ルパン三世(人物)

登録日 : 2012/04/28(土) 23:00:20
更新日 : 2017/05/28 Sun 13:58:42
所要時間 :約 15 分で読めます




ただ盗むだけじゃつまんねえさ


ルパン三世とは、モンキーパンチ原作の漫画ルパン三世の主人公。
この項目では主にアニメ版「ルパン三世」における彼について扱う。作品によって設定は大きく変わることがある。

性別:男
身長:179cm
年齢:不詳
体重:63kg
愛銃:ワルサーP-38(1941年にワルサーが製造した純正ミリタリーモデルのac41説が濃厚),ワルサーP99(ルパン三世Yのみ)
※公式HPより。作品によって大分違う。
PARTⅢでの身長と体重は167cm、52kg。これは、ルパン役の山田康雄の当時のプロフィールから採られている。

CV:山田康雄(故人)・栗田貫一・古川登志夫 (OVA)
広川太一郎・野沢那智(パイロット版)
演:小栗旬(実写映画版)

ルパン一味共通だが国籍、年齢は一切不明。
これは、原作で プロフィールが設定されていない (「TV.Bros」掲載の作者へのインタビューより)のも理由の一つだと思われる。
ルパン二世である父と日本人の母の日仏ハーフ。IQは300。
世間一般では赤いジャケットでお馴染みだが、作品によって緑やピンクだったりする。おしゃれに気を使っているらしい。
言わずと知れた大怪盗アルセーヌ・ルパンの孫として生まれ、彼もまた世を騒がせる大怪盗である。
行動範囲は広く、どんなところにお宝があろうと、世界中を飛び回ってでも盗みに行く。
OVA「GREEN VS RED」では世界の主要各国から指名手配を受けている事が示唆されており、その中には治安のやばい国や 某北の国 の名前も列挙されている。

海外ではアルセーヌ・ルパンが日本より遥かに有名なこともあり、
「現代でルパンの通称で呼ばれる程の腕を持つ怪盗」という血縁ではないとする設定を設けている。
原作でも作者のモンキー・パンチ氏は当初はこうした設定で行くつもりだったが、「紛らわしい」という編集者等の判断から単純に彼の孫とした。


ターゲットは「お宝」と判断した物なら何でもあり。バベルの塔やモナリザ、ツタンカーメンのマスクだろうと華麗に盗み出す。
なんと 自由の女神像を盗んだことも
但しエジプト考古学関連の代物はある一件からトラウマになっており、ヒエログリフを見ただけでパニックになった事もある。


変声機なしの声真似、変装等神がかりとも言える盗みのテクニックを持っているが、
他の怪盗と違い彼が一番欲しいのはお宝ではなく、 高度な頭脳戦や盗みの際に感じるスリル
派手なジャケットを着ていたり、態々盗み先に予告状を叩きつけて自分から銭形のとっつぁんをホイホイする辺りで彼の遊び心を知ることができるだろう。

だから盗んだ後のお宝がどうなろうとあまり気にする様子は見られず、不二子がかっさらっていってもとやかく言わない。むしろ余裕綽々だったりする。
そしてあくまでも自分のスリルや楽しみのために犯罪を犯している為に義賊と言うわけではないが、善人や立場の弱い人達からは 絶対に盗まない
盗むのは悪どい事で儲けている大金持ちやマフィア等と言った連中からが殆ど。最近では盗んだお宝をこっそり返したりする事も。
ただし、一族縁の宝等には強い想い入れがあり、一族の誇りを無暗に貶める真似をすると不二子が相手でも容赦が無く、
死にかねない状況下でも不二子を平然と放置する一幕も。


兎に角自由を愛する男。気ままに暮らし、気ままに盗んで、気ままに旅をしている。
実際、盗みをしていない時はUFOキャッチャーをやってたりカジノで賭博したりする。
ビリヤードも軽くこなせるところから見ると大分慣れているようだ。UFOキャッチャーではかなりの金額を使っていたが…

そしてご存知の通り、かなりの女たらし。
道で偶然会った美女だろうと本業が殺し屋の美女だろうと、何回も振られた ふ~じこちゃ~ん だろうととにかくナンパする。
ただ、本人が三枚目(第三者から猿面を特徴として挙げられることもある)な為成功することは少なく大体玉☆砕することになるが。
それがTVSP「バイバイリバティー」ではそれが完全に裏目に出てしまい、ジュディという美女に貢ぎまくった挙句、
3億ドルという莫大なクレジット(ルパン名義)の借金共々捨てられている

いつも飄々とした態度で付き合いの長い仲間の次元ですら毎回舌を巻く程に捉えどころがないが、実はその心は誰よりも熱く優しい。

常に自由でクールな人間であり当人もそれを強く意識しているが、逆に言えば常に自由で掴み所のない人間でなければならず、それ以外の生き方が出来ない。
というある意味物凄く不自由な、矛盾した人間でもある。

原作漫画の方では一度普通の社会人として生きてみた話もあったが、結局はご破算となった。

どんなことがあろうと決して仲間を見捨てず、必ず悪の手に晒されているヒロインを身を挺してまで助けだそうとする姿はまさに主人公。
そんな彼を信じているからこそ、どこからともなくルパンファミリーは駆けつけるのである。
銭形含め、彼らの信頼関係は厚い。

前述の通り三枚目な彼だが、関わりが大きくなるとそのあまりの紳士さに 心を盗まれる 女性は後を絶たない。
世の中の男を手玉にとってきた不二子をも、やはり手玉に取られているようでありながら実際のところは虜にしており、シリーズ通して最早ギャルゲー状態である。


また、「人生所詮は暇潰し」をモットーに、最高にスリルを感じる生き甲斐として盗みを働く彼だが、無暗に人的被害等を出す人間ではない。
そのためか、人の命を弄ぶ卑劣な悪党は決して許さず、時には女性であっても射殺も辞さない非情な一面を見せる事もある。
(ただし、それらは全て正当防衛である)

銭形警部のことは手玉にとることが多いが、油断や些細なミスから逆に一杯喰わされることもしばしばであり、良き好敵手にて戦友として心から敬愛している。
また警官と泥棒という正反対の立場でありながら、非道を憎み弱きを助く強い正義感があるという点では一致している。
その為、共通の敵を目の当たりにした時や利害が一致した際には共同戦線を組み、素晴らしいコンビネーションを見せる。
まさに2人は 最大の宿敵 であると同時に、 最高の盟友 である。

ただし、ルパンに対する視方を変えれば、極めて厄介な犯罪者である。
上述の通り、身分を偽造してまっさらな一般市民として再スタートを切り、あらゆる分野に長けたその能力を一般的な仕事に向ける、
そんな真面目な生き方を選択すれば難なく大成功を納められる。
にも関わらず、自身の娯楽の為に大規模な犯罪を一向に止めようとしない。
それ故、原作やその設定に従った作品では、銭形はある種の愉快犯とも取れるルパンを心底恨んでいる。


最早人間ではない体術は無論のことあらゆる方面において多芸であり、それがピンチの際によく発揮される。
まずは車種を問わずのカーチェイス。大会にも出場する程に自信があるらしい。
実際、逃走や追跡の際には、車間の片輪走行だろうが地下鉄との追いかけっこだろうが、場所を選ばず縦横無尽に駆け回わる素晴らしい技量。
また「お宝返却大作戦!」ではある国王用に滅茶苦茶なカスタムを施された車(最高時速300km/h以上)をアウトバーンや市街地で乗り回している。
ちなみに、愛車はアルファロメオ・グランスポルト・クアトロルオーテがテレビの第2シリーズで酷使されたほか、
メルセデス・ベンツSSK、フィアット500もかなり酷使されている。
スバル360を保有していることからスバリストなのかもしれない。
車に限らず飛行機等も自在に乗りこなし、原潜を難なく操縦した事も。

盗み関連で言えば、完全変装や変声機を使わずしての声真似。
老若男女問わずに変装できる他、不思議な改造道具で毎回他のキャラや視聴者をビックリさせてくれる。
古代の暗殺武術発祥やらの得体の知れない技量の持ち主による拘束でもない限りは簀巻き状態だろうが軽々と縄抜けをしてのけ、牢屋も実質的に意味を成さない。
盗みの為の体術の類もかなり高いレベルで修得しており、その腕力と脚力で自分の背より遥かに高い絶壁や谷も飛び越え乗り越える。
街中の暴漢程度では話にならず、暗殺術に長けた超一流の殺し屋とも素手でも対等以上に渡り合ってのける。

また、次元程ではないが卓越した銃技の持ち主。愛銃ワルサーP-38との相性は高く、様々な困難を乗り越えてきた。どのくらいすごいかと言うと…

  • 次元と2人で銃弾に銃弾を当ててビリヤードのように軌道を変更する( 事前会話なし )
  • 逆立ち回転しながら銃を連射し、相手を誰ひとり負傷させることなく武装のみを打ち抜く(因みに百人規模)
  • 銃が破壊された状態で拾っていた最後の弾丸を抉られた柱に挟み、折れたナイフを投げて雷管に命中させ発砲。

最早チートと呼ぶことすら躊躇する技量である。
使用している銃器に関してはレア物といって差し支えないワルサーP38のac41型であり、かなり高い頻度で壊されている為マニア等が現場を見たら発狂もの。
また次元が基本的にホルスターを使わずにベルトに挟んでいるのとは対称的にショルダーホルスターに入れて持ち歩いている。
時々ベルトに挟んでいる時もあり、予備マガジンはベルトに沿わせる形でベルト通しに挟んでいる描写がある。


そして、高度なハッキングは勿論、明らかにオーバーテクノロジーな機械を造るのもお手の物。
(例えば 2001年当時でスマートフォンを自作している )

自身が服毒した劇薬の解毒剤を自力で調合するなど、化学や薬学の面にも秀でる。
また「バイバイリバティー」では記憶を頼りにコンピューターウィルスを自作しようとした。


……はっきり言えば、ルパンが出来ないことを探す方が難しい。
と言うより、分からない分野(かつてはハッキングなぞまるで理解していなかった)があればそう日を経ずに学習してモノにしていくため、
そんなものは存在しないと言って良い。
訳の分からん秘境の土着言語だって余裕綽々で話してのけることだろう。


これからも、いや、いつまでも彼の勢いは止まることはないのだろう。彼とルパンファミリーの更なる活躍に期待である。



●余談
  • 実は最初連載開始前は髪を長くしていたのだが、締め切りの関係上急遽短髪になった。
    (この事はトリビアの泉でも紹介されている)
  • 原作の話だが、実はルパンは性別不明である。しかし、不二子との間に子供がいる事を考えると、完全な女性ではないのだろう。
  • そして実は我々が知る今のルパンの顔は素顔ではない。
    ただTVSPでは、様子が変なルパン→実は銭形→と思いきやルパン、ということもあったので素顔の可能性も高いが。
  • ロードショーアニメルパンには娘がいるっぽい。ルパンも驚くスリのレベルである。(宮崎駿氏も同じ構想を練っていた)
    そして原作では、不二子との間に息子が一人いる。(通称・ルパン小僧)
  • OVAの「GREEN VS RED」では、
    「ルパン三世とは『その時代で最も腕が立つ泥棒で、最も自由な男の象徴』」
    「次元達プロフェッショナルが一緒に組んでて最高に楽しめるか否か。それだけが基準」としており、
    ルパンのパチモン軍団が本当のルパン三世の座を奪い合う。という独自設定でストーリーが展開された。
    ルパン一族の誇り、という作品の一つの軸が無くなったこともあり難色を示すファンも多いが、初期の草案に近いと言えなくもない。
  • 劇場版「ルパンvsコナン」の冒頭で怪盗キッドに変装し、五右衛門の助けがあったとはいえ、コナン(新一)の追跡を振り切り盗みを成功させた。 *1 終盤で飛行機に開いてしまった穴から犯人の1人が落ちていきそうになった時、コナンは助けようとしたがルパンは「 あれがアイツの運命だ 」と制止した。
    ある意味ではコナンとルパンの決定的な違いを描写したシーンである。エピローグでは本物の怪盗キッドに狙っていたお宝を横取りされた挙句、犯行を擦り付けられた。 *2
  • ルパンの担当声優は初代が山田康雄、二代目が栗田貫一だが、結構似ているため初めて聞いた人には区別しづらい。栗田貫一は元々山田康雄のルパンの声真似を得意としており、声真似がキッカケで生前親交があったことにより役を引き継ぐこととなった。クリカン曰く、自分は山田さんの真似をしてルパンをやっているつもりであるとのこと。物真似だから似ているのである。
  • ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』が初代ルパンの声を当てた山田康雄の生前最後のルパンの声になった。『劇場版 ルパン三世 くたばれ!!ノストラダムス』の予告編までは山田がルパン三世の声優を担当していたもののその後1995年3月19日に死去。これを受けて、映画のラストでは「永遠のルパン三世 山田康雄さん ありがとう」という追悼テロップが流され、後に発売されたDVDにも収録された。間違っても「くたばれ!ルパン三世」等と言ってはいけないが当時のアナウンサーは間違えていた。


◆名言集

「ただ盗むだけじゃつまんねえさ」

「あばよ~、とっつぁ~ん!」

「人生を楽しむコツはどれだけバカなことを考えられるかなんだ」

「一度きりの人生、怖いのは死ぬことじゃなくて退屈なことさ」

「裏切りは女のアクセサリーのようなものさ」

「大人の恋に甘い罠はつきものよ」

「男はよ、女に騙されるために生きてんだ」

「オレ、仕事と恋にはよ、マメマメ~マ~メなの」

「狙った獲物は絶対逃さねえってのがルパン家のモットーなんだよ」

「キミごと盗んじゃうかも」

「人生、趣味で生きなきゃよ」

「天気ととっつぁんにはかなわねぇ」


「キミみたいな美人を殺そうってのか」

「お前に愛してるって言わせるまで守ってみせるぜ」


「俺ァ…夢、盗まれちまったからな。取り返しにいかにゃあ」

「実際クラシックだよ、おめえって奴は」

「本気で俺をパクろうとしてくれたのは、とっつぁんだけだからよ」 「だから、俺も盗みまくったのさ。…本気でな」



んじゃまぁオレの説明も終わったようだし、早速冥殿ちゃんを探すとすっか!め~いで~んちゃ~ん!!…って、ん?

ルパン!!おのれ~、まさかアニヲタWikiに居たとは!!

い~けねまたとっつぁんだ!んじゃ追記・ 修正は任せたぞ~!

ルパ~ン!逮捕だ~!

あばよ~、とっつぁ~ん…とWiki篭もり~♪

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