近未来編(LIVE A LIVE)

登録日 :2012/02/28(火) 21:45:48
更新日 : 2017/01/28 Sat 15:17:12
所要時間 :約 7 分で読めます




こんな力を持っていたら‥‥
あんたなら どう使う‥‥?
オレの場合は‥‥‥



LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「 流動 」。
キャラクターデザインは 炎の漫画家、島本和彦。

舞台は近未来(2014年頃)の日本、日暮里近辺。
暴走族クルセイダーズによる誘拐事件が多発しており、主人公アキラはこの事件に巻き込まれていくことになるが、その裏にはドス黒い計画が蠢いていた。
そして、藤兵衛が密かに保管・再起動させようとしている古代バビロニアの巨大ロボ「ブリキ大王」も物語の重要なキーとなる。
全編中唯一主題歌(歌詞つき)あり。

昭和的世代感に描かれた近未来モノをイメージしたような作風で、
マジンガーZや全日本プロレス、仮面ライダー等のアニメ・特撮等パロディネタが多分に含まれている。
多分ムトーと現代編のエイジャは別人のはず。

一見熱血系シナリオだがバックホーンは非常に暗く、サラッとトラウマ・鬱要素も幾つか…。


●主人公


  • アキラ(田所晃)
機動隊隊長だった父を失い、妹カオリと共に養護施設「チビッコハウス」で育った少年。
この頃から超能力に目覚めたが、これにより人の本音が見えすぎる為喧嘩に明け暮れるようになる。
喧嘩技だけではなく超能力による広範囲攻撃・能力低下が得意。
近未来編でも彼の超能力がゲーム進行に関わってくる。

アツい成分溢れる男だが、能力は全主人公中 最弱レベル。
知力の成長は高いがそれ以外は笑えない。その知力依存の超能力も溜め時間必須の為、瞬間火力が稼げない。
更に超能力も知力依存が殆どなのに最終編の彼の専用装備に知力補正がなかったり、超能力自体弱かったりとどうも不遇。
となると能力低下技やヒールタッチでのサポート役がメイン…なのだが、
低下技は通打や心山拳奥義で事足りてしまうことや、サポートには耐性・範囲回復が優秀なキューブも居る。
挙句の果てに最も高いダメージを叩きだせるのが初期技のローキックの為、「最強技はローキック」とか言われたりする有様。

このありさまなのでタロイモ・無法松不在時はまず地獄を見るのでさっさとタロイモ加入まで進行させた方が良い。
近未来編では範囲攻撃役として、最終面では目に見えない強みをいかしたサポート役として活躍させてあげよう的なキャラである。
「アポはねーけど‥‥用ならあるぜ!」

◆使用技
  • ローキック
「たたかう」。伸びしろの関係で瞬間火力は確かに最大になってしまう。
さらに最終編の終盤だところころムシとかピスタチオとか高相性の敵がよく出てくるのも追い風になってしまっている。慣れてくるとパスして他のキャラで殴ることも多くなるが。
  • エルボー
ローキックと同威力だが単発どまりで何時かは追い抜かれる。足技封じられたとき用。
  • マザーイメージ
精神思念で幻影を見せ、敵の戦闘意欲をなくしてLVを下げてしまう。威力自体は低いが広範囲に効果が及ぶ。
隠し効果で「相手がこちらに近づくようになり、そのくせ技を使用してこなくなる」という、状態異常ならぬ行動異常とでも言うべきかな、そんな展開を生むことがある。
当然、敵は隙をさらすことになるので地味に強力だという評価もあるらしい。噂ではラスボスを無理やり動かしたという話も。
しかし、BREAK DOWNする敵には発動しない効果なので、近未来編では人間系の敵にしか発揮できない。こまったもんである。こういうのは最終編で存分に使ってやろう。
  • スリートイメージ
精神思念で襲い来る刃のようなイメージを投影し、広範囲の敵に少ダメージを与えてそっぽ向かせる。戦闘システム上敵の数が多ければ多いほど効果的。
隠し効果が発動する相手に対しては、技制限をかけつつこちらから遠ざかるような移動…おびえたような挙動を強制させたりすることもできる。吹き飛ばしやLVダウンとのコンボが強力そう。
  • セルフヒール
知に応じて自分のHPを回復する。アイテム節約用に。
  • ヘヴンイメージ
正の思念(内部的には『善』の技分類)で画面中の敵全体を眠らせる。運がいいとLVも下げたりできるし、メカでも眠ったりするものである。ちょうど覚えた直後の雑魚戦がそんな感じ。
隠し効果が発動する相手に対しては、少しの間無防備無抵抗にして隙だらけにさせてしまうこともある…この手の技充実しすぎだろJK。
  • ヒールタッチ
触れた相手のHPを回復する。回復力は高めだがステータス治療はできないので注意。
  • ヘルイメージ
精神思念で恐ろしいイメージを放ち、範囲内の相手を攻撃して吹き飛ばす。相手のLV・力・速を下げることもできる。気のせいか相手の出番を遅らせるようでもある。
  • ホーリーゴースト
天使の反撃。周囲1マス以内かつ前方なら、手技、足技、突撃技、鋭器、鈍器、締め技、飛び道具、背後、精神属性の攻撃に対して発動できる優れもの。
  • フレームイメージ
炎の思念で相手を焼き尽くす。イメージ的にはロマサガ1の火幻術みたいなもんなのだろうか。
特に隠し効果もなく威力重視の攻撃なのだが、射程が短いのにタメが要るのでやや使いにくめである。敵の死角から狙えればいいのだが。
  • ホーリーブロウ
正の思念で強力な拳…と思わせる物理攻撃を行う。実にようわからんが、一応こちらの力/相手の体パラメータ依存である。
威力重視ならローキックのほうがよさげだが、ヘビーブロウと違って麻痺はしないが、ヘヴンイメージと同じ強力な隠し効果がある。ジェネラル相手にでも狙ってみる?
  • フリーズイメージ
氷の思念で相手に凍てつかせるような感覚が襲いかかり、ダメージに加えて麻痺と速低下の追加効果を与える。知を上げれば順当に強くなるので使いやすい方。
  • シャドウイメージ
負の思念で精神に悪影響を与えるイメージをぶつけ、相手の寿命を縮める。ごく普通のダメージ攻撃でLVをヘルイメージよりも大きく下げる。
他キャラの攻撃技に比べれば控えめな性能と言われてもしゃーないが、スリートイメージと同じ隠し効果が発動すればワンチャンあるかもしれない…まぁ、最終編序盤の火力としての仕事は保障されてるが。
  • ホーリーイメージ
正の思念で相手を無力化する。具体的には、ダメージこそ少ないが広範囲の敵に対して石化、酔い、眠り、麻痺、毒、腕かため、足かための追加効果を与え、
さらに力、速、体、知、LVを大きく下げ、隠し効果で敵を移動も攻撃もできないような無防備状態にすることがあるという、こう書くとスゲー性能の補助技。
しかし、追加効果の発動率は他のパラメータと並列して上げるのが難しめな「力」依存であることが解析で発覚している。こまったもんである!!
追加効果を狙うなら「血の魔装」などを装備したりLVアップの時に力上昇を吟味したりするか、いっそ能力低下と隠し効果に期待するのが吉。後者二つだけでもラスボス戦などでは役に立つ。

●仲間
  • 無法松
公園でたい焼き屋を営んでいる 昭和の男 。名前はケンイチ。アキラの兄貴分。
愛車はハーレー。
チビッコハウスの運営は園長の言動から彼が出資している模様。子供達からも慕われている。
時期限定で彼の店で手伝いすることによって回復アイテムをもらえる。
近未来編でのお助けキャラでもあり、アキラよりも腕っぷしに優れた彼の存在は実際頼もしい。
クルセイダーズの行動には何か思い当たる節があるようだが…。
初期装備の「ライダーブーツ」や、一部の攻撃アイテムやレベルアップで見れる溜め技モーションなどから、仮面ライダーの影響が非常に強いことがわかるキャラクター。
「通りすがりの‥‥たい焼き屋サンよ!」

◆使用技
  • イナズマアッパー
現代編でも見れた技その1。強烈なアッパーで、運がいいと相手の向きを変え隙を作れる。
  • ド根性キック
分厚いライダーブーツの底で根性の入った強烈な蹴りを見舞う。相手を吹き飛ばす攻撃。
  • 怒りの鉄拳
文字通り怒りのこもった猛鉄拳を放つ。最大4回の多段ヒット・範囲攻撃・溜め無しと、前衛向けな松の能力と相まって非常に頼りになる。
  • ヘビーブロウ
現代編でも見れた技その2。強力なブローで体の低い相手(時期的に黒フクあたり)なら麻痺させることもある。

  • タロイモ
カオリのペットである瀕死のカメ「タロキチ」を液化させ、ロボットのボディに移した姿。
名前は藤兵衛が間違えたのでタロイモ。
技は藤兵衛の開発する兵器を装備することで増設が可能。火力要員としてはアキラより頼りになる。
反撃技のうてんショートも麻痺効果があり、意外と役に立つ。
レベルアップはしないが強化パーツでHPの成長が可能。
ちなみに素材は真鍮のヤカン40個らしい。
(カオリチャン アリガト‥‥)

◆使用技 ※アイテム含
  • タロイモパンチ
テンキー表記で8,4,6,2方向への伸びるパンチ。即時発動だが密着した敵には狙いを付けられないので注意。
  • タロイモキック
テンキ―表記で7,9,1,3方向への伸びるキック。パンチとはダメージ計算式が違うらしいが、実感はしづらい。
  • のうてんショート
さまざまな属性の攻撃に対してマルチカウンターばりの有効射程で反撃する、反撃専用技。エフェクト的に漏電が相手を攻撃している?
威力は低いが射程のために発動率が高く、いつの間にかダメージを稼げる。麻痺の追加効果があるが、こちらは意識して体を上げないと発動してくれない。
  • ※ラッカーふんむ弾
藤兵衛の開発でのみ手に入る兵器アイテム「コトブキラッカー」の技。自分の周囲に有毒な噴霧をして敵にダメージを与える。確率は低いが相手を酔わせることもある。
フレームイメージと同様の難点(射程が短くタメも要る)があるので、敵の妨害や集中攻撃には注意。
  • ※ゲキレツ弾
兵器アイテム「岩石砲」で発動する。強烈な岩を斜め方向の敵めがけて発射し、ダメージを与えて吹き飛ばす。能力体化効果もあり、意外と強い。
しかも力依存で強くなるうえに伸びしろが意外とあるため、タロイモ以外で使うのも良い。
  • ※ボヨヨンパンチ
兵器アイテム「ボヨヨン銃」で発動する。斜め方向めがけてパンチが飛び出していくが、兵器の中では性能は低め。
  • ※5万Vのショック
兵器アイテム「スタンガン」で発動する。高圧電流で麻痺させる。他の電撃的な兵器と違い、ダメージ0固定で射程も短いので使いにくいのは否めない。
  • ※100Vレーザー
同名の兵器アイテムより。ナナメを貫く電気光線でダメージを与え、体力を下げることがある。実は内部的には火の技らしい。改造以外でも拾うことが可能。
  • ※プラズマスパーク
同名の兵器アイテムより。長射程の破裂するエネルギー弾を放ち、着弾点とその周囲にいる敵にダメージを与え、麻痺の追加効果を与える。
威力の伸びしろはないが、軌道上の敵すべてを巻き込めるので麻痺狙い兼ザコ散らし用として使える。改造以外でも拾うことが可能。
  • ※キンギョ弾
兵器アイテム「昭和キントト砲」からおおあわてで放たれるキンギョ爆弾。中射程に有効で、敵の手と足を封じる効果もある。
追加効果は知依存なので、アキラや電子頭脳を新しいものに換装した某ロボットでもそれ目当てで使っていける、なかなか強力なシロモノ。威力うp狙いなら力を重視しよう。
  • ※ヒヨコ弾
兵器アイテム「昭和ヒヨコッコ砲」で雨アラレと発射されるヒヨコ爆弾。長射程を誇り、当たった相手に力依存の石化効果を与えることもある。
更に相手の挙動をおかしくすることもあると、見えてる点・見えない点の両面で強烈な兵器。近未来編は勿論、最終編でも当然活躍させられるだろう。
変な要素として、当たった相手の体が上昇してしまうことがある。ストーンスキン的な何かか?

●チビッコハウス関係者

  • カオリ
アキラの妹。病名は不明だが不治の病に冒されており、ブリキ大王起動の件では自ら液体人間と化す事を望んだ。

  • 妙子
チビッコハウスの保母的お姉さん。無法松LOVE。
西部編のアニーと並ぶ本作のセクハラ対象。
アキラにパンツを執拗に狙われている。

  • 園長
老人。パンツが大量に手に入る。

  • ユキ
ミサワ大好き少女。必殺技は回転エルボー。アッキーの事が好きらしい。

  • カズ
やや血の気の多い少年。よくユキと喧嘩する。素直に昼寝しなかったばっかりに誘拐される。

  • アッキー
温厚な少年。主に喧嘩の仲裁役。

  • ワタナベ
近未来編におけるワタナベ。アキラにパシらされてる。パンツがよく手に入る。カオリの事が好きらしいが、セクハラ魔。
全シナリオ中最も悲痛な背景を持つワタナベ。


●寿商会

  • 藤兵衛
胡散臭い骨董品店の店長で変人だが、実際は筑波出身の天才科学者。自らの身体をサイボーグ化している。
実はシンデルマンとは対立していたらしく、危うく液体人間にされかかったらしい。
時期限定で彼に装備品や消耗品の強化をしてもらえる。場合によっては弱体化してしまうこともあるので注意。

ブリキ大王を密かに保管しており、起動しようと試みている。


●敵

  • クルセイダーズ
フィールドでシンボルエンカウントする珍走団。嘗ては反体制活動を行っていたのだが、現在は逆に陸軍とつるんでいる。

  • シンデルマン
筑波研究所の研究者。陸軍と手を結んで液体人間計画を進めているマッドサイエンティスト。
藤兵衛の元同僚でもある。生きているのにシンデルマン…。なんて、本人の口から言っちゃったりする。
近未来編の悲劇の元凶であり、三人集っておぞましいものを生み出そうとする。

  • ヤマザキ
陸軍総帥。無法松と何らかの因縁がある。
終盤、総力(一個師団)を挙げてブリキ大王を迎撃するが逆に壊滅させられる。
コイツも元凶の一人。

  • 雲龍
御出居寺の胡散臭い住職。陸軍・筑波研究所と手を結んでいる。コイツも元凶の一人。
元ネタといい思想といい、たぶん本編トップクラスに危険な人物。

  • 液体人間W1号
筑波研究所で開発された、液体人間を兵器転用した存在。重武装重装甲で、超能力攻撃をも行う。
正面から戦うと超火力の前にまず勝ち目が無いが、炉心がむき出しの背中を攻撃すると…。
素体の液体人間はワタナベの父、コウゾウ。
実は真下二マスは安全地帯だが、利用できるのはTASさんくらいのものだろう。

●近未来編の特徴
  • 読心術
Yボタンを押すことによって他人の心を読むことが可能。シナリオ進行にも関わっている。

  • BREAK DOWN
エンカウントする敵がロボットを引き連れている場合、リーダーを直接撃破することで「BREAK DOWN」を引き起こし、
全滅に追い込むことが可能。これは他のシナリオでもあるが近未来編では殆どの戦闘で可能。
ただし、この場合ドロップアイテムが殆ど無くなるのと経験値が減るので注意。

  • テレポート
逃走コマンドは通常と違いテレポート。これで逃走するとたまにとんでもないところに飛んでいく。なぜか水場と縁が深い。
主な転移事故先はチビッコハウスの為、一気に移動したいときは狙うのも手。時期によっては妙子の入浴中に出くわすことも。
最終編でもアキラ加入時はテレポートに変更され、「心のダンジョン」へ突入することが可能。
アキラ戦闘不能時は通常の逃げるに変更。

  • 藤兵衛の発明
前述通り、藤兵衛にアイテムや装備品を渡すことで新たなアイテムを開発してくれる。
失敗する場合もあるが、アイテムは失われない。
兵器系武器はアイテムとして使えるが、真価はタロイモに装備させることによって技として使用可能な点。体も上がって選択も楽々。
アキラに近未来編終了前に装備させておけば、最終編でキューブに装備させたり、アイテムとして使用可能。かゆいところに手が届く。


●用語

マジックマッシュルームの一種で覚醒作用があるが依存性が強く、大量に摂取すれば死に至る。
本編の舞台にはバーがあるのだが客の殆どがこれの依存者なあたり、半ばドラッグバーの模様。
他にも雑魚のクルセイダー(同RS)がキメてパワーアップするほか、範囲回復アイテムの「マタンゴライト」も登場する。
元ネタは同名の映画からか。

該当項目参照。

  • 液体人間
筑波研究所の技術で人間を文字通り 液化 させたもの。
液化していても意思はあるが、大抵 「たすけて」「身体を返して」 と嘆いている。
精神力が増幅される為、ブリキ大王に用いれば起動も理論上可能。
元ネタはおそらく古典SFの傑作「ブラッドミュージック」




ポゲラルゴォ〜!!



※ネタバレ
陸軍の目論見が明らかになった後、アキラ達はブリキ大王の起動を計画するが、作中アキラも起動に失敗している。
この為、超能力も使えないのに無法松が名乗りを挙げる。
一度は失敗するが、マタンゴで精神力を増幅することで自らの命を磨耗し、起動に成功。
チビッコハウスを放火され、窮地に陥っていたアキラとカオリを救い出すが、既に無法松は力尽きかけていた。

ここでアキラにテレパシーで全てを暴露する。無法松こと「マツイケンイチ」は元クルセイダーズのリーダー。
当時は特に陸軍に対する反体制組織であり、この為機動隊隊長のアキラの父と衝突していた。
アキラの父に殺されかけるものの、一瞬早くマツイの方が銃の引き金を引いてしまう。
この負い目から無法松は田所兄妹の面倒を見ており、チビッコハウスへの出資を行いつつ、
同時に独自に陸軍と筑波研究所・クルセイダーズの動きを追っていた。

全てを知り、無法松の亡骸の傍でアキラは───


藤兵衛「アキラ‥‥お前か?お前が動かしてるのか!?」




ざけんなよ‥‥
そんなカッコにならなくてもな‥‥追記・修正は出来んだよ!



なあ‥‥




そうだろ 松ッ!!


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