ネオス・ワイズマン

登録日 :2012/04/22(日) 23:35:04
更新日 : 2017/05/27 Sat 22:45:11
所要時間 :約 5 分で読めます





ネオス・ワイズマンとは遊戯王オフィシャルカードゲームに登場するモンスターの一体である。
アニメ遊戯王GXにおいて主人公遊城十代が使用した。



融合・効果モンスター
星10/光属性/魔法使い族/攻3000/守3000
「E・HERO ネオス」+「ユベル」と名のつくモンスター1体
このカードはカード効果で破壊されない。
このカードが戦闘する場合、対象モンスターの攻撃力分のダメージを
相手プレイヤーに与え、
対象モンスターの守備力分の数値を自分のライフポイントに加える。
このカードが戦闘で破壊された時、自分の墓地に存在する
「ユベル」1体をゲームから除外する事で
自分の墓地に存在する「E・HERO ネオス」1体を特殊召喚する事ができる。

高い攻撃力と破壊耐性、さらに戦闘によってダメージと回復を同時に行える強力な融合モンスター。

アニメ

遊城十代の使う融合モンスターとして登場。
ラスボス(笑)のダークネス戦にて、ユベルが触手プレイに奪われてしまい、十代が取り戻す為に超融合でこのカードを召喚した。
正しき闇の使者のネオスと、悪しき光の波動を受けたユベルが相棒をコストにして合体したことには感慨深い物がある。
ユベル自身も「ボクとネオスとがまさか融合することになるとはねぇ」と語っており、十代のピンチを救った。

最終的に倒されてしまったが、ユベルは自分を除外してネオスを復活させるよう指示。
ユベルは離れてしまったが、復活したネオスはゴッド・ネオスの素材となり、ダークネス・ネオスフィアを打ち破った。

かつては「またそいつ」呼ばわりしたネオスを十代の切り札として認めてるのかもしれない。


素材の指定は『「ユベル」と名のつくモンスター』なので、全ての形態を素材と出来る。
レアな状況だが、超融合で相手のユベルかネオスを素材に出来る可能性もある。

効果は戦闘を要求するが、破壊耐性のおかげで通しやすい。
ダメージと回復によってピンチを切り抜けることも出来るだろう。

さらにDragoon D-END同様、マテリアルゲートとのコンボは極めて強力。
自身の耐性によって自壊デメリットを無視できるので、攻撃力3000の破壊耐性モンスターを一気に3体並べることが……




………出来たらよかったのに。



ここから現実


効果モンスター 星10 光属性 魔法使い族
攻撃力 3000
守備力 3000
効果
このカードは通常召喚出来ない。
このカードは自分のフィールドにあるE・HEROネオスユベルを一体ずつ墓地に送る事で特殊召喚するが出来る。
このカードが相手モンスターと戦闘を行った場合、ダメージステップ終了時相手のモンスターの攻撃力分のダメージを与え、
相手のモンスターの守備力分のライフポイントを回復する。
このカードはカードの効果によって破壊されない。

OCGのネオス・ワイズマンは 融合モンスターではない。


融合モンスターではない。 大事な(ry

ぱっと見たところ、ネオスの蘇生効果こそ削られたものの、他の効果はおおむね再現された良調整に見えるかもしれない。
だが、そうはいかなかったのである。

ネオス・ワイズマン 自体は 非常に強力なカードであり、「攻撃力3000からの直火焼きと回復」は高い攻撃力ゆえに大きな効果を見込める。
また、戦闘破壊の必要が無いので、自爆特攻でもダメージを与えられる。

「カード破壊効果への耐性」もアニメのまま。

光属性ゆえにガチムチ天使を筆頭とした豊富な光属性サポートなど数多く存在している。


つまり、出せれば強力なのである。 出せれば

そしてこのカードを出すのは かなり難しい


理由はネオスユベル噛み合わなさ にある。


まず、ネオスは豊富なサポートを持つE・HEROの通常モンスター。
墓地からは「思い出のブランコ」やら「オーバーソウル」、手札からは古のルールなどなど、場に出すこと自体は楽勝。

ユベルは闇属性で攻撃力0のモンスター。
キラー・トマトを始めとした、豊富な闇属性サポートで出すだけならやっぱり難しくない。
ただし、第一形態は毎ターンコストを用意しなければ自壊してしまう点は注意。
第二形態以降はこのデメリットも無いが、こっちはネオス・ワイズマンのコストに出来ない。

このようにどちらも専用デッキなら呆れ返るほどに簡単に召喚できる。
しかし、ネオス・ワイズマンの召喚を狙った場合は話が別。

闇属性・悪魔族で自壊デメリットのあるユベルのサポートカード光属性の戦士族のネオスのサポート は完全に別物。
片方をサポートできるカードは山のようにあるが、 両方をサポートできるカードが存在しない。

つまり、全くシナジーの無いギミックを無理矢理一つのデッキに詰め込まなければならない。
何も考えずに【ネオスビート】にユベル、あるいは【ユベル】にネオスを突っ込めば出せるというようなカードではないのだ。

デブリ・ドラゴンでユベル蘇生→デブリにヒーロー・マスクでネオスに名前を変える』とか
デュアルで「魔族召喚師」を使う』等の手段もあるが、どちらも間接的で、デッキスペースを圧迫する。

しかも、ネオスもユベルどちらも最上級モンスター。
出しやすいと言ってもあくまでサポートありきの話であり、下手すると素材すら召喚できずに敗北しかねない。

仮にうまく2体を並べられても、肝心のネオス・ワイズマンが引けなければどうしようもない。
E・HEROもないのでサーチ手段に乏しく、引いても場にネオスとユベルを出せるまでは完全な死に札。

このように、素材だけでなくネオス・ワイズマン自身も事故要員というどうしようもなさ。
せめてユニオン合体みたいなら何とかなったろうに……

完全に「ネオス」の関連カードだが、HEROとは付かない為にHERO専用のサポートは受けられない。
HEROの豊富なサーチが使えればまだ戦えただろうに……


とはいえ、この非常に厳しい条件をクリアして召喚できれば大活躍……… すらも怪しくなってきた。

「破壊されない」耐性は、当初はともかく現在では過信できる物ではない。
除外バウンスコントロール奪取、果てはORU化などなどなど……
最近では破壊以外の除去が蔓延しているのだ。

魔法使い族サポートのトーラでフォローしたり、「拡散する波動」で一気に勝負を決めたいところだが、
素材同士でもシナジー薄いのに、さらに無関係の魔法使い族サポートとか無茶である。
現実的にはネオスとオネストを共有するのがせいぜいだろう。
もうちょっと召喚条件が軽ければ、何とか出来たかもしれないが……

いっそのことファントム・オブ・カオスでのコピー要因に徹したほうが活躍しやすいかもしれない
コピーがエンドフェイズまでと戦闘ダメージ無効とはいえ効果ダメージと回復は使用でき使いきりとしては性能は中々。


この通り、効果そのものの再現度はかなり高いのだが、 融合モンスターで無くなった ことがどこまでも足を引っ張るカード。
なんでこんな調整をされたかと言うと『「チェーン・マテリアル」と「フュージョン・ゲート」のコンボがヤバ過ぎたから』という説が有力。
決まれば攻撃力3000の破壊耐性持ちが一気に3体並ぶのは強力すぎて仕方なかったのだろう…… 最後のDは許されたのに
エクシーズの登場した今なら、3体出してグスタフオラァ!とさらに恐ろしいことが出来てしまった。

でもやっぱりユニオンモンスターと同じ調整でよかったと思う。


韓国版ではPREMIUM PACKで登場したが、枠の色が紫(融合モンスター)になっているエラーがある。
種族や属性、レベルが違うなど細かいエラーは他のカードにもちょくちょく存在するが、非常に目立つ枠の色が違うのは珍しい。
このおかげで、普段はコレクターから人気のない韓国版が少しだけ話題になった。

もちろんエラーカードなので、エクストラデッキに入れることはできない。そもそもエクストラデッキから特殊召喚できない。
というかむしろなんでこっちにしなかったコンマイ




追記・修正はこのカードと拡散する波動のコンボを決めたプレイヤーにお願いします。
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