空海坊爆烈(爆烈王)

登録日 :2010/05/15(土) 00:02:59
更新日 : 2017/09/22 Fri 14:11:55
所要時間 :約 3 分で読めます




遙か未来の地球、前世紀の名残である建築物の残骸とそれを飲み込むかのように広がる砂漠、そんな荒れ果てた土地の中にひっそりとたたずむ寺に、ツインテールを風になびかせた一人の少僧が居た。

鎧に身を包む悪漢達はこう言った。

「こいつは女か!こりゃいい!上玉なら女郎屋に売り飛ばせ!!」

少僧は臆せず言った。

「ここは神聖なる地ゆえ、あなた方の来る場所ではありません」

悪漢達はいきり立った。

「きさま!オレ達は女だとて容赦はしねえぜ!!」

少僧は更にこう言った。

「私は…女ではありません」

「空蓮寺少僧 爆烈!!」

「空海坊 爆烈と申します」

ズゴン

「ギャン!!!」


爆烈は邪鬼王爆烈及び虚無戦記~羅王編~の主人公

このお話は爆烈拳の使い手、空海坊爆烈が地獄と化した関東を正義の拳で切り開く世紀末英雄譚である。
北斗の拳のオマージュと言った方が分かりやすいがそこは我等がケン・イシカワ。生半可なオマージュなどしやしない。

主人公は僧兵服を纏い、長髪を左右でまとめた正義のお坊さん。
何故主人公(男)がツインテールなのか?なんて突っ込みを許すほどこの漫画は甘くない。

「爆烈の拳が音速を超えた…その時 全てのものは爆烈!!!」

爆烈拳とは日本武道の幻の拳法であり、体の内に秘められたらエネルギーを相手に叩きつけ、細胞を破壊、爆発させちまう拳法なのである。

そんな拳法の達人である爆烈は自分が生まれた意味を知るために、敵が何者であるか知る為に、そして地上を滅ぼすものが、世界を救うものが何かを知るために、全ての始まりの地である関東へと旅立つ。
性格は礼儀正しく、子供や難民などには菩薩のように優しく接し、逆に敵に対しては仏の慈悲の一滴もかけない鬼神っぷりを発揮する。

やはり彼もまたツンデレなのかもしれない。

上記の通りかなり奇抜な身なりをしているが、作中の彼はかなり格好いい。戦いの際になびくツインテールと輝く拳、鋭い眼光。そしてケン・イシカワの画力により迫力ある格闘漫画となっている。

正にツインテール=燃えを体現したようなキャラクターと言える。

関東に入った後は、神聖な山である須弥山の入り口「羅生門」の門番である迷企羅王との戦いや、関東を狙う悪の軍団「魔蝋軍」の将軍である信長、そして須弥山を守る十二神将との戦いで徐々に内なる力を解き放っていく

そして、最終的には無幻美勒と同じく体から竜が出てくるまでになる
そして爆烈は進化した人類達を率いてラ=グースと戦うのが自身に課せられた使命だと告げられた。
爆烈は爆烈王となり、儒生暦18244年に馬頭龍を率いて神々の決戦場リアエントに参戦する。
そして戦い続けて儒生暦35670、兜卒天羅王降臨す!!

爆烈は人間だが、こうなると実に一万と七千年余り姿型が変わらず生きている事になる。やはり虚無の戦士ともなると寿命だの老化だのと言うこまいことは無視できるようだ

羅王は爆烈に80億の同志を犠牲にして得たラ=グースの真理を教える。

さあ、いったいこの先どうなるんだろう?と言う所で虚無戦記は終了、非常に先が気になる。

設定上では虚無戦記、いやさ全石川作品合わせても最強クラスのキャラ。
何せラ=グースをぶっ殺せる最有力候補なのだから。
そもそも宇宙最強の戦士、美勒王のさらなるアッパーバージョンだから弱いハズがない。
でもいかんせん本当の実力を出す前に作品が終了したので実力は未知数。
なので目覚めの時が最も期待出来るキャラだろう。






追記・修正もまだ捨てたもんじゃねぇぜ!!

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