ギルバート・デュランダル

登録日 :2011/12/23(金) 22:09:45
更新日 : 2017/07/31 Mon 16:41:05
所要時間 :約 5 分で読めます





ならば私が変える!全てを!

戻れぬというのなら初めから正しい道を。


機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。


人種:コーディネイター
生年月日:C.E.41年11月19日
年齢:32歳
星座:蠍座
血液型:AB型

パトリック・ザラ亡き後、新たに就任したプラント最高評議会議長。ガンダムで「議長」と言えばまずこの人を指す。
故シーゲル・クラインの思想を受け継いでナチュラルとの融和策を取りながら国力を回復させ、
巧みな話術やミーア・キャンベルを使ったプロバガンダ活動等、様々な分野で才能を発揮したが、性格故か政治家としては問題のある言動はしばしば見られた。

基本的に温和で紳士的な性格だが、目的のためには手段を選ばず、「用済み」と判断した者を即切り捨てようとする非情な策士の一面も持つ。

本業は遺伝子科学者で、DNA解析の専門家。
かつてはメンデルの研究施設に籍を置いていた時期もあり、その繋がりでラウ・ル・クルーゼとは青年期から親交があった。
また、レイ・ザ・バレルの面倒を幼い頃から見ており、彼から「ギル」と呼ばれている。
ラウとレイの出生に纏わる事情も把握しており、彼らの服用していた薬もデュランダルが用意していた。

ミネルバの艦長であるタリア・グラディスは元恋人で相思相愛だったが、出生率改善のために行われた遺伝子調査で「子供ができない」と判明。
彼女の意向もあって別れることとなった。
…その後も関係は続いているけど。


ちなみにフレッツ光で種死本編の再放送を毎話必ずチェックしている。
シン「何で議長までチェックしてるんだァァァッ!」


【作中での活躍】


1話から登場。ミーアをラクスの偽者として用意して世論を操作し、巧みな話術(?)でアスラン・ザラをザフトに復隊させ、
キラやラクス達を暗殺しようとするなど *1
視聴者から「こいつ今回のラスボス候補なんじゃね?」と思わせるほどの大物感が漂っていた。
…だって声が。

戦争を引き起こす存在であるロゴスやテロリストの動向を察知しながらも、
あえて見過ごすことで戦争を意図的に激化させていき、民衆が自分の主張や計画を受け入れやすくするように世論を良い方向へと誘導していった。
この手法でシン・アスカはデュランダルを信用していき、ステラの死や(不満は多くあれど)抑え役だったアスランとの決別もあって、その考えは盲信へと変わっていった。

中盤にロゴスの存在を公表することで、ブルーコスモスの影響を小さくしつつ、自身は地球・プラント問わず圧倒的な支持を受けるようになる。
途中で用済みになったアスランを排除したりもしたが、ブルーコスモスの盟主であるロード・ジブリールを倒すことに成功。
終盤には自らが描いた最終目標であるデスティニープランの投入を宣言した。

しかし、ラクス・クラインを始めとするプランに反対する勢力が現れると、
レクイエムネオ・ジェネシスを使った強引な武力行使をする等、一転して独裁者の顔を見せる。

序盤での視聴者の予感が的中した瞬間である。
そもそもアスランやミーアの件からして、明らかに強引な手段も取るキャラであることは分かっていたので何もおかしくはなかった。
しかもデスティニープラン自体が良くも悪くもプロレタリア独裁のSEED世界版みたいなものだったので、
反抗勢力が誕生したり、それに対する抵抗・弾圧手段を用意しておくことも半ば必然である。

最終的にはオーブ・クライン派連合軍に敗れ、切り札であるレイとシンも倒される。
機動要塞メサイアでキラ・ヤマトと対峙し、舌戦を利用してレイに不意打ちをさせようと試みたが、
最も信頼していたレイが「明日」を欲したことで撃たれてしまう。
しかし、彼は恨み言一つ言わず、「(意図せず)自由を奪ってしまっていた」とレイに詫びていた。
タリアとの関係から計画が始まったが、その後大局を見過ぎた結果、自身が大切にしていた絆(家族も同然のレイ)を蔑ろにしてしまっていたことに撃たれた後に気付いたのだと思われる。

その後、レイと駆け付けてきたタリアと共にメサイアの爆炎に消えていった…。


終盤では独裁者に成り果ててしまった彼だが、本質的には善人であり、自らの理想が間違っている事も分かりつつも、最早後戻りのできない状況になってしまっていた。
その為、心の中では 誰かが自分を止めてくれる事 を何処かで望んでいた節があった。
どこまでを思っていたかは不明だが自身が亡くなった後、プランのかじ取りをどうするのかとかも特に表明されていなかった。
ただレイにキラを不意打ちをさせようと目論んでいた辺り、最後の方まで諦めもしていなかったと思われる。

ある意味では、彼も戦争の悲しい犠牲者であったと見るか、女に振られたからと身勝手で情けない男と見るか視聴者次第。 


【ゲームでの活躍】
スパロボシリーズではほぼ原作通り。味方に付くことはあっても敵対してしまう場合が多い。
だが作品によってデスティニープランの詳細が異なることもあり、プレイヤーが抱く印象も変わってくる。
某赤い彗星の人との声ネタもあるよ。


スパロボSC2
ほぼ原作通りで、シロッコとは同志。
某グラサンの人との声ネタもこの頃から。


スパロボZシリーズ
終盤までは基本的に味方で、こちらではシロッコと敵対。ある理由からフロスト兄弟に恨まれていた。
ifルートでは死の寸前にシン達の危機を救うことになり、その想いはティファを介して伝えられる。
あと変たi…もとい黒のカリスマには流石の議長もビビっていたらしい。
後に第3次Zにて、過去にクロノ改革派に所属していたことが判明する。


スパロボK
原作通り…と言うよりは悪の独裁者的な雰囲気になっている。
キラもラクスも大人しいのでなおさらデュランダルが悪人臭く見える。
キラとの対話時に勝手に付いてきて介入してきたミストさんに困惑していた。
結果、ミストさんが地球人に絶望するきっかけをつくった。


スパロボL
高蓋然性世界から来た面子を快く迎え入れる等、Z同様に終盤まで味方。
裏ではセントラルと組んでおり、キラ達の抹殺を依頼されていたが、侵略者に対抗するために敢えて見逃していた。
終盤ではデスティニープランを発動しようとするが、敵対したLOTUS、そして反旗を翻したミネルバ隊に阻まれて失敗。
とはいえLOTUS側もその真意に気付いていたため、主義の相違によるやむを得ない対立という形になった。
この件は一時命を狙われたキラ達ですら「あなたはその気になればやれたはずなのに本当に僕達を殺そうとしなかった」とデュランダルに同情的だった。
最期はLOTUSの、そして地球の危機を救うため、クトゥルフ要塞にメサイア落としを決行。
その死を見届けたレイはクトゥルフ打倒後、「ギルが開いてくれた俺達の未来を守る事が出来た」と万感の思いを口にしている。


スパロボUX
原作終了後のため既に故人だが、シンが総士に対してデュランダルのことを語る場面がある。
シン「かつて、人の能力を遺伝子レベルで解析し、その人生を運命づけようとした…。しかし、結局その計画が人々に受け入れられることはなかった。なぜだか分かるか?」
総士「人の運命は、生まれながらに決定されるものではないと…?」
シン「そうだ。たとえ明日、散るとわかっていても花を植え続ける…。人って、そういう生き物なんだ」


ガンダム無双
デュランダル本人は出ないが、キラがシャア(『逆襲のシャア』ver.)と対峙した際に、本編のメサイアでのデュランダルと対峙した時と同じ会話をする。


小説版ではシャアもデュランダル同様アクシズを落としを誰かに止めてもらいたかったという心情が明らかになっていた事もあり、全く違和感がない。





追記・修正は自らの運命を見定めてからお願いします。

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