マイティ・ソー(映画)

登録日 :2012/05/14(月) 19:34:54
更新日 : 2017/06/14 Wed 19:24:56
所要時間 :約 6 分で読めます





◆マイティ・ソー




オレ様、 神様!!

神失格の男(ヒーロー)―――“二つの世界”の命運は、彼の手に。


『マイティ・ソー(THOR)』は2011年に公開された米映画。
MARVELコミックスによる実写映画シリーズ『マーベル・シネマティック・ユニバース』の第4弾で、雷神ソーを主人公にしたアクション映画作品。
MARVELでも屈指の武闘派であるソーを主人公に据えただけあり、全体的にド派手で明るい作風となっている。
同時に、ソーとオーディン、そしてロキを軸にした、父と子のドラマが展開され、一概に善悪で測れないものにもなっている。
原題は『THOR』のみだが、邦題は原作コミックに併せて『マイティ・ソー』とされている。
日本人俳優の浅野忠信が出演した事も話題となった。



【スタッフ】

■監督:ケネス・ブラナー

■脚本:
アシュリー・エドワード・ミラー、ザック・ステンツ、ドン・ペイン

■原案:
J・マイケル・ストラジンスキー、マーク・プロトセヴィッチ

■原作:
スタン・リー、ラリー・リーバー、ジャック・カービー

■製作:
ケヴィン・フェイグ

■製作総指揮:
ルイス・デスポジート、スタン・リー、パトリシア・ウィッチャー



【物語】

嘗て、人間界を氷の巨人より救った大神オーディンには、二人の息子が居た。
ソーと、ロキ。
二人は父の言葉に従い、どちらかが偉大なるオーディンの後を継ぎアスガルドの王、民を守る守護者となる誓いを立てていた。

――時は流れ、遂にソーがオーディンの後継者として認められようと云う式典の最中に永年の沈黙を破り氷の巨人がアスガルドに侵入する。

デストロイヤーの活躍により氷の巨人は撃退出来たが、ソーは殺された同胞の仇討ちと反撃のため巨人の国ヨトゥンヘイムに攻め入ろうとする。
それを止めるオーディンに反発したソーはロキと仲間達を連れてヨトゥンヘイムへと攻め居るが、逆に窮地に陥ってしまうのだった。

危機を察したオーディンの介入により命を救われたソーらだが、ソーの過信と傲慢に怒り心頭に発したオーディンは、ソーを人間の肉体に変えてアスガルドより追放、ムジョルニアも相応しき者以外には持てないようにして放り出す。

――時空を越え、ニューメキシコ州に落ちたソーは天文学者のジェーンらに拾われる。

すぐにでも力を取り戻してアスガルドに帰還しようとしていたソーだったが、ジェーンらとの触れ合いの中で戦士としては得れなかった平穏を知るのだった。

――一方、アスガルドでは全ての元凶たるロキによる陰謀が遂に動き出そうとしていた。



【登場人物】

◆ソー
演:クリス・ヘムズワース/吹替:三宅健太
アスガルドの王、オーディンの長男で地球(ミドガルド)では北欧神話の雷神ソー(トール)として知られる英雄。
オーディンより授けられた無敵のハンマー、ムジョル二アを振るう。
悪人ではないのだが、やや粗暴で調子に乗りやすい性格。おまけに大食漢で大酒飲み。
原作では地球に落とされた後で記憶を失い、片足が不自由な無銭医師のドナルド・ブレイクの姿となるのだが、映画版では人間の肉体になってもソーの姿と記憶のままである。
ダーシーに「笑って、フェイスブックに載せるから」と言われて 即座にものすごく人の良さそうな満面の笑みを浮かべたり 、あまり傲慢には見えない。 むしろアベンジャーズの時の方が傲慢になってたような。


◆ロキ
演:トム・ヒドルストン/吹替:平川大輔
ソーの弟。
地球では虚偽の半神として知られる邪神であり、物語でも皆に愛される兄への嫉妬から氷の巨人を招き入れ、更にソーのヨトゥンヘイム侵攻を止めると見せかけて逆に唆すことで地球への追放の契機を作った。
ヨトゥンヘイムでの戦いで氷の巨人に触れられても傷を負わなかった(通常は触れられただけで凍り付き凍傷を負う)ことから自らの素性に疑問を抱き始め、後にオーディンから自分がラウフェイの息子であるという衝撃の事実を告げられる。
最後はソーの助けを振り払い、虚空に消えていったが……


◆オーディン
演:アンソニー・ホプキンス/吹替:浦山迅
アスガルドの王。
オーディンとロキの父親であり、地球では北欧神話の主神たる戦争と魔術を司る全能の神として知られる。
嘗て氷の巨人達を倒し、力の源であった“箱”を奪った伝説的な英雄。
悪意はなかったのだが、ロキになかなか真実を告げずにいたため話をややこしくしたお父ちゃん。


◆フリッガ
演:レネ・ルッソ/吹替:滝沢久美子
オーディンの妻。
ソーとロキの母ちゃんだが空気気味。


◆レディ・シフ
演:ジェイミー・アレクサンダー/吹替:北西純子
北欧神話の盾の女神。
ソーの戦友の一人で、原作版では元カノ。


◆ヴォルスタッグ
演:レイ・スティーヴンソン/吹替:咲野俊介
大いなるヴォルスタッグと呼ばれる大食漢の戦神。
三銃士(ウォリアーズ・スリー)の一人。


◆ホーガン
演/吹替:浅野忠信
無慈悲なるホーガンと呼ばれる戦神。
三銃士の一人。


◆ファンドラル
演:ジョシュア・ダラス/吹替:小松史法
三銃士の一人。


◆ヘイムダル
演:イドリス・エルバ/吹替:斉藤次郎
アスガルドと世界樹ユグドラジルを繋ぐ虹の橋(次元橋)ビフロストを守る番人。
原作ではシフの兄であり、疾風のヘイムダルと呼ばれる三銃士の一人。



◆ジェーン・フォスター
演:ナタリー・ポートマン/吹替:坂本真綾
観測中にソーを拾った天文物理学者。
ヒロイン。
自分の研究最優先でちょっと残念な美人っぽいのが可愛い。
良くソーを車で轢くのに定評がある。
裏表の無いソーとのやり取りの中で、お互いに惹かれ合う事になる。


◆エリック・セルヴィグ
演:ステラン・スカルスガルド/吹替:金子由之
ジェーンの父親の同僚だった研究者で、彼女の父親替わり。
北欧系なのか、逸早くソーの話の内容に気付いた。
得体の知れないソーをジェーンから遠ざけようとするが……。
後に『アベンジャーズ』にも登場、重要な役割を担う。


◆ダーシー
演:カット・デニングス/吹替:田村睦心
学生で、単位の為にジェーンの研究に協力している。
美人だが、色々な意味で“良い”性格をしている。



◆フィル・コールソン
演:クラーク・グレッグ/吹替:村治学
実写版『アイアンマン』シリーズでお馴染みのS.H.I.E.L.D.エージェント。
本作では『アイアンマン2』エンディングロール後にニューメキシコに出張して、
時空を割いて出現したムジョル二アの調査に当たっていた。


◆ホーク・アイ
演:ジェレミー・レナー/吹替:阪口周平
コールソンの命令を受け、弓矢を携えニューメキシコのムジョルニア研究施設に侵入したソーを見据え待機。
泥まみれになりながらも巨漢のS.H.I.E.L.D.隊員をK.O.したのを気に入ってきた模様。
本格的な活躍は『アベンジャーズ』を待て!


◆スタン・リー
……やっぱり出てるぞ!


◆ラウフェイ
演:コルム・フィオール/吹替:水野龍司
氷の巨人の王でヨトゥンヘイムの支配者。
ロキの誘いに応じ、オーディンに奪われた“箱”を取り戻そうとする。
ぶっちゃけかませ。捨てたとはいえ実の息子にゴミのように殺されたのは哀れだが。



【用語解説】

■ムジョル二ア
星の欠片からオーディンが創り上げた宇宙最強の武器の一つ。
人間の肉体となったソーに神の力を宿す源であり、破壊と創造の力を持つ。
投げてもソーの手元に戻って来る他、嵐を呼び雷を降らす力を持つ。
選ばれし者しか手にする事が出来ず、劇中では大掛かりな奪取作戦が展開された。


■ユグドラシル
北欧神話の世界樹。
MARVELでは次元を跨いで、虹の橋(ビフレスト)により9つの世界を繋いでいる。


■デストロイヤー
白覆面の魔王でもオキシジェン・デストロイヤの生んだ怪物でも無く、オーディンが創造した魔力で動くロボット。
矢張り原作からのキャラクターで、劇中では力を失ったソーへの刺客としてロキが差し向けた。
コールソンにスタークのメカと間違われる。とりあえず怪しいメカ=トニーのせいな認識らしい。


■氷の箱
オーディンが氷の巨人から奪った“箱”。
よく次回作のと間違われるが別物である。






追記修正は真の強さを知ってからお願いします。































◆ニック・フューリー
演:サミュエル・L・ジャクソン/吹替:手塚秀彰
エンドクレジット後に登場。
ニューメキシコでのソーとデストロイヤーの交戦を聞きセルヴィグ博士と面会。
ケースに入ったあるものを見せる。
『アベンジャーズ』も近いぞ!!

◆コズミックキューブ
フューリーがセルヴィグ博士に見せた、「パワー」と称する謎の物体。
使い方さえわかれば、無限のパワーを得られるらしい。

それを見たセルヴィグ博士の背後に、虚空に消えたはずのロキの影が……。


いかにしてS.H.I.E.L.D.がこれを手に入れたのか、すべては『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で語られる。



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