ボルシャック・ドラゴン

登録日:2011/05/15 Sun 08:28:40
更新日:2024/02/14 Wed 23:57:07
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デュエル・マスターズの歴史はここから始まった。





ボルシャック・ドラゴン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DM-01に収録された火文明アーマード・ドラゴンである。


概要

基本セット第1弾から登場した記念すべきカード。
漫画アニメの初代主人公であった切札勝舞の文字通り「切札」にして、彼を象徴する1枚でもある。

見た目は赤きドラゴンが「アーマード」を象徴するように銀色の鎧を纏っており、体躯に比べてかなり大きな両腕と爪を備えている。
かっこ良さとアンバランスのどちらも感じるデザインだが、これはイラストを見たプレイヤーに強い印象を与える狙いがあったりする。
また、両肩の「ボルシャック・ブラスター」は敵のシールドをW・ブレイクするための物という後付け設定がある。

絵師「見た目の派手さを強調してブラスター付けたよ!」

絵師「でも翼あるから意味ナスwwww」

スタッフ「じゃあWブレイク用ってことでw」

初代主人公が手にした初の切り札という事もあってコンテンツの看板を担っており、DCGデュエル・マスターズ プレイス」ではアイコンも担当している。
再録回数で群を抜いていて、イラスト違いのカードもかなりの数が存在する。


解説

ボルシャック・ドラゴン VR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
W・ブレイカー
攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。

デュエル・マスターズで最初に登場したドラゴンであり、最初のベリーレアとも呼べる存在。*1
能力の方は初期のカードらしく、W・ブレイカーにパンプアップというシンプルなものに仕上がっている。

墓地にある火のカードの数だけパワーアップする効果は「死んだ友の哀しみを力に変える」というコンセプト。
カード指定なのでクリーチャーや呪文を始めとして、後の世に登場したクロスギアタマシードに対応しているというメリットがある。
非常にヒーロー性の強い効果であり、仲間達が倒れていく程にパワーアップしていく姿は切り札として活躍するのに最適…

と言いたいところだが、残念ながら能力的にはそこまで強くない。
デュエマにおけるパワーはそこまで重要なステータスではなく、2打点に加えてパワーが上がるだけのボルシャックは言ってしまえば特殊な能力もないパワー馬鹿
現在より圧倒的にカードプールが狭い基本セット当時でも微妙な評価だった程で、同じ火文明でも使われていたのは専ら《機神装甲ヴァルボーグ》を中心とした【赤単速攻】の方だった。

その後は大和にNEXメビウスといった派生カードの数々を獲得し、ついには「ボルシャック」のカテゴリとして対戦環境で猛威を振るうようにもなった。
しかし活躍するのはあくまでも派生カード達であって、初代ボルシャックは相変わらずインフレに取り残されたまま。
ボルシャック・クリーチャーやボルシャック関連のサポートカードが継続的に登場しても、初期の低スペックカードであるが故に対戦で使われないボルシャック・ドラゴンには殆ど無縁と思われた。

…ところが。


派生カード

ボルシャック・ドラゴン P 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
W・ブレイカー
攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
決闘者(デュエリスト)・チャージャー P 火文明 (3)
呪文
自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
チャージャー

DMEX-04「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」にて、ついにツインパクト化を果たした《ボルシャック・ドラゴン》。
クリーチャー面はそのままに、呪文部分では新規のチャージャー呪文《決闘者・チャージャー》が搭載され、山札からボルシャックを手札に加える事ができる。
そして、カード性能的には殆ど埋没していた初代ボルシャックを実戦級のスペックへと大幅に引き上げたカードでもある。

呪文面はかの《アクアン》や《ストリーミング・チューター》を連想させる手札を一気に増やせる強力なテキストであり、表向きにしたカードが全てボルシャックなら3枚もドローできる。
しかもチャージャーとして詠唱後はマナゾーンに置かれるため、わずか3マナで3枚ドロー1マナブーストをこなせるのはアドバンテージの権化と言う他ない。
ドロー部分に関してはボルシャックを引けない分だけ手札に加えられる数が減ってしまうものの、従来の重量級ボルシャックに加えてこのカードの収録後には軽量級・中量級の汎用性が高いボルシャックも多数登場している。
そのため、ボルシャックを多数搭載しながら実践的なデッキを構築する上で全く困らない。

また、ツインパクトカードなので《決闘者・チャージャー》自体もボルシャックであることから、呪文を使って同名カードを更に回収していく動きも可能。
疑似的なドラゴンをサブタイプに持つチャージャー呪文という点も美味しく、【連ドラ】デッキにおいてはバルガ系の効果や《メンデルスゾーン》等を阻害することなく初動のマナブーストもこなすことができる。
クリーチャーとしても《ボルシャック・ドギラゴン》の革命0トリガーによる進化元となれたり、使いにくそうなパンプアップも墓地が貯まるゲーム後半には高パワーとなって効果バトルに強く出られたり、意外な程に幅広く活用できる。

競合相手としては、同じ火文明のドラゴンかつチャージャー呪文持ちのツインパクトが幾つか挙げられる。
  • R.S.F.K./オールイン・チャージャー》:ガチンコ・ジャッジをメインとして、クリーチャー側でブレイク枚数を増やして呪文側で手札補充が可能
  • ボルシャック・ヒート・ドラゴンヒートブレス・チャージャー》:クリーチャー側が上位互換かつ呪文側もアーマード付きでメクレイドに対応している
  • セルリアン・アックス・ドラゴンダブルアックス・チャージャー》:強制バトル効果でパワー9000未満の相手クリーチャーを除去でき、呪文側では手札交換が可能
これらのカードの登場もあって、決闘者チャージャーは必ずしも入れられる1枚ではなくなった。
一方で革命チェンジの再プッシュによる追い風も吹いており、手札補充でチェンジ元を一早く確保できるのは上記三枚にない動きである。

総じてツインパクト化の恩恵を最大限に引き出しており、派生カードは強力な中で微妙だった初代ボルシャックを環境入りさせる事に成功した良リメイクである。
ボルシャック・決闘・ドラゴン》を中心とした赤緑型はもちろん、単色であるが故に赤単にも無理なく入れられるので、「ボルシャック」カテゴリを主軸としたデッキには是非投入したい。

ボルシャック・ドラゴン GS(ジーエス) P 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
W・ブレイカー
攻撃中、このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000する。

超獣王来烈伝(ザ・キング・オブ・レジェンド)」に収録されたG・ストライク付きのリメイク版。
残念ながらツインパクト版ほどの汎用性は無いが、「ボルシャック」クリーチャーとしては貴重な防御札なのでその点を活用していきたい。

その他のボルシャック・カードについてはボルシャック(デュエル・マスターズ)の項目を参照。


関連カード

超竜ザシャック P 火文明 (9)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000
進化−自分のアーマード・ドラゴン1体の上に置く。
クルー・ブレイカー:アーマード・ドラゴン(バトルゾーンにある自分の他のアーマード・ドラゴン1体につき、さらにシールドをもう1枚ブレイクする)

銀の鎧を纏った巨大な腕のドラゴンで、《ボルシャック・ドラゴン》が進化したと思われるクリーチャー。
性能については見ての通りかなり悲惨で、コスト9と異常に重い進化クリーチャーでありながらパワーはわずか11000、そして効果もアーマード・ドラゴンを対象としたクルー・ブレイカーのみとなっている。
ザシャック自体に大量のマナを消費しなければ召喚できないにもかかわらず、クルー・ブレイカーで横に他のアーマード・ドラゴンも並べなければ打点を上げられないというチグハグっぷりであり、とにかく「弱い」の一言に尽きる。
後に、より広い範囲のクルー・ブレイカーと軽いコストを持った《アルティメット・ドラゴン》が登場したのも拍車を掛けている。

最初期の付録カードという事を考慮しても相当酷い性能だが、一方で幾つもの快挙を達成した記念すべきクリーチャーであり、「アーマード・ドラゴンの進化クリーチャー」「クルー・ブレイカーの能力」「公認大会で優勝して貰えるWINNERカード」はいずれもザシャックが初だったりする。
また、プロモーション・カードとして何度か収録されると共にフレーバーテキストも改訂されており、「連なる竜の咆哮が、今激流となる。」「連なる栄光は不滅の竜だけの証!!」「うだうだ悩むぐらいなら、切り札を使ってしまえ!」等どれも非常にカッコいい内容となっている。

カード性能についてはボルシャックより酷いが、ロマンも負けず劣らずに詰まったクリーチャーなのである。

パワーフォース・ドラグーン R 火文明 (4)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 2000+
シールド・フォース
SF−このクリーチャーは「パワーアタッカー+6000」と「W・ブレイカー」を得る。

ティラノ・ドレイクの1体であり、イラストでは巨大な爪に燃え盛る炎を纏うという《ボルシャック・ドラゴン》に似た姿をしている。
効果についてはシールド・フォースでW・ブレイカーとパワーアタッカー+6000が得られるという、まるでボルシャック・ドラゴンが憑依したかのような能力を発揮する。
フレーバーテキストでも「力の源となる楯がある限り、その小竜の体に伝説の魂が宿る。」という一文が載っており、何やらボルシャックとの関係を匂わせているが…?

龍装車 ボルシェ UC 火文明 (4)
NEOクリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 3000+
NEO進化:自分の火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
バトル中、このクリーチャーのパワーを+3000する。

《ボルシャック・ドラゴン》のドラゴンギルド
頭部と爪の骨が流用されており、イラストでは戦車の砲台として飾り付けられている。

通常時はパワー3000ながら、アタックした時だけではなくバトル中にパワーが3000加算されて6000となり、攻撃された場合でも本家ボルシャックの基礎パワーを発揮可能。
他にはNEO進化として場に出しつつ攻撃して革命チェンジを決められるが、他に有用なクリーチャーが幾らでもいるため実戦での活躍は難しい。

炎龍神ヴォルジャアク SR 火文明 (10)
クリーチャー:ファイブ・オリジン・ドラゴン 17000
スピードアタッカー
T・ブレイカー
自分のドラゴンが出た時、相手のクリーチャーを、パワーの合計がそのドラゴンより少なくなるよう好きな数選び、破壊する。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手のシールドを3つまで選び、持ち主の墓地に置く。

火文明を司るファイブ・オリジン・ドラゴンの一角。
「ボルシャック」に酷似したネーミングや一際大きな爪など《ボルシャック・ドラゴン》を想起させる要素が多く、何らかの関係性を匂わせている。


デュエル・マスターズ プレイス

プレイスでも参戦しているが、こちらではベリーレアではなくユーザーなら誰でも入手可能なベーシックデッキに収録。
スペック的には特に変更点はないのでDMRP-01時点のカードプールが狭い環境の時期から使われる機会は少なく、更に事前登録者30万人突破の記念で《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が全ユーザーに配布されたことも痛手となった。
と言ってもボルメテウスの配布枚数は1枚だけだったことや一応誰でも入手できるドラゴン故に無課金勢には扱いやすい面があったためか、カード資産が少ないユーザーのドラゴンデッキでは投入される機会もあった。


背景ストーリー

デュエマの顔と呼ぶべきクリーチャーなのだが、意外にもボルシャック・ドラゴン本人は長らく背景ストーリーで目立った活躍を見せてこなかった。
フレーバーテキストにストーリーと言えるようなものが存在しなかった基本セット時代のクリーチャーなので致し方ない一面もあるのだが…。

一応、神化編の《ボルシャック・NEX》や革命編の《ボルシャック・ドギラゴン》のように「ボルシャック」の名を継いだクリーチャー達が度々活躍している他、覚醒編ではボルシャック・ドラゴン本人が超次元の穴に飛び込んで覚醒したという設定の《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン/勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》も登場している。

王来篇


「我はボルシャック・ドラゴン、ボルシャックの力を束ねるもの。」


超獣世界に突如出現したディスペクターにクリーチャー達は歯が立たず、モモキングもまた《聖魔連結王 ドルファディロム》の攻撃を受けようとする最中のこと。
モモキングを世界の記憶へと招き入れ、歴代ボルシャックの力を束ねる存在として無数のファイアー・バードを引き連れながら姿を現した。

超獣王来烈伝」における12の王の1人「決闘王」として刻まれていたボルシャック・ドラゴンは、12人の中で唯一ディスペクター化を免れていた王だった。
そして自身の力を受け取るに相応しい人物なのか試すべく、炎の幻影の中からボルシャック・ドラゴンを見破ったモモキングに試練を課した。
見事突破するとモモキングの器を認め、「NEX」の力を授けてレクスターズの一人《王来英雄 モモキングRX》へと覚醒させた。

それ以降はモモキングの魂に付き添い、様々な局面で幾つもの助言を与えていく事になる。
以下はそのセリフ集。

ディスペクターの目的は『超獣王来烈伝』に記された、我を含む12のクリーチャーを手に入れることだ。12の力と『超獣王来烈伝』を手にした者が、歴史の支配者になるのだ。

ディスペクターは英雄の身体だけを乗っ取った存在だと思っていた……だが違う!奴らの身体には間違いなく英雄たちの魂の鼓動があった!英雄の魂が意思なき身体に幽閉された存在、それがディスペクターの正体なのだ!!ディスペクターの身体を破壊すること、それのみが英雄たちの魂を解放する唯一の方法なのだ!!

光文明に落ちた石柱、その針が一周して「XII」を指した時、世界に災厄をもたらす奇跡禁断の存在が目覚めてしまう!そうなる前に、何としてもあの石柱を破壊しなければ!!

ドキンダンテの奇跡と禁断の力が合わされば、歴史上で起こりえた全ての滅びの可能性が同時に発生することになる。歴史上の英雄たちが救ってきた世界消滅の危機が全て改変され、最悪の結末を迎えてしまうのだ!!

全ての滅びの可能性が具現化するということは、滅びを防いできた英雄たちの歴史を無に帰すということに等しい。いびつな過去を抹消し、綺麗な未来に作り変える……そんな傲慢な思想が、ディスペクターを裏で操る者にあるに違いない。

この強大なオーラは!あまりに危険すぎる力を持つがゆえに時空の彼方に封じられていたはずの12番目の王!まさか、あやつさえもディスペクターになってしまったというのか……!!

あれはまさか、この私ですらも伝説でしか聞いたことのない封印されていたはずの五龍神!? そうか、龍魂珠はディスペクターを操り、超獣王来烈伝を狙うことで、五龍神をディスペクターとして復活させるためのエネルギーにするべく、12の英雄の魂を我々に集めさせていたのだ!

…今までの寡黙ぶりは何だったのかとなるくらい、メチャクチャよく喋ってくれる。

最終的には自分の消滅も顧みずに12の王全員でモモキングに助力し、13番目の王「未来王」として覚醒させる事に成功。
ディスペクターの最終目的だった《Volzeos-Balamord》を討ち、見事世界を救ってみせた。

王来MAX

ヴォルゼオスを倒したのも束の間、今度はジャオウガ率いるデモニオ達が鬼レクスターズとなって超獣世界へと逆襲しにやって来た。
何とか事態に当たろうとするモモキングだったが先のディスペクターとの闘いで既に力を出し尽くしており、ジャオウガの側近である《邪王来混沌三眼鬼》の攻撃がモモキングに迫る…!

だが、その攻撃を受けたのはボルシャック・ドラゴンであった。
王の力で一時的に実体化し、三眼鬼の攻撃からモモキングを庇ったのだ。


「モモキングよ……お主と過ごした時間、まことに楽しかったぞ!」


最期にそう別れを告げると、身体が崩壊して徐々に大気へと溶け込んでいき…散り散りに消えてしまった。

共に戦ってきたボルシャック・ドラゴンの消滅に打ちのめされるモモキングだったが、その犠牲は決して無駄ではなかった。
長らく修行の旅に出ていたジョーカーズのガンマンが間一髪で駆け付け、三眼鬼からモモキングの窮地を救ったのである。

また、ディスペクターとしての姿を見せなかったボルシャック・ドラゴンだが、別の歴史では「創世王」なるクリーチャーと混成してはじまりのディスペクターになっていた事が示唆されている。


WIXOSSコラボ

デュエマを販売しているタカラトミーから同じく発売されているWIXOSSとのコラボにより、ボルシャック・ドラゴンは《幻竜 ボルシャック》として収録された。
…そう、やはりというべきか、美 少 女になって。

幻竜 ボルシャック R 赤 レベル3
シグニ 精生:龍獣 限定条件:無し 6000
:あなたのアタックフェイズの間、このシグニのパワーはあなたのトラッシュにある<龍獣>のシグニ1枚につき+1000される。
:このシグニのパワーが12000以上であるかぎり、このシグニは【ダブルクラッシュ】を得る。
:このシグニがアタックしたとき、あなたのトラッシュに<龍獣>のシグニが10枚以上ある場合、対戦相手のパワー10000以下のシグニ1体をバニッシュする。
ライフバースト:カードを1枚引く。

肝心のデザインはというと、鎧と両肩のブラスター、特徴的な両腕を取り入れた赤い髪のイケメンドラゴン娘になっている。
鎧の隙間から覗く太ももとちょっぴり破けたタイツがまぶしい。
バニッシュ効果以外はオリジナル準拠なのだが、龍獣激戦区のレベル4帯ではなく層の薄さが課題だったレベル3として登場したためにユヅキのキーカードとして抜擢。
デュエマではすっかり時代遅れとなってしまったが、WIXOSSでは対シグニ、対ライフクロス要員として活躍している。

ちなみにフレーバーテキストは3種類用意されており、
  • その怒りに触れたために、ひとつの都市が消滅した。*2
  • コッコ。さあ。おいで。 ~ボルシャック~*3
  • 愛情を力に。それが真骨頂。*4
となっている。


余談

  • メディアミックスでは勝舞の手で度々使われるものの、上述の性能から《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《無双竜機ボルバルザーク》などにメインの座を明け渡すことも多く、作中における扱いで不遇を囲っていた。
    アーマード・ドラゴンであっても別のクリーチャーを使う場面もあり、時にボルメテウスが友達として使ってくれと勝舞に依頼したことも。
    そんな習慣もあって勝太編での再登場時にはリメイクカードを使っていたが、ジョー編の再登場時にしっかり使用しており、今ではボルシャックの方が「勝舞の切札」として名前が挙がりやすくなっている。




追記・修正する者たちを、彼はいつだって全力で応援する!!

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最終更新:2024年02月14日 23:57

*1 スーパーレアを先にカウントするなら《メテオ・ドラゴン》が最初のドラゴンで、DM-01のパッケージイラストにもなっている。カード番号順で言うと《天空の守護者グラン・ギューレ》が最初のベリーレア。火文明限定でも《ガトリング・ワイバーン》の方が先。

*2 レア時。言わずもがな、本家初代ボルシャックのフレーバーテキストである

*3 シークレットレア時のフレーバーテキスト

*4 コロコロアニキ7月号再録時のフレーバーテキスト