麻雀

登録日 :2009/10/20(火) 22:49:37
更新日 : 2017/08/14 Mon 01:42:06
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室内用ぼっち駆逐対戦ゲーム。大本は中国のカードゲームで、時代とともに麻雀へと進化を果たし世界中に飛散した。
その後日本では独自のルールが発展、定着してきた。ここではその日本特有の「立直麻雀」について解説する。

◆はじめに

咲-Saki-や福本伸行作品で麻雀を知った!でもルール解説してくれないよぉ……何やってるかわかんないよぉ……。そんな幼女は多いと思う。
そんな幼女たちのため、まずはざっくりとした概要から解説していこう。

麻雀ってどんなゲーム?一言で言えば、 複雑化したポーカー である(正確にはポーカーよりもっと近い「ラミー」というゲーム種が有りボードゲーム系専門書などでは麻雀は「ラミー系ゲーム」と分類されている)。

トランプのポーカーが4カテゴリー各13枚合計52枚+αのカードで役を作るのと同じように、3カテゴリー( 数牌 )各36枚+7カテゴリー( 字牌 )各4枚合計136枚で役を作るのだ。
物凄い膨大な数に見えるが、それぞれを分類して覚えていけば意外とすんなり覚えられる。たぶん。


◆麻雀牌の種類は?

麻雀は上記で触れた136枚の象牙・プラスチック・紙などで作られた「麻雀牌」と呼ばれるもの(一応大半の物はキューブタイルと言った所か)でプレイする。
数自体はたくさんあるが、ひとつひとつ順番に覚えよう。
中国で生まれたものなので読みが日本語に馴染みのないものばかりであるが、頭の中ではなんて呼ぼうが関係ない。

<数牌>

3カテゴリー各36枚。おそらく最も目にする機会の多い麻雀牌。でかでかと◎がひとつ鎮座してたり鳥っぽいのが書かれてたり一とか二とかの数字が書かれているもの。
萬子(マンズ)筒子(ピンズ)、索子(ソーズ)の3種類があり、それぞれに「1~9」までの数字が割り振られたものが4つずつ。
つまり、ゲームが始まれば、その台の上には「萬子の2」は必ず4つ存在することになる。
ルールによって「5」の牌だけ一個赤い牌が混ざることがある。

 ● 萬子
  こんなのが麻雀牌の上に書いてある。萬子の2なら二萬、3なら三萬といった具合。字体がちょっと崩れているものもあるがひと目で分かるだろう。

 ● 筒子
  麻雀牌の上に◯が書かれている。この数が数字を表す。これもひと目で分かるだろう。ちなみに動物のお医者さんの主人公家では筒子の7はだんごと呼ばれているとか。

 ● 索子
  緑色の棒状の何かがたくさん。初心者が「これなんだっけ」になるのはおそらくこれ。緑の棒は竹を意味しており、これが書かれている数が数字を表す。
  なぜか索子の1は鳥。また、1・5・7・9は緑だけではなく 赤い竹 も混じっている。これが後々役を覚える際に面倒になる。

<字牌>

7カテゴリー各4枚。その名の通り文字しか書いてない。大きく分けて2種類ある。また、これもそれぞれ4枚ずつ存在する。
どちらの種類も特殊な役割を持つ状況があり、地味に初心者泣かせかもしれない。
 ● 風牌
  東南西北がそれぞれ書かれたもの。ちなみにトン・ナン・シャー・ペイと読む。
  なんで東西南北って馴染みのある順番で書かないの?と言われれば、これは麻雀プレイの順番であるから。
  この風牌も役に絡んでくるものなのだが、その説明は後ほど。

 ● 三元牌
  白・發・中がそれぞれ書かれたもの。ハク・ハツ・チュンと読む。
  白は麻雀牌の上に何も書かれていない。本当に真っ白。手抜きでも不良品でもない。また、發は緑色で書かれている、ここのちのち重要。
  この三元牌は同じ種類を3枚集めるだけでひとつの役を作れるスグレモノ。


以上の麻雀牌をテーブルに載せてゲームは始まる。ひとつでも欠けたらプレイできないので無くさないようにしよう。


◆簡単なルールとゲームの進め方

麻雀は4人でテーブルを囲み行うゲームである。
はじめに全員にそれぞれ13枚の手札(手牌)を裏側で配り、残りの麻雀牌を裏側にして山札(山)を作る。
自分の番がくるたびに山から1枚引き、手牌と引いた牌を見比べていらないものを1枚捨てる。
 ※一番初めに「山から引いて、捨てる」をする人を親と呼び、残りの3人を子と呼ぶ。
 ※山札から1枚引くことを「ツモ」と呼ぶ。また、捨て牌は個々人でまとめて置く。別の人のと混ざらないよう注意。
親には東風、残りの子には南・西・北の「風(=方角)」が割り当てられる。
 ※自分の席から見て左を上家(カミチャ)、真ん前を対面(トイメン)、右を下家(シモチャ)と呼ぶ。これはあくまで自分から見た場合なので、自分の右に座る人から見た自分は上家である。
東→南→西→北→東の順で行動を起こす。この時、東の右に座る人は南、南の右側に座る人は西になるように座ろう。自分が西の場合、南が上家になる。
自分の番が来たら、まず山から1枚ツモ。リーチ・ツモアガリの宣言はここ。その後、自分の手牌とツモった1枚を加味し、どれか1枚を捨てる。捨てた際になんの宣言もなければ下家の番になる。
 ※自分が捨て牌をした際、他プレイヤーから「ポン」「チー」「カン」「ロン」の宣言がされる場合がある。これらの宣言をされたら、捨て牌を宣言した人に渡そう。
 ※同様に他プレイヤーが捨て牌をした際、「自分の手牌でそれを加えれば刻子になる時」にポンを、「自分の手牌でそれを加えれば順子になる時」にチーを、「それを加えれば役が完成する時」ロンを宣言することができる。
  ただし、チーは上家が捨て牌をした場合のみ。ロンはあくまで役が完成する場合のみ。
山を引ききる、または誰かが和了るまでこれを繰り返す。これがワンセット。このワンセットを局と呼び、一局、二局と推移していく。
 ※親(東)のみが点数を得た場合、または誰も点数を得られなかった場合、連荘(レンチャン)と呼ばれるボーナスステージに突入する。もう一度同じ風で同局を繰り返す。親にとっては点数を稼ぐチャンス!
試合形式はメジャーなものでは、局を4回繰り返す東風戦、それをもう一度繰り返す東南戦の2つがある。

局終了時に親が点数を得られず、子が点数を得た場合、全員の風が右にずれ(自分が南だった場合、東に)、次の局に進む。下記ノーテン罰符も参照。

ゲーム開始時にサイコロを使う。用意しておこう。

◆手牌の完成形

複雑ポーカーである麻雀には、当然役と呼ばれる完成形がある。しかし、それを解説する前に役を作るためのかたちを説明したい。
麻雀ははじめに13枚の牌が配られ、1枚山札(単に山と呼ぶ)から引いて(ツモ)は河と呼ばれる場に捨てるを繰り返して手札を交換していくゲーム。
最終的に「条件の揃った13枚」に「役の完成ができる14枚目」を引き当てることで初めて役が完成する。
そして、役の基本形は「雀頭(ジャントウ)」がひとつ、「順子(シュンツ)」または「刻子(コーツ)」が合計4つである。これを覚えないと役も覚えられないのでもうちょっと頑張ろう。

 ● 雀頭
  同じ麻雀牌を2枚集めたもの。「萬子の3が2枚」「風牌の南が2枚」といった感じ。

 ● 順子
  数牌の内、同じ種類の数牌を順番に3つ並べたもの。「索子の456」「筒子の789」など。
  「萬子の912」のようにくりこしはできない。当然「筒子の913」のようなめちゃくちゃも出来ない。順番を作れないため、字牌も使えない。

 ● 刻子
  同じ麻雀牌を3枚集めたもの。「索子の555」「三元牌の中中中」とか。
  ●槓子(カンツ)
   刻子のひとつだが、これは同じ麻雀牌を4枚集めたもの。基本的に刻子と同じと扱われるが特殊な動きがあるため後述。咲ちゃんの必殺技。

順子と刻子の3枚一組はメンツと呼ばれる。メンツが揃った、と耳にすることもあるだろうがこれが語源。
アガリ(和了と書かれることが多い)はこれらを組み合わせて行われる。雀頭・刻子・刻子・刻子・順子でもいいし雀頭・刻子・刻子・順子・順子でもいい。雀頭は必須。
この制約の中、さらなる制約をクリアしたものが役である。


◆少し複雑なルールや覚えておきたい用語

 ●山・手牌
  カードゲームでいうところの山札と手札。どちらも裏側でプレイする。自分の手牌は当然自分だけが見ることができる。
  山はゲーム開始時69枚。手牌は13枚。

 ●ポン/チー
  他プレイヤーがそれを加えれば刻子/順子を作れる牌を捨てた時宣言できる。手牌の2枚と捨てられた1枚を自分の手牌の右側に表側で公開し続ける。また、ポン/チーで作られたメンツは入れ替えたり出来ない。
  ポンは誰からでもできるが、チーは上家からしか出来ない。

 ●鳴く/フーロ
  ポン、チーのこと。鳴いてできたメンツは手牌から外して自分から見てテーブルの右側に揃えて公開し続ける。ただし、よけられていても手牌として扱う。
  また、鳴いてできたメンツは固定され、加槓以外の牌の入れ替えは出来ない。カンはミンカンの場合のみ鳴いたとして扱われる。

 ●槓(カン)
  同じ麻雀牌を4枚集めたもの。宣言しないとカンとして認められない。自分の手牌のみを使ってカンした場合暗槓(アンカン)、他人の捨て牌をポンの要領でカンした場合明槓(ミンカン)と呼ばれる。
  これを行うと特殊な挙動が起きる。
  カンの宣言→カンした4枚を手牌からよける→1枚足りなくなった分の手牌を王牌の補充ゾーンから1枚補充する。
  その後、暗槓の場合ドラの隣の牌をひっくり返してドラに追加する(その下の麻雀牌もドラになる)。明槓の場合捨て牌をしてからドラの隣の麻雀牌をひっくり返してドラに追加する。
  本来1枚ずつのドラ・裏ドラが2枚ずつになる。
  また、同一人物以外が4回目のカンをした時ゲームを終了し、そのゲームを流局とする。
  カンが行われると海底牌が王牌の1枚として扱われ、海底牌の直前の牌が海底牌として新たに扱われる(王牌は何が起きても14枚を崩すことはない)。
  また、カンはその局中4回まで。
  王牌から補充する牌を嶺上牌(リンシャンハイ)と呼ぶ。嶺上牌で役を完成させた場合、さらに嶺上開花の役がつくが無理ゲー。

 ●加槓(カカン)
  すでにポンで出来ているメンツにツモした同じ牌を加えて明槓にする。その後、明槓と同じ挙動を行う。

 ●王牌
  麻雀をプレイする直前、4人の手牌13枚と山をつくるが、それとは別にこの7枚を2段に重ねた14枚の王牌を作らなくてはいけない。
  王牌はツモが出来ない山で、この山に含まれた牌はゲーム終了後までゲームに参加することはない。

 ●ドラ
  王牌の上段のうち海底牌から3番目にある牌に関連するルール。この牌は表側で公開し、だれでも確認できる状態でゲームが始まる。この牌が「萬子の4」であった場合、「萬子の5」を絡めた役に1ハンのボーナスが付く。
  字牌の場合は東→南→西→北→東とドラを見る。三元牌は白→發→中→白。
  また、ドラの真下の牌を裏ドラと呼び、リーチで和了った場合にこれを確認してドラと同じように計算する。
  赤い牌の混ざるルールではこれも赤ドラとして同様に計算する。

 ●海底/河底
  王牌の一つ手前、最後にツモすることができる牌を海底(ハイテイ)牌と呼ぶ。また、この海底牌を引いたプレイヤーが捨てた牌を河底と呼ぶ。
  海底牌・河底牌で役を完成させた場合、さらに海底摸月・河底撈魚の役がつく。稀によくある。

 ●流局
  誰も和了らずに海底牌を捨てた時、1巡目に全員が風牌を捨てた時、同一人物以外が4回目のカンを宣言した時に起きる。その局をノーゲームとしてやり直す。
  ただし、親が点数を得られず、子が点数を得た場合、流局しても次の局に進む。

 ●テンパイ/ノーテン
  14枚で完成する役の内13枚がすでに手牌に揃っており、残り1枚をツモするか誰かが捨てるのを待つ状態をテンパイという。逆になんにもなっていない場合ノーテンという。

 ●フリテン
  「ロン」はテンパイした状態で誰かが当たり牌を捨てた時に宣言できるが、ある特定の条件を満たしてしまうとこれを宣言できなくなる。ツモした場合は問題なく和了れる。
  1つ目が、自分がその待ち牌をすでに捨ててしまっている場合。現在「東」を待っているが、テンパイに至るまでに1枚捨てている時など。俗に現物と言われる。
  2つ目が、待ち牌が数種類ある場合、その内の1枚でも自分が捨ててしまっている時。「萬子の5か8」を待っているが、すでに5を捨ててしまっているなど。待ち牌が多いほどフリテンも起こりやすくなるため自分の捨て牌は良く考えよう。
  3つ目が、同じ順の内に捨て牌されたもの。「東」を待っているが、下家が捨てたのを見逃してしまった。この時点でフリテンが発生し、次に自分が牌を捨てるまでロンできない。

 ●ノーテン罰符(バップ)
  流局した時、全員にテンパイ・ノーテンの確認を取る。この時ノーテンだと、テンパイしている人に点数を支払わなければならない。
  その合計点は3000点と決まっていて、ひとりだけテンパイなら全員から1000点ずつ、ふたりテンパイならそれぞれがノーテンのプレイヤーから1500点ずつ、3人テンパイならノーテンがそれぞれに1000点といった具合。
  全員がノーテンなら何も起こらない。

 ●翻(ハン/ファン)
  役にはそれぞれハンと呼ばれる得点がついていて、これがその役の難しさの指標になる。このハンが高いほど上がった時の点数も高くなる。ハン自体は役ではないので注意。
  ドラ・裏ドラ(たまに赤ドラ)を使用して役を作るとそれぞれ1ハンがつく。
  これらのハンに場ゾロ2ハンを足したものが最終的なハン数である

 ●符(フ)
  アガリ、その方法、メンツ・雀頭・待ちの形といった要素で決まる得点計算のもう一つの基準。
  これらを全て足して切り上げて下一桁0として数える。
  役のうち平和と七対子のみ苻数が固定されている。  

 ●和了(アガリ)
  テンパイした13枚の手牌にツモ・ロンした1枚を加えた状態。手牌を倒して全員にドヤ顔で公開しよう。
  麻雀には 役がないと和了れない というルールが存在する。ただ漫然と雀頭と刻子順子を集めただけでは和了れない。
  役がない状態のテンパイを形式テンパイと呼ぶ。ノーテン罰符だけでも稼ぎたいなら使ってもいいが、得られても3000点。

 ●門前(メンゼン)
  鳴いていない状態。門前であるかどうかは役に密接に関係するため覚えておこう。

 ●単騎待ち/両面待ち/その他
  単騎待ちはテンパイして雀頭を作る特定の1牌のみを待っている状態。
  残りの面子を鳴いて晒している時を裸単騎、場の捨て牌にすでに二枚出てる時の単騎を地獄待ちと言う。
  両面待ちはテンパイして順子が完成するどちらか1枚を待っている状態(萬子の34を持っている時、2と5の両面待ち)。
  ちなみにこの二つを両立している場合をノベタンという。
  その他、8面待ちだの13面待ちなんてのも存在するが、役に関係するのは両面待ち程度。最もポピュラーな役である平和に関係してくるため覚えておこう。

 ●暗刻(アンコウ)
  ポンなどで公開していない、自分の手牌の刻子。

 ●対子
  同じ牌を2枚集めた状態のこと。ここから刻子にするもよし、雀頭にするもよし。


◆役

 ポーカーと同じく、特定の牌を集めた時に役ができる。その中でもハンの大小があり、1・2・3・6ハンのものがある。また、それとは別についたハンを無視して計算を行う役満というものも存在する。
 役同士は重複する。例として、「立直」「門前清自摸和」「一発」「平和」の場合1ハンが4つで4ハン、ドラがあれば更に1ハン、裏ドラもあれば合計6ハンの役になる。
 役には大きく分けて状況や行為で役が成立するもの、手牌の形で成立するものがある。
 また、ポン、チーをすると消滅する役もある。
 消滅しない場合もハン数が落ちることが多い。これを喰い下がりと言う。
 鳴くときは役を想定して慎重に。

<状況や行為で成立するもの>


1ハン

立直
 リーチと読む。鳴かずにテンパイの状態になった時に点棒1000点を担保に宣言できる。なんの役も満たしていなくてもこれを宣言するだけでリーチの役がつくため和了ることができる。
 詳しくは項目で。この役が立直麻雀と呼ばれる所以で、中国麻雀には存在しない。

●門前清自摸和
 メンゼンチンツモと読む。単にツモとも。自分が鳴かずに、自前のドロー力で完成形にした時この役がつく。リーチと組み合わせる場面も多い。

●一発
 イッパツ。リーチを宣言したあと、次の自分の牌を捨てる順番までにロンまたはツモした場合につく役。ただし、間に誰かが鳴くとこの役は消滅する。

●ダブルリーチ
 親の場合配られた時点、子の場合最初のツモの時点で立直した場合つく役。通常のリーチも同時に宣言することになるので必然的に2ハンになる。

●海底摸月/河底撈魚
 ハイテイモーユエ、ホウテイラオユイと読む。前者は海底牌で和了った時につく役。後者は誰かが海底牌をツモし、その後捨てた牌でロン和了をした時につく役。
 衣ちゃんの必殺技だが、結構起きる。海底牌で和了れなかった時、捨てた牌に誰かがロンされた場合1ハンがついてしまい大変なダメージになるので最後に捨てるものはよく選ぼう。

●嶺上開花
 リンシャンカイホウ。自分がカンをした時、ツモしたリンシャン牌で和了った場合につく役。
 咲ちゃんの必殺技だが、限られたリンシャン牌から1枚を引き当てる強運がなければ成立しない。できればラッキー。

2ハン

●混老頭
 ホンロウトウ。字牌+1か9の数牌のみで構成されている時につく役。対々和か七対子が同時に完成する。

<手牌の形で成立するもの>

1ハン

●役牌
 ヤクハイ。三元牌、または自分の風と同じ風牌を刻子にした時につく役。

平和


●槍槓
 チャンカン。他プレイヤーが加槓した時、その牌が自分の和了牌出会った時に完成する。


2ハン


●三暗刻
 サンアンコウ。暗刻を3つ作る。トイトイホーと複合することもある。

三色同順
 同じ数字の順子を萬子・筒子・索子でそれぞれ作った役。萬子・筒子・索子の345など。鳴くと1ハンになってしまう。

三色同刻
 同じ数字の刻子を萬子・筒子・索子でそれぞれ作った役。三色同順と違い鳴いてもおk。

●小三元
 白・發・中のうち2種類を刻子、残り1種類を雀頭にする。役牌が2つあるので4ハンの役になる。

●チャンタ
 使われている数牌に全て1か9が関わっており、かつ字牌がある。鳴くと1ハンになる。

●一気通貫
 イッキツウカン。同じ種類の数牌で123・456・789の順子を作る。鳴くと1ハンになる。

●三槓子
 サンカンツ。その名の通り槓子を3つ作る。鳴いても大丈夫。本当に2ハンかと思うくらいでない。

3ハン

●ジュンチャン
 全てのメンツ・雀頭に1か9が関わる。チャンタのレベルアップバージョンといったところ。鳴くと2ハンになる。

●二盃口
 リャンペーコー。一盃口の発展型。同じ順子を2つ作るまでは同じだが、更にこれをもう一つ作る。もう一つの順子は先に作った順子と数字が違っても構わない。
 萬子の345をふたつ、筒子の678をふたつ。など。

●混一色
 ホンイーソー。同じ種類の数牌と字牌で作られる。数牌は順子と刻子が入り交じっていても問題ない。鳴くと2ハンになる。
 「萬子の345・456・888と東が3と中が2」など。

6ハン

●清一色
 チンイーソー。混一色の進化形。同じ種類の数牌のみで作られる。鳴くと5ハンになる。

役満
13ハンになる。ドラがいくつ乗っていても点数は同じ。ただし、役満も一般の役と同じ単に13ハンの役として扱うルールもある。
また、鳴くと無効になるものもある。
●四暗刻
 スーアンコウ。その名の通り暗刻を4つ作る。注意として、ロンした捨て牌で雀頭を作る場合は問題ないが、刻子を作る場合は三暗刻になる。
 これは、あくまで暗刻はツモで作られるものだからである。

●四槓子
 スーカンツ。四暗刻と同じく槓子を4つ作るのだが、大概は3回カンした時点で他プレイヤーが阻止しようと4回目のカンをしてしまう。4回のカンで流局となるため成立が非常に難しい。
 鳴いても大丈夫。加槓もおk。できるものならな!

●大三元
 ダイサンゲン。三元牌それぞれを刻子にする小三元の究極体。ポン、チー、ミンカン自由なので出るときは驚くほど簡単に出る。

●大四喜/小四喜(四喜和)
 ダイスーシー、ショウスーシー。ふたつまとめてスーシーホーとも。
 どちらも風牌を使う。大四喜は風牌で刻子を4つ作る。小四喜は風牌で刻子を3つ作り、残った方角で雀頭を作る。

●字一色
 ツーイーソー。読んでそのまま、字牌のみで完成させる。必然的に刻子のみになる。

●清老頭
 チンロートー。混老頭の強化版。手牌全てが1と9で構成されている。特性上、刻子のみになる。

●緑一色
 リュウイーソー。索子の2・3・4・6・8のみで構成されている。なぜこんな飛び飛び?画像検索していただきたい、1・5・7・9には 赤い竹 が混じっているのだ。
 例として「索子の222 234 666 888 33」の形などがある。この役で順子を作る場合、「234」以外は作れないので注意。

九連宝燈
 チュウレンポウトウ。別名天衣無縫。同じ種類の数牌の1と9を3枚ずつ、2~8を1枚ずつ、どれか1枚で完成する。完成形になってんのかこれと思うかもしれないが、実はなっている。
 最後の1枚を7とすると、「111 234 567 789 99」となる。
 この役は鳴くと消滅してしまう。また、待ち牌が多くなる傾向にあるのでフリテンが発生しやすい。出した人がいたら拍手しよう。 

<特別な役>

●七対子
 完成形ではない形。対子を7つ集める(手牌が対子だらけになる)。同種の対子(カンが出来る状態)は認められない。役の特性上、鳴くことは出来ない。
 2ハンの役になる。

国士無双
 コクシムソウ。おそらく名前だけ知ってる第一位である。七対子と同じく完成形ではない形をとる。役満になる。
 萬子・筒子・索子の1と9を1枚ずつ、風牌を1枚ずつ、三元牌を1枚ずつ、最後にこの内の1枚と同じもの。
 国士無双十三面待ちなんて状況も起こったりする。ただし、これを作ろうとして失敗すると形式テンパイにすらもっていけないようなハイリスクハイリターン。

●天和/地和
 テンホー、チーホー。前者は親が配られた時点で完成形ができている時に、後者は配られた時点でテンパイして、最初のツモで完成した時に出来る役。
 雀頭+順子/刻子×4さえ守られていれば成立するが、いかさまなしで完成するのは不可能に近い。また、地和のみツモより前に誰かが鳴くと無効になる。どちらも役満。


追記修正委任。

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