ネオフロンティアスペース(ウルトラシリーズ)

登録日:2012/09/13 (木) 20:13:59
更新日:2023/05/12 Fri 13:06:33
所要時間:約 4 分で読めます






21世紀――――


人類は大いなる試練を乗り越え、今、様々な未知なる世界へと進出していた


純粋な憧れと探求心に満ちた地球人類の旅立ち


人々はそれを…ネオフロンティア時代と呼んだ
※呼びます



ウルトラシリーズにおいて、マルチバース(多次元宇宙)の中に存在する宇宙の一つ。
主に『ウルトラマンティガ』や『ウルトラマンダイナ』で舞台となる。

時代背景は2007年~2040年と移り、『ティガ』放送当時である1996年から見て近未来にあたる。

劇中ではタイムスリップにより、5000年前の縄文時代
更には円谷プロが『ウルトラマン』を制作中の1965年などが描かれたエピソードがある。
……というか、この世界観には円谷英二が存在し『ゴジラ』などの作品も発表されている。

そして何よりも行方不明者の数の多さには定評がある(帰って来た者もいるが、最低でも三人は事実上行方不明扱い経験者である)。


【主な惑星・地名】

◆地球
主に舞台となる星。
TPCの結成により世界が平和へと向かっていく一方で、怪獣や侵略者といった脅威にさらされることになる。
後に宇宙へ進出する構想「ネオフロンティア計画」が始動してからは、それを危険視する存在からも狙われていく。
3000万年前には超古代文明や巨人達が、闇の勢力との戦いを繰り広げていた。


◆ルルイエ
ニュージーランド沖に存在する古代遺跡。
「世界を暗黒に塗り潰すもの」とされる邪神ガタノゾーアが眠る。
内部には巨人達の石像が数多く残り、劇場版『THE FINAL ODYSSEY』ではカミーラ・ヒュドラ・ダーラムと三人の闇の巨人が目覚めている。


◆火星
「ネオフロンティア計画」の足掛かりとして、基地や居住区などが開発される。
後に戦いを終えたダイゴとレナが移住し、この地で家庭を築いている。
又、アスカ=ウルトラマンダイナが初めて戦った場所でもある。



【関連勢力・キャラ】

マドカ・ダイゴ/ウルトラマンティガ
『ティガ』主人公。
ティガの力を手に入れ、GUTSの隊員として活躍しながら怪獣や侵略者と戦った。


アスカ・シン/ウルトラマンダイナ
ダイナ』主人公。
ダイナの力を手に入れ、スーパーGUTS隊員として活躍しながらスフィア等の脅威に立ち向かった。

ネオフロンティアからの行方不明者第二号*1


タイガ・ノゾム
サーガ』主人公。
スーパーGUTSのルーキー隊員だったが、戦闘中に別の次元へと運ばれ、ウルトラマンゼロと融合することになる。

ネオフロンティアからの行方不明者第三号。


◆マドカ・ツバサ
『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』の主人公。
ダイゴの息子でネオスーパーGUTSの訓練生。訓練中に縄文時代に飛ばされティガになった。
しかし、光の力が弱いため不完全な状態だった。

なんとか無事に元の時代に戻れた。


シズマ・ミツクニ
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』の登場人物。
かつてはTPC情報局に所属していたが、マシントラブルの発生する地域を調査中にガッツウイング1号共々時空の渦に飲み込まれ、『トリガー』世界の地球に漂着。
そこで妻のユリカと出会い、愛娘のユナを授かる。
そして『トリガー』世界の脅威を知り、シズマ財団を築き上げ対怪獣部隊GUTS-SELECTを編成する。
地球平和同盟TPUが開発した対怪獣用戦闘艇・ナースデッセイ号には「自身の知る最高の船」ことアートデッセイ号への想いも込められている。

ネオフロンティアからの行方不明者第四号に当たるが、作中の時系列的には
アスカ・シンより前に行方不明になっているため、実質的な第二号と言える。


地球平和連合TPC
国連に代わり、国際的な平和維持を目的とした組織。
組織内の特捜チームに「GUTS」が存在し、時代を経て「スーパーGUTS」「ネオスーパーGUTS」へと再編されていく。


◆古代の巨人
3000万年前の地球で戦っていた存在。
かつてティガは最強の「闇」の巨人であったが、「光」の側に乗り換えた。
正体が明かされていないダイナも、古代の巨人の一人である可能性が高い。

『THE FINAL ODYSSEY』ではダイナによく似た巨人たちが戦争を行っていた。

邪神 ガタノゾーア
かつて超古代怪獣を率いた強大な「闇」。
『ティガ』終盤でルルイエから目覚め、ラスボスとしてティガと戦った。


スフィア
人類の宇宙進出を妨害する存在。
ダイナ本編中の敵として、幾度も戦うことになる。
『ダイナ』終盤で本体のグランスフィアが姿を現し、ラスボスとしてダイナ達と戦った。



【シリーズでの登場】

ウルトラマンティガ(TVシリーズ)
劇中での西暦は2007~2010年。
ティガとなって戦うダイゴの活躍を描く。


ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
『ティガ』最終話から2年後(2012年)の物語。
ダイゴ=ティガが、闇の巨人達との因縁に決着をつけるために戦う。


ウルトラマンダイナ(TVシリーズ)
『ティガ』から7年後が舞台の物語。
ダイナとなって戦うアスカの活躍を描く。
劇中で3年(2017~2020年)が経過している。


ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
時系列は『ダイナ』の中盤(2018年)。
モネラ星人の脅威を前に、アスカが恐怖を乗り越えて成長する姿や、ダイナとティガの共闘を描く。


ウルトラマンサーガ
『ダイナ』のラストから15年後(2035年?)の物語。
主人公タイガの出身宇宙として描かれ、アスカが消えた後の様々な変化が描写されている。


◆ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人
『ダイナ』のラストから20年後(2040年)の物語。
ダイゴの息子ツバサが縄文時代の日本にタイムスリップし、ティガとなって戦う。


ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA
第9話「あの日の翼」にて、ミツクニの正体が判明。
ネオフロンティアスペースとのつながりが明らかになる。


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最終更新:2023年05月12日 13:06

*1 ちなみに第一号はアスカの父アスカ・カズマ。最終回でアスカは父と共に遥かな時空の旅に飛び立つことになる。