ギャンブラー ゲーマー コレクター ゴキブリ ゴキブリ並みの生命力 ゴムゴムの実 ゴム人間 ゴリラくん スケベ スーパー貧乏人 チート トラブルメーカー ハイスペック ハッカー ヒットメーカー モデラー ラサール石井 リョーツGPX 三面記事 下町 不死身 世界最低で最強で最高で最恐の警察官 両さん 両ちゃん 両様 両津・パトリシア・勘子 両津勘吉 主人公 亀有公園前派出所 人間ポリバケツ 何でもあり 借金王 元ヤン 元不良 内海賢二 凝り性 単細胞 原始人 名言製造機 味方だと頼もしいが敵に回すと恐ろしい 圧倒的存在感 地域課 執念深い 多芸多才 多趣味 太眉 女好き 女湯覗き 始末書の両さん 守銭奴 実はハイスペック 寿司屋 寿司職人 巡査長 彼が警官でいられることは日本警察の奇跡 怒らせると怖い 悪魔の実 愛されキャラ 愛すべきバカ 捕鯨 最強 最強の7人 最強候補 東京都 板前 毒を以て毒を制す 江戸っ子 浅草 浅草一郎 漫画家 濃すぎるキャラクター性 無計画 無鉄砲 犯罪者←で警官 犯罪者一歩手前 理想の上司 生命力の塊 田中真弓 異能生存体 発明家 短気 短足 破天荒 経営コンサルタント 結婚したくない男性No.1 絶対に敵に回してはいけない人 絶対に負けを認めない 綱渡り 繋がり眉毛 葛飾署 裏業界 角刈り 警察 警察の恥 警察官 警視庁 警視庁の悪魔 資格マニア 起業家 超人 超人系 越前屋兵介 趣味人 酒豪 金の亡者 頭の悪いゴルゴ13 飲む打つ買う 飽きっぽい 香取慎吾 高木渉 「何をやっとるんだ、この大バカ者ー!!」




オンリー1でいいだの!記録より記憶が大事だの!負け犬の戯言だ!

勝負師にとって1位のみ!2位も100位も変わらん!

No.1(オーバー・ザ・トップ)”だ!



  • CV:ラサール石井*1※、田中真弓(初期の少年時代)、内海賢二*2、水谷誠伺*3高木渉:ニンテンドーDS版CM(ゲーム内のボイスはラサール石井が担当)
演:せんだみつお(1977年映画版)、香取慎吾(2011年映画版&実写ドラマ版)
※因みにラサール石井は実写ドラマ版では勘吉の父・銀次役で出演している。



プロフィール

身長:167cm→152cm→161cm
体重:71kg
年齢:30代半ば
血液型:B型
スリーサイズ:105・80・81
誕生日:3月3日

概要

一話から全ての話に登場。
警視庁葛飾署地域課・亀有公園前派出所勤務。
主に一人称「わし」だが、「私」「あっし」なども使う。
少年時代はほぼ「俺」だった。

愛称は「両さん」。他には麗子幼馴染の村瀬賢治が「両ちゃん」、マリアからは「両様」、
家族や幼馴染及び父方の親族である擬宝珠家の大半*4が「勘吉(+敬称)」、中川圭一本田速人等同課の巡査は「先輩」、大原部長等といった上司その他は「両津(+敬称)」と呼んでいる。
超神田寿司の夏春都や檸檬、板前達からは「イチロー」または「一郎」と呼ばれている。
→戸籍の項参照


経歴

出生は浅草*5
生まれてすぐに花札の「赤短」の役を作る、幼稚園ですでに麻雀をする等生まれながらのギャンブラー。
なお、生まれたその日は凄まじい嵐が上陸していた上に誕生と同時に大地震が起きた。地球もその誕生を警戒していたのかもしれない。
学歴は台東区立大門小学校・大門中学校・大門高校卒業*6
だが勉強は全くしておらず遊びや喧嘩、悪戯に明け暮れて、警察に度々ご厄介になっていた問題児。もっとも弱い者いじめなどは行わず、正義感の強い人情家としての一面も見せていた。
その頃は様々な夢を持ち「漫画家」や「大工」等目指していた時期もあったが、飽き性の為どれも長続きしなかった(ただし、過去には副業として商業漫画誌に『ロボ刑事番長』という連載を持っていた事がある)。

上記の通り不良の中の不良であり、「毒をもって毒を制す」という警察の考えからヘッドハンティングされ、試験を受けさせられ警察官になった。
しかし警察側のミスから東大卒と勘違いされてしまい、最初から問題児であった。

初めの頃はドラマに憧れ真面目に仕事に取り組み、数多くの犯人を検挙していた為刑事になったこともある。
が、ある悲劇をきっかけに派出所に戻った。
一時的に下谷の第五派出所や大阪の通天閣署で過ごしていたこともある。


警官としては始末書一万枚越えの警視庁創設以来最大の問題児。因みに現在始末書は三万枚を越えている。
遅刻したり勤務中にプラモパチンコで遊ぶのは日常茶飯事で、副業が禁止されてる警官なのに後述のあらゆる商売に手を出しては度々トラブルを引き起こし、型破りな行動で人の所有物や建物をよく壊したりしている。
通称「始末書の両さん」「警視庁の悪魔」
そのため「なんでこいつクビにならないんだ…?」と常々言いたくなる位不真面目なイメージが強いが、警察官としての能力が低い訳ではなく、各話の間で真面目に働いているとされる。
また、地域の問題を解決する能力…つまり「交番のおまわりさん」としては優秀で、他にも実際に事件の捜査を行ったり地域の交番に移動させられた際には奇抜な作戦を立案したり、下町で培った経験や面倒見の良さにより住民トラブルの相談・解決役を率先して請け負い成果を上げる。(失敗した事も多いが)
大原部長が諸事情で派出所を離れていた際は率先して派出所をまとめ上げていたこともある。
また、特殊刑事課や奇抜な警官やゲスト人物等と応対する際はツッコミ役や抑えに回っている事から、一般常識やモラルも持ち合わせていることが解る。

「クビにすると復讐される可能性が高い」と判断されており、法律上の関係や両津自信の意向でもない限りまず警官を辞めさせられることがなく、例え辞めても1週間(=翌週のジャンプ)で復帰する*7
事件が起こった時の円満解決や犯人検挙率が群を抜いて高い事とフィジカル&行動力が極めて高いので、葛飾署的には警察各署の対抗イベントや地元との交流イベントに両さんが欠かせないのも理由と思われる。


なお、現在の性格は長期連載のうちに変化していった末に確立されたもので、初期は全く異なる性格であった。
  • すぐキレる
  • 拳銃を撃ちまくる
  • 「税金泥棒」と言った一般人の頭に拳銃を突きつけて
    じゃあ税金で作った弾丸を返してやるよ。お前の頭の中に全部!」と脅す
  • 「巡査さんと呼べ!!」とキレて怒鳴る
など特権意識が見え隠れする人物であった。
なお、30周年企画で現在の自分自身から当時の自分を見た結果、ものすごく引いており、自分自身でも恐れるほど、初期の両津は短期かつ過激な性格であった。
ただし、昔から頼まれ事は何だかんだ言って断らないなど面倒見が良い。
当時は他の警官や登場人物も相当ぶっ飛んでいた為*8に、立ち位置自体はそれ程変化はなく、他の人物が人格に綻びを見せ始めたり常識を逸した人物が登場している現在ではツッコミ役や抑えに回ることが多く、精神面では成長しているとも言える。
なお、現在の自分もあるエピソードで現代にタイムスリップした少年時代の自分には「あんな大人にはなりたくない」とドン引きされていた。
まぁ、酔いつぶれてゴミに埋もれて眠っている警官なんて見かけたらそう思いたくもなるだろうが

上記の通り連載当初は(現実、こち亀の設定共に)異端警官の筆頭であったが本編で特殊刑事課等の常識から逸脱した警察が多数登場した事、他のフィクション作品でも不真面目かつ非常識、自分の権力の為だけに行動する警官の登場もあって現在ではそこまで酷い印象はない。
と言うよりよほど酷い検案(誘拐や殺人)でもない限り現在では警官は事後かつ証拠がないとほぼ動けず動かず、証拠があっても門前払いされる事もある警察において、率先して行動し解決に尽力してくれる両津はむしろ善良かつ頼りになる優良警官と呼べるレベルになっている。その分度々悪行がバレて周囲の信用を失いお仕置きされるまでがテンプレなので中々評価は上がらない。


家族構成・親戚

両津家はギャンブル好きで遊び人を代々輩出する。
大叔母であり親戚の夏春都曰く「男性陣はラテン系の気質でいい加減なのが多く、女性陣はドイツ・スイス系の気質で、几帳面なのが多い」らしい。

勘吉の祖父の勘兵衛は戦前は道楽三昧の挙句に佃煮屋の支店を潰した。
道楽者と思いつつ、意外にも明治世代なので、国への奉職はきちんとしていたようで、
青年時の日露戦争時には日本海軍へ志願しており、そのまま太平洋戦争まで海軍軍人であった。
(本人曰く、何度か死にかけたとの事)
勘兵衛当人曰く、太平洋戦争時には空母飛龍(航空母艦)妖精さん艦載機整備員の任についており、ミッドウェー海戦の敗北で戦争の敗北を悟ったという先見性を持つ。
戦後は海軍から離れた事もあって空母を見たことはなく、米軍のニミッツ級空母を目の当たりにした時にはその巨大さに圧倒されていた。

父親の銀次もギャンブル好きで短気と性格は勘吉と似たり寄ったり。
初期は勘当同然の関係であったが、現在は設定が消滅し、似たもの親子となっている。

だが、勘吉の弟の金次郎だけは銀次も認める程に頭がよく生真面目で、弁護士となるなど異彩を放っている。
現在は一児を設けている。なお容姿は少年期はそれほど似ていなかったが、青年期以降は勘吉そっくりとなった。
また、金次郎の嫁を通して中川とは縁者。

超神田寿司を経営する擬宝珠家とも縁戚関係にあたる。擬宝珠纏とは再従兄妹同士にあたり(勘兵衛と擬宝珠夏春都が兄妹)、
性格が似ていることもあって親戚キャラとしてもかなり目立っている。

親戚は宮大工から始まって植木屋、左官屋、経師屋、浮世絵摺り師に刀鍛冶等と人材と職人のオンパレードで、「親戚だけで家が一軒建つ」と例えられる一族
なお実家の佃煮屋からは重要文化財レベルの貴重な品が度々発掘される。
一例を挙げれば
  • 一粒1万円以上の価値がある、100年物の梅干し
  • 江戸時代の浮世絵の版木や、当時刷られた浮世絵
  • 旧日本軍の地雷


交友関係

子供の頃からの友人に戸田豚平、千田珍吉がいる(三人まとめてトン・チン・カンと呼ばれる)。また、引越し等で別れた友人(主に女子)も多数。中には再会すること無く亡くなった者もいる。
警察内では基本的に近寄りたくないというレッテルが貼られてはいるが、両津自身は社交的で誰とでも仲良くなれる性格故に各地に身分年齢性別問わず知人、遊び友達が非常に多く、
両津の知り合いの人間で精通してない分野は無いかと思われるレベル。
たとえ直接の知り合いにはいなかったとしても周囲の知り合いにいる事もあるので知り合いの知り合いレベルで繋がりがある。
そのノリの良さや豪胆さ、破天荒さから特に年配の御偉い方への受けがよく、中川家の重鎮や各種専門分野のトップクラスといった面子と易々と打ち解ける。

かつて、商店街の面々からはツケを返さないとして目の敵にされ、夏冬にボーナスを奪い合うのが通例(通称「ボーナス争奪戦」)となっていたが、
商店街の面々が勘違いから両津のボーナス600万*9を無くしてしまってからはそのミスを反省したのか、それ以降作中ではボーナス争奪戦を行う事は無くなった。

何だかんだで面倒見が良く、本田ボルボ左近寺といった同僚や商店街のおじさんから頼りにされている。
借金の棒引きなども兼ねるがよく商売の話や地区の運動関係で話を持ち込まれる。
またその面倒見は子供相手にもよく発揮されており、檸檬や電極+といった子供の面倒を引き受ける事も多々*10
特に檸檬には懐かれていて、ある意味子供らしくない檸檬の情操教育の一端を担っている。
ガキは嫌いだと言いはするものの子供に自転車でぶつかられても「ガキは元気で上等!」と笑って許すなど本質的には子供好き。
他にもポケベル全盛期の頃は自分でポケベルを契約できない女子高生達に頼まれて名義貸し感覚で代わりにポケベルの契約を行ってやったこともあり、その折には自分のポケベルの番号を教えてやってナンパしてきた男対策のためのダミー番号として使うよう指示する面倒見の良さも見せていた。
その関係から多数の女子高生との連絡網が成立。たまごっち関連の騒動では多数の女子高生と連絡を取り合う光景も見られた。
一方で
  • 運転中の自転車のタイヤにラジコンを当てる
  • 派出所のガラスを割る
  • 檸檬の参観日に代理で出席した際に見た目だけで人を馬鹿にするガキ大将のクラスメイトを(アニメのみ)拳銃を発砲しようとする
など、危険な行為や他人に迷惑をかける行為をとった際は厳しく叱責し、きちんと当事者が謝罪した後は素直さを褒めている。


自分も学生時代は不良少年だったせいか、不良に対しては更生の前後にかかわらず良い印象を持っておらずかなりシビア。
本気で更生して就職の相談に訪れた元不良を賞賛する派出所の面々(いわゆるゲイン効果)に「偉い奴は始めから不良にはならない」「今まで酷かった奴がようやく普通になっただけ」と辛口の自論を述べ、過去の悪事は消えない事を説いた。当の不良に関しても
  • 前に働いていた会社を喧嘩して辞めている
  • 両津がどんな所で勤めたいかと問われた際は「たくさん金くれて楽なところ」と世間をなめ腐った返答する。
  • 両津が仕事先を紹介するも一度だけでなく二度も逃げ出す。
…等お世辞にも更生したとは言えない人物である。
しかし、詐欺や破壊行為などの犯罪行為・迷惑行為を何度も犯しながらも、こういった良いシーンのおかげで「破天荒だけど実はいい人」みたいな評価を受けている両津もゲイン効果の恩恵を受けているといえる。
一応、他の回では「もししばらく学校をサボってしまって久しぶりに来てみりゃ、先生から冷たく怒られたとしたら不良になってしまいますよ」と主張している。

また檸檬の幼稚園に窃盗に入った挙句、金目のものがなかった腹いせに飼育されていたハムスターを殺害した不良集団に対しては、勝手な捜査で警官を辞めさせられるかもしれないにもかかわらず、
親や教師に見放されていることを承知の上で全員を殴り飛ばして檸檬の前で謝罪させた事もあり、一貫して不良には厳しい態度をとり続けている。
ただし不良グループを力づくで従わせて工事の仕事をさせたり、高校の落ちこぼれ学級にクラブ活動の顧問として出向き、更生指導をしたこともある。
自分自身が不良時代は世間から冷ややかな目で見られたことも、こうした考えの一因かもしれない。

一方で、纏のグレた友人に対しては「つまづく事よりも立ち上がらない事の方が恥ずかしい」と諭した事もある。
このように、上記の「偉い奴は始めから~」という発言から誤解される事も多いが、両津は『反省』『更生』という概念までは否定していない。前述の不良に関しても部長の頼みとは言え仕事先を紹介しており一度逃げた際も連れ戻している。
更正した人間を褒めちぎることに否定的なだけで、更生すること・更生した者に温かい言葉をかけること自体は大切だと思っている様子。
両津自身もヤクザになってしまった友人を説得して出頭させ、後に出所した友人と再会しているので考えが丸くなったとも考えられる。
この過去や御所河原組長と度々スポーツイベントで争った経験から警官の癖にヤクザ関係者と交友関係を拡げ、ヤクザ業界にも顔が広い。当然ながら部長や署長はこのことを知らないと思われる。
そのため意外とヤクザ関係者に対しても偏見がない。本人曰く「どっちかというと警察より極道の友人のが多い」とのこと。(比率は「9:1くらい」らしい。)


長年行動を共にしているだけあって、中川、麗子、寺井とは互いを理解し合っており、
その気になれば両津は中川および麗子になりきって行動することができるし、中川と麗子も両津になりきって行動することができる。
まとあるアクシデントで中川と麗子の魂が他人の身体(日本国外)に入ってしまった際も
両津は2人の身を案じることなく「あの2人は他人の身体に入ろうと問題なく自分の力を発揮できる。だから必ず自力で帰ってくる」と信じて2人が帰還した時にすぐに元の身体に戻す手配をしていた*11

直属の上司である大原部長は両津にとって最も頭が上がらない人物であり、神も仏も恐れない彼を抑えるジョーカーとして機能している。
反面、両津が警官として採用された頃から付き合いがあるためか、能力や性格を署内で1番理解している人物でもありその将来を本気で心配するなど、家族のように思っている節がある。
両津自身も部長を苦手にしているが、逆にいえば彼が目を光らせているおかげで道を踏み外さずにいるとも言える。完璧な仕事ぶりと謹厳実直な人となりを尊敬している。
また、たまに大原が大暴走してとんでもないことをして振り回されたりと良くも悪くも腐れ縁と言うべき間柄と言える。


戸籍

公務員は許可を取らない副業が認められていないため、何とか警官のまま寿司屋で働けないか試行錯誤した結果、*12「浅草一郎」*13名義で戸籍を取得し働いている超神田寿司では、派出所での態度が嘘のように板前として真面目に勤務している。
ただしこれは店を取り仕切る夏春都にビビっていることもある。しかし凝り性もあって寿司を握る力量は一人前。
寿司には鬼のように厳しい夏春都や檸檬に腕前を認められており、店の売り上げを3倍にした功績もあって比較的頻繁に超神田寿司の新店舗を任されたり新商品を創作して店のメニューに並べたりしている。
夏春都からは、両津の爆竜大佐の助太刀でネタを仕入れる」「寿司職人(専ら両津)自らが漁に出て寿司の値段をリーズナブルにさせる」と言った奇抜なやり方も(同じ両津家の血もあってか)賛同している。
ここでも持前の商才を生かし、時には寿司関連のブームを発信するなど経営能力の高さを見せている…が、せっかちな気質や負けん気の強さ、我慢弱さも相変わらず。
競合他社に張り合ったり利益を急ぎ過ぎた結果商売が失敗したり、自分の担当した店に喧嘩を売ったファーストフード店2つを自身のコネをフル活用して徹底的に叩き潰し軒並み撤退に追い込む大人げなさも見える。


またが大嫌いな磯鷲剣之介に対し、見栄を張って実家を下町の佃煮屋ではなく「10代続く呉服屋の息子」と大嘘をついてしまった為、
なし崩し的に中川のコネと伝手をフル活用して「越前屋右衛門」という3つ目の戸籍を取得するハメにもなっている。
因みに越前屋という名前は咄嗟に言ってしまったデタラメな名前。
本来の名前である「両津勘吉」は悪魔が憑り付いたための偽名という事にされ、磯鷲家関係では「越前屋」の名前を活用している。


容姿

剛毛の角刈り頭、便所サンダル、腕まくりした制服、両眉が眉間部分で完全に繋がりm字型のぶっとい眉毛になっていることが特徴。
体型としてはわりと背が低いのと胴長短足の典型的な日本人体型ではあるが筋骨隆々である。体毛もかなり濃い。
原作での少年・新人時代では現在と違い細いつながり眉だったが、アニメ版では現在と変わらない眉になっている。

服装は、基本常時警察の制服(ただし制帽はなし)。これは学生時代から一貫しているらしく、私生活でも制服以外を着ようとはしない。
超神田寿司で働き始めてからは板前の服装の他、TシャツGパンに革ジャンというラフな格好も増えた。


性格

破天荒かつ型破り、短気激情型な江戸っ子気質。なお上司の大原部長曰く「短気、短足、単細胞、無計画、無鉄砲」
連載初期は上記のように怒りやすく怒るとすぐに発砲をしていたが、連載が長引くにつれて丸くなり、現在のような人情溢れる警察官になった。
…が、今でも怒ると手が着けられず、議員の息子だろうと、アメリカ軍だろうと大企業だろうと、
果ては本物の神だろうが喧嘩を売られれば手加減無しに大人げなく叩き潰す。1人でアメリカ軍を潰したこともある。
アニメ版では原作に比べると性格は多少穏やかになり、怒って拳銃を発砲するシーンも一切見られない。

またお金には恐ろしい程に汚く、警察官でありながら悪徳商法等も平然と実行。
警察のボランティア活動の陰に隠れてボランティアに便乗した商売を裏でやらかす等枚挙に暇がない。
自発的でなくともちょくちょく潜入捜査で詐欺・悪徳商法などの組織に入り込んで内部調査を進めているうち、才覚を発揮して組織のエースとして頭角を現した挙句組織そのものを乗っ取ってしまうが一緒に逮捕されるのは黄金パターン。
ひどい時には元の組織すらやらなかったえげつない手段を取った挙句、良心がとがめた組織そのものに通報されることも。

ただ金に汚く業突く張りな感じがする割に貯金や借金返済には微塵の興味もなく、宵越しの金を持たないのを是とする江戸っ子気質。
自分の給料も1日たりとも決して銀行に預けたままにしようとしない*14。所持していれば一夜で1千万以上使う事もざらである。
なお、全200巻時点での両津の合計収支額は合計-1663兆2928億5903万8850円とのこと。
ちなみに部長達の手回しで借金を一度全返済している(直後に新たな借金ができた)ので、そこからさらにここまで落ち込んだ事になる…
もっとも、金儲けのために弱者を狙うようなことは殆ど無い。

しかし、自分が必要と感じないことには一銭たりとも使おうとしない面もあるが、意外と子供や後輩には気前よく奢る一面もあり、実は「ケチ」ではなかったりする。
ただ、生活費不足になった際、普通の人なら真っ先に切り詰めるだろう遊興費は頑として削ろうとせず、食費や被服費を削って賄おうとするので、金銭感覚はかなり常人離れしているのは確か。

エロ関係には貪欲であるが良くも悪くも人を選ぶ性格なので女子からの受けはそこまでいい訳では無く、大抵の女性陣とはやや犬猿の仲。
それ故か中川のようにあからさまに女子にはモテることはなく、本人もそれに慣れ切ってしまったのかとある話では美女からのハニートラップをガン無視してゲームに没頭する姿も見られた。


なんと普段は理性や思考を司る左脳が機能しておらず、感性や本能を司る右脳しか機能していない。あと、良心が無いどこぞの六つ子ですらあったというのに
ただし、良心が無いと、強い正義感や子供に優しいのが全て演技になってしまい、矛盾してしまうのか、80巻以降は無かったことになっていると思われる。
逆説すると他の登場人物が常識を逸した際の抑えに入ることやツッコミは本能や感性だけで行っており、 理性や思考抜きで一般常識を備えていた とも言える。
しかし金絡みや趣味に関わる事で左脳が機能すると、宅建などの難関国家資格や、東大の入学試験等を余裕で合格できる程に知能が高まる。
また、その知能を生かして恐ろしい数の資格も取得している(後述)。
両津の鍛え、研いだ刀を部長が扱った際は、剣圧のみで署を一刀両断した…モンハンの武器職人真っ青である

『おそ松くん』のファンでもあり、赤塚マンガのキャラクターを描くのが上手。
全員同じ顔なため(生前の赤塚が6人の顔を書き分けしていなかったため)ほぼ無理な六つ子の顔をそれぞれ認識し描き分けられ、しかも他の兄弟に成りすました場合でも完璧に見抜くことができる設定となっている。
念のために言っておくが、『おそ松さん』の六つ子ではなく『おそ松くん』の六つ子である


因みに男子寮を5,6回、葛飾署も5,6回、警視庁も何回か爆破した事があり、少年時代にも気のいいトロリーバスの運転手をクビにしたバス会社の偉い人に目にもの言わすため、友達の力を借りて盗んだトロリーバスで偉い人の家に特攻していた。
アニメではフジテレビ(主に球体展望台)が被害に遭うことが多く、「壊し屋」属性がついている。


恋愛(?)関連

これらの事から、全体的に婦警に嫌われている(結婚したくない男性No.1)が、本気で嫌われているわけではないようで割と慕われてもいる。*15
というか婦警達にも人格に問題がある者が多く、あまり同情できない面もある。

また、その豪快かつ情に厚い性格から麗子・纏・早矢・麻里愛・檸檬(アニメだと小野小町も)等、原作、アニメ共に仄かな好意を寄せる女性も多々いる。
  • 麗子は初期の頃から割と好意が見られ「行き遅れたら貰ってくれる?」と言っている。
    現在は麗子が婦警の纏め役な感じになっており、婦警達と両津が仲が悪い為やや距離を置いた感じとなっている。ただし公式では彼女とのカップリングを多く意識している。
  • 纏とは、お互い相手のことを本気で想っており、この時は珍しく両津は「嫁>金」で考えていた*16)、結婚直前までいったこともある。
    だが、両津が相変わらずの守銭奴っ振りを発揮したのが纏の目に入り*17、結局破談*18。ただし相変わらず馬が合うようで仲は良く、その後も両津に感銘を受けるシーンは結構ある。
  • 麻里愛は珍しく直球勝負かつ熱烈なアプローチをする人だが、こちらに関しては両津がやや脈が無い様子(長いこと男として見ていたせいで、今更女と思えないのだとか)。麻里愛が男の頃に親の勘違いで結婚式を挙げそうになったが。
しかし両津本人が鈍感である上に殆どの場合「金>嫁」である為結局失望させたり、相手のことを想って身を引いたりして上手くいかない。
そんな中で異彩を放つのは橘 琴音であり両さん自らの金で有給を取って会いに行っている
表面的には両津らしからぬ…でも内面では実に両津らしい行動と言えるだろう。
現在でも互いに好意が見えるが同時に初恋の良い記憶として過去の物と受け止めてるようにも捉えられる。
ちなみに小学生の頃からそうだが、好意を寄せられるのはほぼ美少女~美女である。何とも勿体ないが、切なく良い想い出の恋も多いため、意外とリア充なのかもしれない。


なおなんだかんだで女性にはそれなりにモテるが、毛深い角刈りガチムチ体型の頼れる兄貴分という面から男にもモテる。男気に惚れ込むとかでなく性的な意味で
男だが見た目美人のマリアすら嫌がっていたように当人はソッチの趣味は一切無いのだが、例えば…
  • 敵意がないことを示すべく裸一貫で武装勢力を説得したところ敵指揮官が両津に惚れ込んで和解に成功
  • 電話番号とプリクラを駅の男子トイレに貼られた結果、見知らぬ電話番号から「うひうひ…俺あんたみたいな角刈りが好きだよ……」と電話がかかってくる。
  • バイトでエロビデオを延滞している常習犯のもとに押しかけタイトルを連呼する策で回収していたところ、ガチムチSM系ホモビデオを延滞していた中年男性は舞い降りた角刈りの天使に赤面しつつ笑顔だった。
  • 自分自身で全国の風呂をレビューするDVDを企画して大ヒット、握手会が実施されるも両津は全裸、並んでいるのは全員ガチムチ
  • 乙姫菜々がゲイが絡み合うところを漫画に描きたいというと 本田と2人で全裸になって抱き合う様を見せつける
などなど。
他人をゲイの対象で商売することに抵抗はないが、自分が対象になった際はイマイチ気付いていないのもお約束。


能力

強靱な胃袋を有し、
を食ってもへっちゃらといった逸話から、「人間ポリバケツ」「冷蔵庫掃除機」等という愛称も。
酒にも強く中華鍋で一気飲み、ポリバケツや酒樽で一気飲み等常人を超越している。
最高25mプール一杯分なら飲めるらしい。まさに現代のバッカス。
ただし、かつて自分で密造した純度100%の日本酒のみを沸かした風呂に入った際には、文字通り全身で酒を吸い込んで風呂の中で酔ってうたた寝したことがある。

フリーザの攻撃をも無力化するほどの防御力も備えており、車に跳ね飛ばされる・火山の爆発・遭難・ビルから転落をしても無傷である。
マグマに浸かっても「ぎゃあっちっちぃ!」で済むレベル。
更にはプレス機で車ごと押し潰されてしまっても生きている。
体のつくりから見ても普通の人間と逸脱しており、人間ドックの際骨格の形状が50万年以前の原人とほぼ同じであった事から見ても、生きた化石。
ゴリラ並の体力・筋力とチンパンジー並の身の軽さを備え現代人よりチンパンジーやテナガザルに近いらしい。
突然変異で産まれたミュータントであると仮定するなら、前述の超人的な身体能力も説明がつく。
しかも骨格を元に復元した際の顔は、本人とは似ても似つかないまさに原人そのものであった。
本来はそうなってないとおかしいらしいが*19、間違ってるのは復元した学者の腕か、両津自身か…

体内には癌細胞すらも食らいつくす超強力な抗体を持っている。
しかし、両津の体内でしか生きられないらしい。勿体ない……最も両津以外の人間は体が耐えられずに死んでしまうらしい。*20
ただし、この抗体は規則正しい生活に弱く、マリアと共同生活をしていた時は栄養バランスのとれた食事と清潔な室内のせいで抗体が衰弱してしまっている。
ちなみにマリアがいなくなり再び悪環境を取り戻す事で元に戻った模様。
超人と言うよりはゾンビか生物兵器。とでも言った方が近い。
コラボ漫画ではキン肉マン正義超人に完勝したことも。ある意味『最強の7人』の1人とされたのも納得である。
力も非常に強く体力も素晴らしいのだが、流石に1人でハイレベルなトライアスロンに挑んだ時は息絶え絶えであった。

子供の頃から喧嘩慣れしているため、身体能力も相まって戦闘能力は非常に高くチンピラの十数人程度なら素手で無双できるレベル。
なお、野生児のような見た目ではあるが、これでも警官なので剣道や柔道の基礎的技術はちゃんと修めている。特に柔道に関しては捕物でも頻繁に活用しており達人クラス。

さらには死んでも生き返る。
今のところ150歳まで生きる予定だが、天国・地獄側も受け入れを拒否しておりさらに延びる可能性や現世に留まる可能性も…。
因みに本人曰く「わしは瞬発力はあるけど持久力はないんだ!」らしい(とはいえ結局最後まで走って車に追い付いてたが)。
まぁそれも本人が感覚的に疲労するのが早いというだけで、世間一般の常識で見た場合、両津が持久力無いなら地球人類のほぼ全員が持久力不足になるだろう。

以上の事から身体能力はこち亀中最強といって差し支えない。
格闘技や武道等で彼を超える人間は割と多いのだが、何といっても何があっても死なず、間違えて死んだ時でも自力で復活した脅威の再生能力の持ち主。
ちなみに本気で激怒した場合、武道家だろうと猛獣だろうと両津の凶悪的な強さには敵わない。
普段は両津に対し優勢であった麻里晩を始めとする翻堕羅拳の面子を、激怒した時は翻堕羅一門を 熱海の旅館ごと 丸々叩き潰している。
この辺はアニメの奈須川作監回で思う存分堪能出来る。
劇場版1クライマックスでは爆弾付き暴走ロケットを力づくで操作し致命的な被害「だけは」阻止している。


商才

肉体だけでなく頭脳にも優れた真の意味で天才であり、体力面・知力面どちらにおいても過程を飛ばして結果を導ける事が多々ある。
それでいて才人に往々にして抜けがちな過程・枝分かれする他分野を全て研究、学習、網羅しうる事も可能と比類ない才を誇り、
  • 金儲けへの狂気じみた執念
  • マルチな才覚と柔軟な発想力
  • 妥協を許さない無駄に細かい手先の技術
  • 金儲けと娯楽関係におけるディープかつ豊富な知識
  • 並外れた度胸と直感、先見の明、そして負けん気
  • 上述した通りの幅広い交友関係を利用した合法非合法問わない他方面に渡るコネ・商業ルート*21
  • 脅迫紛いの説得や甘言を駆使して関わった老若男女を言い包める話術
などを総動員して一気に金を荒稼ぎする。
両津が閃いて始めたり関わった商売やイベントは大抵がほぼ確実に大ヒットや大成功を収めており、社会現象を巻き起こすことも珍しくない稀代の経営コンサルタントにしてヒットメーカーとしての顔も持つなどその商才は本物。
度々中川や麗子の会社に株取引による攻撃を仕掛けて会社を乗っ取ろうとしてくることや、「親戚」と言う立場を利用して中川に無断で*22、中川からの伝言役と言わんばかりに中川グループの関連企業を煽ったりグループの金を勝手に使ったりして商売を始めることが多々あるため、2人からは厳重にマークされている。
…が、大抵の場合商売に大成功して両津が勝手に使った資金分を越える莫大な利益を中川グループに還元しているのだからタチが悪い。
そして商売が軌道に乗り始めると、大体飽き性・金汚なさ・エロ・部長の四要因でせっかくの商売が台無しになり破滅するというオチも忘れない
典型的例が125巻の『人生リセット!の巻』で、この時は中川に支援を依頼して合法的に新事業チャレンジしたものの(デザイナーとカメラマン)、金儲けのためエロ部門にも手を出して御用になっている。
上記の4要素以外にも、アルバイトで過労状態になるまで働かせた本田のミスで失敗するパターンも多い。
そのため中川グループの資金を利用した商売やプロジェクトが成功し始めると大体24時間体制で中川の指示で極秘裏に動向を監視され、基本高確率で捕縛される。


概ね「商売に手を出す=最終的に失敗する」というイメージが定着している両津だが、実は商売が大成功のまま話が終わるパターンも少なからずある。
この場合、最大規模になると潰れかけた零細町工場の寄せ集めグループを急成長させた挙句、中川グループや秋本貿易が数十年かけて築いた中国・インドへのパイプ及びシェアを僅か数ヶ月で完璧に強奪。
異常な行動力とコミュ力だけで他国の政財界と交友関係を結んだ結果、会社が潰れた場合政治問題や国際問題が発生するレベルにまで影響力を拡大させ、部長、中川、麗子の力ですら手出しできない状況にまで進んでしまった。*23
なおこの事例では日本政府を一切介在させていないため最早両津の行動を阻める者が誰一人として存在せず、両津がプロデュースした企業が異常に成長し過ぎた結果アジアのシェアを完全に独占。
日本の他の中小企業の輸出が軒並み低迷した挙句日本国内の企業のパワーバランスが完全に崩壊した。

と言うよりも元々趣味を元にした定期収入は潤沢にあるようで、「貯金王両さんの巻」では月額100円のネット情報誌を運営しており、会員が1万人いる(=月収100万円)事が判明しているし、
プラモ関係の手腕を生かして作中で葛飾に芸術大学が出来た時には「プラモデル科専任講師」として招聘されてNHKのプラモ講座の番組にも出演する等もしており、
(副業禁止でボランティア扱いになっていないのであれば)超神田寿司での給料も含めて数百万単位の月収があると思われる。

その他だと、プロデュースを手掛けた商売が成功したはいいものの、その功績にあやかろうと両津ですら無茶と感じるようなニッチな商品のプロデュースを手掛けてもらうよう零細企業から押しかけられタジタジになる事も多い。
総じてこれらの成功パターンは基本的に両津本人が裏で利益を独占しようとはしておらず、純粋な人助けのための商売プロデュースになっていることが主となる。


知能

基礎学力は低いが非常に博識で、遊びから最先端技術まであらゆる物事に精通しており、エジソン並の発明も多くしている。
銃火器や車両・船舶・飛行機などの知識と実際に運用できる能力があり、単体で敵後方に降下してかく乱戦術を可能にするとまで言われている。
普段は両親の名前すら危ういレベルだが、その気になれば驚異的な記憶力を発揮し、ほとんど双子レベルで相似している外国人の集団をものすごく複雑で長い名前ごと記憶し、走り回りながらコールするという離れ業を披露したこともある。
また、板前としての経験故に、魚の名前に関する難読漢字の読みにはめっぽう強い一面もある。
ただし、語学や金儲け以外での計算などが苦手なために中川には「例えるなら、頭の悪いゴルゴ13ですね」と評されていて、部長はそれを「的確な例えだ」と言っていた。

娯楽関係の知識は筋金入りで、プラモデルやTVゲーム、漫画、アニメ*24、パソコン、ソフビ、超合金、フィギュア、ゲーセン、ミリタリー、下町関係の遊びはお手の物。
特にサバゲーではチーム「ギャリソンゴリラ」を率い様々な戦域を体験*25し、戦車関連ではラジコン戦車から実寸大3Dプリンター戦車まで多数の戦車バトルを繰り広げている凝り過ぎて陸自の演習場に闖入したりもあるが
小さい所では顔に寄らずプリクラやたまごっち、ポケベル、PHSを含めた各種携帯電話など女子高生関係の文化・遊びにも非常に明るく、ブーム時には女子高生への負けん気と対抗意識からプリクラを男女問わずで計30万枚集めたことすらある。
プリクラの内部基盤も詳しいため細かな裏ワザやテクニックにも通じており、そういった方面で普段犬猿の仲の部長や婦警達に頼られることもあり、悪態を吐きながらもアドバイスをするなど面倒見も強い。
しかし凝り性だが飽きやすい面があり、上記の持久力不足はこちらの点では割と的を射ている。


だが知識面も妙に偏った面があり、ペリーの家庭環境や乗船の名前どころか船体データまで把握していた癖に、肝心の日本に来た目的は知らなかったりする。
また、歴史系の知識については流石に部長には劣る*26

貯金や健康と言った堅気関連についての知識は無頓着そうであるが、試薬の試飲のバイトの影響で極度の将来不安に陥った際に生活プランを即座に構築し、年金の加入手続きを取ったり、カツ丼の高コレステロール性を訴える、公務員の安定性を解説する等本人の言葉通り「性に合わない」だけで知識自体は 趣味と同レベルで持ち合わせていたりする
実際、寺井のマイホームやマイカー購入に対して同行を命じられて的確な目利きを披露したり、大原部長の事を「だてにNHKを見ていない、ちゃんと先の事を考えて動いている。」と評価するなど知識自体に偏りはさほど無かったりする。
そして、檸檬に作ってあげてるお弁当はしっかり栄養バランスを考えられた毎日献立の全く違う凝った弁当が作られているなど、板前としての知識が存分に発揮されている。


なお非合法な手段や犯罪行為にも手を染めることが非常に多々あるため、犯罪に関する知識も無駄に深い。
例えば空き巣に関しては本職の空き巣犯と同等の知識・技術を見せており、犯行手口の実演をしてみせた際は余りの手際の良さと知識の深さから部長や鑑識から空き巣犯と疑われ、本職の空き巣からも「実は同業者ではないか」と畏怖された域にある。
逆に言えば、両津が犯罪捜査で奇抜な作戦で成果を上げているのも、その知識を使って犯罪者の裏をかけるからとも言える。
上記の空き巣の回では飛行船を使った上空からの空き巣捜索を立案し、作戦そのものはしっかり成功させた。飛行船が火事起こして墜落したけど
先述の通り「毒をもって毒を制す」という警察の考え方も、強ち間違ってはいないのかもしれない。


保有資格

顔に似合わず実は資格マニアでもある。
先述の宅建や気象予報士、中小企業診断士といった難関国家資格の他、
なども取得している。
あと国家試験じゃないけど秘書技能検定にも合格している。(何級かまでは不明)
危険物取扱者の甲種に関しては当時は受験制限が厳しかったため受験していない。また、ニワトリのヒナの性別を見分ける資格であるひよこ鑑定士の資格も取りたいらしい*28

ちなみに情報処理技術者試験に関しては特に言及されていないが、プログラミングも得意な模様である。
しかし、謎なのは中川が両津の取得している資格を何故かすべて把握しているらしいという事である


実写化

2009年にTBSにて実写ドラマ版が放送された。
原作者である秋本氏から直々に「実写版での両津役はアニメや舞台版で両津を演じてきたラサール石井さんで」と指名があったが、
ラサール石井氏は年齢や体力面、スケジュール調整の事情で両津役は辞退され、両津役はSMAPの香取慎吾氏が担当。
そしてラサール氏はスタッフの熱烈なオファーや原作者の意向もあって両津の父親である銀次役として出演した。
秋本氏は香取氏の両津にも好意的なコメントをしており、劇場版が製作されるなどそこそこの成果は出たようだが、ファンからの評価ははっきり言ってイマイチ。
視聴率も第2話までは二桁超えを記録したものの、その後は一桁台を推移と、とても成功したとは言えなかった。(一応最終回は二桁超えだったが。)
挙げ句香取が劇中で「ほげえええええ」と叫んだことから、ネット上では「捕鯨」などとネタにされてしまう始末。
また香取慎吾氏はTVアニメ版にも慎吾ママ役でゲスト出演した事がある。

一応この前に、連載初期の1977年にせんだみつお主演で実写映画化されているのだが、ビデオソフトが過去に一回出たのみで今では写真しか確認できない幻の作品となっている。せんだみつおは、その後ソフト化されないのは原作者の意向なのだろうと語っているが真相は不明。

ちなみにラサール石井氏の舞台版では、他に部長・ボルボ・左近寺・夏春都・小町がアニメと同じ人だったそうな。


名言

  • 「ナイスバディよりもナイスマネーだ!金だよ金、金こそがすべてだ。「幸福は金で買える」by両津勘吉、これがわしの座右の銘だ」
  • 「人間!つまずくのは恥ずかしいことじゃない!立ち上がらない事が…恥ずかしいんだぞ!」
  • 「何がお前を変えたのか知らんが…人生を投げた時点でお前の負けだ」
  • 「男が口にしたことは、何があってもやらねばならん」
  • 「いつの世でも開拓者は異端児あつかいされるものである」
  • 「すべて人のせいにする!その考え方がいかん!だからいつまでも成長しない」
  • 「すべて計算通りの人生なんて面白くもなんともないだろ!」
  • 「人生は人生ゲームだ!何がおこるかわからんから面白い!」
  • 「悩んだらまず「生きる」モードに切り換えてからスタートだ!それからどう生きるかを探せばいい!」
  • 「幸せの神様は泣き虫が嫌いなんだ」
  • 「子供たちの幸せもいいが、自分の幸せを大切にした方がいいよ」
  • 「偉い奴ってのは始めからワルなんかにならねえの!正直で正しい人間が偉いにきまっているだろ!」
  • 「親も教師も見はなしたこいつらをだれが目を覚まさせるんだ!」


両津と共演した他作品のキャラクター

◆東大一直線(小林よしのり)
作者同士が交友関係を持っていた縁でコラボ回があり、初期のこち亀本編内でも『一直線』の主人公東大進(福岡県民)がカメオ出演する回が複数存在している。

ドラゴンボール
部長から最終回詐欺の罰でドラゴンボールの世界に飛ばされるというネタがあり、後に「超こち亀」にてその続編が描かれた。
脅威の再生力はベジータとあの戦闘力53万のフリーザ様をも震撼させた。
ちなみに両津はそのフリーザ様、そして悟空から駐禁(と、口止め料の特上寿司)を取ろうとした。

ONE PIECE
エニエスロビー編にてバスターコールが発動する中、海兵の中に銃一丁抱えて紛れ込む。
またアニメオリジナルエピソード『ゴムゴムの両さん』では東京湾で釣りをしていた両津が偶然ゴムゴムの実を見つけて食べてしまいゴム人間になってしまう。
ゴムゴムの実の能力を使って大活躍をするが、体を伸ばせることで段々と出不精になり、メタボになった。
もちろんカナヅチになっている。
今考えれば、最強最悪の生命体になってしまった可能性が浮上してきた。
(ただし、原作ゴムゴムの実は紫色だが、この時出ていたのは形状こそ一緒だがメロンのような緑色だった。)

テニスの王子様
真田弦一郎を本当に中学生かと疑う。一方真田からは「小僧」と切り捨てられた。

銀魂
両津役のラサール石井氏がRYO-IIウィルスの回(原作はこち亀30周年記念とのタイアップ回)、マユゾン役として友情出演。
銀魂の高松信司監督がかつてこち亀の監督をしていたからこそ出来た芸当と言われている。

HIGH SCORE
キャラクターブックの特別編でゴンちゃんが特殊刑事として登場。「ついに妖怪か…」

魔人探偵脳噛ネウロ
両津を探して異形のクリーチャーと化した部長をよそに、ネウロとボトルシップを作成。

◆デカワンコ
レディコミだろうと構わず出張(デカワンコ11巻収録)。異常に鋭い嗅覚で殺人事件の犯人を追跡してきた一子により身柄を取り押さえられる。
犯人ではなかったものの、被害者が行方不明になった愛犬に懸賞金として一億円かけていたことを知った両津が二度も偽の犬を仕立てて金を騙し取ろうとしていたため、門馬の一言でとりあえず勾留されてしまう。
結局殺人事件の犯人が狂言誘拐もしていたことが発覚したため無罪放免となり釈放されたようだが、後日一子に二人で懸賞金のかかった猫を探そうと持ち掛けていた。

一方こち亀側のデカワンココラボ編(特別編『999巻』収録)では「金への嗅覚」を買われ一子とタッグを組み、「嗅覚」だけで偽札を当て事件を解決へと導いた…
が、実は給料の金も偽札だったため、給料なしという散々な目に。

また「超こち亀」では前述の「ドラゴンボール」の他に「キン肉マン」「ゴルゴ13」「ルパン三世」との共演作品が各作品作者との合作という形で掲載されている他、
出版社の枠を超えた多くの人気漫画家がイラストや自身のキャラクターとの共演作品を寄稿している。
「なんでゴルゴ?」と思う方もいるかも知れないが、これは作者の秋本氏が元々は劇画作家を目指しており、
さいとう・たかを氏は劇画界で最も感銘を受けた、憧れの人だからである。こち亀本編でもデューク東郷モデルのキャラは何人か居る。


余談だが、お台場フジの映像作品で悟空・ルフィとともに、復讐のため復活したエネル(自称ハイパーエネル)と戦っている。
しかし心が清らかでないため筋斗雲に乗ることができず地面に落下した。『ファミコンジャンプ2』の事は忘れよう

その他ジャンプのクロスオーバーゲームにも多数登場しており、『ファミコンジャンプ2』では主役の1人、
ニンテンドーDSの『ジャンプスーパースターズ』及び続編の『アルティメットスターズ』ではプレイヤーキャラの1人として参戦。
PS3/PSV用ソフト『Jスターズビクトリーバーサス』でもアニメ版準拠の設定で参戦している。


(番外編)

宇宙怪獣ガメラ
作中にジャンプが登場。本作の設定では亀有公園前派出所が実在し、桂小益演じる両津巡査も勤務しているが本人というわけではなく、
集まってきた子供たちにジャンプを指して「これは漫画だから一緒にしないで!」と説明していた。


余談

ちなみにあるエピソードで「人生」を仮想体験できるシミュレーションゲーム(中川グループが20億をかけ開発。試作品)を派出所で遊んでみたところ
▽両津勘吉と出会っていなければ
  • 大原部長…どんどん出世し現代では警視正となり、署長に
  • 署長…葛飾署業績UPで出世街道驀進、最終的に警視総監に
  • 本田速人…警視庁交通機動隊本部長に昇進し、6人子持ちに
  • 左近寺竜之介…日本人代表のオリンピック選手で金メダルを獲得し、ゲームにはまらず女性から大人気のK-1選手に
  • 両津銀次…佃煮屋「よろずや」は日本の大企業となって、浅草商店街の会長に
  • 白浜カトリーヌ…全国寮母さんコンテストに優勝して幸せな日々に
  • 尾崎網彦…大型玩具チェーン店の大社長に
  • 犬…大金持ちの人物に拾われて、贅沢三昧な日々に
などという結果がでた。どんだけ人様の人生歪めてるんだろうか。
当然ながらこの結果を見た後上記の面々は両津を蛇蝎のようにこき下ろした。



デデッときまって


バゴッと閃き


グヤーと弾んで



デベデベッとまとめて


バギバギッと行動


ビューンと飛んでく



凄いパワー!





これでいいだろ!
いい訳ねーだろ!

『そんなぁぁぁ!追記・編集して下さいよ部長ぉぉぉ~っ!!』
『自分でやらんか、この大バカ者ーっ!!』

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最終更新:2024年04月24日 14:14

*1 TVアニメ及びゲームソフト版、舞台版でも両津を演じている

*2 1985年のOVA及びファミコンジャンプ2のCM

*3 Windows用ゲーム「こちら葛飾区亀有公園前派出所 幻のお宝を追え!の巻」

*4 長男である憂鬱のみ「両津さん」呼び。ちなみに、親族関係であることが発覚してからは、纏と檸檬が年上でも呼び捨てることから当初は「勘吉」と呼び捨てられるのを抵抗を持っていた。ただし、120-8では同じ両津家にして勘吉の大叔母にあたる夏春都に対しても注意していたので、単に他の人から「勘吉」呼びされているのに慣れていない可能性がある。

*5 生まれた時代は連載期間の超長期化によりうやむやになっているが、昭和20~30年代生まれだとする描写が多い

*6 これは現在での設定。初期は高校中退だったがそれだと警察官になれない

*7 逆に言えば放っておくと何をするか分からないためとも考えられる

*8 拳銃が撃ちたいから警察になった中川、拳銃を打てるときに喜んだり両津が何かやらかす度に発砲し射殺命令を出す大原部長、負けん気が強すぎて度々暴走や大立ち回りを繰り広げる麗子等

*9 うち300万は商店街のツケを払う為の金

*10 アニメでは純平と勝平も

*11 そして両津の予測通り中川と麗子は自力で日本まで帰還した

*12 許可を取れば公務員でも副業ができるとはいえ、本業に差し支えるレベルになるとまず許可が降りない上に(趣味としてコミケで同人誌作って売るとか家族の仕事を手伝う等を想定している)警察官や自衛官などの特定の公務員は休日でも呼び出されれば応じる義務があり、呼ばれてもすぐ来れない状態になるだけでも事前の許可がいる。

*13 元々は、両津に会ったばかりの纏が彼の名前を正確に覚えていなかったために、纏によって名付けられた偽名。

*14 77巻『給料を追え!!』では寺井から銀行に預けている期間が3時間くらいと言われている他。銀行側も両津に定期預金を進めていたが両津本人が拒否したため今は諦めているほど。

*15 特に早乙女リカは、彼女から酷い仕打ちを受けても両津からはそれ程嫌っておらず、連載後期では和解したらしく2人で仲良く接しているシーンも見られる。

*16 両津曰く「なんかいつも『嫁さん』より『財産』しか考えていない…。『財産』と結婚したがるわしって…」との事。

*17 アニメ版ではその点がフォローされ、檸檬からは「(本気で好きになったのにもかかわらず彼らの意志を無視して)破局されて、それで勘吉がヤケを起こしたから」と述べている。

*18 この時は流石に麻里愛と早矢からも「酷過ぎる」「私も金目当てかも…」と見捨てられた

*19 科学者曰くマイペースで進化した

*20 アニメSPではこの抗体を利用して未来の地球を襲った異星人の細菌兵器を撃退することに成功した

*21 主に中川や電極スパーク経由。たまに祖父の勘兵衛経由もある

*22 中川本人を拘束する場合も多々ある

*23 1718話参照

*24 これについては連載時期によって変遷があり、かつては「アニメの仕組みさえ知らない(人形劇のようなものと認識)」状態だったり、懐かしアニメは分かるが新作アニメは分からないという描写の時もあったが、後に人に新作を薦めたりレクチャーできるまでになっている。

*25 チームが強すぎて2軍チームの「ジュニア」ですらそうそう勝てるチームがいないレベル

*26 部長は城の拡大写真から城の名前を言い当てられるレベルなので「広く浅く」の両津では勝負にならないのもあるが

*27 なお、連載初期では運転免許を一切持っていない設定だったが、警察学校で自動二輪の免許を取らせれるためか、後に変更された。

*28 だが、入所に必要な初生雛鑑別師養成所の入所には25歳以下という制限があるので、30代の両津には入所資格は無い。