大富豪/大貧民(トランプ)

登録日 :2010/08/04(水) 20:59:30
更新日 : 2017/07/09 Sun 19:48:40
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トランプを使うカードゲーム。どちらも呼称の違いであり同じものを指す。

使用カードは通常のカード52枚+ジョーカー2枚の54枚が一般的。
カードを出していき、全て出し終えたらあがり。
ただしカードには強さがあり、3<4<5<………<10<J<Q<K<A<2<ジョーカー、となっている。出されたカードより上の強さのカードでなければ出せない。



~基本ルール~
(ただし地方ルールなどで差異のある場合も)

1.各人にそれぞれカードを配りきる。
2.初めのゲームでは全員「平民」として始まるが、前のゲームの順位によって、「富豪」「大富豪」「貧民」「大貧民」の地位に応じた取引が行われる。
また人数が増えると「成金」や「乞食」などのローカル位が出来る事もある。
貧民は富豪に対して1枚、大貧民は大富豪に対して2枚、それぞれ最も数字の大きいカードを渡し、渡された側は同じ枚数の任意のカードを返し、交換する。
3.大貧民から、もしくはジャンケンなどで適当に決めた順番や、特定のカードを持った者からスタート。
4.カードを一人ずつ出していく。最初の番の人は好きなカードを出せるが、以降の人はそれより大きなカードを出さなければならない。
全員がパスをして出さなかった場合、流して最後に出した人の番となる。
5.カードは同じ数字なら複数枚同時に出せ、その上にさらに出す場合は同じ枚数出す必要がある。

1から5の手順を踏まないローカルルールが染み付いた人は白い目をされる事があるので気をつけよう。



~その他ルール~
上記に書いた以上にかなりのバリエーションがあり、地方ルールで適用非適用や呼称の差も大きい。ここでは中でも比較的メジャーなものをあげる。

  • 縛り
同種の記号のカードを連続で出した場合、そのターンでは以降もその記号のカードでしか出せない。
さらに細かいものに、数字も連続で出さなければならない階段縛り(激縛)や、
複数枚出した際に全ての記号が一致しているかではなく、一部だけ重複している場合にも扱うなどがある。

  • 階段
同種の記号であり、数字が3枚以上隣接したものであるなら出せる。
例えばハートの4~6など。あまり揃うことがないのでほぼ流せるが、この場合7以上で構成される階段があればまた上に出せる。

  • 革命
同じ数字のカードを4枚出すことで発動。ジョーカー以外の数字の序列を逆転させ、そのターンが終わっても継続する。
一転して状況がひっくり返せる大どんでん返し。
ただし革命状態の時に再度4枚出すと、革命返しといって通常状態に戻る。なかなかお目にかかれないが、ロマンがある。
5枚以上の階段で発動する階段革命、3枚の3や9で発動する砂嵐やクーデターなど特殊な革命もある。

  • 都落ち
大富豪が1位抜けできなかった場合、強制的に大貧民になるもの。逆転要素で、急転落し、2枚巻き上げたのに…と蔑む目で見られる。
そのためリスクを避け一位よりNO.2を目指すという戦略も。狙うのは難しいだろうが。

  • ジョーカー上がりなし
ジョーカーを使用して上がった場合、これも強制的に大貧民となる。強カードによる独占の阻止。
またジョーカーのみならず、2やその他の絵札や特殊効果持ちのカードに適用される場合もあるが、だいたいはジョーカーと2上がりなしがメジャー。
2上がりは革命時に適用外になることも。

  • ジョーカーの代用
ジョーカーと他のカードを出した時、任意のカードの代用にできる。単純に複数枚出すのに使ったり、革命や階段などにも。
この場合にもだいたいジョーカー上がり禁止とみなされる。

  • スペードの3
代用ではなく最高位としてジョーカーが使われた際に、スペードの3のみさらに上に出すことができる。
3は持たざる者 猶予のない……虐げられし者……そういう最低のカードだ……
しかし……その何も持たぬ……劣悪な環境にあるがゆえに ジョーカーを討つのだ……!
3を三枚の場合もある。

  • 8切り/8流し
ポピュラーなルールで、8を出すと、その時点で強制的に流すことができる。相手に出させたくなかったり、非常に便利。
「8切り」の読み方は、地方によって「やぎり」「はちきり」「はちぎり」だったりする。
また、Qで8切りと同じ効果の「Q切り」というものもある。

  • Jバック/イレブンバック/Jターン/ジャックダウン
Jを出した際、そのターンでのカードの序列を逆転させることができる。
あくまでそのターン内であり、革命と違って永続性はない。また逆転させずそのまま進めることもできる場合も。
「縛り」でこのカードを使うとき「 縛バック 」とも……いや、特になにも……
激縛時に11を出す快感はヤバい。

  • 救急車
9を2枚出すと、8切りと同じく強制的に流せる。キューキュー(99)シャが由来。

  • 10捨て
10を出した際に、任意のカードを捨てることができる。

  • 7渡し
7を出した際に、任意のカードを次の番の相手或いは任意の相手に渡す事ができる。かなりの友情ブレイカー。

  • 5飛ばし(5っ飛び)
5を出した時出した枚数分次の相手の番を飛ばす。うまくいけば自分の番に出来ることも。

  • 4殺し 
4を出して、出せない相手は強制的に負け。
しかも負けた相手の次の番のプレイヤーも出せないと負け、という恐怖のカード。
基本的に低いカードなのであまり脅威ではないが革命やJバックで出されるとかなり辛い。
4で革命されたら\(^o^)/状態である。

  • 下剋上
大貧民が一番に上がると全ての順位が逆転すると言うもの。最強カードを二枚奪われてからの逆転劇に心が熱くなる。大富豪にとっては笑えないが。



戦略としては、基本的に低い数字のカードや、ペアにならないカードを出していく。だが革命やJバックに警戒して、低めから中ぐらいのカードを保持するのも。

地方ルールによる差がよく見られ、特に特殊効果のあるカードは地域によって適応しているかどうかが違うことも多く、ちゃんと確認をとること。

また革命発動中に数字が関連する物が逆転するローカルルールも存在する。

ポピュラーなのは
Jバック→7バック
スペード3→スペード2
7渡し→11渡し
など。

上記の変化があるにもかかわらず、8切り、救急車、10捨てなどは変わらないルールもある。
確認が必須なのだ。





ローカルルールの確認後に追記・修正よろしく

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