SF編(LIVE A LIVE)

登録日 :2010/12/13(月) 22:43:51
更新日 : 2017/06/16 Fri 23:34:37
所要時間 :約 7 分で読めます




LIVE A LIVEのシナリオの一つ。キャラクターデザインは「巴がいく!」「BASARA」「7SEEDS」の田村由美。
田村本人によるコミカライズ化(本編の前日談)や入間人間によるライトノベル化(本編の別視点)もされている。

宇宙空間を航行する輸送船コギトエルゴスム号の中で造られた学習機能つきロボット、キューブ。
クルー達との心温まる交流や、宇宙船内での様々な未来体験をキューブの目を通してプレイヤーが体感する。
元ネタは恐らく「2001年宇宙の旅」や「エイリアン」。

また、ゲーム中ゲームも搭載されており、詰将棋的なチェッカーバトルの数々にチャレンジすることができる。

●主人公
  • キューブ
SF編の主人公。カトゥーが前々から製作していた作業機械。製作者であるカトゥーの様に眼鏡と帽子を身に付けている。
丸くて可愛いが、ボス戦及び最終編で明らかになる能力は作業機械のソレじゃない可愛くなさ。
近未来編のタロイモと同じロボットなので、近未来編から兵装を持ち越せばキューブも使用可能。
ローキックが最強技な彼よりも、サポート要員として活躍する。ちなみにHPは強化パーツで伸ばせる。

はじめに言った通り作業機械なのだが、医療装置のハイスピードオペはともかくとして、
明らかに兵器のマインドハックやスピンドライブ、メーザーカノンなど何積んでるんだカトゥー。
自衛用とも召喚される時の副産物ともハッキング合戦を構成する一ピースにすぎないともいろいろ推測されているが、本当のところはわからない。

◆使用技
  • ハイスピードオペ
H/超高速手術。自分の周囲8マス、そして指定したマスを中心とした3×3マスにいる味方全員のHPを回復し、石化・マヒ・手かため・足かためを治療する。
また、反撃技として発動し自分やその時に周囲にいた味方キャラのHPを回復するといった現象も起こる。
  • アップグレード
U/性能向上。自分または周囲1マスいる味方キャラを指定して使用する。HPをわずかに回復して、力・速・体・知を上昇させることがある。
安全を確保したり反撃技狙いの時に積んでおくと、マインドハックあたりが強烈になってたりする。
  • マインドハック
M/精神破壊。チャフの類なのか、クラッキングの類なのか。
キューブの長所である知依存の攻撃技で、耐性がなく相手の知が低ければ眠らせることもできる。
  • アンチフィールド
A/反力場。近くの相手からの接近戦攻撃や飛び道具に対する自動反撃専用技。SF編ボス戦における回答の一つ。
  • ノイズストリーム
N/雑音嵐。バトル画面全体に小ダメージを与える。時々相手能力下とあるが、厳密には能力アップ解除的にしか機能しないらしい。
なお、隠しステータス異常を発動させる効果があり、決まるとスタビライザーがしばらくシステムリカバーを使用してこなくなったりする。
  • インフォリサーチ
I/情報調査。敵のHPを解析し、なんでか向きを変えることがある。分析の表現かLVを下げることもあり、これが発動するとうれしい。
あるボスに使うと思わぬ隠し要素が楽しめるが、撃つ位置を間違えると強烈な反撃を受けるので気を付けよう…。
  • スピンドライブ
S/超高速回転。相手を吹き飛ばす様はさながら、球体型のボディに搭載された自衛機能のよう。
速依存で威力は低めだが、解説通り吹き飛ばし能力がある。
  • メーザーカノン
M/加粒子波動砲。斜め直線上を貫通する攻撃。
溜め時間がかなり長いので他のキャラの大技に比べると実戦では非常に使いにくいが、
SF編ではボスの取り巻きを倒すか遠ざけた後にコレでとどめを狙うチャンスも作れる。

なお、技の頭文字を順に並べると 「HUMANISM」 、つまりカトゥーがキューブに求めていた 「人間性」 になる。


【コギドエルゴズムの船員たち】

  • カトゥー
メカニック担当の日系人。
自分の顔をモデルにロボットを作成したり、球体のロボットにコロ→キューブと名付けようとしたりする超センスの持ち主。
キューブには人間と同様に接し、単独行動しているときもよく心配してくれる。

  • カーク
気のいい白人のあんちゃん。趣味はゲームで好きな言葉はワープ。

  • レイチェル
通信士でカークの恋人。
カークを一途に愛している。

  • ヒューイ
おとなしく優しい船長補佐。先日船長昇格試験を受けてその結果通知を待っている。

  • ホル船長
どんな報告にも動じずに犠牲者を労ることを忘れない船長。

  • ダース伍長
ベヒーモス輸送任務のため、積荷と共に船へ乗り込んだ軍人。
コーヒーが好き。

  • ベヒーモス
軍が捕獲した新種の生命体。美しいエメラルド色の毛並みをした大型四足歩行の生物。鋭い牙を持っているが、船の地下の倉庫に入れられているため絶対安全。

  • OD-10
コギトエルゴスム号を管理するメインコンピュータに搭載された人工知能。その役割は「船内の調和を維持する」こと。
人工知能の先輩としてキューブに優しくアドバイスを授けてくれる。

※ちなみにコギトエルゴスムはラテン語で 「我思う、故に我あり」 の意。


以下ネタバレ










   *   *
 *   + 嘘です
  n √ニユ_ n
+ (ヨ([-]・[-])E)
  Y    Y  *



実際は逃げ場のない宇宙船の中で未来なのに現代と変わらないドロドロの人間関係と脱走したベヒーモスにいつ襲われるかの恐怖に震えるサバイバルシナリオです。


【実際のキャラクター】
カトゥーとカークはほとんど上記の説明通り。

  • レイチェル
カークの恋人でヤンデレ…というか 病んだ。
カークの死を認められず、彼の遺体を自分の部屋に運んだり、他人に触られるのを異常に拒んだり。

  • ヒューイ
実はレイチェルの元恋人で、今でも彼女の事を気にかけている。
だが、相手にされない上、船長試験には落ちちゃう。

  • ホル船長
なに?それは本当かね?それは…気の毒に…

なに?それは本当かね?それは…気の毒に…

  • ダース伍長
軍デレもといツンデレ。最初は誰も信頼せずあてにしていなかったが最後の最後でキューブにデレる。

※ワタナベは通信アンテナ役で出演。 親機が爆破する。


<ストーリー>

危険生物ベヒーモスの運搬をするコギトエルゴスム号。
その船員の一人カトゥーは自立して行動するロボット「キューブ」を開発する。
その後しばらくは問題なく航行していたが、突如発生した通信アンテナの不調を調査していたカークの宇宙服が故障し、カークが 死亡 する。
一気に船内の空気が重くなる中、キューブが船内のベヒーモスを閉じ込めている檻を見に行くとそこにはすでにベヒーモスの姿は無い。
その報告をしに向かおうとした直後にいきなりベヒーモスに襲われる。ちなみにこの時ベヒーモスに触れると 即ゲームオーバー
居住区に戻るとカークの死を受け入れられないレイチェルが遺体を自室に寝かせている。
カークの死をレイチェルに認めさせようとするも、レイチェルは頑なにそれを拒み部屋を飛び出す。
それをヒューイが追い掛けるがベヒーモスの手によりレイチェルは重傷を負ってしまい、彼女をかばおうとしたヒューイは 死亡 する。
レイチェルは生命維持装置に入りひとまず安静にする…




……が、何者かによって装置の電源が落とされ、レイチェルも 死亡 する。

この異常な事態に モニターごしに「それは…気の毒に…」しか言わない 船長も自室で不審な を遂げていた。
互いに疑心暗鬼に陥るカトゥーと伍長。
その後、何者かに操られたキューブの試作機に突然カトゥーが襲われる。
(ちなみにこのイベントの時に、1番最初にカトゥーが名付けようとした名前を入力することになるが、失敗すると ゲームオーバー )

試作機はOD-10を名乗る。
伍長と手分けしてメインコンピューターを止める手立てを求めて、ベヒーモス彷徨う船内を探索する。

この時閉じられた扉をバッテリー制のパワージャッキで開けていくが、
使い切った後で閉じ込められた時にセーブすると 詰む 。最初からやり直し。
また、この時に扉などの機械を調べるとOD-10からの警告文が表示される。ちょっと怖い。

船内すべての装置が掌握される中、カークのプレイしていたゲームだけはメインコンピュータから独立していることに気付く。


伍長「なめるなよ‥‥人間はな‥‥人殺しの道具を作っているばかりじゃないんだぞ‥‥!!」

ダース伍長はキューブにそこからハッキングを行い、メインコンピュータのOD-10を止めるように指示するが、
その直後にベヒーモスの襲撃を受ける。

すさまじい銃声が響き無線も途絶えてしまう中、キューブはOD-10に戦いを挑む。

+ マザーCOM戦詳細

メインコンピューターをなんとか止めると、OD-10は言う。
船内の調和を保つためには、人の醜い心が最も不要と判断したのだと。
そこにベヒーモスを倒した伍長が現れ、自らの過去を話す。

かつて自分が戦線にいたとき…
兵士の命を奪っていったのは心無き機械だった…
それ以来自分は機械を憎むようになったのだと…

過去を語った伍長はキューブにコーヒーをリクエストする。






「うん‥たしかに‥‥こいつは苦いな。でも‥今は この味が最高だな。」



【もう一つのネタバレ】
OD-10撃破後、再度自由行動が可能になるがこの時にメインコンピューターにあるパスコード二種を打ち込むと船員の審査を見ることが出来る。

これによればカトゥー以外は大体マイナス評価で、特に協調性は最悪で配置転換の必要ありと評されている。
もしかしたらOD-10はこの時から既に狂い始めていたのかもしれない。
船内の調和をとるために、OD-10という機械の心が導き出した答えは、協調性を持たない者を排除し殺害していくという歪んだものだったのだろう。





何者かが画面を通じてかたりかけてくる・・・・
ホンウィキナイニ オイテ スベテノ ツイキシュウセイハ チョウワノ トレタモノデ アラネバナラナイ。
ワタシハ ウィキナイノ チョウワヲ イジスルタメ キノウシテイル。
ヨッテ ワタシノ イシハ ゼッタイデアル。
ダレモ コレヲ ボウガイシテハ ナラナイ。
ボウガイスルモノハ
タダチニ アクキンスル。











KILL YOU・・・・

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