強化服(仮面ライダー1971-1973)

登録日 :2012/02/20 (月) 19:36:16
更新日 : 2016/12/01 Thu 16:20:55
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仮面ライダー1971-1973に登場する改造人間が装着する特殊装備。S.M.Rの中核を担う。
製作者は緑川教授。
TV版ではタイフーン出現→いつの間にか戦闘服装着……の流れになっているが、本作では改造人間の能力をサポートする強化装備として登場する。
イマイチピンと来ない人は、仮面ライダーG3のような装着型ライダーをイメージしていただければ分かるだろうか。
強化服という特性上、消耗品なので、定期的なメンテを行ったり、ショッカーの基地から予備を強奪する等して補充したりする。

作中、複数の種類が登場しているが、共通性として
  • ガス等の化学兵器が通用しない防毒性
  • 組織が主有する衛星にアクセスする事で、戦場に関する情報を一気に取得できる電子能力(当たり前だが仮面ライダーはアクセスできない)
  • 暗視ゴーグル、サーモグラフィー機能等、様々なモニタリング機能を備えたヘルメット
  • 機関銃の一斉掃射や、歩兵に対してはオーバーキルな大口径銃の一撃すらノーガードで弾く耐弾性
  • 建造物をも揺るがすパワーでさえ破壊できない胸部装甲「コンバータラング」
  • 零距離からの火炎放射にさえ耐え抜く耐火性
  • ただでさえ常人を遥かに凌駕する改造人間の攻撃力を数倍に上昇させるパワーアシスト機能

等々、強化服としては至れり尽くせりの超性能を誇る。
設計開発を担当した緑川教授がデータを破棄したせいもあり、当初は仮面ライダー専用の装備だったのだが、比較的再現しやすい装備という事もあってか、3章ではショッカーも再現&量産に成功しており、ショッカーの改造人間の標準装備となっている。
また、3章には後述の「四式」をベースにした各改造人間専用の強化服も登場する。


【基本装備】
◇ベルト
強化服の中枢。ベルト横のダイヤルスイッチを捻る事でベルト内の 核電池 が起動。ベルトから強化服、ヘルメット、装着者へ通電され、機能を発揮する。
同時にタイフーンも起動、強化服の機能強化に一役買っている。

◇コンバータラング
胸部のプロテクター。
強化服の中でも一番強固な部位で、【大佐】の雷速の突貫や建物すら揺るがす飛蝗男形態の本郷でさえ破壊出来ない程。
アポロには軽くブチ抜かれてしまったが、それでも本体である本郷へはダメージが通っておらず、その防御力の高さが伺える。

◇タイフーン
ベルト中央の風車型パーツ。
核電池起動後に風を取り入れるため、回転。これにより戦闘時に必要なエネルギーを獲得し、同時に余剰熱を冷却する。
本作では戦闘における仮面ライダーの象徴的な記号としても扱われている。

◇ヘルメット
仮面ライダーの顔。
ショッカー保有の衛星とのリンクで高度な情報収集が可能だが、本郷がショッカーを離脱したのでリンクは切られ、実質性能は落ちている。
しかしヘルメット単体でも熱源感知や多目的モニター、防毒、サイクロンとの連携等の多様な機能を備えており、様々な意味で仮面ライダーに無くてはならない装備である。

サイクロン
仮面ライダーのもう一つの【身体】。
核電池で起動するスーパーバイクで普段は市販のバイクに偽装しているが、右ハンドルのボタンを押し込む事でナノマシンが車体を変化させ、一瞬のうちに変形が完了する。
人工頭脳が搭載されており、ライダーの脳波に従い自律機動も可能で、作中でも高度な連携を見せる。
これらの点からハヤトからは「バイクというよりはロボット」と称された。
また、特殊素材のタイヤの力で壁面を駆ける事も可能。


【強化服一覧】
◇零式
プロトタイプの強化服。
明言はされていないが、旧1号に相当する物と思われる。

◇一式
零式と同じくプロトタイプ。
明言はされていないが恐らく桜島1号に相当する物と思われる。

◇二式
本編で本郷が使っているタイプで、当時は最新鋭の強化服。
明言はされていないが恐らく新1号に相当し(但し手足の色はモスグリーン)、専ら本郷はコレを使っている。
徒手空拳のみが攻撃手段だが、本郷本人の身体能力、二式自体の性能、蓄積されていく戦闘経験値も相俟って、作中でも圧倒的な力を見せる。
ちなみに、本郷が蝗虫男に変貌した際に強化服は一度破損しており、<大佐>との戦闘時はハヤトのものを着用していた。
本郷が銀のラインが入った旧二号の強化服を纏っていた事になるが、残念ながら文章にはされなかった。

三式
試作品。
緑ががったカラーの強化服で、二式より大量の風を取り込める 2連タイフーン が最大の特徴。
試作品の中では完成度は高い。センサー、通信系統の強化も施されている。

四式
試作品。
小形のタイフーンが特徴の強化服。
様々な武装が装備可能 で、ブレードや電撃ムチ等が使える。
対仮面ライダー用改造人間"D"チームも四式に近い性能の強化服を着用し、専用武装を装備する。

◇五式
試作品。
極限状態の中で効果的な強化服で宇宙空間や 水中 で活動が可能。
背中に大型ボンベを装備しているので、実戦に耐えられるかは怪しい部分がある。

◇六式
試作品。
五式と同じく一定の状況下で効力を発揮する強化服。
緑とオレンジ の迷彩柄が特徴で、これにより周囲の風景に溶け込むステルス能力を使える。

七式
試作品。
強化服の上に強化服を装備する「超強化服」と呼ばれ、大型コンバータラング等、全体的に他の強化服よりマッシブな外見である。
300kgという殺人的な重量だが、改造人間と七式の性能でカバーは可能。
他の強化服よりパワーと防御力に優れている他、 余剰電力を攻撃に使う 事が可能。


上記の強化服は言うまでも無く、1号~ストロンガーをモチーフにしている。
強化服に差異はあるが、仮面は本郷が使用している二式と大差ないらしい。
1973年以降はもしかしたら空を飛んだり、5つの異なる力を持つ腕を使ったり、体中に武器が仕込んであったり、光の剣を使える強化服が出るかもしれない。



劇中、立花のおやっさんがサイクロンが市販のバイクからナノマシンで瞬間変身したのを見て、本郷に
「呪文でも唱えて強化服が一瞬で現れると便利なのにな」
と発言したのに対し、本郷は
「そんな夢みたいな事できませんよ」
と返している。




追記・修正はショッカーとの終わり無き戦いを決意してからお願いします。




























◇2009年時の強化服
2009年の世界で活躍する仮面ライダーの強化服。
詳細は不明だが、 3連タイフーン を装備しており、本編の2式や前述のプロトタイプ群を遥かに上回る性能を持つと思われる。
仮面は自動的にクラッシャーを閉じる(二式は手動だった)等、地味な部分も進化している。

和智先生によると、タイフーンの配置はボトムズのスコープドッグのカメラアイのイメージで、スーツはRXZOのようなシームレスでシンプルなデザインなんだとか。

ビジュアルは読者の想像に任せるとの事だが、今のイメージで言うのならば、前述のデザインに加え、
  • 基本は全身のっぺりしていて、シンプルの極み
  • 全身が均一な装甲となっており、コンバーターラングなどの強化装甲的な意味合いもなし
との事だ。
頭部デザインに関しては、(最早その必要は無いものの)本郷の思い入れでバッタモチーフが残されているんだとか。


◇サイクロン13
2009年の仮面ライダーの愛車。
強化服と同じく詳細は不明だが、ライダーとの脳波による連携も健在。
詳細なスペックは不明だが、壮年の滝(と思われる人物)の会話からして、ヘリによるナビゲーションシステムを使った自動追跡機能や仮面を収納できるスペースがある等、先代サイクロンよりも多機能になっている様子。

先代は核電池が動力源だったが、同盟が技術を再現しきれなかったのか、それとも市街地戦で大破した場合の周辺被害が悲惨になるせいなのか、13はバッテリー式の様子。


追記・修正をお願いします。

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