FINAL FANTASYシリーズ

登録日:2012/05/20(日) 23:07:19
更新日:2024/02/11 Sun 11:19:43
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旧スクウェア及びスクウェア・エニックスから発売している国民的RPGシリーズ。通称FF。

タイトルの由来はスクウェアが最後のを託すために付けられたと言われている。
河津秋敏はアルファベット2文字が重なる略称にする方針があったと語っている。

同社のドラクエが最も普及しているハードで出し、FFはハードを普及させるシリーズと言われている。

現在はゲームの他にもCG映画、OVA、TVアニメ、カードゲーム等のメディアミックス作品も展開している。


◆主な特徴
  • イラストレーターの天野喜孝がタイトルロゴやイメージイラストを担当。1〜6、9ではキャラクターデザインも担当。
  • 初期の頃からグラフィックや映像面に力を入れており、常にその時代の最先端の技術を使ってゲームが開発される。
  • 作品毎に世界観やシステムは変わり、毎回新しい驚きや斬新なシステムでユーザーを驚かせてきた。
    • 特に1~3までプログラムを担当したナーシャ・ジベリによる手腕は今現在でも伝説として語り継がれる程。
  • FF4から戦闘システムにATB(アクティブ・タイム・バトル)を採用。コマンド選択中も常にリアルタイムに時間が流れていく画期的なシステム。特許申請済み。FF10はCTB、11・12・14・15はシームレス戦闘を採用。
  • 乗り物として飛空挺が毎回登場。フィールドで操作出来る作品もあれば、場所を選択するだけだったりムービーでしか使われなかったりする。
  • FF3から召喚獣が登場。バトル中に呼び出す事で敵に強力な攻撃を与える。
  • マスコットキャラクターとしてチョコボやモーグリ等が登場。

などが挙げられる。



◆発売作品
ナンバリングタイトル
1987年12月18日にFCで、後にMSX2、WSC、PSGBAPSP携帯、VC、PSアーカイブスで発売及び配信。

1988年12月17日にFCで、後にMSX2、WSC、PS、GBA、PSP、携帯、VC、PSアーカイブスで発売及び配信。

1990年4月27日にFCで、後にDS、VC、iphone、androidで発売及び配信。

1991年7月19日にSFCで、後にPS、WSC、GBA、DS、VC、PSP、iphone、androidで発売及び配信。

1992年12月6日にSFCで、後にPS、GBA、VC、PSアーカイブス、iphoneで発売及び配信。

1994年4月2日にSFCで、後にPS、GBAで発売。

1997年1月31日にPSで、後にPSアーカイブスで発売及び配信。

1999年2月11日にPSで、後にWindows、PSアーカイブスで発売及び配信。
2019年9月3日にはPS4・Xbox One・Switchでグラフィックをリマスターした『FINAL FANTASY Ⅷ Remastered』も発売及び配信。

2000年7月7日にPSで、後にPSアーカイブスで発売及び配信。

2001年7月19日にPS2で発売。

2002年5月16日にPS2で、後にWindows、Xbox360で発売。

2006年3月16日にPS2で発売。

2009年12月17日にPS3で、後にXbox360で発売。

2010年9月30日にWindowsで、後にPS3/PS4で発売。

2016年11月28日にPS4/XboxONEで発売。

2023年6月22日にPS5で発売。ジャンルが完全にアクションへ変更となる。




ナンバリングタイトル以外では
  • アメリカ向けに制作されたミスティッククエスト(FFUSA)


  • 対戦アクションゲームのDISSIDIAシリーズ(DFF)


  • FFの楽曲を使用した音ゲー、シアトリズムFF


  • 各作品に登場したモンスターを集めるワールドオブファイナルファンタジー(WOFF)等がある。


また、ナンバリングタイトルに関連したプロジェクトもあり、

  • FF4の続編となるTHE AFTERが携帯アプリとして配信。後にWiiウェア、PSPで配信及び発売。


  • FF10の続編となるFF10-2はシリーズで初のナンバリング作品の続編として発売された。

  • FF12、FFT等舞台のイヴァリースに関係する作品のイヴァリースアライアンス。

  • FF13、FF13-2、LRFF13、FF零式が該当する一つの神話を元に展開するファブラノヴァクリスタリス。

  • FF15の映像作品であるキングスグレイブ、ブラザーフッド。

がある。

ちなみにキングダムハーツはFFシリーズではなくFFのキャラがゲスト出演するシリーズとなっている。
(FFキャラが登場しない作品もある)

また、魔界塔士Sa・GaはFFシリーズとして出す予定だった。

実は聖剣伝説シリーズも第一作ではFF外伝として発売されている。



◆現状
長年続いている人気タイトルの宿命か信者とアンチが多い。

上記のように作品毎に内容が大きく変わるのだが、特にFF7が以前のFFと比べてグラフィック、イラストレーター、世界観も大幅に変わった内容であるため、
7以降(9除く)を認めない懐古厨と逆に6以前を認めない壊古厨が日々争っている。

更にオンラインのFF11信者、旧クエストのスタッフの松野泰己や吉田明彦が中心となって作ったFFT、FF12信者なんてのもいる。

FF8はFF7からの期待と歴代でも特に宣伝に力を入れられたこともあってか、国内ではFFシリーズ最高の売上(世界売上はFF7)を達成したが、ジャンクション等の分かりにくいシステムが賛否両論を呼んだ。

その後のFF9・FF10では高い評価を得たが、FF11はオンラインゲーム、FF10-2は前作との雰囲気の違いが、それぞれ賛否を呼び、FF12はFFシリーズとしては異色の作風(シナリオや従来のFFらしくないゲームシステム)が批判された。一方で、システム面は後の『ゼノブレイド』にも通ずる面があるなど先駆けとして評価する声も多く、やり込みが進むうちに見直しも進んでいったなどスルメゲーとする声も多い。

その後FF13は初日でミリオンを達成するなど、売上は好調であった。
ATBを進化させた歯ごたえのある戦闘や映画のようなムービーが高く評価される一方、自由度が低かったりシナリオの評価が大きな賛否を呼んだ。

旧FF14はゲーム内容もサポートも劣悪な擁護不能な作品でスクエニの株価を急落させた。
現在ではほぼ全てを作り直した「新生FF14」が制作され、海外展開なども精力的に行いオンラインゲーム部門の黒字に貢献、拡張ディスクの制作が決定された。
今となってはスクエニ最大の稼ぎ頭として成長しており、プレイヤーの日記が原作である実写ドラマ『光のお父さん』も制作されるなど、かつての汚名は見事に返上されている。

2013年には「FF13」の関連作だった「FFヴェルサス13」が「FF15」と名前と機種をPS3からPS4へと変えて発売されるが、パーティメンバーが全員男性だったり本編のストーリーの描写不足が目立ち、これを補完するために発売後も2年近くアップデートをしたせいで、こちらも賛否両論が激しい作品となっている。

2023年には「FF16」が発売されたが初めてCEROがD判定(17歳以上対象)となり、世界観も画面も特に暗くハードである事や完全にアクションゲームへとジャンル変更に舵を切った事もあり、こちらも賛否両論。




アついき
 しゅうせい

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最終更新:2024年02月11日 11:19