ハネクリボー

登録日:2011/02/23(水) 23:41:54
更新日:2024/04/09 Tue 23:12:37
所要時間:約 4 分で読めます





効果モンスター
星1/光属性/天使族
攻 300/守 200
(1):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このターン、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。


遊戯王GX・漫画版遊戯王GXにおける精霊の1体であり、遊城十代の相棒のカード。

アニメでは武藤遊戯、漫画版では響紅葉のカードだが、十代に受け継がれどちらも十代にとって大切な相棒である。

【使用方法】
いろいろアクの強いカードであり、
プレイヤーへの戦闘ダメージを0にする効果は自分のモンスターが戦闘で破壊されるのを防ぐことはできず、
さらに効果の発動タイミングがダメージ計算後なので貫通ダメージを防ぐ事は出来ない。
そもそも相手がこのカードを攻撃するとは限らない訳で……







だが、「進化する翼」「バーサーカークラッシュ」の2枚の専用サポートに加え、「オネスト」「光子化」にまで対応している点は心強い。

ぶっちゃけ守備型モンスターというよりはカウンター型の超攻撃型カード。

攻撃表示のこのモンスターを相手は下手に殴ることができない。
殴って何が起きても責任は取りませんよ


☆進化する翼
速攻魔法
自分フィールド上に存在する「ハネクリボー」1体と手札2枚を墓地に送る。
「ハネクリボー Lv10」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。

☆ハネクリボー Lv10
光属性 天使族
☆10/ATK300/DEF200
このカードは通常召喚できない。「進化する翼」の効果でのみ特殊召喚できる。
相手のバトルフェイズ時、このカードをリリースして、相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分の合計分のダメージを相手ライフに与える。


ハネクリボーが進化した姿で、『Lv』と書いてあるがレベルアップモンスターではない。レベルダウンは可能。
効果は聖なるバリア ミラーフォースの上位版で非常に強力に思われるが、召喚条件が厳しいのが難点。

「ハネクリボー」は「クリボーを呼ぶ笛」の効果で容易に特殊召喚できるが、
結果的に4枚ものアドバンテージを失うので、立て直しが難しくなってくる。

このカードで一気に勝負を決めていきたい。

また、「クリボーを呼ぶ笛」で壁として呼べば、自身の効果のおかげで1ターンは凌げる。(多分)


☆ハネクリボー Lv9
光属性 天使族
☆9/ATK?/DEF?
チェーンが発生した時、自分の手札からこのカードを特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いに発動した魔法カードは墓地へ送られずゲームから除外する。
このカードの攻撃力・守備力は相手の墓地に存在する魔法カードの数×500ポイントになる。
「ハネクリボー LV9」は、自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。



その後、初出から実に9年という歳月を経て「ハネクリボー」を指定するカードが登場。
これによりテーマ「ハネクリボー」が誕生した。


☆賢者の石-サバティエル
通常魔法
(1):自分の墓地に「ハネクリボー」モンスターが存在する場合、LPを半分払って発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「賢者の石-サバティエル」3枚を除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力分アップする。


融合召喚とハネクリボーを結びつける明確な目的が生まれ、
HEROデッキにハネクリボーを入れる行為が単なる「十代ごっこ」以上の意味を持つことになった。十代ファンには嬉しい限りである。
融合賢者とか魔神王でいい? ボンドとかダークコーリングもサーチさせろ? それは言うな。

なおダーク・コーリングこそサーチできないが、ダーク・フュージョンは問題なくサーチでき、
さらにハネクリボー自体、笛によるリクルートでのアドバンス召喚用のリリース元や
光属性なのでカオスの素材など【E-HERO】とは実はわりと相性は良い。

サバティエルの②の効果もヘル・ゲイナーの二回攻撃でより生かせるので、
ハネクリボー内蔵【E-HERO】を作ってみても面白いだろう。


☆ハネクリボー Lv6
光属性 天使族
☆6/ATK300/DEF200
このカード名はルール上「E・HERO」カード、「フェイバリット」カードとしても扱う。
このカードは通常召喚できない。
「ハネクリボー LV6」は1ターンに1度、自分の手札・フィールド(表側表示)・墓地の、「E・HERO」融合モンスターか「ハネクリボー」1体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、または相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時、このカードをリリースして発動できる。そのモンスター1体を破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。




【アニメでの活躍】
上記の通り遊戯から受け継いだカード 。
初期は十代のピンチに壁になったり、LV10となり敵を倒したりと活躍は多かった。

が、ネオスペーシアンが加入してから一気に空気と化し、
三期以降にてデュエルと関係ない所で活躍したりはしたが、やっぱりデュエルで出る事はほとんどなかった。

きわめつけにGXの実質的ラスボスダークネス戦ではネオスとユベルを超融合し、
ネオス・ワイズマンにするための手札コストにされている。
遊戯との最終デュエルではドローされて終わった。


【漫画版】
紅葉がジュニア大会での優勝の際、ペガサス・J・クロフォードによって直接手渡された。

後に紅葉によって渡され、十代の相棒となる。

こちらはアニメと違ってかなり待遇がよく、度々LV10等の別形態に進化してフィニッシャーとなったり、
最終決戦でも勝敗を左右するキーカードになるなど、アニメでの空気っぷりが嘘のように大活躍している。

更に精霊としては闇遊戯がファラオとして現役だった時代からの存在であり、元々は「白き羽の精霊(カー)」と呼ばれる白い色をした精霊で、
罪人の心臓を取り込む能力を持っていたが、深すぎる心の闇を取り込み、黒く変色した。
物語終盤にて、取り込んだ心臓を奪い返されたことで再び白くなり、「ハネクリボー…。色が…白い?」と驚かれていた。

このように、漫画版においてはデュエルでの活躍もさることながら、
ストーリー上においても、遊城十代というキャラクターを語る上でも決して欠かす事の出来ない存在として描かれており、
某wikiにおいては『アニメ三期のハネクリボーに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらい存在感のあるハネクリボーがいる』
『というか彼無しには物語が成立しないほど重要な存在』とまで書かれている。


ちなみに十代の声優を務めたKENN氏は、十代への思い入れか単純に好きなのか、
自分で遊戯王のデッキを組むときは必ずこのカードを一枚刺している。





ハネクリボー…お前がどんな追記・修正だろうと関係ない…

お前は最高の相棒だ

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最終更新:2024年04月09日 23:12