ナチュル・ガオドレイク

登録日 :2010/07/27(火) 23:19:02
更新日 : 2016/09/04 Sun 21:42:05
所要時間 :約 6 分で読めます






野生の血流交わりし時
大地を切り裂くパワーが目覚める。
咆哮せよ!
シンクロ召喚!

大自然の力
ナチュル・ガオドレイク!

ナチュル・ガオドレイク.jpg

ナチュル・ガオドレイク
★★★★★★★★★
地属性・獣族・シンクロモンスター
攻撃力3000・守備力1800
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上








ナチュル・ガオドレイクとは、遊戯王オフィシャルカードゲームに存在するカードである。

かの青眼の白龍レッド・デーモンズ・ドラゴンと同等の攻撃力3000を持つ。

ナチュルの中では唯一のレベル9のシンクロモンスターであり、そしてガイアナイトに次ぐ二体目の効果を持たないシンクロモンスターである。

星が多くチューナーにもチューナー以外にも縛りがあるので、地属性の多いデッキでないと召喚が難しい。
このカードの登場時、星9のシンクロモンスターはチューナー以外のモンスターが二体以上必要なミスト・ウォーム、
A・O・Jフィールド・マーシャル、サイキック族が必要なハイパーサイコガンナーの三体のみであった。

またミスト・ウォームやマーシャルよりも単純な攻撃力の面で勝り、モンスターが1体ですむことから選択肢として存在していた。

ほぼ絶版で高額カードであるミスト・ウォームを複数入手するのは困難であり、
マーシャルも機械族なのに不安定な効果でさらに墓地から蘇生もできない。

なので二枚目の星9シンクロモンスターとして採用する決闘者もいた。

攻撃力3000は魅力的で守備力も1800とそこそこあるので〈野性解放〉を使えば攻撃力4800にまでなる。

以上のようにゴヨウに地位を追われたガイアナイトが出しやすさを犠牲にゴヨウを上回る攻撃力を得た印象があった。

さらにガイアナイトと同様に、効果を持たないので〈絶対魔法禁止区域〉の対象にもなれるが、
すでにナチュルには相手の魔法を無効化するというチートシンクロモンスター〈ナチュル・ビースト〉がいる。

ビーストモフモフ!

〈絶対魔法禁止区域〉ではカバーできない相手の魔法も無効化+墓地肥やしすることができ、星5なのでシンクロ召喚も容易な部類。
まさに汎用性は段違いと言える。



だが…ガイア一族の運命がそうであったように…このカードもまた…

とあるカードの登場でその地位を追われることとなる。

その名は〈XX−セイバー・ガトムズ〉

星9

攻撃力 3100

守備力2600
チューナー+地属性モンスターを必要とするシンクロモンスター。

まるでガイアナイトを嘲笑うかのように現れたゴヨウ
それを彷彿させるように通常パックから現れた。

効果は自身を除けばX−セイバーデッキにしか使えないが、そもそも効果すら無いシンクロモンスターのガオドレイクさん。
ガトムズの効果はあって損する効果でもないので、効果のないガオドレイクは分が悪い。

さらにガトムズさんは獣戦士であるため〈野性解放〉が使用でき、その際の攻撃力は何と 5700

さらに値段でも通常パック故かガオドレイクさんよりも安い。

ガオが元々3000という中々の攻撃力を持っているとはいえ、
それは某250円の魂スクラップ・ドラゴンにも言えることであり、
あちらはレベル8の縛りなしということでシンクロ召喚しやすい。

魂は時に自軍のモンスターを破壊してしまうが、比較的有用な効果を持ち合わせていることもあり、シンクロ軸デッキに採用されることもしばしば。
スクラップ・ドラゴンなら同じ地属性で破壊効果を攻撃前に使える。

余談だが、後にSHADOW SPECTERSで登場した同じ地属性・☆9シンクロの鬼岩城は素の攻撃力は2900であったが、
自身の効果により最低でも 3100 というデジャヴな数値に達し、しかも 素材指定なし であり、
さらに岩石族であるためダーク・ガイアの融合素材にもなれるスペックを持つ。
守備力もこのカードはおろかガトムズより高く、ガオドレイクは二重の意味で不遇なカードになってしまった。


以上の点から、このカードを採用するメリットは見出しづらいのが現実である。
一応、差別化できるポイントとしては、効果モンスターではないので〈ダイガスタ・エメラル〉による蘇生が可能な点や、
獣族なので〈一族の結束〉の効果を阻害せず、破壊されたら〈森の番人 グリーン・バブーン〉を特殊召喚できる点が考えられる。

それでも汎用性の低さからナチュル専用デッキでも使われないこともザラで、シンクロモンスターの中では不遇なモンスターとなった。

だが!彼には似た境遇の友人がいた。

他の有能なモンスターに埋もれ、小さくうずくまっていた者……。
そう、〈大地の騎士ガイアナイト〉である。


効果モンスターを倒すには、自分達が効果モンスターになるしかない、と。

そう考えた彼等はその姿を変え、効果モンスターへと変貌を遂げるのであった。


続くLEGACY OF THE VALIANTでは、同じ地属性・獣族で、
攻撃力が 3100 というこれまたデジャヴな数値で、
しかも 素材指定なし の☆10シンクロが登場した。


その姿をご覧いただこう。

神樹の守護獣-牙王.jpg

その名も、〈神樹の守護獣-牙王( ガオ ウ)〉。
……どう見てもヴェルズ化したガオドレイクです。

一応マスターガイド4によると、我等が励輝士 ヴェルズビュートと同様に
ナチュル・ガオドレイクがナチュルの森の世界樹から湧き出る星の力によって進化した姿であるとの事。


青眼の白龍ラインを一方的に戦闘破壊出来る攻撃力を持ち、
自分のメインフェイズ2以外では 相手の効果の対象に取られない と言う強力な耐性を得て以前とは比較にならない程の強化をされた。

この『相手の』と言うのが実に有り難く、
普通『対象に取られない』効果を持つカードは自分から装備カードなどをつける事すら不可能になってしまうのだが、
牙王ドレイクさんの場合は自分の補助は素通しするため幾らでも補助する事が出来るのだ。

この耐性もメインフェイズ2には剥がれてしまうが、バトルフェイズを行わなければスキップ出来隙を晒さない事も可能。
端末世界と言うカードを使えばメインフェイズ2そのものを消し去る事だって出来てしまう。

巷で流行りのエクシーズモンスターのNo.101 S・H・Ark KnightCNo.101 S・H・Dark Knight
対象をとる効果のために星の力で耐性を手に入れた牙王ドレイクさんには手も足も出ない。


耐性と言う強力な力を得た、牙王ドレイクさんの戦いはこれからだ!
……でもガオドレイクさん自体は何の変化も無いんだけどね


さらに、NEXT CHALLENGERSにおいて融合モンスター・「ナチュル・ イアストライ 」に進化した。


融合相手がランドオルスだったのか、種族も岩石族になり、背中に木が生えて岩の様な手足になってたりする。
効果も 「手札を1枚捨てて、カード1枚を対象にする効果を無効にする」 と他のナチュルと同様なカウンター効果となった。
牙王の頃と比べるとメイン2の隙がなくなり味方も守れるようになったものの、
チェーンを組む必要があるので同一チェーン上で2回除去を打たれると退場してしまうのがネック。

地属性Sモンスター2体で出せるので【ナチュル】でエクストリオと使い分けたり、【X-セイバー】や【スクラップ】にミラクルシンクロフュージョンを隠し味として仕込んでみても面白い。
勿論、ガオドレイクさんと牙王ドレイクさんの融合でも出せる。
デビル・フランケンや幻想召喚師で呼び出す選択肢の一つにもなる。

足元の森と比べるとかなりの巨体であるので、恐らくは復活したクリフォートに対抗する為の姿だと思われる。


さらに、CROSSOVER SOULSにて霊獣使いと手を組み、
「聖霊獣騎 イアペライ 」へと進化を果たした。
イラストからするとおそらく合体相手は聖霊獣騎 アペライオだろう
レラちゃんに乗って貰えるとか羨ましい。ガオさんそこ代われ。

高いレベルと攻守はそのままに、光属性のサイキック族へと変化した。
能力も「手札の霊獣を除外してカードの発動を無効にして破壊」と強力なカウンター効果となった。

場所も問わずに無効に出来、回数制限も無く、ダメージステップでも発動出来る上に
霊獣では貴重な高打点と言うスペックを持ち、
サイキック族になった事でラムペンタの効果で除外すれば霊獣使いを落とせる様になり事故率も下がる、
と言った具合に【霊獣】の切り札としても潤滑油としても働ける素晴らしいカードとなった。

ただし、融合素材が「霊獣使い+聖霊獣+聖霊獣騎」(=霊獣使いと聖霊獣それぞれ2枚の合計4枚)と非常に重く、カウンターの度に手札が減るので見極めが必要、分離して帰還が出来ない、霊獣の相伴を使って霊獣2体で出すとカウンター効果が使えないと言った制限がある。
此処ぞと言う所で使いたい。

また、種族やカテゴリーなどの兼ね合いのせいか
ガイアストライオはおろかガオドレイク、牙王も融合素材に出来ない
と言った悲しい点もある。






………………なお、ガオドレイクさんがアニメで活躍したような気がするが、多分気のせいである。


野生の血流交わりし時
大地を切り裂く項目が生まれる。
追記・修正せよ!
シンクロ召喚
大自然の力
〈ナチュル・ガオドレイク〉!

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