仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!

登録日 :2012/09/02 (日) 07:06:57
更新日 : 2017/08/02 Wed 09:14:20
所要時間 :約 7 分で読めます






ついに、宇宙大決戦。

友情パワーで大気圏突破 青春、宇宙でフルスパーク!


『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』は、2012年8月より公開の仮面ライダーフォーゼの劇場用作品である。

【概要】


フォーゼは元々、宇宙飛行士のライダーというコンセプトはあったものの、予算の都合上でTVシリーズでは宇宙に関する描写をオミットせざるを得なかった。
今回の劇場版では「宇宙での戦いと絆」「機械と人間に友情は生まれるか?」を全面的に押し出した内容となっている。

また、同じ石ノ森作品であり、宇宙を題材にした「宇宙鉄人キョーダイン」と
機械と人間の友情を描いた「大鉄人17」のキャラが新たにリファインされて登場している。
さらにゲスト出演として、これまでTVシリーズに出演した生徒や教師たちや、大杉忠太役のアンガールズ田中の相方である山根、
次回作「仮面ライダーウィザード」より仮面ライダーウィザードも登場する。
なお、次回作からの主役ライダーのゲスト主演は本作で一旦終了となり、この習慣が復活するのは『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』を待つこととなる。

坂本浩一による壮絶でド迫力なアクションと演出に、中島かずきの濃いシナリオが相俟って、非常にアツイ作品に仕上がっている。

因みに時間軸はタウラスが登場する前辺り(38話と39話の中間)である(DC版の追加シーン及びオーディオコメンタリーより)。



【ストーリー】


ある日、賢吾の父が所属していた「外宇宙技術開発機構OSTO」を受け継ぐ宇宙の平和を守る組織 「OSTO Legacy(オスト・レガシー)」
仮面ライダー部に接触を図ってきた。
本部長・ 冴葉 は以前から仮面ライダー部の活躍を承知しており、フォーゼとメテオの力無しでは達成困難であろう案件を依頼する。
それは、宇宙に浮遊する脅威の衛星兵器「XVII(エックスブイツー)」の破壊。
そして、人類殲滅を目論む宇宙鉄人「 グランダイン 」と「 スカイダイン 」の排除であった。

この高難易なミッションに、仮面ライダー部全員で宇宙へ上がることとなった。
しかしそこにアリシア連邦の破壊工作員 「インガ・ブリンク」 と第3の宇宙鉄人 「ブラックナイト」 までもが立ちふさがる。
果たして、仮面ライダー部は初めて自分たちの力だけで挑む宇宙バトルに勝利できるのか?


【登場人物】


■仮面ライダー部


如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ
熱いハートを秘めた愛すべき友情バカ。オスト・レガシーからのXVII破壊の依頼を聞いて、XVIIや宇宙鉄人ともダチになると宣言
終盤にとある無茶な行動の所為で、アストロスイッチを全て故障させてしまう。

朔田流星/仮面ライダーメテオ
昴星高校からの交換編入生にして反ゾディアーツ同盟の一員。「星心大輪拳」というジークンドーの使い手。
インガと生身で戦い負傷するが、それにより彼女の正体に疑問を持つようになる。

仮面ライダー部員たち
弦太朗を支える仲間達。宇宙ミッションに挑むため、身体を鍛え上げ、レーザーライフルで武装する。
病弱設定が何処かに消えたかのように暴れる賢吾、相変わらずテンションがおかしいユウキ、パワーダイザ―で活躍する大文字先輩、
汗泥まみれのアクションを繰り広げるタンクトップがエロい会長、アニメチックなネタ発言をするJK、嫉妬の黒いオーラを放つ友子など、
各々見どころ満載。
今回も弦太朗の為に奮迅する感動的な雄姿も拝める。


■オスト・レガシー


冴葉晴海
オスト・レガシーの本部長。ローラースケートをいつも履いている。
仮面ライダー部の秘密活動を知っており、彼らにXVII破壊を依頼する。弦太朗の「機械とも友達になる」という発言には否定的。

白山静
冴葉の秘書を務める女性。外見や仕事の内容からは有能そうに見えるが、実はかなりのドジっ娘。


■アリシア連邦


インガ・ブリンク
アリシア連邦の破壊工作員。漆黒の衣を身に纏い、流星と同じ「星心大輪拳」を振るう女性格闘家。
射撃、バイクの運転技術にも長けている謎の美女。
ブラックナイトとともにホロスコープススイッチを強奪したうえ、仮面ライダー部の宇宙への出発を妨害しようとする。
今作のヒロイン。そして監督の趣味丸出しなけしからんおっぱいの持ち主。
かつてはキュー○ィハ○ーとして戦ってただけあってアクションのキレは凄い。
なお、演者の原幹恵女史はこの映画の撮影で体を酷使しすぎて、同業者から「アザすごいけどDV受けてるの!?」と本気で心配されたらしい。
名前の元ネタは『宇宙鉄人キョーダイン』に登場するガブリンクイーン。

ブリンク博士
インガの父親で宇宙鉄人やXVIIを開発したアリシア連邦の科学者。覚醒したキョーダインに抹殺された。


■その他の人物


我望光明速水公平立神吼
天ノ川学園にて暗躍するホロスコープスたち。
財団Xにホロスコープスの複製スイッチを渡そうとしてインガに奪われる。
それほど出番はないが、我望はある重要な場面にて仮面ライダー部に協力し、活躍する。


複製ホロスコープス
インガが我望から奪った複製ホロスコープススイッチによって生み出された黄道十二星座に属する幹部ゾディアーツたち。
従来のホロスコープスと違ってスイッチャーは存在せず、ただの純粋なエネルギーの塊である。
戦闘力は本物より劣るが、空間を切り裂くヴァルゴや矢を分裂させるサジタリウスなど、特性はそのままなので非常に厄介。
宇宙へと飛び立つ仮面ライダー部を妨害するために、フォーゼ&メテオと戦う。そしてその最中に……。

小松種夫
天ノ川学園高校の教諭で大杉とは仲がいいが、仮面ライダー部については何も知らない。多分担当は技術。
演じているのはアンガールズ山根。

天ノ川学園の生徒・教職員・卒業生たち
TVシリーズにて仮面ライダー部と関わった者たちが、終盤で仮面ライダー部員たちの要請を受け、弦太朗のために一丸となって協力する。


【宇宙鉄人】


アリシア連邦でブリンク博士によって創造された、コズミックエナジーを動力源とする機械生命体。
3体のうち、ブラックナイトを除く2体、通称「宇宙鉄人キョーダイン」は起動実験の際に自らの意思に目覚め暴走、人類への叛逆を企てる。
これらは同じ石ノ森作品「宇宙鉄人キョーダイン」のキャラを今作の為にリファインしたものである。
本家は正義のヒーローだが、本作の2体は自らを『宇宙の意志に選ばれし者』と自称し人類を『劣等種』と見下す非情にして残忍な戦闘マシーン。
言い換えれば、邪悪の化身であり、オリジナルの葉山兄弟のように人間の心をコピーされず、良心をインプットされなかったキョーダインの まがいもの とも言える。
友情万歳な弦太朗からダチ候補認定されなかったほど、と言えばその悪逆非道が分かると思う。
ディレクターズカットに収録されているオーディオコメンタリーによると
「本作のキョーダインに善を入れると弦太朗達仮面ライダー部の正義が揺らぐから」と坂本監督が発言している。
「仮面ライダー=正義、ゾディアーツ=悪」という基本的な定義を壊したくなかったようだが、この扱いには今でも議論が途絶えていない。
当初はオリジナル同様にスカイが兄でグランが弟、という構成にする予定で、スカイダインの人相が険しいのはそのせい。
…それを差し引いても人相はオリジナルとかけ離れているのだが、これはデザインを担当した麻宮氏が
オリジナルの熱心なファン(リアルタイムで視聴していた)であり、キョーダインがライダーに倒されることに拒絶反応を起こした
氏なりの解決策でもあった為。


グランダイン
アリシア連邦がコズミックエナジーを利用して開発した宇宙鉄人の1体。
人類への反逆計画を実行に移すため、軍事衛星兵器「XVII」の完成を急いでいる。腕部にビーム発生器「グランブラスターX」を内蔵。
コズミックエナジーを利用しているのでホロスコープスと同じくダスタードを生み出すことができる。
格闘術も目を見張るものでメテオにアルゼンチンバックブリーカーをかました。
また、自動車形態の「グランカー」に変形することで、スカイジェットとの合体が可能。
原典は「キョーダイン」のグランゼル。
実は冴葉晴海の正体にして真の姿。


スカイダイン
グランダインと同様に開発された宇宙鉄人の1体で、グランダインの妹にあたる。両腕には折り畳み式のカッター「スカイカッター」を内蔵。
ジェット機形態の「スカイジェット」に変形することで、グランカーとの合体が可能。
変身不能となった弦太朗を嬉々として痛め付ける等、兄を凌ぐ残忍さを誇る。
原典は「キョーダイン」のスカイゼルであるが、本作では女性。
実は白山静の正体にして真の姿。


ブラックナイト
インガと行動を共にする宇宙鉄人で後のキョーダインのプロトタイプ。
防御能力の高い装甲で覆われ、胸部には機銃を内蔵。その威力は戦闘ヘリを撃墜してしまうほど。
「ブラッケスト・リーパー」と呼ばれるレイピア状の片手剣を武器にする。
キョーダインとは違い、劇中では一切言葉を話さないがインガの指示に忠実に従う。
原典は「キョーダイン」に登場するダダ星地球侵略ロボット軍(ダダ兵団)のブラックナイト。


【衛星兵器XVII】


仮面ライダー部が破壊を依頼された巨大な衛星兵器。自身も自我を持った宇宙鉄人の究極体とも言える存在。
物語開始時点では未完成であるにも関わらず、超重力子砲だけで 太平洋上に浮かぶ島1つを消滅させた という。
外装には様々な武装が設置され、内部には侵入者を排除する機能があるほか、ある存在の活動を抑制する妨害電波発生装置が組み込まれている。
原典は「キョーダイン」と同じく石ノ森作品である「大鉄人17」の17。
メインコンピュータであるブレインも、「大鉄人17」のラスボスである巨大コンピュータの名前が由来。
次の映画でもなでしこを迎えに来るため少しだけ再登場してくれた。

スーパーヒーロージェネレーション』では単なる敵ユニットとして登場する。


そして……



仮面ライダーフォーゼ メテオフュージョンステイツ
今回の劇場版限定フォーム。
すべてのアストロスイッチが使用不能になったフォーゼのために、緊急に作り出されたフュージョンスイッチにより変身。
スイッチ発動時にメテオのメテオスイッチがフォーゼドライバーに転送され、フォーゼとメテオが合体したような姿になる。
詳細は項目にて。


仮面ライダーウィザード
ディケイドの劇場版以降恒例となった次回作ライダーからのゲスト。
複製ホロスコープス十二体の内八体まで撃破した事で疲弊していたフォーゼとメテオの前に突如参戦した、自称お節介な魔法使い。
当初は仮面ライダーの名称を知らなかったが、フォーゼの「仮面ライダーは人知れず人類の敵と戦う戦士」発言を気に入り、
この時から仮面ライダーウィザードを名乗る様になった。
魔法の力を使い変幻自在の攻撃を繰り広げ、最後はコピーで四体に分身して同時に繰り出したストライクウィザードで
残る四体の複製ホロスコープスを全滅させた。
前年のフォーゼ、一昨年のオーズと違い操真晴人は本編の半年前(2012年3月)には変身能力を得ているので
2012年夏あたりにウィザードに変身出来てもおかしくはない。




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