大杉忠太

登録日:2012/04/21(土) 20:40:15
更新日:2023/03/14 Tue 23:06:53
所要時間:約 4 分で読めます




絶対に死ぬな、それは校則違反だ

そんな校則ないですよ

今俺が作ったんだ、分かったな、校則守れよ




仮面ライダーフォーゼの登場人物で、天ノ川学園高校の教師。

演:田中卓志(アンガールズ)


長身の痩型で容姿も性格もとても残念。
担当は地学であり、生徒指導主任でもある。
服装は常にサスペンダーで、感情が高ぶってくるとパチーンとはじいて音を鳴らす。
生徒を天高独特のヒエラルキーで判断して、態度がコロコロと変わる日和見主義者。
臆病者でありゾディアーツに襲われると生徒をおいて真っ先に逃げ出す。
それらの行動や容姿から、保護者や生徒からすこぶる評判が悪い。
保護者の一人から「 気持ち悪い! 」とはっきり言われた事がある。ようは中の人そのまんま。

同僚である園田紗理奈に片想いをしており、いつも食事等に誘おうとするもスルーされている。
また手作りの切り貼りした非常にクオリティの低いツーショットのコラ写真を所持している。
ちなみに当の園田先生は「同じ空気を吸うのも嫌」と思っていたことがネットムービーで明かされた。

弦太朗とは初対面時から、彼の短ラン姿を校則違反とケチをつけ、さらに園田先生を困らせるバッドボーイとして目の敵にし、学園でなにか事件が起きるたび、弦太朗を疑ってかかっていた。
…ただし、制服問題に関しては、実は天高には制服関連の規定はあれど罰則がなかった(大半の生徒が着用しているのは制服ではなく模範服)ことを、
あろうことか交換留学生で天高生徒ではない流星に指摘されるまで知らず、弦太朗に笑われていた。

それでも弦太朗に何かにつけて絡むのは、弦太朗が唯一話し相手になってくれるかららしく、園田先生が休職中はその寂しさを弦太朗に愚痴っていた。
そして園田先生が辞めたと聞かされた時も、弦太朗にユウキと賢吾まで疑った。

…まあ、ある意味間違っちゃいないんだが…



その後は進級した弦太朗達の担任となり、自身の目の届く席に移動させ、さらに監視の名目でつきまとっていた。

そして、新入生の草尾ハルがムスカ・ゾディアーツとなって騒動を起こしている最中にラビットハッチを見つけ、とうとう仮面ライダー部が見つかってしまう。
事情を聞いても納得する事は出来ず、顧問のいない仮面ライダー部を一時は潰そうとし、アストロスイッチのNO38.ネットを持ち出すも、ランから「生徒にゾディアーツスイッチを渡しているのは天高教師」との情報を入手し、さらに自身がムスカ・ゾディアーツに襲われたところを弦太朗=フォーゼに助けられ木陰から戦いを見ている内に心境が変化したらしく、フォーゼにスイッチを投げ渡し、窮地を救った。
その後は

「部活なら顧問が必要」

「お前たちが学園を守るなら、俺がお前たちを守ってやる!」


と自らライダー部の顧問に就任した。
この時の彼はマジで漢である。


前述のように悪い印象こそあったが決して悪人ではなく、ゾディアーツの事を知った後「生徒を守っているお前達を俺が守る。生徒を守るのが教師の役目だ」と言うあたりは、紛れも無い教師の鑑。
また、41話では苦渋の決断で仮面ライダー部の一時解散を宣言するも、「絶対に死ぬな」という校則を創設。無力感に悔やむJKを慰めるなど、漢気も見せた。
が、JKには先生に慰められたのが一番悔しいと言われたが

また、昴星高校に弦太朗達を向かわせるべく、立場が上の校長に直談判するなど、意外な活躍を見せる事も。

そして後半「生徒に手を出すな!」とレオ・ゾディアーツに果敢に挑む場面もあり、後半からかなり株を上げた。ちなみにこの時、ライダー部は軽傷で済んだが、彼だけは重傷を負った。

弦太朗が一度死亡した際は非常に悲しむ等、仮面ライダー部になってからは弦太朗との関係は改善されている。
その証拠に、初期には呼び捨てにされるような場面もあったが、中盤以降は「大杉先生」と呼ばれ敬われるようになった。

…もっとも、ライダー部の顧問就任時には、弦太朗とユウキ以外にはあまり歓迎されていなかったり、
メテオの正体バレ後も「口が軽そうだから」としばらく隠されたままだったりした。

サジタリウス・ゾディアーツとの戦いの後、本編最終回後も仮面ライダー部の顧問を続けている。


・備考

役名は大杉だが、視聴者からはそのまま田中と呼ばれる事が多い。

名前の由来は仮面ライダースーパー1の沖一也と高杉俊介から(沖→Oki+高→杉=O杉→大杉)と思われる。 
仮面ライダー新1号や怪人のスーツアクターである大杉雄太郎の可能性もあるが、他のライダー部員のアナグラムにスーパー1は使われていないのでほぼ確定だろう。
また、夏の映画では相方・アンガールズ山根が小松種夫という同じくスーパー1の登場人物に酷似した役名で登場した。


田中自身も仮面ライダーが好きでアメトーークで仮面ライダー芸人をやりたいと語っていた。
二期には他にも刃さんやDJサガラ等がいるのでそのうち本当にやりそう。
…と思っていたら、見事企画が実現。
ゲストの芸人たちはそれぞれお気に入りのライダーのベルトを身につけて登場していたのだが、田中は当然のごとくフォーゼドライバーを巻いての参戦だった。

昨年の会長と同様に、ガンバライドのCMにも登場した。
まだライダー部顧問就任前にオンエアされたCMだったが、この時点で先の展開が決まっていたのだろう。
「先輩キタッー!」





追記・修正は学生時代女の子と一度しか話したことが無い人にお願いします。

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最終更新:2023年03月14日 23:06