近藤祥二

登録日 :2011/06/28(火) 00:33:29
更新日 : 2016/04/23 Sat 08:48:38
所要時間 :約 4 分で読めます




近藤祥二は哲也-雀聖と呼ばれた男に登場するキャラクター。

その生き様や打ち方から個性的な玄人の揃う哲也の中でもなかなかの人気を誇る人物である。



登場自体は作中初期で白シャツ時代の哲也がアメリカ人と麻雀を打つ際の通訳を勤めた。


しかしその後は大学職員に入学金を騙し取られてしまったり、麻雀でも勝てなかったりと哲也との差を痛感し、もう一発食らったら負けるという状態から自身の特徴を理解、彼独自の麻雀フォームを生み出す。
フォームを身につけてからは連勝、大阪府議会議員にまでなる。哲也を呼びつけて一局打ち、完勝。
その後哲也に勝ったら彼をサポートに付けさせるという条件でもう一局打つ事になる。
哲也の強大な運を得て更に政治家として上にのし上がろうとするも自分のフォームを逆手に取られて完敗、自分が負けた時の条件である議員を辞める選択をするも保守党から選挙に出る事を決めていたなど負けても爽やかな笑顔だった。
その後ゴールドマン編で選挙資金を得るためにゴールドマンと戦うも精神が壊され、見るも無残な状態で再登場。
哲也を見ても哲也と認識出来ず、彼に賭けを挑むなど酷い有り様だった。

そして賭けには負けてしまうが哲也の強さ自体は覚えていたためアイツなら…と呟いていた。
目の前にいるのが哲也だと認識出来ずに…


その後哲也は近藤の金と小龍の火をキッカケに逆転、ゴールドマンに勝つも崩れてきた家の破片に足を挟まれてしまう。
そこに復活した近藤が登場、哲也を救うも火の回っている屋敷に取り残され、行方不明になってしまう…
ここで彼の出番は終わる。



麻雀フォーム

さて、彼の本質を語るのはここからである。

哲也に出て来る玄人は基本的に
個性的なイカサマや高い技術、身体能力で闘牌をするタイプと
何らかの条件を背負う、もしくは元々の生い立ちなどから強大な運を得るタイプに分かれる。
前者は印南や白水海軍中尉、
後者は小龍や醍醐大尉など。

例外はこのゴールドマンと夢食らいのバクだろうか。

哲也やドサ健はこの両方を兼ね備えていると言っていいだろう。
彼の場合は後者なのだが決定的に他と違うのは条件を満たして運を得るのではなくあくまで運を 手放す 事にある。


元々彼には強大な運なんてなければ常人にも麻雀は負け、入学金すら騙し取られるくらいついていない男だった。


その彼が見いだした手法は ワザと振り込んで運を捨て、クズ牌を集める という方法。


ここでいうクズ牌とは1、9、字牌のいわゆるヤオ9牌。


ここから持っていける役は…そう、 国士無双 である。
しかも彼の場合は一度出始めるとそこからずっと国士無双をテンパイ、上がり続けるという恐ろしい麻雀。



ある意味それ、超強運じゃね? とか言ってはいけない。
その恐るべき能力を持って第一戦では哲也に大勝する。


第二戦では更にその能力が進化して国士からの変形でチャンタに持っていくことが可能に。
更に平和などを考慮した場合、確実に通るのは5しかないというチート能力になった。


だが哲也の裏をついた手法によって逆に国士無双の直撃を食らって敗北してしまう。




とまぁこれが彼の強さだがゴールドマン戦では哲也と同じ土俵まで上がるものの、
プレッシャーで押し潰されてしまった。
ちなみに麻雀が分からない方もいると思われるので補足させていただくと国士無双というのは役満という最高峰の役で子の場合32000点、親の場合48000点という莫大な点数を貰える。

これは出した場合順位をひっくり返せるレベルの点数で、持ち点にもよるが
開始一局目から直撃させた場合その瞬間に トバす (点数割れ→麻雀終了)事が可能なレベル。



その分役満というのはそうそう出るものではないがこの国士無双は役満の中では最も出しやすい部門に入る。
但し、狙いはバレバレになることが多いため止められる事が多い、更に自力で上がり直前まで持って行くまでも一苦労な役。
近藤はそんな難しく、高得点な役をバシバシ出すのだ。
そのために国士発動条件である運をなくしさえすればいくら点数が減ろうが最下位になろうがスイッチが入った瞬間いつでも逆転出来るのである。




ちなみに哲也を知ってる人ならば麻雀をしてて運がない人間を近藤だな、とイジったりする事が稀にあったりするが基本的にそういう人は本格的に 悲惨な事になってる場合が多い。



余談だが某麻雀漫画の総理大臣の代名詞、
ライジング・サン (国士無双13面待ち、W役満)は国士無双なんか比にならない位難易度の高い役である。
早い段階でテンパイする奇跡が起これば断トツに上がりやすくなるが…
まぁ、夢物語だろう。



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