ホークアイ(聖剣伝説3)

登録日:2011/04/04(月) 21:14:45
更新日:2023/08/16 Wed 13:18:32
所要時間:約 4 分で読めます







友の仇を打つため……。

ジェシカの呪いを解くため……。

オレは必ずここに戻ってくる!!




ホークアイとは、ゲーム『聖剣伝説3』の登場人物。
6人の主人公のうちの1人。

■概要

年齢:17歳(実年齢19歳)
身長:178cm
体重:67kg
武器:短剣
CV:小野友樹(リメイク以降)

悪人から金品を巻き上げ貧しい人々に配る、誇り高き義賊「ナバール盗賊団」で腕を振るうシーフの男性。
盗みのテクニックはナバールでも1、2を争う。
もともとは天涯孤独の身であったが、ナバール盗賊団の首領フレイムカーンに拾われ、彼の息子イーグルやその妹ジェシカと兄弟のように育つ。
リメイク版ではイーグル、ジェシカと強い絆で結ばれていることがわかるエピソードが追加されている。

若干おちゃらけた性格でロマンチストな面が随所で見られる。
しかし、洗脳が解けて住人から袋叩きに遭っている弟分のニキータを庇うために必死に頭を下げたり、操られているかつての仲間を正気に戻そうと呼びかけたりするなど友情には厚い一面も。

ローラントでパーティ外の際などにアンジェラから「あらイケメンじゃない(ハート)」と、容姿を褒められるほどの美少年。
冗談か真剣か分からない口調で女を口説く、女好きなところがある。原作でリースやアンジェラを主人公にし、ジャドで話しかけるとナンパしてくる事も。

リメイクでは街中で婦人を口説いていたり、デュランの叔母までナンパしていたりと守備範囲は幅広く、
男3人でパーティーを組むとデュランとケヴィンの男臭く熱苦しい様から美女が1人でもいたら…と嘆く事も。
しかし実際パーティーに女性キャラがいる場合は紳士的で女好きな面は控えめになる。


公式のイラストでは彼の髪の色は紫色であるが、当初は銀髪だった。
しかし、キャラクターデザインを担当した結城氏に原案が回ってきたときに、紫に変色してこの色に落ち着いたらしい。

+ ホークアイの出自について
天涯孤独の身であるとされていたが、『聖剣伝説3』の前日談を描いたニンテンドーDSソフト『聖剣伝説 HEROES of MANA』において、フレイムカーンの娘・ファルコンの息子であることが明かされた。
すなわち、ホークアイから見ると、フレイムカーンは「祖父」、イーグルは「叔父」、ジェシカは「叔母」という間柄になる。

(しかし、聖剣伝説3のキャラクターと脚本を手掛けた石井氏が作ったシナリオではない事や、後付けで作られた設定のため3世界と矛盾が生まれていたりと、この設定が正史かはファンの間で賛否分かれている。そのためか、リメイクではHoMの設定は殆ど反映されておらず、唯一寄せていると思われるのがローラントの乳母で原作では老婆であったアルマ。見た目をHoMの設定に寄せて若くしているが、セリフは原作の老婆の喋りを修正する事なくそのまま当てはめているので不自然になっており、公式がHoMの設定を3の正史扱いするかその姿勢は曖昧なままである)

HoM当時の世界はペダン帝国による世界大戦の真っ只中であり、ナバール勢力はペダン帝国に与して侵略戦争に荷担していた。
ファルコンとその夫サンドアローはペダン帝国と手を組んだナバールの方針に反発して組織を離反したため、裏切者を許さないナバールの掟に従って処刑の対象となってしまった。
フレイムカーンは実の娘であろうと処刑の裁定を覆すことはなかったが、決別の際に「自分たちに何かあったら息子を頼む」と最後の願いを託される。

そして後にファルコン夫妻は死亡しホークアイだけが生き残った。
フレイムカーンは「裏切者の子」を引き取ることはできない立場ながら、「どこの馬の骨とも知れない孤児」として扱うことで娘との約束を果たしたのである。

また、HoMの時系列は「3」の19年前に当たり、唯一彼のみが生誕している描写がある。
表向きのプロフィール上の年齢は17歳となっているが実年齢は19歳であり、17歳はフレイムカーンに引き取られた時点から年齢を再計算したものと思われる。

なお、主人公勢で次に年長なのはアンジェラで、同じく19歳。
アンジェラを懐妊したのはおそらくHoM作中なので実は同じ19歳でもかなりの差がある。
このためアンジェラは19歳になって間もなく、ホークアイはギリギリ20歳手前であると思われる。
主人公勢で最も精神的に成熟しているのも納得できるだろう。

また、本作ではリースがパーティーにおり、ホークアイがいない場合、
あるイベントでホークアイが去り際、いきなりリースにキスをするイベントがある。*1
クチか、頬かは不明だが、公式ガイドブックの記述によると頬らしく、リメイク版でそれが確定した。

ちなみにこの時の彼の言い訳は「おっと、すまない、ついコーフンしてしまって」。
オヤジか。


【旅立ち】

いつものように仕事を終え、盗賊団の要塞に戻ると、フレイムカーンが盗賊団を解散し王国を建国すること、そして手始めに風の王国ローラントへ侵攻しようとしていることを知る。

「盗賊」であることを誇りにし、王政を嫌っていたはずのフレイムカーンが突如豹変したことを不審に思い、フレイムカーンが以前に連れて帰ってきた謎の女性・イザベラに原因があると読んだホークアイとイーグルは、共にイザベラの尻尾を掴むべく行動を開始し、ついに悪事を暴く。
しかし、イザベラの魔法によって本人の意思とは関係なく襲いかかってきたイーグルとの戦闘に突入。*2
何とか正気に戻すもののイザベラの手によってイーグルは死んでしまい、事情を知らない仲間達から殺人の濡れ衣を着せられたホークアイは投獄される。
さらに、イザベラはジェシカに「ちょっとした呪いのアイテムをプレゼントした」といい、ジェシカに本当のことを話すと彼女の命はないと脅しをかけてきた。

弟分のニキータの助けで脱獄できたホークアイは、ジェシカにかけられたという呪いのアイテム「死の首輪」について、ニキータから聞かされる。
ニキータによれば、「死の首輪」は身につけると二度と外す事ができない上、呪いをかけたイザベラが死ぬとジェシカもいっしょに死んでしまうという。
しかし、ウェンデルの光の司祭ならば、何かよい知恵を教えてくれるかもしれないらしい。
話を聞いたホークアイは、親友の仇を討つため、そしてジェシカの呪いを解くためにナバールを旅立ち、聖都ウェンデルを目指す。


■性能

【初期ステータス】

力:3
素早さ:6
体力:3
知性:3
精神:3
運:6

シーフらしく「素早さ」に長け、「運」も高いため、宝箱の罠の解除が得意。
攻撃力はあまり高くないものの、両手に持ったダガーで1度につき2回攻撃できるため、固い敵相手でなければそれほど気にならない。
クラスチェンジすると、さまざまな効果の魔法や特技を使いこなせるようになる。


リメイク版(A〜E評価、Aが最高)
力:C
守:D
知性:C
精神:D
運:A

攻撃モーションが短めかつ判定が横に強く、機動力を生かした乱戦が得意。
ケヴィン同様各種強攻撃が2段ヒットになっているがこちらはモーションが短く手数を稼ぎやすい。
このため強攻撃ヒット時に効果を発揮するアビリティと相性が良い。
モーションは優秀なのだが前衛としては攻撃力や耐久力に欠けるのが難点。
リメイクで運が「ダーツ」「パンプキンボム」といった消費攻撃アイテムの威力に影響するようになったため、消費アイテムを潤沢に使って攻撃すればアンジェラにも引けを取らない殲滅力を発揮できる。

また、アイテムのドロップ率を上げたり、強攻撃時に状態異常を与えるなどの特殊なアビリティを覚える。
これらのリンクアビリティを目当てにメンバーに加入させるのもありだろう。
特にクラスチェンジアイテムや最強装備のための種集めの際にはドロップ率アップが重宝する。

なおステータス上の運は高いが実際は親友が死にその妹にも真実を話せず育った国から出奔する事になり、その後もストーリー上では不運続きである。

【クラス1】

  • シーフ
必殺技:背面斬り

宝箱のトラップ解除を得意とする盗賊。
魔法は一切覚えないため、攻撃役。
ただし、デュランやケヴィンに比べると最大HPが低いため、無理は禁物。
キャラクターデザインの結城信輝氏による公式イラストでは、ダガーを両手に構えたポーズが特徴的。

リメイク版の必殺技は飛び込みながらダガーで切り下ろし→反対側のダガーで切り上げ→踏み込みながら×の字斬りの前方3連撃。
横範囲が広く突進力もあり、上位クラスではSP増加アビリティのおかげで気楽に連発できてどんどん便利になっていく。

上述の「ドロップアップ」「ポイズン」のリンクアビリティはこの時点で習得できる。
単発の強攻撃が2ヒットなので毒付与がやりやすく、ダメージも稼ぎやすい。
また「撃破SP+」で敵を倒すたびにSPが増加するので必殺技を回転させるのも比較的楽。
守にポイントを振ると確率で被ダメージを50%軽減する「受け流し」、自身が狙っている敵からの被ダメージを軽減する「迎撃態勢」を習得でき、リアルラック次第な部分はあるが打たれ弱さもカバーできる。
クラス2両ルートで習得できる迎撃態勢IIはリンクアビリティなので、NPC操作の味方にセットすればボス戦での生存性を少しだけ補強できる。

【クラス2】

  • レンジャー(光)
必殺技:飛燕投

野外で活動する技術に優れた野伏。
木・月の一部の魔法とトラップ攻撃を習得する。
必殺技はいくつものナイフを敵に投げるというもので、ホークアイの中では珍しい全体範囲。
必殺技2連続発動の裏技を使うと、ゲージの溜まりが速いこともあって結構活躍する。

ポロンがダーツを使ってくる他、上位種のポロビンフッドは加えてスリープフラワーも使用してくる。
後述するポロビンリーダーの能力がローグ+ワンダラーである点を考えるに、彼らがレンジャーに相当するモンスターであると思われる。

リメイク版では必殺技の飛燕投の範囲が扇形となっており、雑魚掃討は全キャラ全職中でも屈指に扱い易い攻撃となっている。
アビリティを組み合わせれば連発も容易で覚えたてから最終盤までずっと使っていける。
ホークアイ光型の転職の文字通り光明となった。

  • ニンジャ(闇)
必殺技:残影斬

音もなく敵を倒す術を心得た忍び。
地・水・火・風属性の忍術や、手裏剣を駆使して戦う。
忍術は属性ダメージに加え能力低下効果もあり、非常に効果的。
必殺技は残像を残す程の速さで敵に斬りかかる。

リメイク版では属性魔法アタッカー枠で競合することのあるアンジェラは下級魔法の半数が投射型なのに対し、こちらは4種すべて敵座標サーチ型なのでめったに外さない。威力差は否めないがその分利便性に優れている。
同属性の忍術を使う度に与ダメージを増やす「忍び連撃」と弱点属性での与ダメージを増やす「弱点特効」もあり、弱点属性のある敵なら意外なほど火力を出せる。

忍術がヒットするたびSPが5%増加する「忍術SP+」を合わせると敵がどこにいても即時SPを回収でき、さらに必殺技の回転率が高まった。3ヒットする雷神の術、水遁の術は特に相性がよく、即時12*3=36%増加する。
土遁の術は1ヒットしかしないうえ追加効果も無いので若干割りを食っている感はあるが、基礎威力が他より高く(126に対し141)面倒な飛行敵はだいたい土弱点なので飛行雑魚戦を速攻で片付けるには十分。
なお手裏剣は忍術ではなく投擲なので忍術SP+の対象外。アイテムにもあるからね、しかたないね。

敵として登場するのはそのまんまニンジャ。
…というより、ナバールの戦闘員=ニンジャという認識で大体合っている。
残影斬と各忍術(単体)、手裏剣は勿論、シーフ時代の必殺技である背面斬りも偶に使ってくる。

リメイク版では必殺技の残影斬が相手をロックしない上に攻撃範囲が狭く、相手が軽く歩くだけで逃げられるという悲しみを背負った技になっている…。
動かないタイプのボスにはしっかり真正面から捉えれば問題ないが、動き回るタイプの相手にはあっさり逃げられるので背面斬りを連発した方がマシ。

【クラス3】

  • ワンダラー(光光)
必殺技:バラの舞

世俗を離れ、自然の中に身を置く事を選んだ孤高の狩人。
このクラスになるには「幸運のサイコロ」が必要となる。
HPを低下させる「ルナティック」や木属性+毒ダメージ+MP回復の「ポイズンバブル」を始め、魔法反射、必殺ゲージMAX、最大HP上昇、透明化といった「ワンダラー」以外はほとんど習得できない木・月の様々な魔法を覚えられる。
攻撃力はホークアイのクラス3の中ではもっとも低いが、木、月属性の魔術師という立ち位置で色々な戦い方がしやすい補助に特化したクラス。
必殺技はバラを敵に投げ、敵に当たった瞬間接近し、バラごと切り刻む。
公式イラストでは白い鎧姿だが、バラを咥えカメラ目線でウインクしているのに目を奪われてしまう。
なにこのナルシスト?

ポロンの最上位種であるポロビンリーダーが、シルバーダーツやライフブースター等のワンダラーと後述するローグの中間的な戦法を使ってくる。

リメイク版では、ルナティックがボスに効かなくなったり、オーラウェイブに即効性が無くなったり、カウンタマジックの反射が一回だけになったりと、オリジナル版で猛威を振るってたものが軒並み弱体化している。
ただし死にスキルだったエナジーボールがちゃんと機能するようになり、それに加えてクリティカルに関するアビリティも習得するようになった為、エナジーボールによるクリティカル主体の打撃がメインの戦術となった。
また、戦闘開始時に味方全員にランダムで1種類の強化をかける固有アビリティ「ボルテージ」が非常に便利で、雑魚戦が格段に楽になる。
ホークアイのクラス3では最も防御力が高く、また全体の能力を底上げする「攻撃アップオールII」「防御アップオール」もあって、総じて前衛寄りの万能型クラスとなっている。

必殺技はロック型の単体攻撃となっている。
アビリティでクリティカル補強をしっかり乗せれば火力が跳ね上がるのもワンダラーの利点。
技演出中の拘束時間も長いので味方が賢ければしっかり追加ダメージも見込めるのが嬉しい。

  • ローグ(光闇)
必殺技:千枚斬り

己が正しいと信じた事を手段を選ばず行動する流れ者。
このクラスになるには「悪運のサイコロ」が必要となる。
デバフ手段が豊富な他クラスと違い、新たなトラップ攻撃や様々な改造武器で敵にダメージを与える技を覚えるクラス。
改造武器の技はいずれも対象は敵単体のみだが、詠唱時間が短く連続で使用しやすい。
また、習得できる技のうち「シルバーダーツ」は光属性、「円月輪」は闇属性、「ロケットランチャー」は火属性、「グレネードボム」は木属性+MP回復の効果がある。
アンジェラ同様、やはり魔法カウンターの餌食になり易く、システムに嫌われてしまっているのが難点。
必殺技は敵の頭上へと跳び、幾度も縦に切り刻む。

リメイク版での性能自体はオリジナル版とほぼ変わらないのだが、魔法カウンターが無くなった事により特技アタッカーとして活躍できるようになっている。
「グレネードボム」は基本威力が上級魔法より高いうえMP吸収があるため雑魚掃討にも極めて強い。
このクラスになったらステータスを運重視に振り直そう。使い勝手がかなり違ってくる。
またホークアイを入れるのが2周目以降なら運を50上げる自身のリンクアビリティ「友情の絆」をつけると火力が段違いになる。
また、一定確率でドロップアイテムが2倍になる専用アビリティを持ち、アイテム収集に活躍してくれるという新たな役割を得ている。
必殺技は突進してロックし、連続切りを決める。対複数は飛燕投があるので使い分けよう。

  • ニンジャマスター(闇光)
必殺技:影潜り

忍びの術を極めし者。
このクラスになるには「必中のサイコロ」が必要となる。
クラス2「ニンジャ」で習得した忍術の効果範囲が敵全体に。
ダメージを与えるとともに、複数の敵をまとめて弱体化できる。
ただし魔法カウンターはしっかり食らうので注意が必要。
必殺技は影になって敵に接近、飛び出すと同時に切り刻む。

リメイク版では主に魔法アタッカー性能が向上。
忍術の与ダメージを25%上昇させる「強化忍術」が特に大きく、弱点でなくても有効打が見込める。
加えて「忍術SP+II」により必殺技回転率が大きく強化。忍術SP+と併用できるため雷神の術1回で"敵1体につき"36%増加という無茶苦茶なSP回収率を誇る。
他のSP+アビより増加量が高くなりやすく、部位の多いボス相手ならクラス3~4必殺技の連発も容易。
また「弱点特効II」「忍び連撃II」も追加され、さらに弱点特効IIはリンクアビリティなので他に回してもいいという便利さ。
忍術の全体化は後半敵AIのよくやる開幕特技をまとめて中断させられるので事故防止にも便利と、かなりの強クラスになった。汚いなさすが忍者きたない
なお手裏剣は扇状の直線5本に各1枚ずつと発射数が増加。密着して撃てば全弾単体に命中するため消費MP比での威力は格段に上昇するが、引き続きSP+が乗らないので使い所は少ない。

リメイク版の必殺技は影に潜り相手の足元から現れて苛烈な乱舞を叩き込み大爆発で締めるロック技。
光のワンダラーのバラの舞と同系統の必殺技だがワンダラーは自前のアビリティのクリティカル関連で威力を補強出来るのに対し、こちらはリンクアビリティ程度でしか補強できない点では劣る。
ただし前途の「忍術SP+」「忍術SP+II」により、乱発が可能になってるので手数で勝負ができる。
ロック技なので作戦で味方を攻撃的に設定したり、必殺技を使う前に忍術で相手を防御ダウンさせるなどしておくといいだろう。

こちらもニンジャ同様、まんまニンジャマスターという敵が登場する。
手裏剣と忍術を全体に使い、更に人によってはトラウマものの影潜りも当然使用。
…が、ビルとベンほどの頻度ではないのでそれらを使われる前に倒せたりもする。

  • ナイトブレード(闇闇)
必殺技:分身斬

冷酷な残忍さを持って敵を葬る一撃必殺の暗殺者。
このクラスになるには「夜目のサイコロ」が必要となる。
攻撃力がホークアイのクラス3の中でもっとも高く、さらにホークアイのクラス3で唯一必殺技の対象が敵全体。
アタッカーとして、戦士系にも負けない攻撃能力を誇る。
また、忍術に加え、毒ダメージを与える「毒霧ブレス」や沈黙ダメージを与える「含み針」など状態異常を引き起こす反則技と呼ばれる特技を新たに習得する。
また、さり気なくボスのゴーヴァが使っていたブラックレインを習得できる。闇属性の有効な敵は少ないが、詠唱が短く性能自体は良好。
ダメージに加え最大HPをダウンさせる「凶器攻撃」は「ルナティック」と同じでボス敵にも効果がある。
尚、「火炎ブレス」は本来なら黒焦げの効果を付加する技だったと思われるが、リメイク前は黒焦げ状態のの設定ミスで単なる火属性の攻撃技となってしまっている。
公式イラストでは「ワンダラー」と対を成す黒服と黒マント、そして血の色をした仮面の下で不敵に微笑む姿が描かれており、中二病をくすぐらせる。

リメイク版でも相変わらず攻撃力が他クラスより高い、打撃アタッカーの立ち位置。
更には状態異常中の敵に対してダメージ増加や即死が狙える専用アビリティを取得。
即死はアーマーを無視する為、雑魚敵に対する殺傷能力はトップクラス。
ただボスには状態異常が一切効かなくなった為、即死や反則技の有用性が無くなってしまい決め手に欠けてしまう。

必殺技は名の通り分身して敵を残らず切り刻む。
前方円範囲に斬りかかる複数攻撃系の範囲技だが攻撃範囲はあまり広くない。
当然ロック系の技のような拘束も無いので動き回る相手には逃げられるのも難点。
特にボス戦の場合はよく狙いをつけないとSP300が無駄になる事もあるので注意。

こちらもニンジャ同様、まんまナイトブレード(ry
毒霧ブレス、凶器攻撃等は勿論使えるがこれらは大した脅威ではなく、
最大の脅威はそこそこの確率で遭遇直後に分身斬を使ってくることがあるという点。
影が見えたと思ったら突如技のテロップが映り、直後に文字通り闇討ちを食らって全滅させられたパーティは数知れず…。
昼なら出てこないと思いきや、暗闇の洞窟だと代わりにウルフデビルがいるので殆ど気休めになっていない。


【クラス4】


  • スプリガン(光)
必殺技:千刀華

友と財宝を守護せし者。
リメイク版で追加された光の最終クラス。

固有アビリティはステータスダウンを受けるとステータスアップに転換する「チェンジリング」。
ステータスダウンを完全に無効にできるのでゴブリン系は怖くなくなる。

強攻撃に30%の確率で猛毒と防御力ダウンの効果を与える「ポイズンII」を覚える。
非常に条件が緩いため、雑魚戦でも防御ダウンの恩恵を受けやすく、「状態異常特効III」と合わせてつけておけば雑魚戦が目に見えて強くなる。
猛毒の効かないボス戦はやや苦手だが、ワンダラー経由なら補助魔法でサポートしつつ前衛を張り、ローグ経由なら「クリティカルダメージⅡ」を生かして運に振れば火力も出せる。
全員の能力を上げる「攻撃アップオールIII」「防御アップオールII」も非常に優秀。
必殺技は青いバラを投げ、ロックした相手に空中に発生させた無数の手裏剣を叩きつけ、とどめに光柱を伴う斬り上げを見舞う。
七色の手裏剣や光柱がカラフルで見栄えのいい技。


  • アヴェンジャー(闇)
必殺技:鎖縛斬

友の復讐に身を捧げし者。
リメイク版で追加された闇の最終クラス。

戦闘開始と同時に敵全体に攻撃力ダウンをかける固有アビリティ「ダークゾーン」がかなり便利。雑魚戦での消耗が格段に減る。

ナイトブレード経由で前衛に回るなら強攻撃に10%で確率で即死効果を付与する「天誅」が特徴。
ホークアイは1コンボで強攻撃を4発は入れられるので雑魚がみるみる消えていく。
当然ボスには効かないし、レベル差をつけてしまうと腐っていくのが難点だが、どんなにレベルを上げても瞬殺できないアーマー持ちをあっさり仕留められるのは大きな利点。
状態異常のついた相手へのダメージが60%増加する「状態異常特効III」もあるので毒を入れて殴った相手はほどなく倒れるだろう。

ニンジャマスター経由で後衛に回るなら汎用的に役立つ「弱点特効Ⅲ」が有用。
また、あえてHPを減らしたままにしておき、「隠密II」でターゲットから外れて「逆襲」「逆襲II」で魔攻+70%の強力な忍術を叩き込む背水スタイルも可能。

必殺技は突き刺した相手を空中から発生させた鎖で拘束。闇の力をまとった武器で斬りつけた後に爆発させる。
雑魚は通常攻撃や忍術で処理できるので、SPは主にボスにぶつけよう。

追記・修正は誤解を解いてくれたお礼にキスしてからお願いします。

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最終更新:2023年08月16日 13:18

*1 この時点で二人はほぼ初対面である

*2 こちらが倒されるとイーグルが自力で正気を取り戻して復活させてくれるが、直後に再度操られてまた戦うことになる