未来融合-フューチャー・フュージョン

登録日 :2012/09/11(火) 22:05:11
更新日 : 2017/06/21 Wed 00:39:16
所要時間 :約 4 分で読めます





永続魔法
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、確認した融合モンスター1体を 融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。


POWER OF THE DUELISTで登場したカード。
数ある融合関連カードの中でも特に優れた効果を持つ一枚である。

普通融合召喚のためには手札か場にカードを揃えなければればならないが、
このカードがあればたとえ何体素材が必要であろうと手札一枚で融合召喚をすることができる。 アクア・ドラゴンも出せる 。出さなくてもいいけど。

だが召喚するまでに2ターンのタイムラグがあり、デュエルが高速化した現在の環境では融合モンスターを出す前に決着がつくこともめずらしくない。
また、召喚することができたとしてもリビデと同じようにサイクロン一発で除去されてしまうため場持ちも悪い。



しかしこのカードは、基本的に 融合召喚のために使われることはない
注目すべきはその圧倒的な 墓地肥やし能力 である。素材指定がゆるい融合モンスターを指定すれば多種多様なモンスターを墓地送りにできる。

これをフル活用したのがかの有名な未来オーバーである。
融合素材にキメラテック・オーバー・ドラゴンを指定し大量に機械族モンスターを墓地に落とし、
オーバーロード・フュージョンで融合して超攻撃力のキメラテックで殴るという単純かつ豪快なデッキであり、かつての環境で大暴れした。

またF・G・Dはドラゴン族モンスター5体を融合素材としており、 早い話が制限カードであるおろかな埋葬5枚分の働き になる。
白石を落とし手札に社長の嫁を手札に呼び込むも良し、レダメとワイバーンを落とし、
返しのターンでドラゴン族を大量展開するのも良しである。ドラゴン族を墓地融合できる龍の鏡とも相性がいい。が、こいつの存在が後に悲劇を起こすことに…


ジェムナイトならばジルコニアやマスター・ダイヤを選択すれば全てのジェムナイトを墓地に送ることができる。
特にラズリーを墓地に落とせばバニラモンスターだけとはいえ、手札を補充することが可能。
墓地にいったラズリーはジェムナイト・フュージョンのコストにでもしよう。


同じデュエルターミナル出身のカード 始まりの ワームことワーム・ゼロは

イラストからしてこのカードを使って出せと言っているようなものである

ワーム・ヴィクトリーのリバース効果でモンスターを除去した後、
未来融合で墓地を肥やし超攻撃力となってダイレクトアタックをする戦法は前述の未来オーバーのように単純にして強力。
その為、【ワーム】は型によっては何が何でも数ターン以内にこのカードを手札に加え、
あとはこのカードの効果でデッキの半分以上を墓地に捨て…というタイプすらあったほど。

HEROデッキでは、属性融合HEROを指定すれば三幻神とホルアクティ以外の全てのモンスターを墓地に送れる。
また永続魔法ゆえにゼピュロスとの相性が良い。(ゼピュロスの項目参照)

その性質を利用し、かつてはこれが初手に来ればクェーサーまで呼ぶ事ができたが、バルブの規制で消滅した。


その他にもデュアル裏サイバー・ビークロイドなどにも採用できる。
このように非常に優秀な効果を持つカードなため、登場してからわずか 三ヶ月半 で制限カードとなった。

アニメではGXにてヘルカイザーなどが使用。カイザーは主にサイバー・エンドの召喚に使っていた。
また、ミスターT未来融合→龍の鏡でF・G・D→スキドレ という鬼畜な流れで十代を苦しめた。

なおアニメ登場時は以下の効果だった。
装備 魔法
デッキから融合素材モンスターを墓地に送って
融合デッキから融合モンスター1体を特殊召喚し、
このカードを装備する(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できず、
デュエル中に生け贄に捧げることもできない。
このカードが破壊されたとき、装備モンスターを破壊する。

アニメではデッキから融合するため「未来融合」、
OCGでは2ターン後の未来に融合するため「未来融合」となっている。
カードの種類が装備のままだったらどうなっていたかはお察し下さい

ちなみにタッグフォース2でカイザーは手札にオーバーロード・フュージョンが無いのにこのカードを使用し、
結果 自分フィールドを焼け野原 にするというあまりにもアホなAIだった(通称 バカイザー )。

強いだけでなく、ファンデッキとの相性もいい根強い人気のある良カードである。


追記・修正お願いします。



























それから月日は流れ……


ストラクチャーデッキ-ドラゴニック・レギオン-』が発売され、【カオス・ドラゴン】というデッキが登場。

このデッキは墓地肥やしが肝であり、高速でドラゴン族を墓地に送ればレダメを使っての大量展開による1キルが可能。

そこで目を付けられたのがこのカードとF・G・Dとのコンビであり主に海外で大暴れし 手札に未来融合さえくれば勝ち とまで言われた。



結果このカードは 禁止カード となり、他の無関係なデッキも被害を受けることとなった。

キメラテック「ちくしょおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ワーム・ゼロ「絶対に許さない。顔も見たくない」

F・G・D「俺は悪くない。あんなストラク出したコンマイが悪い(棒」


なお、このカード禁止後、 次の制限改正前に 「ドラゴンが墓地に=冗談の様な大量展開」を行える征竜が登場した。
つまりこのカードの規制が1回遅れていたならば未来融合と征竜が共演していた事になる。 まさにニアミス
このカードの禁止後でもヤバかったのに、もし奴らがこのカードと共演していたら……(;゜ Д ゜)

HEROでも単純に墓地肥しやワンキルルートに使われ、
素材を送っただけで直接アドを稼ぐ上に素材縛りが緩いシャドールもいるためエラッタ無しでの禁止解除は絶望的と思われる。
融合素材の縛りが緩い融合モンスターも日々増えてるし。


そして……

永続魔法
(1): このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、
そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
(2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
このカード(1)の効果で確認したモンスターと同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

2017年1月から制限復帰するとともにエラッタされた。
最大の違いは発動した時点では何もせず、墓地送りが発動した次の自分のターンとなる点。
これで即時高速墓地肥やしができなくなった。 いくら融合として使われないからって
ゼピュロスとの使いまわしコンボも事実上不可能となった。

あくまで融合召喚を目的としている場合には特に変更は無し。
ただこちらは(2)として分離されたことで融合召喚時にチェーンブロックを作る裁定となっているのでその点は注意。

また遅くなったとは言え、墓地肥やし能力自体はそのまま。
相手に使われたら、次のターンまでには何が何でも除去しないとエライことになる。

このエラッタ分は12月17日発売の20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEに再録された。
なお未来融合以外にも5枚のがエラッタされ、このパックにまとめて再録された。
冬の大規模エラッタ祭り


追記・修正お願いします。


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