レーシングラグーン

登録日 :2010/05/04 (火) 01:24:16
更新日 : 2017/08/12 Sat 15:42:46
所要時間 :約 7 分で読めます






―10年前


横浜にとびきり速い男がいた


そいつは第3京浜の多摩川コーナーを


5速全開で抜けてったんだ


一緒に走っていたヤツら、


口を揃えてこう言ったね


「アイツは、クレイジードライバー


命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね…



お と ぎ ば な し は 終 わ り さ …


俺達の物語は、はじまったばかりなんだ…


レーシングラグーンはスクウェアが1999年に発売したPS専用ゲームソフトである

ジャンルはハイスピードドライ“ヴ”ィング RPG
「RPGだと思ってプレイしたらただのレースゲームだった」などと雑誌に書くと某□から新作ゲームの情報が貰えなくなり最悪廃刊に追い込まれるので注意

ちなみにこの場合のRPGは…Racing Poem Game…そうさ…普通のRPGなんかじゃねえのさ…

舞台は架空の近未来都市YOKOHAMA
個性豊か過ぎる走り屋と共に、10年前の横浜最速伝説の謎を中心にして話が進む


基本システムとしてはシンボルエンカウント制で、
街中で自車を走らせ、他車にパッシングする/されるとエンカウント。エンカウント地点に対応したコースでバトルが始まる

勝った場合敵車のパーツどころかエンジン、シャーシ、ボディのどれか1つをGET REWARDS(追い剥ぎ)できる
これを繰り返して自車をTUNE-UPしていくのが走りの基本なんだって山田が言っていた

当然負けると逆にパーツを取られるので注意
奪えるパーツはやたらと多彩で組み合わせにもほとんど制限がないため、他ゲーではできないようなTUNE-UPが可能

例えば「150kgの軽量化をした軽ワゴン車のシャーシ」に「ツインターボ5組、ツインチャージャー1組、ツインスクロールターボ1組を装着した排気量7000CC弱のV8エンジン」を搭載し、「CカーエアロのYOKOHAMA市営バスのボディ」を乗せるといったCRAAAZYなこともできる

……俺は……おすすめしないがな……


またエンジン、シャーシ、ボディは走りを繰り返すことで基本性能やパーツ枠の追加が出来る

(……まるで RPG みたいだな)


それと素の状態で基本的な表示が揃っているため、先輩が付けてくれているカーナビに意味がほとんどないことで有名
機能の割にやたら重たい( 45kg )のでまずはこれを外そう……話はそれからだ……


レース時車の挙動が独特で「ちょっと方向キーを入れたら壁に突っ込んだ」「まっすぐ走ることすら難しい」なんてよく報告されているが、事実というか仕様である。
コツさえわかればそれなりに走りやすい仕様になっている

操作性のイメージとしてはチョロQなどの非リアル志向のレースゲームに近く、細かいことを考えて走るとかえって遅くなる

更に他のレースゲームと大きく異なるのは「きつめのコーナーにはアクセル全開で突っ込みハンドルをきったらサイドブレーキを引きテールを振って強引に曲がる」という点だろう
このシステムのおかげで容易にドリフトができる。丁度慣れてきた辺りでイベント戦の舞台となるヘアピンだらけのHOLYROADはテンションが上がること請け合いである
とりあえず基本はサイドブレーキを使うこと……話はそれからだ

コーナーを曲がりきれない場合でも「壁や敵車にぶつかると滑り状態がリセットされる」という仕様を使い、
ドリフト状態でコーナーに突っ込み壁にテールのみを当てて立ち上がりを早くすることでフットブレーキを使いしっかり減速してスマートに曲がるより大体タイムが良くなる
……郷に入っては郷に従え……そういうことさ……

ちなみに直角カーブなどではドリフトがほぼ必須だが、普通のカーブならばちゃんと減速してドリフトせずに曲がりきった方が速かったりする
特に加速が遅いマシンであればあるほどこれも重要になってくる
走りを極めたいなら基礎も忘れてはいけない


システム以外で本ゲームの大きな特徴として、登場人物のほとんどが習得しているラグーン語と呼ばれる独特の言語体系がある。
ただし、ひとくくりにラグーン語と言っても各人で微妙な特徴の違いがある。
特によく見かける主人公のダウナーなラグーン語が有名。

主に

  • 三点リーダ二つ(……)の多用……いや、とにかくぶちこんでいる……と言った方が良いか。
ちなみに単独の「…」も使い分けされている。

  • 妙なところで英単語が入る
例:ケッ、てめぇグッドラックだな!  ※訳「(私の相手をせずにすんで)良かったですね」

  • 倒置法の多用

  • 各自独特な台詞廻しを使う

というものがあげられる。プレイしているうちにラグーン語が癖になっちまうwarriorもいるらしい……冗談じゃねえ……



架空街とはいえ、実際の横浜をモデルにしているので本当にある地名やコーナーが登場するので、ある意味横浜の勉強になるかも…

よく横浜市はスクウェアに苦情を出さなかったものである。
かつて横浜に暴走族が多かった時があるので、それが本作品のモチーフであろうか。
さすがに横浜中華街でドラッグレースはどうかとは思うが…


キャラクターはCGだがこれもかなり異様で、男キャラは基本肩幅とかが凄い
基本的なイメージとしては世紀末とかその派生ゲームみたいに考えても問題無い
そして全キャラ妙にずっと動き続けたり、変な動きをやめなかったり、某キャラはずっと目がきょろきょろしていたりする
ちなみに革ジャン愛好家が多い印象を受けやすいが、意外にも皮ジャン比率はそこまで高くなかったりする


<登場人物>
※本作の登場人物はほぼ例外なく、走り屋か、何事も走りに繋げたりする走り脳な人物ばかりである

赤碕 翔(変更可能)
本作の主人公
初期車は藤沢から譲り受けた86-Lev(AE86型カローラレビン)
過去の記憶は持たないミステリアスな人物。無口で飛び出す台詞もどことなくダウナーだが、内面は凄く饒舌
台詞は……を多様する。「冗談じゃねぇ……」が口癖で、語尾によく「――さ」を付ける
何事にも飽きやすい性格だが、藤沢に誘われ走り屋チーム、ベイラグーンレーシング(以下BLR)に参加する


藤沢一輝
BLRのリーダーであり、現横浜最速である。
使用車はRS-2000tb(恐らく、DR30型スカイライン シルエットフォーミュラがベース)。22歳
台詞は演説型。年上の彼女がいる。凄くかっこいいけど多分ヒモ


難波恭司
BLRのNo.2。見た目からでは分からないが20歳
車はsevenーRX(FC型RXー7)
ガソリンスタンドのアルバイト店員だが真面目な勤務で次期店長と目される。
数奇な過去の持主でもある。
台詞はGS(GameSave)してけー


鈴木由佳
BLRの紅一点
メインヒロイン(?)だが……もう少し美人に出来なかったのだろうか……?
カエル顔だとかもっぱらの評判だが、カエルに失礼な気がしてきた
彼女のイベントは結構スルーすることが可能で、イベント消化はむしろ苦行と称されることもある……良かったのか悪かったのか……
性格や口調も別に悪くはないが、あまり走り屋らしさはない
使用車はMicro-GT(ミニ・クーパー)
何気にレアパーツが多い


山田健三
赤崎と同時にBLRに参加
BLRの最遅野郎と名も無き走り屋から馬鹿にされることが多いが、作中では一番車と走ることを楽しんでいる
使用車は青と黄色のツートンカラーのCVC(EK型シビック)
やたらと装着された自作パーツはレア度だけは高いが基本的に性能は残念

辻本アキラ
BLRのライバル、ナイトレーサーズ本牧(以下NR)のリーダー
使用車はX-1800(180SX)
走り一筋で女には全く興味が無く真面目
走り屋という前提はあるものの、作中一、二を争う常識人

沢木誠
NRのNo.2
体育会系の男で3つのKが走りに重要と豪語するシーンは名場面
使用車はSil-14Q(S14型シルビア)


石川兄弟
兄は圭介 弟は真介
双子で兄は硬派(カタハと読む)、弟は純情がプリントされてるTシャツを着ている。
兄がGRA-Si(インテグラ)、弟がCVC(EK型シビック)使い
作中で名前が出るのは兄のみ、弟の名前は攻略本で初めて明らかになった
兄は典型的な走り屋脳のヤンキーだが、弟の方はそうでもなかったりする


立河唯
女性のみのチーム 元町クイーンズのリーダー
横浜中華街でドラッグレースを開催している
普段はお姉様だが、たまに女王様口調になる


余談だが本作のセーブデータがあると聖剣伝説LOMで特殊なイベントが発生し、アイテムが手に入る。

サガ・フロンティア2に本作の体験版が収録されてお、り体験版のラストボスは河津プロデューサー。

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