ペットモンスター(聖剣LOM)

登録日:2011/10/15(土) 05:24:28
更新日:2022/10/27 Thu 20:40:39
所要時間:約 6 分で読めます




聖剣伝説LEGEND OF MANAでペットとして飼えるモンスター達。
全12系統65種がいる。
モンスターは普通人間に懐くことはないが、ヒナのうちから育てることでペットとして冒険にも連れていける。また特定の 亜人種キャラは決して戦闘にならず、選択肢でペットにすることができる。

イベント『小さな魔法使い』をクリア後、ドミナの町外れに行くと発生するイベント『ペット牧場』をクリアする事で解放される要素。


●イベント
町外れに入ると強制発生。
ドゥエルから簡単な解説・捕獲説明がなされたのち実際に捕まえてみる事になり、捕まえた後はマイホームの牧場に移動する。

通常はラビが出現するが、この時使用しているメモリーカードにチョコボが主役のゲーム(FF8含む)のセーブデータが入っていると、ラビの代わりに能力の高いチョコボが出現する。

マイホームに移動したあとは会話だけでイベントが進む。



●育成
  • ヒナ捕獲
  • 成長・名付け
  • 一緒に冒険
  • 放牧
  • エサ
  • 売却



【ヒナの捕獲】
ダンジョンの特定の場所(大抵はボスのいたエリア)にヒナが出現する事がある。
出現するかしないかはエリア入りした時にランダムで決まり、ヒナがいない場合は代わりに敵モンスターが現れる。
条件が整っていれば精霊も現れるようになる為、ヒナの出現確率はだいたい3分の1。

ヒナとは言うが、見た目は卵+α(口や手足)な感じ。

ヒナは画面内をうろうろと歩き回るだけで、突然攻撃してきたりいなくなったりはしない。
主人公が視界に入ると警戒して(!←と出る)離れていってしまうので、背後・真横など視界の外に待機しつつエサを配置していくのが基本となる。やたら忙しない魚系・昆虫類は慣れないと難しいため余ったエサを活用しよう。武器改造にもペット育成にも、いまいち活躍しない肉類はどうせ余るし

エサを1〜2回与え満腹になって眠る(zzz)か、何度も背後を取り警戒心を解いてボーっとしているところ(…)をタッチすると見事捕獲完了となる。

ちなみに好物と嫌いなものは、各系統毎に肉類と果実系の二つとかなり大雑把。あまり悩まずに済むだろう。ただし例外としてくさった肉は虫系・悪魔系・不死系・不思議系しか受け付けない。

くさった肉以外全てOK:
獣ヒナ・植物ヒナ・爬虫類ヒナ・水棲ヒナ・鳥ヒナ・不定形ヒナ・ドラゴンヒナ

何でも好物:昆虫ヒナ・不思議ヒナ
肉類嫌い :物質ヒナ
果実類嫌い:不死ヒナ・悪魔ヒナ(ドッキリマッシュのみ例外)


【成長と命名】
モンスターごとに決められた日数が経過するとヒナが成長し、見慣れたモンスターの姿になって冒険にも連れて行けるようになる。

この時初めてペットに命名できる(一度決定してもステータス画面からいつでも変更可)。
オート命名すると(モンスター名)+「チャン」とか余りにも適当な名前しか出てこない。

モンスターのカラーは亜人種を除いて敵と味方で異なる(敵はだいたい黒、紫、青といった冷たく暗めな色。味方は白、黄色、赤といった暖色系)



【冒険に連れて行く】
前述の通り、ヒナから成長したペットは一緒に冒険へ連れて行くことが可能。

ペットによっては能力値MAXでもあまり大した戦力にはならない為、戦闘ではゴーレム・真珠姫同様「いないよりマシ」程度の活躍しかしない。
炎上・石化等のステータス異常付き攻撃があるペットはレベルの低いうちから役に立ってくれる。

しかし 一部のペットは強力なシンクロがあり 、それ目当てに連れ回すのが有用。
もちろん自分が気に入ったモンスターをペットにするのが一番おススメ。かわいい?かっこいい?強そう?イロモノ?理由なんてなんでも良いのさー。


【放牧】
3匹まで小屋の外に放牧させる事ができる。
放牧中は主人公が戦闘で取得した経験値の1/8を得る。
連れて行ってもペットがジェムを拾ってくれない・持たざる者の指輪を持っていない・それと同じ効果の指輪を作れない、という人は素直に放牧で育てるといいだろう。

放牧させているペットを撫でる事でそのペットの性格も確認できる。
撫でると主人公の後をのそのそと付いて来る。



【エサ】
ペットにはそれぞれ3つまでエサを与えることができ、与えるエサによって能力値の伸びや性格に差が出てくる。

エサはレベルアップするごとに平らげ、それまでは無くならなず一度エサ箱に入れた物をキャンセルもできない。
より強いペットを育てる為にはレベルが上がるたびに牧場を訪れることになるので、本気で取り組むと非常に面倒臭い。

ペットモンスターは基本的に
『移動→攻撃→移動→(以下繰り返し)』の行動になり、
性格でその傾向が変化する。

性格は
  • 移動とたまの攻撃を繰り返す『無性格』
  • 好戦的な『熱血』
  • 慎重に戦う『冷静』
  • 特技を多用する『策略家』
  • 敵に接近しながらあまり攻撃しない『傲慢』
  • シンクロしやすい『寂しがり屋』
  • 同じくシンクロ向きの『親密』
  • 近距離の敵に攻撃しにくい『優柔不断』
  • マイペースな『怠惰』
の9種類がある。

性格は重複する為、他の性格をキャンセルするエサを与えない限りは1匹に複数の性格を付けることも可能。

性格はエサを食べた時ではなくあげた時に決まるため
 エサをあげる前にセーブ
 ↓
 エサをあげても性格がつかなかったらリセット
を繰り返せば普通より楽に性格をつけられる。

基本はシンクロ目当ての『親密』『寂しがり屋』をつければ良いだろう。その二つは、イルカキューリを与えればOK。
愛玩目的なら専用の動きをしやすくなり『怠惰』か。

性格が付きやすいエサは図鑑で確認できるのだが、製作側のミスなのか冷静・優柔不断は絶対に付かない仕様となっている。*1

また実際に性格が付くエサも図鑑情報より少なく、例えばアルマジロキャベツには性格付加の効果はない。
シンクロ狙いで寂しがり屋&親密にしようとひたすら与えつづけたプレイヤーも多いだろう。
ただしアルマジロキャベツは貴重な四系統の防御力UPが付くから、役に立たない訳ではない。
というか能力値上げになるとひたすらキャベツを与える育成法が人気ある。*2


【売却】
ペットは牧場に5体までしか入れられない。
6匹目のペットヒナをゲットした時や単純にペットが要らなくなった時にはドミナの道具屋夫人ジェニファーが買い取りに来てくれる。
基本の値段はペットモンスターごとに決まっていて、放牧でレベルアップさせる事によってのみ一定値ずつ値段が加算される。
ただし捕獲直後のヒナは10ルク安定。

売るのは好きなやつっていうか、いらないやつだな、ダメなやつ。



●人気のペット
  • ラビ
初めに手に入るペットかつシリーズのマスコットという理由で長いことパートナーに添えるプレイヤーが多い。

  • チョコボ
ラビと同じ理由で人気。
FINAL FANTASY Ⅷ』『チョコボの不思議なダンジョン』『チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜』のセーブデータと連動することで入手できた*3が、リマスター版では鳥ヒナから普通に入手できるようになった。


  • ぱっくんトカゲ
シリーズお馴染み。かわいらしさとチョコを吐き出すシンクロから初心者のお供に嬉しい存在。爬虫類ヒナは序盤(メキブの洞窟)から出るため、イベントクリア後に早速試した人もいるはず。
ちなみに下位種?のぱっくんオタマはキャンディを出さない。


  • カーミラ(ライア)
条件を満たすとフィーグ雪原でペットにできる亜人種。亜人種なのでプレイ一周に1匹しかペットにできない。
攻撃時にHPを吸収する効果を付与するシンクロが優秀。
全ペット中最も人間に近い姿でサキュバス(つまり♀)という事で人気は高い。
カーミラはペット(色んな意味で)。


  • オーガボックス
恐らく一番人気。
シンクロのレア・トレジャーを利用してレアアイテムの収集に勤しむ戦士が後を絶たない。地味に耐久面がかなり高いのも強み。
また今作ではレベルアップ時に装備した武器種によって上がる能力値が変わるため、要らない時にジェムが入らない副次効果もある。逆に言うと、連れ添いは主人公を強くしてからが無難。


  • ラドーン
巨大なアザラシかアシカみたいな姿をした魚系最上位。能力値も高い上にブレスが強力で、何よりでかくてかわいい仕草で有名。なお、コレ以外も各系統最上位(虫系・不思議系は除く)は能力値が上がりやすく、餌の手間を軽くするメリットがある。ただしやはりと言うかヒナとして出る確率も低い。


  • バネクジャコ
シンクロ中は主人公やNPCにダメージが通らないという、レディパールに負けずとも劣らない高性能シンクロの持ち主。
ただし本体にダメージは通る為、相応に鍛える必要はある。


  • ランドドラゴン/スカイドラゴン
見た目もカッコイイ、雑魚モンスターでは最強の2体。
技値が若干控えめなランドと力値が若干控えめなスカイだが、人気はむしろランドの炎上ブレスかスカイの凍結ブレスかで分かれる。
買い取り価格も最高のため資金集めにも利用され、*4特にスカイドラゴンは狩られる側でも人気。
ミニドラゴンも一部では人気あり。


●小ネタ
メモリーカード複数枚とポケットステーション一台を用意する事で無限に金稼ぎが可能。
とは言っても何度も複製する必要性がある為、ロード時間等を考えると武器や防具を改造した方が遥かに楽ではある。
複製を利用して他人に自分が育てたモンスターを自分も保持しつつ譲ることも可能。


●余談
開発初期案では交配システムも考えていたらしく、それに関連してラビがラビリオンになったりといった進化の要素も取り入れるつもりだった。
しかも形態はペット1種につき5つ。それを全ペットで考えていた為、その数は軽く300体を超える…。
加えて敵味方とでモンスターのグラフィックも変えようと、石井Dは赤く釣り上がった目のラビなんかを描いていたらしい。



追記・修正は自分だけのペットを引き連れてお願いします。

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最終更新:2022年10月27日 20:40

*1 海外版および海外版を基にしたリマスター版は削除されてしまった。

*2 海外版および海外版リマスター版は魔法防御が逆に上がりにくくなった。

*3 『ペット牧場』でのヒナ捕獲のチュートリアルで、本来ラビになる所がチョコボに変化する。

*4 しかし、シークレットパワーを利用した財テクの方が遥かに稼ぎやすい。