麻雀における最高打点

登録日 :2010/09/07(火) 18:53:12
更新日 : 2017/09/17 Sun 15:00:57
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「ダブリー……カン。カン。カン。はいツモ。ダブリーリンシャンツモ小三元混一混老対々三暗刻三槓子南、
裏ドラも乗って全部で三十二。えーと、合計五十二翻ですからクアドラプル数え役満ですね。
はい、点棒払って。十二万八千点。」
(「這いよれ!ニャル子さん」より)

麻雀において最も得点が高いのは役満だが、重複させることで、 4倍役満 まで伸ばすことが可能である。

具体的には

■東東■ ■南南■ ■西西■ ■北北■

の形から で和了ることでの
字一色
大四喜
四暗刻
四槓子
で4倍役満


東東東 南南南 西西西 北北北

を子の配牌の時に手に入れて
地和
字一色
大四喜
四暗刻
で4倍役満
といった形で作ることができる。
①を親番で和了るとツモなら
64000オール
直撃すれば
192000点
となり、最大で384000点差を逆転できるというわけだ。


ただし、 役満の複合はローカルルールである 事に注意。
採用率の高いルールであるため正式ルールと思われがちだが、主要プロ麻雀団体での採用率は半々と言った所。





















……さて。麻雀のローカルルールは何も「役満の複合」のみではない。
これらのローカルルールをフル活用する事により、さらなる高得点を獲得する事が出来る。
ここからは、そんな超高得点に触れていく。

なお、「オリジナル役の追加」および「裏・槓以外のドラの追加」「積み棒の計算」は基本的に行わない物とする。
これを認めると理論上無限に点数が増えていく事になるので……。

●単独ダブル役満
比較的メジャーなローカルルール。
大四喜・四暗刻単騎・国士無双十三面待ち・純正九蓮宝燈と言った「より簡単な上がり方を出来る役満の、最も難しい形」を、
その役一つのみで「ダブル役満」として扱うルールである。

このルールにおいては大四喜(ダブル)・四暗刻単騎(ダブル)・四槓子・字一色で六倍役満が成立する。
点数は親で288000、子で192000。

●八連荘
こちらも比較的有名なローカルルール。ただし「採用している」となると意外と少ないが。
細かく差異があり「とにかく8回連続上がれば役満」「親で8回連続上がれば役満」「親が8本場で上がれば役満」などのパターンがあり、どれを採用しているか(あるいは採用していないか)はプレイグループによって異なる。

このルールを採用し、かつ上の六倍役満と複合した場合、七倍役満で点数は親で576000となる(八連荘は親でしか上がれない)。

余談だが、八連荘と役満の複合が登場する創作麻雀はほとんど存在しない。
採用率の問題もあるが、そもそも役満が上がれるなら八回上がらずとも相手を飛ばす事が出来る。
何より、八連荘は「上がっている側が有利」であるため、「劣勢から役満による一発逆転」と言う演出と相性が悪いのだろう。

●青天井ルール
通常の麻雀において、満貫未満の場合、「符(1の位切り上げ)×2の(飜数)乗×4」で計算する。
だが、これだと飜数が高い時、点数が高くなりすぎてしまうと言う問題がある。
例えば、親の30符5翻でも23100点、6翻なら46100点……インフレしすぎである。
よって、満貫なら12000点、ハネ満なら18000点、と言ったように、限界を設定してそれ以下を切り捨てる事になっている。

だが、その限界を敢えて取っ払ってしまう超インフレルール、それが青天井ルールである。

このルールを使用すると、当然ながら点数がとんでもない事になる。30符10翻で737300点……すでに前項の最高点をぶっちぎっている。
役満、ダブル役満となれば……恐ろしい。

なお、青天井においては「役満は別枠で固定点を使用」「13翻の個別役として扱い他の役と複合」と言う2パターンが存在するが、後者の方が当然点数は高くなる。

●牌を増やす
麻雀の牌は通常1種4牌である。だが、イカサマや特殊ルールなどを用いる事によって 牌数を増やしてしまおう と言う手段を取った創作キャラ(&漫画作者)も多く存在する。

編集者の知るかぎりでは、創作においてこの手段を取った元祖は「ダイナマイト・ダンディ 地獄のワニ蔵」に登場するワニ蔵である。
(これより先にこの手段を取ったキャラがいれば情報提供求む)

發發發 發發發 發發發 發發發 發 發(ロン)

ここでは別に最高得点に拘っていた訳ではない(と言うか、他に牌がなくて止むに止まれずだった)ので、トリプル役満止まり(緑一色・字一色・四暗刻。四暗刻単騎のローカルルールは適用せず)になっているが、この方法を突き詰めていけば、より高い役を目指す事も可能となる訳である。



と言う事でこの手段と青天井を組み合わせ、さらなる高得点を達成したのが、「ジャンロック」の主人公・麻田雀平である。
彼はこの漫画の最終決戦、「上がるごとに牌を一部入れ替える」と言うルールで、

東東東 東東東 東東東 東東東 東 東(一発ツモ)
(ドラ表示牌および裏ドラ表示牌:北)
リーチ・一発・ツモ・字一色・四暗刻・東一色・ドラ28
''1杼1338垓6795京5888兆7148億5128万7100点 ''

と言う天文学的点数の役を和了している。
(なお、「東一色」と言うオリジナル役が登場しているが、これを無視しても代わりに四暗刻単騎ルールを採用すれば同じ点数になる)
余談だが、彼はこの最後の東を 首を刎ねられた状態でツモっている



さらにこれを上回る点数を記録したのが、「ムダヅモ無き改革」の小泉ジュンイチロー。
盲牌によって牌の表面を削り、白に変えてしまうイカサマ技「轟盲牌」を用い、

□ □(嶺上ツモ) □□□□ ■□□■ ■□□■ ■□□■
(ドラ表示牌に中4つ)
字一色・三暗刻・四槓子・役牌4・嶺上開花・ドラ72
140符105翻・ 908溝6519穣5024杼3594垓8349京9283兆6857億6135万1700点

手牌全てを白に変えつつ、さらに四槓子まで複合させる大技・「 天地創世(ビギニング・オブ・ザ・コスモス) 」を披露。
間違いなく麻雀漫画最高得点である。などと言う単位を麻雀漫画で見る事は、他にないだろう。
と言うか、麻雀漫画抜きにしても、初めて見た人もいるのではないだろうか。


ただ、この点数ですら理論上最高には至らない。
話の展開上「直撃を取る」必要があったため最初のカンが大明槓となっている上、「牌を白に変える」と言う技の性質上、ドラ表示牌を増やしたりは出来ないのである。


それを踏まえ、ここまで挙げた全てのローカルルールを複合した理論上最高得点は以下になる。

發 發(ハイテイ一発ツモ) ■發發■ ■發發■ ■發發■ ■發發■
ドラ表示牌:□□□□□ 裏ドラ表示牌:□□□□□
リーチ・一発・ハイテイ・ツモ・緑一色・字一色・四槓子・四暗刻単騎・八連荘・ドラ180
160符262翻
4742843975160471364549467545955856705669938571904637503056182640964121790051778600点 *1


もはや単位がどうこうとか言うレベルではない。



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