ケヴィン(聖剣伝説3)

登録日:2011/04/04(月) 05:05:58
更新日:2024/04/14 Sun 14:33:49
所要時間:約 3 分で読めます




オイラ……、
カール守ってやれなかっただけでなく、
この手でカールを……。


ケヴィンとは、ゲーム『聖剣伝説3』の登場人物。
6人の主人公のうちの1人。

■概要

年齢:15歳
身長:170cm
体重:73kg
武器:格闘(グローブ・爪)
CV:逢坂良太(リメイク以降)

「月夜の森」の深くにある獣人の国「ビーストキングダム」を統べる獣人王の息子。母親は人間であり、獣人と人間のハーフである。
しかし、母親はケヴィンのもとを去っており(じつは母親はすでに死去しているが、そのことをケヴィンは知らない)、
以降は獣人王によって冷徹な殺人マシーンとして徹底的に鍛えられていく。
しかし、月夜の森でちびウルフの「カール」と出会って以来、優しさや愛に目覚める。
それ以降は、父親とわだかまりがあったこともあり、カールと月夜の森で暮らしている。

基本的に優しい性格だが、しゃべるのが苦手で人と接するのも得意ではない。
獣人のハーフということもあり、他人から誤解されやすい。
鍛え上げられた身体を持ち、見た目は大人びて見えることもあるが、
年齢はシャルロットと同じ(!)15歳であり、内面は純粋な少年である。

ちなみに寒いのは平気だが暑いのは苦手らしい。
あれだけもふもふの毛皮だと当然か。
また、一部のクラスを除いて常に裸足にバンテージを巻いて歩いている。
その為、主人公たちの足音が固い靴音で統一されているリメイク版では、ケヴィンが歩くと違和感が生じてしまう。

【旅立ち】

いつものように月夜の森をカールと散策していたところ、なぜか突如カールが凶暴化し、ケヴィンに牙を剥く。
追い詰められたケヴィンは沸き上がる血を抑えられず獣人に変身し、カールを自らの手で殺してしまう。
その後、カールの凶暴化の原因は、獣人王と「死を喰らう男」の策略であったことを知ったケヴィンは、
怒りに身を任せて獣人王へと挑みかかるも、返り討ちにあう。
自責の念にかられ、失意の中、森で死を喰らう男からカールを生き返らせる方法を聞いたケヴィンは、
「聖都ウェンデル」を目指し、月夜の森を旅立つ。

元から聖都ウェンデルに住まうシャルロットを除き、他の4人は故郷を旅立ち「城塞都市ジャド」へと向かう際に船を使うが、
ケヴィンだけはなんと自力で泳いでくる。
ミントスには定期船が出てないので仕方ない…と思いきや、ケヴィンは実は船が苦手らしく、どっちにしろ泳いで渡ってくるつもりだったようだ。砂の都サルタン?知らんな
ボンボヤジの大砲で移動するときも足で着地*1しようとしたり、獣人のハーフらしいタフさを見せる場面が多い。
ケヴィン曰く、獣人の赤ん坊は皆、月夜の森の動物達に拾われ育てられ、自然の中で成長するのがジョーシキだという。そら逞しくもなるわ。
ケヴィンかシャルロットを主人公にすると、ストーリーの途中で獣人王とのわだかまりを解くイベントを見ることができる。*2


■性能

【初期ステータス】

力:4
素早さ:3
体力:6
知性:2
精神:3
運:2

6人中トップの「体力」を誇り、レベルアップしたときの最大HPの上昇量がもっとも多い。
また、自らの拳を武器に戦うため、1回のボタン入力で2連続攻撃が可能。
一発のダメージ量はデュランに及ばないものの、総ダメージでは引けを取らない。
一方でデュランと同様「知性」や「精神」は無きに等しく、魔法は苦手。

最大の特徴は、夜になると獣人に変身できること。
獣人になると攻撃力が上昇し、リーチも伸びるうえ、
獣人に変身している間は、敵から攻撃を受けるとさらに自分の攻撃力が上昇するという、二段階強化の性質を持つ。
それ以外に、ケヴィンのみクラス2からは各クラスごとに必殺技を2種類習得できる。
どちらが出るかは敵との位置関係で決まっており、慣れると出したいほうを自在に出すことが可能。

リメイク版(A〜E評価、Aが最高)
力:A
守:D
知性:E
精神:C
運:B

SFC版のタフさとはうって変わって、高火力だが打たれ弱いキャラになった。
デュランのように殴り合いをしているとすぐ瀕死になるのでヒット&アウェイを駆使する必要がある。

攻撃の発生が最速かつ各種強攻撃の後隙が圧倒的に短いという特徴を持つ。
ダッシュ攻撃のスライディングが発生・移動距離ともに非常に優秀で、これで接近するのが基本。
吹き飛ばし攻撃と広範囲攻撃は2段攻撃になっているが、モーションもやや大きめ。
強攻撃の後ほぼノータイムで次の攻撃につなげられるので溜め強攻撃が使いやすく、吹き飛ばないボスに対しては弱1→吹き飛ばし攻撃のループ火力が非常に高い。
またクラス3で解禁されるコンボは最後の強攻撃が驚異の5連打。
これにより強攻撃に追加効果を付与するアビリティと非常に相性が良い。
同じストーリーをたどるシャルロットから「パワフル」(強攻撃の与ダメージUP)をもらってくるのも手。

ただし素手であるためリーチが短く攻撃を全段ヒットさせるには密着する必要があり、密集した集団と戦うのは苦手。
また基本的に相手の射程内で戦うしかなく、常に相手の反撃のリスクに晒され続けるリスキーな戦いを強いられる。
このため乱戦になる多数の雑魚との戦いはやや苦手だが、タイマンが得意なボスキラーとなっている。
SFC版ほどの超強化ではないものの獣人化も健在で、総じてアクションが得意な上級者向けのキャラ。

必殺技はどれも高威力であり、特に範囲技は雑魚を一掃するのに適している。
特技やアビリティも含めSP効率は良いほうなので面倒な雑魚が出るような場合は必殺技でさっさと一掃するのも良いだろう。

【クラス1】

  • グラップラー
必殺技:夢想阿修羅拳

己の鍛えた肉体を武器に戦う格闘家。
魔法は一切覚えず、ひたすらに殴る蹴るがお仕事。
2連続攻撃ができるためゲージがたまりやすく、積極的に必殺技を繰り出せる。
リメイク版では通常攻撃が単発になった(強攻撃のみ2連撃、これはホークアイも同様)が、精神振りで習得する「ペイバック」系や「撃破SP+」系のおかげでSP面での燃費がよく必殺技を短いサイクルで連打できる。

必殺技は宙返りで勢いを付けて蹴り→拳のコンボ。
密着して出せば2発当たるので、クラス1の技とは思えないほどの火力が出せる。
敵のカウンターが怖い場面では、下手に上位の技を狙わずこれを連発したほうが結果的に楽に勝てることも。
極論すると「打撃→レベル1必殺技→打撃…」のループだけで、最初から最後まで強い。

リメイク版では宙捻り蹴り落とし→右拳→左拳で斜めアッパーの3連撃に変更。ホークアイの背面斬りと範囲も威力配分もよく似ている。
あいかわらず使いやすく敵の位置を誘導しながら複数体纏めて殴ったり、アーマー持ちを剥がしたりするのにも便利。

相当する敵モンスターは月夜の森等に出現するウェアウルフ
稀に夢想阿修羅拳を使う以外はひたすら殴ってくるだけであり、
獣人系モンスターの中では最も下位のランク。
ちなみに前作では倒すと骨になっていたが、今作では煙になって消える。今回は獣というよりも人種に近い扱いということで、他の人型に近い待遇になったのかもしれない。

【クラス2】

  • モンク
必殺技:旋風脚/トルネードスロー

精神の鍛錬を重んじ、なるべく血の流れない戦いをする格闘家。
回復魔法「ヒールライト」と、自らのツボを突き攻撃力を高める「秘孔」を覚える。
これにより、昼間の戦闘でも実質的な弱体化を軽減することができる。
必殺技「旋風脚」はデュランの旋風剣と同じ要領で敵に回し蹴りを見舞う。
敵全体に効果があるため、雑魚相手に便利。
投げ技は相手単体を巴投げで投げ飛ばす「トルネードスロー」。
ケヴィンの投げ技で唯一、空中に飛び上がらず地上で繰り出す投げ技だったりする。

リメイク版の旋風脚はデュランの旋風斬とほぼ同じ。
前方特大円範囲かつ攻撃判定に10回の攻撃回数を持つ雑魚掃討のスペシャリストのような技。
下手な相手ならアーマーごと粉砕しきる破壊力を誇り、その範囲の広さから歩いて範囲外に逃げられることも少ない。
弱点というほどのものではないが、自身の真横より後方の相手には攻撃判定が無いので使う場合は全ての相手を前面に捉えるよう移動して打つ事。
ちなみにこっそりと締めの一撃の威力がデュランよりも高かったりする。

このモンクとゴッドハンドについては、対応する敵モンスターが存在しない。
設定上はホワイトファングというモンスターに変身するとのことだが、ゲーム中でその名称を確認することはできない。

  • バシュカー
必殺技:真空水月斬/バスタードスラム

戦いの為だけに己の肉体を鍛え上げる格闘家。
爪を使い引き裂くような闘い方を好む。
バシュカーはバーサーカーの別称。
「モンク」と違い魔法や特技は一切覚えず、脳筋さが増した。攻撃力は「モンク」よりも上。
必殺技の「真空水月斬」は単体に無数のパンチを浴びせて浮かせ、〆にサマーソルトで吹き飛ばす。
敵単体が対象だが、SEも動きも豪快。
投げ技は敵を掴んで空中に飛び上がり、高所から地面に叩き付ける「バスタードスラム」。
リメイク版からはサンダルも履いている。

リメイク版の真空水月斬は相手をロックして乱撃の後にサマーソルトを叩きこむ技。
威力が高く初撃が当たればダメージが確定するので特にボス相手に有効。

相当する敵モンスターはブラックファング
単体のみだが、必殺技は二つともきっちり使ってくるため攻撃力は高い。
光属性には弱くなっているが、そこそこの確率でカウンターもしてくるため返り討ちには要注意。

【クラス3】

  • ゴッドハンド
必殺技:白虎衝撃波/スターダストボム
必須アイテム:金狼の魂(味方単体にオーラウェイブ)

心技体すべてが調和した聖なる力を拳に宿す闘聖。
味方ひとりの必殺技ゲージをすぐにMAXにする魔法「オーラウェイブ」を習得する。
クラス3で敵全体を攻撃できる必殺技をつかえるキャラクターと組ませると、とくに有効なクラス。
必殺技「白虎衝撃波」は頭上に巨大な気弾を作り出し、分裂させて敵全体に放つ。
エフェクトは風の神獣ダンガードの必殺技である「サンダーボール」と全く同じ。
敵全体に効果があり、自身のオーラウェイブとの相性が良いこともあり非常に使いやすい。
投げ技は敵を頭上に捉えて飛び上がり、錐揉みしながら地面に激突させる「スターダストボム」。

リメイク版では守以外の育成項目に必殺技に関係するアビリティが揃っている、必殺技を主力とするクラスとしてデザインされた。*3
時間経過でSPが増えていく専用アビリティ「闘気」に加え、その上位と言える性能の「瞑想」や仕様が変わったオーラウェイブにより、自動でSPが増えていく為、特に長期戦において真価を発揮できる。
またHP100%の状態で必殺技自体の威力を上げる事が出来る「一撃必殺」も覚える事ができる。
ただし発動条件がそれまでのケヴィンの特徴である「追いつめられる程強くなる」というスタイルから外れる事には留意する必要がある。

必殺技は自身の目の前に停滞した気の塊を発生させ一定時間後に前方に向かってぶっぱなす技。
気が停滞している間は弱ダメージの複数回HITする攻撃判定を発生させ、前方に発射した弾が大ダメージの1HIT技として扱われる。
…だが、相手をロックする技では無い上に攻撃判定が前方一直線、更に気弾を発生させてから発射までに間隔が長く自分の目の前に攻撃判定がある時に歩いて逃げられることも多く、折角のクラス特性が台無しになってる感が若干ある。
デュランの大地噴出剣と同じ悲しみを背負った技…。
幸い、旋風脚は前述通り頼れる技なのでこちらを軸にして戦っていくとよい。

説明上はゴールデンウルフというモンスターに変身しているが、敵としては登場しない。

  • ウォーリアモンク
必殺技:玄武百烈脚/ブローインパクト
必須アイテム:銀狼の魂(味方全員にリーフセイバー)

鍛え上げられた精神力をもって技を繰り出す闘僧。
元の高い攻撃能力に加えて、「ヒールライト」を味方全体にかけられるようになり、さらに、武器にMP吸収効果を付ける「リーフセイバー」を習得する、攻守において活躍できる万能型。
パーティにデュランもシャルロットも不在なら、選ぶ価値あり。

必殺技はケヴィンが二体に分身し、敵の両側から無数の蹴りを打ち込む「玄武百烈脚」。
必殺技の対象がクラス3の中では唯一の敵単体だが、唯一格闘家らしい乱舞技であり、稀少価値がある。
投げ技は相手を掴んで空中に飛び上がり、バシュカーのバスタードスラムよりも勢いを込めた渾身の叩き付けを見舞う「ブローインパクト」。
なんじゃそらと言われそうだが、プロレス技っぽかったバスタードスラムに対し、こちらは柔道の背負い投げに近い動きで敵を投げている。

リメイク版での性能は回復に関するアビリティが充実しており、ヒーラーとしての立ち回りができるクラスになっている。
更に「アタックセイバーⅡ」を習得でき、間接的にリーフセイバーで火力が上昇するようになった。
一方で火力に関するアビリティはあまり無くオリジナル版に比べるとアタッカー性能はいまいちである為、支援型として運用する事になる。

対応するモンスターはシルバーウルフ
旋風脚は使わないので自身の火力はそれ程でもないが、代わりにヒールライトで長期戦を狙ってくるので、下のブラッディウルフ等と組まれると別の意味で厄介。
ちなみにケヴィンにはできないアッパー攻撃ができたりする。
秘孔とブローインパクトは使用しない。

  • デルヴィッシュ
必殺技:朱雀飛天の舞/ベリィトゥバック
必須アイテム:魔狼の魂(味方全員にムーンセイバー)

感情を捨て、禁欲的に修行を積む事で戦いの真髄を見出した格闘家。
武器にHP吸収効果を付ける「ムーンセイバー」を習得する。
覚える魔法はこれのみだが、手数の多いケヴィンと「ムーンセイバー」の組み合わせはなかなか有用。

必殺技はケヴィンの肉体から闘気を満たし、狼の咆哮のような重圧で敵全体を押しつぶす朱雀飛天の舞。
上記の殺陣拳と飛天の舞はエフェクトがそっくりなので、使い勝手はほぼ同等といってもよい。
曲げ技は敵を空中に持ち上げ、そのまま華麗にバックドロップを決めるベリィトゥバック。

リメイク版ではHP30%以下や状態異常時に性能を発揮するアビリティが更に増え、グラップラー、バシュカーのアビリティも合わせて真価を発揮させるには常にHP30%以下で戦う必要がある上級者向けクラスとなった。
この関係上、自身が習得するムーンセイバーおよび同じ仮面の導士ルートのシャルロットとは相性が悪い。
なお後述のデスハンドと同様に「クリティカルダメージ」を覚えるが、自力でクリティカルの発生確率を上げる手段がないので活かしにくい。
しかしこのクラスの固有アビリティ「烈火」はバトル開始から10秒間無敵になるというとてつもないものである。
事前にHP30%以下にしておいてからバトルに突入すれば相手の行動を気にせず大暴れできるだろう。
ただしボス相手だとさすがに10秒では片付かないので、この戦法を取るにしても無敵が終わったら回復するのが無難。

必殺技は自身中心円の攻撃範囲に炎の渦を発生させ最後に爆発して締める技になっている。
非常に攻撃力が高い上に範囲も広く更に複数回HITする技で大抵の雑魚戦はこれだけで戦闘が終了するレベル。
ダメージ判定が複数ヵ所あるボスにもかなり有効。
ちなみに見た目は炎の技だが火属性攻撃という訳ではない。

対応するモンスターはブラッディウルフ
開幕殺陣拳ならぬ開幕飛天の舞で、ドランを倒しに来たパーティを幾度となく全滅させてきたトラウマモンスター筆頭格。
ちなみにムーンセイバーは使用しない模様。

  • デスハンド
必殺技:青竜殺陣拳/デッドクラッシュ
必須アイテム:死狼の魂(味方単体にエナジーボール)

誰にも負けない桁外れの力を手に入れる為に心を邪悪に染めた格闘家。
クリティカルを出しやすくする「エナジーボール」を習得する。
…しかし残念ながら『聖剣伝説3』ではクリティカルが実装されていないようで、意味のない魔法となっている。
ケヴィンのクラス3の中では最も攻撃力の高いクラスなので、それを生かしてひたすら蹂躙するのが吉。
必殺技は自身の肉体に殺気を纏わせ、画面中央で炸裂させて敵全体を凍り付かせる「青竜殺陣拳」。
ケヴィンの動きに合わせて画面全体が歪み、パキーンと三つに割れるというエフェクトの詳細はともかく、破壊力は折り紙付き。使うと相手は死ぬ
投げ技は敵を掴んで飛び上がった後、敵を足で捉えたまま錐揉み回転して地面にたたきつけるデッドクラッシュ。
似た動きを繰り出すスターダストボムとは、敵を頭上に掲げるか足蹴にするかという違いで対極に位置する技。

リメイク版では待望のクリティカル実装に加え、
クリティカルでダメージ上昇や防御力低下を付与するアビリティが増えたクリティカル特化型タイプのクラスになった。
自身にエナジーボールをかけてから敵を殴り倒すというシンプルな戦法なので、一癖ある他のクラス3に比べて扱い易い。
さらに「状態異常特効III」があるので、バシュカーで覚えた「サイレンス」と組み合わせてクラス3コンボを決めるのも強い。
デュランのクラス3ソードマスターで習得できるリンクスキル「一閃」も合わせれば凄まじいダメージを次々叩き込む火力お化けと化す。
一方で固有アビリティ「逆鱗」はHP30%以下の時に能力アップというもの。デルヴィッシュと違って付け外しができない上に無敵特性もないので活かしにくい。

必殺技は自身中心円の攻撃範囲に雷を落としまくり最後に爆発して締める技になっている。
デルヴィッシュと全く同じ性能なのはオリジナル版と一緒。
また自身のエナジーボールや味方やアイテムの各種セイバー系と合わせるとボスすら特大のダメージを負わせられる。

対応するモンスターはウルフデビル
竜帝ルートでは遭遇しないが、遭遇早々に青竜殺陣拳を放ち、こちらを壊滅させてくる極めて危険なモンスター。
正直な話、エナジーボールやデッドクラッシュは本気の出し損ね。

【クラス4】

  • ビーストキング(光)
必殺技:麒麟剛砕拳
必須アイテム:本能のオーブ

リメイク版のクリア後要素として追加された光の最終クラス。
専用アビリティはチャージ中仰け反らなくなり、被ダメージを20%抑える「金剛」。
アーマー持ちで吹き飛ばし攻撃を乱発してくるクロウラー系やユニコーンヘッド系の対処が非常に楽になる。
「治癒力向上II」がリンクアビリティなので仲間に装備させ、自身は下位アビリティを装備することで合計2名の回復能力強化が可能。
さらに「キュアヒールII」で状態異常にも対応し、回復時にSPを回収するアビリティも習得する。
総じてウォーリアモンクからクラスチェンジした時の恩恵が非常に大きい。
一方でゴッドハンドからの場合は「アップSP+」「アップSP+II」「一撃必殺」「一撃必殺II」を合わせることで必殺技を用いた火力を高められる。
白虎衝撃波は前述通りの残念な性能だが、旋風脚が非常に使いやすいので恩恵は十分。
弱点だった防御力も「受け流しIII」でカバーできるため、総じてあらゆる場面で対応ができる万能型クラスとなった。

必殺技はターゲットに乱舞攻撃を仕掛けその後に岩を落とすロック技。
岩の部分もダメージ判定がある為若干ではあるが範囲ダメージも期待できる。

  • デストロイヤー(闇)
必殺技:黄龍咆哮波
必須アイテム:本能のオーブ

リメイク版のクリア後要素として追加された闇の最終クラス。
火力を上げるアビリティが充実しており、高火力物理アタッカーとしてデザインされたケヴィンの集大成と言えるクラスである。
専用アビリティ「羅刹」が通常攻撃ヒットさせるごとに攻撃力が徐々に上がっていくというものである為、通常攻撃に消極的なCPUに任せるより、自分で操作した方が有効。
「クリティカルダメージII」を覚えるので、これを活かしたいならデスハンドから昇格するのが良いが、デルヴィッシュはケヴィンの弱点である防御面を補える要素があるので、どちらからの昇格も一長一短である。

必殺技は前方の直線状の敵に連続ダメージを与えるもの。
威力自体は強いがこの手の技は横範囲が弱く逃げられやすいので位置取りが重要になってくる。


■バグ
ケヴィンは獣人化すると攻撃力が上昇するが、
「獣人の状態でフラミーに乗る」ことで、ステータスを元に戻す処理をスキップする事ができる。
フラミーから降りると必ず人の姿に戻るので、これを繰り返す事でカンストまで攻撃力を上げ続ける事が可能、というバグ。
獣人状態に「ちびっこハンマー」→マップ切り替え→ちびっこが回復するが獣人状態→「風のたいこ」という手順が一般的。
レベルアップや装備の変更などでケヴィンのステータスに変化があると、元の数値に戻る。

■余談
公式イラストで描かれている「デスハンド」の姿は、実際は闇光クラスだったり(他キャラは皆闇闇クラス)、
「ゴッドハンド」のイラストとゲーム内の「ゴッドハンド」専用の装備が、武器以外一致していない(「白虎」を冠した名前で真紅の配色というのは考えにくく、むしろ「デルヴィッシュ」と一致している*4
など、クラス3に関して若干の錯綜が見られる。


追記・修正は必殺技の扱い方を心掛けてから、よろしくお願いします。

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最終更新:2024年04月14日 14:33

*1 リメイク版では他のメンバー達が倒れる中、彼だけ普通に立っている等、タフさに磨きがかかった

*2 このイベントはケヴィン・シャルロット以外を主人公にした場合でもEDで見る事が出来る。また、このイベントを起こした場合、ケヴィンのEDが変化する。

*3 守ポイントもアップSP+に必要である秘孔がある為、実質全ての育成ポイントに必殺技が絡んでいる

*4 実際、データ本「基礎知識編」では「デルヴィッシュ」の装備としてアイテムイラストが掲載されている