涅槃姫みどろ

登録日 :2011/11/08(火) 16:37:53
更新日 : 2017/06/06 Tue 13:56:47
所要時間 :約 3 分で読めます




「フフフ あなた……厄いわね」


週刊少年チャンピオンで連載されていた一話完結型のホラー漫画。原作:大西祥平、漫画:中里宣。
“永遠の転校生”みどろが行く先々で厄い人々と出会い、涅槃に引き込まれるその末路を見届けて去っていく……。



~人物~(ネタバレ注意!)

  • みどろ
永遠の転校生。通称みどろさん。“ 厄い ”場所や人の近くにいつからからいる謎の少女。事態の顛末を見届けると、誰の記憶からも消えて何処かへと去っていく。平たく言うと、女版喪黒福造
転校生といいつつ婦警やら尼僧やらネトゲのキャラやら、結構なんでもあり。また、趣味で集めた厄い骨董や古書を扱う、入滅堂なる店も経営している。
顔文字は「パール」。

  • 執事
右半身が老人、左半身が少女の姿をした執事。左右それぞれの半身に自我があり、頻繁に一人で議論している。
奇怪な姿に反して非常に人間くさく、情にもろい。
その正体はかつて弟子に殺された手品師と愛用の腹話術人形をみどろが繋げたもの。

  • ラーフラ
ネパールから東の悪魔(=みどろ)を倒すためにやってきた、“釈迦の娘”の異名を持つ少女。他者の傷や苦しみ、業を抜き取り、移し替えることができる。善意を持っての行動がさらなる業を呼び込んだりと少々不遇。
まあ、最も不遇な点はコメディ要員にされたことだが。

  • メルト
執事よりも前にみどろに仕えていた少年。みどろの怒りに触れて人形にされ、数十年封印されていた。
『将来選べる選択肢』と『その結果』を見ることができるが、故意に最悪の選択肢を勧めるという質の悪い趣味がある。
最終的にただの人形としてゴミ捨て場に……。




~用語~

  • 厄い
本作の代名詞。危ない、きな臭い、呪われているその他諸々ネガティブな状況を指す。みどろにこの言葉を囁かれた者には何かしらの不幸が訪れる……。

  • イケてる
意味はそのまま、ラーメンの味などがイケてること。無表情の黒髪ロング女子高生がサムズアップと共に口にするシュールさがポイント。

  • 敬意
リスペクト、と読む。本文ではなく雑誌掲載時の煽り文で度々登場。他にも『涅槃流裁き』などと何とも言えない煽り文が多く、いくつかは単行本の余白ページに作者コメント付きで掲載されている。
……さすがチャンピオン。




~余談~
タグにもあるように、『クレヨンしんちゃん』が本作をリスペクトしたことがある。


冗談だろ?と思うがマジである。


とある回の次回予告で、いきなり用語にもある 「厄いわね」「イケてるわね」「○○流の敬意(リスペクト)」 といった言葉を使っていたのだ。


【以下その次回予告の全文】

「ウサギさん、そろそろアタシたちの関係を見直す時が来たようね。しばらく離れて暮らしましょ」
「あら、ネネちゃんにそんな事ができるのかしら」
「とりあえずしんちゃんちに行ってもらうわ」
「フフフ、 厄い わね」
「お互い違う生活をして、今後アタシ達はどうあるべきかを考えるの。 それがネネ流の、貴方に対する敬意(リスペクト)よ!
「フフフ、 イケてるわ


…おわかりいただけたであろうか?

当然ながら2ちゃんねるの本作のスレッドでは軽い祭りになり、またチャンピオン本誌の本作の扉絵の煽り文で 「あのしんちゃんも読んでいる!」 などと書かれることとなった。



絶えず追記・修正を繰り返すWiki篭もり。その執念に敬意を!

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