空間支配能力

登録日 :2010/11/28(日) 01:55:55
更新日 : 2017/05/23 Tue 08:06:10
所要時間 :約 4 分で読めます




かの石川賢は言った――「人は誰でも自分の中に宇宙を持っている」

それがどういう事かはわからないが、少しでもそれを表現しようと思った――その結果生まれたのがこの能力である。
この能力は漫画作品『虚無戦記』に登場する数々の超能力の、いわば完成形。この能力あるいは同等の力を持つ事がイシカワ式強キャラの第一歩である。

作品内では標準的能力なので、この能力を持たない者は戦闘に参加する事すらできない有様。
たとえ無限の広さを持つ宇宙で体ができていて、物理的に空間を食べることができても全くの無力である。
その程度はチャチなオモチャ扱い。

概要としては、その名の如く空間(「領域」と思っても差し支えない)を支配する能力であり、支配した空間の中ではほぼ何でもできる。
「自分の宇宙を確立する」などと言われる事も。

メジャーな作品で例えるなら空間宝具とか固有結界、パーソナルリアリティ、小宇宙などの親戚さん。
いろんな作品で割と良く見るタイプの能力だが、実例が半端ない所が石川的。

原理は進化が行き着いた「生態」で、人間が息をするのと同じように常に空間を支配する。
とは言っても普段支配している空間は身の回り数m程度だと推測され、戦闘時になると個々の像(ビジョン)を持って展開される。
その形は例えば美勒王なら巨大な仏の形で、虎空王なら巨大な虎の顔。

「ほぼ何でもあり」なんて身も蓋もない能力で物語が進められるのかだって?
ご心配なく、この能力は同じ力を持っていれば圧倒的な領域差がない限りは対抗できるし、
支配領域が拮抗する場合は空間の像(ビジョン)同士で肉弾戦をする。
大切なのはあくまで空間内ではなく外の方なのだ。

逆に、支配できる領域に差があると
「ここは俺の空間だ!」→「なに寝ぼけた事言ってんの?これは俺の空間だよ」
となって負けてしまう。つまりはどれだけ広い空間を支配できるかが勝負の鍵。

「ほぼ何でもあり」なだけに空間や物質、果ては時間や運命までもが意のまま。その力の前では人間などは煮ようが焼こうが自由自在と説明されている。

実例が凄いから個性的と書いたので、支配の実例を一部紹介。

  • 「オラァ!このブラックホールを食らえ!」→直撃、超重力空間に引きずり込まれる→しかし「ハイ残念でしたー」とブラックホールを逆に喰う
  • 「おまえなど赤子の姿で充分」とただの嫌味で姿を化物から赤ん坊に変える
  • 攻撃→反射
  • 2人の敵に「死ねえ!」と襲われた→敵1「ああ、俺は何という事を……許してくれ」と攻撃をやめて心から謝罪、敵2は「あぶー あぶぶー」と幼児退行
  • 相手の「心の中の憎悪」を化け物として実体化して喰い殺させる
  • 魂を吸収する
  • 「宇宙広すぎてどこにいるか解んないけど○○の所へ行きたい」→気付いたら空間を割って○○の所へ
  • あの爆風浴びたら死ぬ→自分でもよくわからないけどいつの間にか爆風を吸収して自分の力に
  • なにがあろうが一瞬で再生する
  • 完全な無から再生する奴を完全に消滅させる
  • 空間を振動させて宇宙を粉砕
……などと枚挙に暇がない。

便利な物で、能力を使う事・能力で効果を起こす事には意思が必要なくオートでどんな事にも対応してくれる。
ありがたやありがたや。

シンプル故に生半可な能力は通用しない、能力バトル物の王道を行く能力と言えるだろう。


「きさまわしの建てた項目まで編集できるのか!」
「ふざけるな!このWikiは私の物だ、きさまらのような物が編集できる項目ではないわ!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/