ロンド・ミナ・サハク

登録日 :2009/06/15(月) 17:24:15
更新日 : 2016/09/14 Wed 06:44:51
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ロンド・ミナ・サハクとは、機動戦士ガンダムSEEDの外伝にあたるASTRAYシリーズの主要登場人物の一人である。

CV:勝生真沙子


概要


第一世代コーディネーターであり、その戦闘能力は第二世代コーディネーターを歯牙にもかけぬバケモノ。
戦闘用コーディネーターとして作られたCE世界最強の傭兵である叢雲劾と生身で対峙した際も、大の男であり生身でもCE世界屈指の高い戦闘力を持つ劾にネックハンキングをかける程の戦闘力を見せた(もっともこの時の劾は任務の都合上、ミナを傷つけるつもりがなかった上での戦闘だが)。

容姿は、190cmに近い長身。
メリハリのあるナイスバディで凄まじい美貌の持ち主(おそらく種界最高の美女。漆黒の長髪に、純白の美肌持ち)

彼女の姓であるサハクはオーブ首長国を治める五代氏族の一つ「サハク家」の跡取りである事を示しているが、彼女自身は本来のサハク家とは何の血縁も無い。
これは、オーブの軍事を司るサハク家特有の慣わしであり、サハクの家名を継ぐに値する優秀な遺伝子を持つコーディネーターとして彼女“達”が作られたからである。
ちなみに他の氏族も必要なら養子縁組をして、ソイツに家督を継がせる(事情は異なるがカガリも養子である)。

その為、彼女にとって真に家族と呼べる存在は同じ遺伝子から作られた双子の弟であるロンド・ギナ・サハクのみであり、互いを「 もう一人の私 」と称している。
なお、双子である理由はミナ曰く「片方が亡くなった場合にもう片方が代替になる為」であるらしい。その為、ASTRAY本編では当初ギナの裏で暗躍しているだけであり、本格的に活動をし始めたのはギナが亡くなってからである。


人物


貴人としての誇り高さとオーブの軍事を司っているという自負、連合とプラントの戦争も現実的な視点から見つめる事が出来るなど、CE世界でも屈指の軍略家である。

その為、彼等にとって中立を謡い現実的な判断を持たずに日和見にしか見えない態度のウズミ・ナラ・アスハ代表を嫌っており、サハク家が出資している軍事企業モルゲンレーテを介して独自ルートから連合のMS開発を引き受けた。
また、その一方でGAT-Xシリーズの開発データを基にオーブ独自のMSであるアストレイシリーズ開発にも着手し、オーブ自身の国力増強も行っていた(流石にPS装甲技術を早々に流用は出来なかったが)。

ぶっちゃけ、SEED本編におけるウズミの判断と思われていたオーブ本来の中立の理念を破る行動は全てミナとギナ姉弟が行った物であり、賞賛も批判も全てこの二人に向けるべき物である。

ちなみにこのオーブを焼かれた時、ミナは宇宙ステーションのアメノミハシラに、ギナは連合のマスドライバー奪還作戦に参加していた為、オーブ本国には不在。
実際、国が焼かれたのは二人にとっても完全に寝耳に水の話であった。
そもそも連合のマスドライバー奪還作戦に参加するという裏取引をしていながら、その連合に祖国を攻め込まれたのだから二人にとっては不意打ちもいい所である。
早い話が約束をしていたのにいい様に利用された挙句、あっさりと切り捨てられたということ。
もっとも、彼らは裏取引で連合軍の最新鋭MSを数機と従順な戦闘用コーディネーター「ソキウス」を数名ほど受け取っていたりする。

このロンド姉弟が連合との裏取引で国を守ろうとしていた裏事情やシン・アスカの様に理念の為に実際に巻き込まれた無関係な犠牲者がいる以上、ウズミの自国を焼く行為は賛否があってしかるべきだろう。
だが、ロンド姉妹の行動の結果、ヘリオポリスが崩壊しており、また、ウズミたちの死後、後悔や悲しみの素振りを見せていないこと、後述の野望から察するに2人の行動はオーブを守る為ではなく自分達の野望を叶える為の建前でしかないと思われる。

実際、オーブ陥落後は、ギナと共に自分達が世界の覇権を握る為に連合に協力しプラントを滅ぼした上で、後からゆっくりと連合を滅ぼすつもりだったが、ロウ・ギュールとに敗北したギナが死んだ事によって計画が一時頓挫する。

ギナが死んだ当初こそロウと劾に復讐する気満々だったが、拠点のアメノミハシラを訪れたロウに自分を頼って集まった民を褒められ デレた
この時「 国とは民であり、場所ではない 」という真実に彼女は辿りつき世界征服の野望を捨て去った。
この事で、逆にこれ以降はカリスマが急上昇する。

地球の突入したユニウスセブンの一部がオーブに直撃するコースだと知った際には、 イズモ級宇宙戦艦をぶつけて 軌道を逸らすといった方法で地上の民を守っている。

後に世界規模で発信した「天空の宣言」の下、弱者の為にその力を奮うミナ様は「オーブの影の軍神」と呼ばれる事になる。
現状公式でカガリとの直接的な絡みはないものの、各国が「天空の宣言」に対して何らかの反応を見せる中カガリは黙認するなど互いを理解している模様。
VSアストレイではカーボンヒューマンとして復活したギナと再会するが、弟が未だに世界征服の野望に囚われていた為、かつての己の半身と対決する道を選んだ。
残念ながら序盤に怪我を負ってしまい戦いからは退場せざるを得なかったが、どんどん醜い姿になっていく弟の姿を見ずに済んだだけマシだったのかもしれない。


性格


物語開始時は目的の為ならば手段を選ばない冷酷な野心家だったが、薬物によって感情を壊された部下のソキウス達を虐げずに対等に接するなど、最初の頃から女性らしい物腰の柔らかさは持っていた。

女傑だが男嫌いという訳ではなく、友であるジェス・リブルを救う為に天ミナを貸して欲しいと頼み込んできたカイト・マディガンを「いい男」と評し、彼をフる女達を「見る目が無い」とバッサリ切り捨てている。
また、この時にナチュラルのジェスを助ける為に援護を申し出ようとするソキウス達を止め、カイトの男としてのプライドを傷つけない様にするなど、赤の他人からすればくだらない事に見えかねない男の意地をちゃんと理解している。
ミナ様、貴女こそ「いい女」です。
なお、彼女が主人公の外伝漫画では可愛らしい一面も見せていた。

△アストレイでは、アグニスに対し自分の考えを他者に強いている、見て考えると言っている割に血の気が多いと指摘。キラという人物を理解出来ないのは、前大戦を終わらせた英雄という一面からしか見ていない為だとアグニスに説いた。

「宇宙のオーブ」たるアメノミハシラを治める者としても優れており、劾達がやってくると知ると住人達を退避させたり焼け出されたオーブ国民を匿ったりと何よりも国民の事を想っている。
また「天空の宣言」にて自分で戦うことが出来ない弱き者や助けを求める者の盾となり剣となる事を宣言しており、戦いへの姿勢そのものは劾と似たもの同士とも言える。


搭乗機


アストレイゴールドフレーム天
弟ギナの死後に回収した機体をそのまま修復し自らの機体としたが、その動作チェック中にリジェネレイトガンダムの通り魔級の突撃を喰らい、脚部を粉々に破壊され出番終了という悲惨な目に(相手は30m級の化け物なので仕方ないが)。

アストレイゴールドフレーム天ミナ
リジェネレイトガンダムの攻撃で破壊された下半身部分を重点的に強化し、より魔改造を施した機体。
あくまで前述の天と同じ機体だが、実質彼女の専用機である事から天ミナと呼ばれている。
女性らしく踵がヒール状になっている。




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